USB経由で原稿をスキャンする

USBケーブルで接続したコンピュータから原稿をスキャンする方法について説明しています。



スキャン機能について

本製品ではUSBケーブルで接続したコンピュータから原稿をスキャンすることができます。



動作環境

  • ハードウェア環境
  • IBM機、またはIBM互換機
  • USBポートが装備され、USBクラスドライバがインストールされているコンピュータ
  • Windows 2000 Professional
  • CPU:Intel® Pentium® 133MHzプロセッサ以上(USB 1.1)
    Intel® Pentium® II以上(USB 2.0)
  • メモリ:RAMメモリ128MB以上
  • Windows XP
  • CPU:Intel® Pentium®/Celeron® 300MHz以上(USB 1.1)
    Intel® Pentium® II以上(USB 2.0)
  • メモリ:RAMメモリ128MB以上
  • Windows Vista
  • CPU:Intel® Pentium® 800MHz以上
  • メモリ:512MB以上
  • Windows 7
  • CPU:1 GHz(x86 processor, x64 processor)以上
  • メモリ:1 GB(x86 processor), 2 GB(x64 processor)以上
  • USB 2.0 Hi Speedをご利用いただくためには、CPUがIntel® Pentium® ll以上、RAMが128MB以上で、Windows Vista、Windows 7、Windows XP SP1以降または、Windows 2000 SP4がインストールされてある必要があります。お使いのコンピュータが上記の条件を満たしていて、USB 2.0用ドライバがインストールされている場合は、USB 2.0をご利用になれます。


スキャナドライバをインストールする

コンピュータから原稿をスキャンするには、お使いのコンピュータにスキャナドライバをインストールする必要があります。USB接続でインストールする場合は、「USB接続」を参照してください。ネットワーク接続でインストールする場合は、「ネットワーク接続(MF4380dn/MF4370dnのみ)」を参照してください。



基本的なスキャン方法 - USB経由で原稿をスキャンする

USB経由で原稿をスキャンします。スキャン操作したデータは、お使いのコンピュータに保存されます。ここでは基本的な操作の流れを概説します。

原稿は次の4つの方法でスキャンできます。

  • 操作パネルのキーを使って読み込む

操作パネル上のキー操作でスキャンします。既存の設定のまま簡単にスキャンすることができます。

  • MF Toolboxを使って読み込む

付属のソフトを使ってスキャンします。用途に応じて細かな設定をしてからスキャンすることができます。

  • アプリケーションから画像を読み込む

お使いのアプリケーションからスキャンします。スキャンしたデータをアプリケーションにそのまま取り込むことができます。

  • WIAドライバで読み込む

Windows OS標準のドライバーシステムを使ってスキャンします。Windows XP/Vista/7に対応しています。


おことわり
  • ADFを使っての読み込みは、鮮明な画像が得られないことがありますので、よりよい品質でスキャンするためには、原稿を原稿台ガラスに置いて読み込むことをおすすめします。
  • スキャン操作の前に、スキャナドライバがお使いのコンピュータにインストールされていることを確認してください。インストール方法については、「コンピュータとソフトウェア設定」を参照してください。

操作パネルのキーを使って読み込む

MF Toolboxを使って読み込む

アプリケーションから画像を読み込む

WIAドライバで読み込む(Windows XP/Vista/7のみ)

[スキャナとカメラ]画面から読み込む(Windows XPのみ)


[Windows FAXとスキャン]画面から読み込む(Windows Vista/7のみ)


Windowsフォトギャラリーから読み込む(Windows Vistaのみ)


[新しいスキャン]画面


アプリケーションから読み込む(Windows XP/Vista/7のみ)


詳細プロパティ



操作パネルのキーを使って読み込む

概要を見るには

本製品の操作パネル上のキー操作で原稿の読み込み動作を開始することができます。

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. [スタート]を押します。
  • 使用するプログラムをたずねてきたら、「MF Toolbox Ver4.9」を選択してください。設定に従って原稿が読み込まれます。
  • 読み込みが終了したら、[マイ ドキュメント]内の[マイ ピクチャ]フォルダに読み込んだ日付のフォルダが作成され、読み込まれた原稿が保存されます。(Windows Vista/7では、[ピクチャ]フォルダに保存されます。)


MF Toolboxを使って読み込む

概要を見るには

MF Toolboxのボタンを使って原稿を読み込むことができます。


おことわり
  • お使いのOSや機種によって画面が異なることがあります。
  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. Windowsのデスクトップで、[Canon MF Toolbox 4.9]アイコンをダブルクリックして、MF Toolboxを開きます。

タスクバーの[スタート]から[(すべての)プログラム]→[Canon]→[MF Toolbox 4.9]→[Toolbox 4.9]をクリックして開くこともできます。

  1. 目的に合ったMF Toolboxのボタンをクリックします。
  • [メール]:原稿が読み込まれ、電子メールソフトで作成したメールに添付されます。
  • [OCR]:原稿が読み込まれ、OCRソフト(文字読み取りソフト)に読み込まれます。
  • [保存]:原稿が読み込まれ、保存されます。
  • [PDF]:原稿が読み込まれ、PDF形式のファイルとして保存されます。
  • [スキャン-1]、[スキャン-2]、[スキャン-3]、[スキャン-4]:原稿が読み込まれ、登録したアプリケーションで表示されます。ボタン名は、直接入力して変えることができます。全角4文字(半角8文字)まで入力できます。

それぞれのボタンに応じた設定画面が表示されます。

例)[メール]画面

  1. 必要に応じて設定をします。
  • 次回以降も同じ設定で読み込む場合は、[適用]をクリックしてから[スタート]をクリックします。
  • [スキャン-1]、[スキャン-2]、[スキャン-3]、[スキャン-4]では、それぞれ異なった設定を行うことができます。[適用]をクリックして設定を保存しておくと、次回以降に読み込みを行う際、その設定がそれぞれに有効になります。
  1. [スタート]をクリックします。

手順4で[スキャナードライバーを表示する]にチェックマークを付けた場合は、[ScanGear MF]画面が表示されます。

  1. 必要に応じて設定をします。

詳細については、「ScanGear MFで細かく設定して読み込む」を参照してください。

  1. [スキャン]をクリックします。
  • 読み込んだ原稿は、[マイ ドキュメント]フォルダの中の[マイ ピクチャ]フォルダに保存されます。[今日の日付のフォルダーに保存する]をチェックして読み込んだ場合は、[マイ ピクチャ]フォルダに読み込んだ日付のフォルダが作成され、その中に原稿が保存されます。(Windows VistaまたはWindows 7では、[ピクチャ]フォルダに保存されます。)
  • [メール]、[OCR]、[PDF]、[スキャン-1]、[スキャン-2]、[スキャン-3]または[スキャン-4]で保存先のアプリケーションを設定している場合は、読み込みが終わると、読み込んだ原稿がアプリケーションに表示されたり、メールに添付されたりします。(→アプリケーションの設定(メールソフトの設定)
  • 付属のユーザソフトウェアCD-ROMに収容されているアプリケーションをインストールすると、MF Toolboxのボタンに登録されます。
  • [OCR]:読取革命Lite
  • [PDF]:ファイル管理革命Lite
  • 読取革命Liteおよびファイル管理革命LiteはWindows XP 64版には対応していません。


アプリケーションから画像を読み込む

概要を見るには

TWAINまたはWIA(Windows XP/Vista/7のみ)対応のアプリケーションから画像を読み込み、アプリケーションで使用できます。この操作はアプリケーションによって異なります。ここでは、その一例を示します。

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. 使用するアプリケーションを起動します。
  1. 読み込みコマンドを選択します。
  1. スキャナドライバを選択します。

Windows XP/Vista/7では、ScanGear MFまたはWIAドライバを使用できます。

  1. 必要に応じてスキャンの設定をし、[スキャン]をクリックします。

詳細については、「ScanGear MFで細かく設定して読み込む」または「WIAドライバで読み込む(Windows XP/Vista/7のみ)」を参照してください。



WIAドライバで読み込む(Windows XP/Vista/7のみ)

概要を見るには

WIAドライバを使った原稿のスキャン方法について説明します。



[スキャナとカメラ]画面から読み込む(Windows XPのみ)

概要を見るには

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. [スキャナとカメラ]フォルダを開きます。

タスクバーの[スタート]から、[コントロール パネル]→[スキャナとカメラ]をクリックします。

  1. WIAドライバアイコンをダブルクリックします。
  1. [次へ]をクリックします。
  1. [画像の種類]を選択します。

[カラー画像]、[グレースケール画像]、[白黒画像またはテキスト]、[カスタム]から選択します。
[カスタム]を選択する場合は、[カスタム設定]をクリックし、[プロパティ]画面で詳細を設定します。

  1. 給紙方法を選択します。

[フラットベット](原稿台ガラス)または[ドキュメント フィーダ](ADF)から選択します。

  1. 読み込む範囲を指定します。
  • 給紙方法で[フラットベット]を選択した場合は、[プレビュー]をクリックし、をドラッグして読み込み範囲を指定します。
  • [ドキュメント フィーダ]を選択した場合は、プルダウンリストから原稿サイズを選択します。
  1. [次へ]をクリックします。
  1. 画像の名前、ファイル形式、保存先を指定します。

  • 複数の画像を同じ場所に保存する場合は、ファイル名のあとに自動的に連番が付けられます。
  • [BMP(ビットマップイメージ)]、[JPG(JPEGイメージ)]、[TIF(TIFイメージ)]、または[PNG(PNGイメージ)]からファイル形式を選択します。
  1. [次へ]をクリックして読み込みを開始します。

  1. [次へ]をクリックします。

ウェブサイトにこれらの画像を載せるときや、オンライン出力するときは、対応する項目を選択してください。

  1. [完了]をクリックします。


[Windows FAXとスキャン]画面から読み込む(Windows Vista/7のみ)

概要を見るには

お使いのWindows Vistaのエディションによっては、使用できないことがあります。

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. [Windows FAXとスキャン]画面を開きます。

Windows Vistaの場合は、タスクバーの[スタート]から、[コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]→[スキャナとカメラ]の[ドキュメントまたは画像のスキャン]をクリックします。

Windows 7の場合は、タスクバーの[スタート]から、[すべてのプログラム]→[Windows FAXとスキャン]をクリックします。

  1. ツールバーの[新しいスキャン]をクリックして[新しいスキャン]画面を開きます。

[ファイル]メニューから、[新規作成]→[スキャン]を選択しても開くことができます。

  1. [スキャナ]にお使いのスキャナが表示されていることを確認します。

他のスキャナを使用したいときは、[変更...]をクリックしてスキャナを選択します。

  1. 読み込みを設定します。

詳しくは、「[新しいスキャン]画面」を参照してください。

  1. [スキャン]をクリックします。
  • 読み込みが行われます。読み込みが終わると、[Windows FAXとスキャン]フォルダの画像表示領域に読み込んだ画像が表示されます。
  • 読み込んだ画像は自動的に連番が付けられ、[ドキュメント]フォルダの[Scanned Documents]フォルダに保存されます。
  • ファイル名はあとから変更することができます。


Windowsフォトギャラリーから読み込む(Windows Vistaのみ)

概要を見るには

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. [Windowsフォトギャラリー]を起動します。

タスクバーの[スタート]から、[すべてのプログラム]→[Windowsフォトギャラリー]をクリックします。

  1. [画像とビデオの読み込み]画面を開きます。

[ファイル]メニューから[カメラまたはスキャナからの読み込み]を選択します。

  1. スキャナドライバアイコンをダブルクリックします。

または、スキャナドライバアイコンを選択し、[読み込み]をクリックすると、[新しいスキャン]画面が開きます。

  1. [スキャナ]にお使いのスキャナが表示されていることを確認します。

他のスキャナを使用したいときは、[変更...]をクリックしてスキャナを選択します。

  1. 読み込みを設定します。

詳しくは、「[新しいスキャン]画面」を参照してください。

  1. [スキャン]をクリックします。

  • [これらの画像をマーク(オプション)]で、タグをつけて画像を分類することができます。
  • タグを設定せずに画像を保存する場合は、[ピクチャ]フォルダに読み込んだ日付のフォルダが作成され、その中に原稿が保存されます。
  1. [読み込み]をクリックします。
  • 読み込んだ画像は自動的に連番が付けられます。
  • ファイル名はあとから変更することができます。


[新しいスキャン]画面

概要を見るには

読み込む原稿に合わせた詳細な設定をすることができます。


[スキャナ] スキャンに使用するスキャナが表示されます。[変更...]をクリックして使用するスキャナを選択します。
[プロファイル] [写真(既定)]、[ドキュメント]、[プロファイルの追加...]から選択することができます。
  • [プロファイルの追加...]を選択すると、[新しいプロファイルの追加]画面からプロファイルを追加登録することができます。
  • 追加したプロファイルは、[スキャナとカメラ]フォルダの[スキャン プロファイル]から削除、編集することができます。詳しくはWindowsのマニュアルを参照してください。
[スキャナの種類] [フラットベット](原稿台ガラス)、[フィーダ(片面スキャン)]を選択します。
  • [フラットベット]を選択した場合は、[プレビュー]を表示して、読み込み範囲を指定することができます。[フィーダ(片面スキャン)]を選択した場合は、[用紙サイズ]から原稿サイズを選択します。
[色の形式] [カラー]、[グレースケール]、[白黒]から選択します。
[ファイルの種類] [BMP(ビットマップイメージ)]、[JPG(JPEGイメージ)]、[TIF(TIFFイメージ)]、または[PNG(PNGイメージ)]からファイル形式を選択します。
[解像度] 読み込みの解像度をdpiで指定します(50 ~ 600)。
[明るさ] 明るさを指定します(-100 ~ 100)。
[コントラスト] カラーまたはグレースケールで読み込む場合のコントラストを指定します(-100 ~ 100)。


アプリケーションから読み込む(Windows XP/Vista/7のみ)

概要を見るには

WIAドライバ画面が表示されたら、以下の手順に従ってください。WIAドライバの表示方法については、「アプリケーションから画像を読み込む」を参照してください。


おことわり
  • お使いのOSや機種によって画面が異なることがあります。

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. 給紙方法を選択します。

[フラットベット](原稿台ガラス)または[ドキュメント フィーダ](ADF)から選択します。

  1. 画像の種類を選択します。

[カラー画像]、[グレースケール画像]、[白黒画像またはテキスト]、[カスタム設定]から選択します。

  1. 必要に応じて、[スキャンした画像の品質の調整]をクリックします。

[詳細プロパティ]画面が表示されます。

  1. 画質を調整し、[OK]をクリックします。

詳細については、「詳細プロパティ」を参照してください。

  1. 読み込む範囲を指定します。
  • 給紙方法で[フラットベット]を選択した場合は、[プレビュー]をクリックし、をドラッグして読み込み範囲を指定します。
  • [ドキュメント フィーダ]を選択した場合は、[ページサイズ]から原稿サイズを選択します。
  1. [スキャン]をクリックします。


詳細プロパティ

概要を見るには


[外観] サンプル画像が表示されます。
[明るさ] 明るさを指定します(-127 ~ 127)。
[コントラスト] カラーまたはグレースケールで読み込む場合のコントラストを指定します(-127 ~ 127)。
[解像度(dpi)] 読み込みの解像度をdpiで指定します(50 ~ 600)。
[画像の種類] 読み込む色の種類([カラー画像]、[グレースケール画像]、または[白黒画像またはテキスト])を指定します。
[リセット] 現在の設定をすべて初期値に戻します。
  • [詳細プロパティ]タブの設定項目と初期値は、選択した画像の種類によって異なります。


[スタート]を押したときの読み込みかたを設定する

初期設定では、操作パネルの[スタート]を押すと、MF Toolboxの[保存]をクリックしたときと同じ動作をするように設定されています。以下の手順でMF Toolboxまたは、他のアプリケーションそれぞれで[スタート]を押したときの読み込み設定を変更することができます。


MF Toolboxに登録しているアプリケーションに設定する

MF Toolboxに登録している以外のアプリケーションに設定する


MF Toolboxに登録しているアプリケーションに設定する

概要を見るには


おことわり
  • お使いのOSや機種によって画面が異なることがあります。
  1. Windowsのデスクトップで、[Canon MF Toolbox 4.9]アイコンをダブルクリックして、MF Toolboxを開きます。

タスクバーの[スタート]から、[(すべての)プログラム]→[Canon]→[MF Toolbox 4.9]→[Toolbox 4.9]をクリックして開くこともできます。

  1. マークを選択するボタンの上にドラッグします。

  • 選択したボタンの上にマークが表示されます。

  • また下記の方法でも、同様に設定可能です。
    MF Toolboxで[設定]をクリックし、[設定]画面を開きます。プルダウンリストから、[スタート]に割り当てる動作を選択し、[OK]をクリックします。



MF Toolboxに登録している以外のアプリケーションに設定する

概要を見るには


おことわり
  • お使いのOSや機種によって画面が異なることがあります。
  1. [スキャナとカメラ]フォルダ(Windows 2000では[スキャナとカメラのプロパティ]画面)を開きます。

タスクバーの[スタート]から、[コントロールパネル]→[スキャナとカメラ]をダブルクリックします。(Windows 7の場合は、[スタート]→[プログラムとファイルの検索]に「スキャナー」と入力し、Enterキーを押します。表示された[スキャナーとカメラの表示]をクリックして、[スキャナーとカメラ]のアイコンをダブルクリックします。Windows Vistaの場合は、[スタート]→[コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]→[スキャナとカメラ]のアイコンをダブルクリックします。Windows 2000では[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[スキャナとカメラ]をダブルクリックします。)

  1. スキャナドライバのアイコンをクリックします。
  1. [ファイル]メニューから[プロパティ]を選択します。(Windows 2000/Vista/7では[プロパティ]をクリックします。)

  1. [スタート]に割り当てる動作を指定します。
  • Windows XP/Vista/7の場合

[イベント]タブを選択し、[イベントを選択してください]のプルダウンリストからお使いの製品に該当する項目を選択し、[動作]の[指定したプログラムを起動する]で起動するプログラムを選択して、[OK]をクリックします。

  • Windows 2000の場合

[イベント]タブを選択し、[スキャナ イベント]でお使いの製品に該当する項目を選択し、[次のアプリケーションで送る]で起動するプログラムを選択して、[OK]をクリックします。

  • スキャナのプロパティ画面で指定した設定がすぐに適用されない場合は、USBケーブルを抜いて差し込みなおすか、コンピュータを再起動してください。


MF Toolboxを設定する

例)[メール]画面


おことわり
  • お使いのOSや機種によって画面が異なることがあります。

スキャナを設定する

スキャン画像の保存

アプリケーションの設定(メールソフトの設定)

スキャン画像の確認とExif情報の入力(スキャン画像を確認する)

Exif設定



スキャナを設定する

概要を見るには

スキャンモード、読み取り解像度、原稿サイズ、読み込んだ画像のファイルサイズを設定することができます。


[原稿の入力部] [原稿台ガラス]、[自動給紙装置(ADF)]、または[オートモード]から選択します。
  • [オートモード]が選択されている場合は、ADF内の原稿が自動的に読み込まれます。ADFに原稿がセットされていない場合は、原稿台ガラスの原稿が読み込まれます。
[入力方法] 原稿の読み取る面を、[片面]または[両面]から選択します。
[原稿サイズ] 読み込む原稿のサイズを選択します。[ユーザー設定(215.9 × 29.70センチ)]を選択すると[原稿サイズの設定]画面が開き、サイズを自由に設定できます。
[原稿向き設定] [原稿向き設定]画面を開きます。この画面で、原稿の向きを指定できます。
[原稿の入力部]で[原稿台ガラス]が選択されている場合は、このボタンは設定できません。
(原稿の向き) 原稿を読み取る方向を示します。表示されるアイコンは、[原稿の入力部]、[原稿サイズ]、および[原稿向き設定]の設定によって異なります。
[スキャンモード] スキャンモードを選択します。選択できるスキャンモードは、クリックしたMF Toolboxのボタンによって異なります。
[白黒]:
白黒の画像(白黒2値の画像)として原稿を読み込みます。
[白黒(OCR)]:
OCRソフトに適した白黒画像として原稿を読み込みます。
[グレースケール]:
グレースケールの画像(モノクロ写真のような画像)として原稿を読み込みます。写真の読み込みに適しています。
[カラー]:
カラー画像として原稿を読み込みます。
[カラー(雑誌、カタログ)]:
モアレ低減機能を使って、カラーで原稿を読み込みます。印刷物を読み込むときに発生する濃淡のムラや縞模様(モアレ)を軽減することができます。この機能を使うと、読み込み時間が長くなります。
[添付ファイルサイズの上限] 送信する画像のファイルサイズの上限(圧縮後)の目安を選択します。通常のメールメッセージを送るときには、この項目を[150 KB]に設定することをおすすめします。
この項目は、[メール]でスキャンし、[ファイルの種類]で[JPEG/Exif]を選択した場合のみ表示されます。
[出力解像度] 読み取り解像度を選択します。[メール]で読み込んだ場合、選択できる解像度は[添付ファイルサイズの上限]の設定によって異なります。
[スキャナードライバーを表示する] チェックマークを付けると、[スキャンの設定]のすべての項目が無効になります。[スタート]をクリックすると、[ScanGear MF]画面が表示され、読み込みの詳細な設定ができます。
[OCR]で読み込む場合は、この項目は設定できません。


スキャン画像の保存

概要を見るには

読み込んだ画像のファイル名やファイルの種類、保存先を指定することができます。ファイルの種類に[PDF]を選択した場合は、ファイルの詳細設定を指定することもできます。


[ファイル名] 読み込んだ画像のファイル名を入力します。同じ名前のファイルが存在する場合は、ファイル名の後ろに「0001」から順に4桁の番号が付けられます。
[ファイルの種類] 読み込んだ画像の保存形式を指定します。
[BMP]:
ビットマップ形式
[JPEG/Exif]:
JPEG/Exif形式
[スキャンモード]で[グレースケール]、[カラー]、または[カラー(雑誌、カタログ)]が選択されているときに有効になります。
[TIFF]:
TIFF形式
[PDF]:
[PDF(1ページ)]:
1つのPDFファイルを作成します。
PDF形式
[PDF(複数ページ)]:
複数の原稿を読み込んで、1つのPDF ファイルを作成します。(→複数の原稿を1つのPDFファイルにする
[PDF(ページ追加)]:
MF Toolboxで作成されたPDFファイルの最後に、読み込まれた画像を追加します。
  • 各ボタンで保存できるファイルの種類は以下のとおりです。

  • [ファイルの種類]で[PDF]、[PDF(1ページ)]、[PDF(複数ページ)]、または[PDF(ページ追加)]が選択されている場合、「画像サイズが大きすぎます」というエラーメッセージが表示されることがあります。この場合は、[出力サイズ]や[出力解像度]を低くして、読み込んだ画像のデータサイズを小さくしてください。(→出力設定
[PDF設定] [PDF設定]画面が表示され、PDFファイルの詳細を設定できます。(→複数の原稿を1 つのPDFファイルにする)[ファイルの種類]で[PDF]、[PDF(1ページ)]、[PDF(複数ページ)]、または[PDF(ページ追加)]が選択されている場合のみ、表示されます。
[ファイルの保存先] [ファイルの種類]で[PDF(ページ追加)]以外が選択されている場合に、読み込んだ画像を保存する場所を表示します。保存先を変更するには、[参照]をクリックしてフォルダを選択し、[OK]をクリックします。
[ファイルの追加先] [ファイルの種類]で[PDF(ページ追加)]が選択されている場合に、[ファイルの保存先]の代わりにこの項目が表示されます。読み込んだ画像に追加するPDFファイルを選択することができます。
[今日の日付のフォルダーに保存する] チェックマークを付けると、指定した保存先にその日の日付のフォルダが作成され、読み込んだ画像はこのフォルダに保存されます。


アプリケーションの設定(メールソフトの設定)

概要を見るには

[OCR]、[PDF]、[スキャン-1]、[スキャン-2]、[スキャン-3]または[スキャン-4]を使って読み込む場合は、読み込んだ画像を表示するアプリケーションを指定できます。[設定]をクリックして使用するアプリケーションを選択し、[開く]をクリックします。画面にアプリケーションのアイコンを直接ドラッグ&ドロップして設定することもできます。
[メール]で読み込む場合は、読み込んだ画像を添付する電子メールソフトを指定できます。MF Toolboxは、Outlook Express、Microsoft Outlook、Microsoft Exchange、EUDORA、Netscape MessengerおよびWindows Mail(Windows Vistaのみ)などの電子メールソフトに対応しています。[設定]をクリックして使用する電子メールソフトを選択し、[OK]をクリックします。
[なし(手動で添付)]と表示されている場合は、手動で画像ファイルを添付してください。



スキャン画像の確認とExif情報の入力(スキャン画像を確認する)

概要を見るには

読み込んだ画像をサムネイルとして表示し、ファイルの種類と保存先を指定できます。
[スキャン画像の確認とExif情報の入力]([PDF]では、[スキャン画像を確認する])を選択して[スタート]をクリックします。読み込みが終了すると、画像のサムネイルが表示されます。
サムネイル画像を確認してファイルの種類と保存先を指定し、[保存]または[転送]をクリックします。


おことわり
  • [OCR]で読み込んだ場合は、この項目は設定できません。
  • [PDF]では、読み込んだ画像の確認と保存先の指定のみができます。

[ファイルの種類] 読み込んだ画像を保存するファイルの種類を指定します。使用可能なファイルの種類については、「スキャン画像の保存」を参照してください。
[Exif設定] [ファイルの種類]で[JPEG/Exif]が選択されている場合、[Exif設定]画面が表示され、Exif情報を設定できます。(→ Exif設定
[PDF設定] [PDF設定]画面が表示され、PDFファイルに詳細が設定できます。(→複数の原稿を1つのPDFファイルにする)[ファイルの種類]で[PDF]、[PDF(1ページ)]、 [PDF(複数ページ)]、または[PDF(ページ追加)]が選択されている場合のみ、表示されます。
[ファイルの保存先] 読み込んだ画像の保存先を指定します。
[ファイルの追加先] [ファイルの種類]で[PDF(ページ追加)]が選択されている場合に、[ファイルの保存先]の代わりにこの項目が表示されます。読み込んだ画像を追加するPDFファイルを選択することができます。
[今日の日付のフォルダーに保存する] チェックマークを付けると、指定した保存先に今日の日付でフォルダが作成され、読み込んだ画像が保存されます。
[ファイルの種類]で[PDF(ページ追加)]が選択されている場合は、設定できません。
[保存] 読み込んだ画像を指定した場所に保存します。
[転送] [メールソフトの設定]または[アプリケーションの設定]でアプリケーションを指定すると、[保存]の代わりに表示され、アプリケーションに読み込んだ画像を転送します。
[キャンセル] 操作を中止して直前の画面に戻ります。読み込まれた画像はすべて削除されます。


Exif設定

概要を見るには

Exif設定では、JPEGファイルにコメントや読み込んだ日付などの情報を追加できます。プルダウンリストから読み込んだ画像を選択して表示し、情報を追加します。


[基本情報] 画像を読み込んだときに自動取得した情報を表示します。
[拡張情報] 入力した追加情報を表示します。
[前回設定した入力内容を引き継ぐ] チェックマークを付けると、前回と同じ設定で読み込みを設定します。


複数の原稿を1つのPDFファイルにする

複数ページの原稿を読み込んで、1つのPDFファイルにまとめることができます。

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. 原稿をセットします。
  1. デスクトップの[Canon MF Toolbox 4.9]アイコンをダブルクリックし、MF Toolboxを開きます。

タスクバーの[スタート]から[(すべての)プログラム]→[Canon]→[MF Toolbox 4.9]→[Toolbox 4.9]をクリックして開くこともできます。

  1. [PDF]をクリックします。
  1. [ファイルの種類]で[PDF(複数ページ)]を選択します。
  1. 必要に応じて設定をし、[PDF設定]をクリックします。

[PDF設定]画面が表示されます。

  1. 必要に応じて設定をし、[OK]をクリックします。
  • [テキスト検索可能PDFを作成する]:原稿の文字をテキストデータに変換し、キーワード検索ができるPDFファイルを作成します。
  • [テキスト言語]:読み込む原稿の言語を選びます。プルダウンリストから[日本語]を選択し、[スキャンの設定]で[出力解像度]を[300dpi]以上に設定すると、文字の認識がより正確になります。(→スキャナを設定する)
  • [PDF圧縮タイプ]:[高圧縮]を選択すると、写真やイラストなどの画像がより圧縮され、ファイルサイズが小さくなります。
  1. [スタート]をクリックします。
  • 原稿台ガラスに原稿をセットした場合は、各ページを読み込むたびに以下の画面が表示されます。

  • スキャンを続ける場合は、次のページをセットして[次へ]をクリックします。読み込みが終了したら、[完了]をクリックします。


ScanGear MFで細かく設定して読み込む

ScanGear MFを使うと、原稿のプレビューの表示や、画像の詳細な設定ができます。ScanGear MFを使うには、MF Toolboxで[スキャナードライバーを表示する]を選択するか、アプリケーションから読み込みます。


おことわり
  • ADFを使って読み込んだ画像はプレビューできません。

基本モードと拡張モードを切り替える

基本モードの使いかた

出力サイズの追加/削除


基本モードのツールバー


拡張モードの使いかた

拡張モードのツールバー


読み込み範囲を指定する

読み込み範囲を自動的に選択する


読み込み範囲を指定する


複数の読み込み範囲を指定する(原稿台ガラスを使用している場合のみ)


読み込み範囲を解除する


拡張モードを設定する

お気に入り設定


入力設定


出力設定


画像設定


色の設定


詳細設定


解像度を決める


基本モードと拡張モードを切り替える

概要を見るには

ScanGear MFには[基本モード]と[拡張モード]があります。[拡張モード]では、解像度やコントラストなどの詳細な設定ができます。
モードを切り替えるには、それぞれのタブをクリックしてください。



基本モードの使いかた

概要を見るには

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. [原稿を選択する]で原稿の種類を選択します。
  • [写真(カラー)]:カラー写真を読み込むときに選択します。
  • [雑誌(カラー)]:カラーの雑誌を読み込むときに選択します。(モアレ低減機能あり)
  • [新聞(白黒)]:文字や線画の原稿を読み込むときに選択します。
  • [文書(グレー)]:カラー写真や原稿を白黒で読み込むときに選択します。高解像度の白黒画像の読み込みに適しています。
  • [文書(カラー)ADF]:ADFを使ってカラー原稿を読み込むときに選択します。
  • [文書(グレー)ADF]:ADFを使ってグレースケールの原稿を読み込むときに選択します。
  • [文書(カラー)ADF]または[文書(グレー)ADF]を選択した場合は、手順5に進んでください。
  • [新聞(白黒)]以外を選択すると、自動色調整機能が働きます。この機能の解除のしかたについては、「色の設定」を参照してください。
  1. [プレビュー]をクリックします。

読み込まれた画像のプレビューが表示されます。

  1. [用途を選択する]で、読み込んだ画像の用途を選択します。

手順3で選択した原稿の種類に合わせて、[印刷(300dpi)]、[画面表示(150dpi)]、または[OCR(300dpi)]から選択します。(→解像度を決める

  1. 読み込んだ画像の出力サイズを選択します。
  • 表示される項目は、手順5で選択した用途によって異なります。
  • をクリックして、出力サイズの方向(縦または横)を切り替えます。
  1. 必要に応じて読み込み範囲を調整し、[褪色(色あせ)を補正]を選択します。

読み込み範囲を調整するには、(オートクロップ)をクリックするか、読み取り枠の角や辺をドラッグします。詳細については、「読み込み範囲を指定する」を参照してください。

  • [褪色(色あせ)を補正]は、カラー原稿を読み込んだときのみ、設定できます。
  • プレビュー画像が表示されていないときは、[褪色(色あせ)を補正]は設定できません。
  1. [スキャン]をクリックします。


出力サイズの追加/削除

概要を見るには

[出力サイズを選択する]や[出力サイズ]で[追加/削除]を選択すると、[出力サイズの追加/削除]画面が表示されます。この画面で、個別に指定した出力サイズの設定を追加や削除することができます。


[用途] 読み込んだ画像の用途を[印刷]または[画面表示]から選択します。この設定は拡張モードでのみ利用可能です。
[出力サイズ一覧] 登録されている出力サイズ名が表示されます。
[出力サイズ名] 登録する出力サイズ名を指定します。
[幅] 出力サイズの幅を指定します。
[高さ] 出力サイズの高さを指定します。
[単位] 出力サイズの単位を指定します。
[追加] 指定した出力サイズを[出力サイズ一覧]に追加します。
[削除] 選択した出力サイズを[出力サイズ一覧]から削除します。
[保存] 追加または削除した出力サイズの情報を保存します。


基本モードのツールバー

概要を見るには


(オートクロップ) 画像のクロップ範囲を自動的に設定します。詳細については、「読み込み範囲を指定する」を参照してください。
(クロップ枠の消去) 選択した読み取り枠を消去します。
(左回転) 画像を左に90度回転させます。
(右回転) 画像を右に90度回転させます。
(情報) 読み込んだ画像の情報を表示します。


拡張モードの使いかた

概要を見るには

  1. 原稿をセットします。
  1. [スキャン]を繰り返し押して<USBスキャン モード>を選択します。

MF4350d/MF4330d/D450の場合は、[スキャン]を押して<スキャンモード>を表示させます。

  1. [お気に入り設定]、[入力設定]、[出力設定]、[画像設定]、および色の設定をします。
  • [原稿の入力方法]で[自動給紙装置(ADF 片面)]または[自動給紙装置(ADF両面)]*を選択した場合は、手順5に進んでください。

*MF4380dn/D450のみ

  1. [プレビュー]をクリックします。
  • プレビュー範囲を選択し、[ズーム]をクリックすると、拡大された画像が再表示されます。
  • プレビュー画像を消去するには、をクリックします。
  1. 原稿の一部を読み込む場合は、範囲を指定します。

詳細については、「読み込み範囲を指定する」を参照してください。

  1. [スキャン]をクリックします。


拡張モードのツールバー

概要を見るには


(クリア) プレビュー画像を消去します。ツールバーと色の設定もリセットされます。
(クロップ) 読み込む範囲を指定します。
(画像移動) 拡大した画像を移動します。
(ズーム) プレビュー画像を拡大または縮小します。左クリックをすると画像が拡大し、右クリックすると縮小します。
(左回転) 画像を左に90度回転させます。
(右回転) 画像を右に90度回転させます。
(情報) 読み込んだ画像の情報を表示します。
(オートクロップ) 画像の読み込み範囲を自動的に選択します。詳細については、「読み込み範囲を指定する」を参照してください。
(クロップ枠の消去) 選択した読み取り枠を消去します。
[全クロップ枠選択] このボタンを使うと、[拡張モード]タブで指定した設定が、すべての読み取り枠に反映されます。
[ズーム] このボタンをクリックすると、プレビュー画像のクロップ範囲を拡大して読み込みます。
一度クリックすると、ボタンが[戻す]に変わります。[戻す]をクリックすると、元のサイズに戻ります。


読み込み範囲を指定する

概要を見るには

プレビュー画像の一部を選択して、読み込む範囲を指定できます。[スキャン]をクリックすると、指定した範囲のみが読み込まれます。



読み込み範囲を自動的に選択する

概要を見るには

プレビュー後に、ツールバーの(オートクロップ)をクリックします。このボタンをクリックするたびに、クロップ範囲が少しずつ狭くなります。



読み込み範囲を指定する

概要を見るには

ツールバーの(クロップ)をクリックします。プレビュー画像をクリックして、指定する範囲をドラッグして選択します。さらに調整する場合は、選択した枠の角または辺をドラッグするか、[拡張モード]の[入力設定]で幅または高さに数値を入力します。読み込み範囲を移動するには、読み込み範囲の内側をクリックしてドラッグします。


おことわり
  • 元の画像の幅と高さの比率を維持するには、[入力設定]でをクリックします。
  • ADFを使用している場合は、新たに読み込み範囲を選択すると、前に選択した読み込み範囲は消去されます。


複数の読み込み範囲を指定する(原稿台ガラスを使用している場合のみ)

概要を見るには

複数の読み込み範囲を指定することができます。新たに読み込み範囲を指定したいときは、既存の読み込み範囲の外側をクリックして、ドラッグします。
読み込み範囲は10個まで指定することができ、[スキャン]をクリックすると、すべての読み込み範囲が一度に読み込まれます。(すべての範囲が読み込まれるまで、スキャン動作が続きます。)
読み込み範囲は、一番最後に作成したものが選択された状態になっています。その他の読み込み範囲を調整したいときは、読み取り枠をクリックすると選択できます。


読み込み範囲を解除する

概要を見るには

読み込み範囲を解除する場合は、読み取り枠を選択して以下のいずれかを実行します。



拡張モードを設定する

概要を見るには



お気に入り設定

概要を見るには

お気に入り設定では、選択された読み込み範囲の設定の組み合わせ(入力設定、出力設定、画像設定、色の設定、および詳細設定)を登録することができます。読み込み範囲がない場合は、プレビュー画面全体に対しての設定が登録されます。
登録した設定の確認、選択した読み込み範囲またはプレビュー部分全体へ適用することもできます。

  • 以下の項目は、お気に入り設定に登録できません。
  • [入力設定]や[出力設定]の幅および高さの数値
  • [入力設定]の(幅と高さの比率の維持)ボタンの有効状態
  • [出力設定]の[%](拡大/縮小)の数値

[ユーザー設定] 各設定値を入力して指定します。
[初期設定] 現在の設定を初期値に戻します。プレビュー画像は消去されます。
[追加/削除] [お気に入り設定の追加/削除]画面が表示されます。現在のプレビュー画像の設定に名前を付けて登録できます。プレビュー画像がないときは、この項目は表示されません。


入力設定

概要を見るには


[原稿の入力方法] [原稿台ガラス]、[自動給紙装置(ADF片面)]、または[自動給紙装置(ADF両面)]*から選択します。
*MF4380dn/D450のみ
  • プレビュー後に設定を変更した場合は、プレビュー画像は消去されます。
[入力サイズ] 読み込む原稿のサイズを選択します。
  • プレビュー後に設定を変更した場合は、プレビュー画像は消去されます。
  • ADFに原稿がセットされている場合は、用紙サイズを[2L判横]、[A5縦]、[A5横]、[B5]、[A4]、[レター]、または[リーガル]から選択します。
(原稿の向き) 原稿を読み取る方向を示します。表示されるアイコンは、[原稿の入力方法]、[入力サイズ]、および[原稿向き設定]の設定によって異なります。
[原稿向き設定] [原稿向き設定]画面を開きます。この画面で、原稿の向きを指定できます。
幅: 入力サイズの幅を指定します。
高さ: 入力サイズの高さを指定します。
  • アプリケーションによっては、取り込み可能な画像のデータサイズに制限があります。読み込みの設定値が21,000 × 30,000ピクセルを超える場合は、画像は取り込まれません。
  • [出力解像度]が[600]dpi に設定されている場合の画像の最小設定値は、96 × 96ピクセルになります。
  • 画像の幅と高さの現在の比率を維持するには、をクリックします。
[カラーモード] 原稿の種類と読み込み方法を選択します。
[白黒]:
原稿を白黒プリンタで出力するときに選択します。画像の色は、特定のレベル(しきい値)で白と黒に分けられ、2色で表現します。しきい値設定の詳細については、「色の設定」を参照してください。
[グレースケール]:
白黒写真などの読み込みや白から黒までの明暗だけ(モノクロ)で表現したいときに選択します。画像を白黒256段階(グレースケール)で表現します。
[カラー]:
カラー写真などを読み込むときに選択します。画像を、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色256段階(8ビット)で表現します。
[カラー(文書、表)]:
文字や図表を含むカラー原稿などを読み込むときに選択します。画像をR(赤)、G(緑)、B(青)の各色256段階(8ビット)で表現します。
[テキスト(OCR)]:
文字などをはっきりと読み込みます。OCRソフトなどで文字を読み込むときに選択します。画像を白と黒の2色で表現します。


出力設定

概要を見るには


[出力解像度] 読み込みの解像度をプルダウンリストから選択するか、25 ~ 9600dpiの範囲の数値を入力して設定します。ADFを使用する場合は、25 ~ 600dpiの範囲の数値を入力します。(→解像度を決める
[出力サイズ] 読み込んだ画像の出力サイズを選択します。[追加/削除]を選択した場合は、[出力サイズの追加/削除]画面が表示され、個別に指定した出力サイズの追加や削除ができます。(→出力サイズの追加/削除
[フリーサイズ]を選択した場合は、幅、高さ、または[%](拡大/縮小)に数値を入力します。実際に読み込むときの解像度は、[%]で設定した値によって変更されます。
幅および高さは、入力設定の幅および高さに比例しています。[%]には25から38,400までの値を入力できますが、上限は[出力解像度]の値によって異なります。
をクリックすると、出力サイズの方向(縦または横)の切り替えができます。[フリーサイズ]を選択した場合は、このボタンは使用できません。
[データサイズ] 指定した設定で読み込んだ画像のデータサイズを表示します。


画像設定

概要を見るには


[自動色調整] [ON]に設定すると、画像の色調を自動的に調整します。プレビュー画面が表示されていないときは、この設定を適用できません。
  • [カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択され、[詳細設定]画面で[色の調整]が[推奨]または[カラーマッチング]に設定されている場合に設定できます。(→詳細設定
[輪郭強調] [ON]に設定すると、画像の輪郭を強調し、シャープな印象の画像にします。ピントがあまい写真などを読み込む場合に効果的です。
  • [カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択されている場合に設定できます。
[モアレ低減] [ON]に設定すると、印刷された写真などを読み込む場合に、濃淡のムラや縞模様(モアレ)を低減します。
  • [カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択されている場合に設定できます。
  • [モアレ低減]が[ON]に設定されていても、[輪郭強調]が[ON]になっていると、モアレが解消されないことがあります。この場合は、[輪郭強調]を[OFF]にしてください。
  • この設定の変更は、次の読み込み時に反映されます。
[ごみ傷低減] 写真にあるゴミや傷を減らします。
[OFF]:
ごみ傷低減を行いません。
[弱]:
小さなゴミや傷を減らします。
[標準]:
通常はこの設定をおすすめします。
[強]:
大きいゴミや傷も減らすことができますが、処理をした跡が残ったり、画像の微妙な部分が消去される可能性があります。
  • [カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択されている場合に設定できます。
[褪色補正] あせた色を補正します。また、くすんだ原稿の彩度を高め、あざやかな画像に仕上げます。プレビュー画面が表示されていないときは、この項目は設定できません。
[OFF]:
褪色補正を行いません。
[弱]:
あせた色を少し補正します。
[標準]:
通常はこの設定をおすすめします。
[強]:
あせた色を大きく補正しますが、画像の色調が変わる可能性があります。
  • [カラーモード]で[カラー]または[カラー(文書、表)]が選択され、[詳細設定]画面で[色の調整]が[推奨]に設定されている場合に設定できます。(→詳細設定
[粒状感低減] 高感度フィルムで撮影した画像のざらつきを補正し、なめらかな色調で高画質に仕上げることができます。
[OFF]:
粒状感低減を行いません。
[弱]:
ざらつきが余り目立たないときは、この設定を選択します。
[標準]:
通常はこの設定をおすすめします。
[強]:
粒状感を大きく調整しますが、画像のシャープさや画質が下がる可能性があります。
  • [カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択されている場合に設定できます。
  • プレビュー画面にはこの設定は反映されません。


色の設定

概要を見るには

色の設定ボタンでは、画像全体の明るさやコントラストの調整、ハイライトとシャドウの指定、およびコントラストや明暗のバランスの調整ができます。
表示される色の設定ボタンは選択されている[カラーモード]によって異なります。[テキスト(OCR)]が選択されている場合は、色の設定ボタンは表示されません。
[カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択されている場合:

[カラーモード]で[白黒]が選択されている場合:

プルダウンリストから[追加/削除]を選択すると、色の設定の組み合わせを登録することができます。(→トーンカーブ・しきい値プルダウンリスト
ボタンをクリックすると、各設定画面が表示されます。[リセット]をクリックすると、色の設定がすべて初期値に戻ります。

  • 明るさ・コントラスト

画像の明るさとコントラストのレベルを調整できます。
をクリックして、明るさとコントラストを図表上で調整します。


[チャネル] [カラーモード]で[カラー]または[カラー(文書、表)]が選択されている場合は、[赤]、[緑]、[青]のいずれかを選択して別々に調整するか、[マスタ]を選択して3つの色の要素をまとめて調整します。
[カラーモード]で[グレースケール]が選択されている場合は、グレーの要素を調整します。
[明るさ] スライダを動かすか、数値(-127 ~ 127)を入力して画像の明るさを調整します。
[コントラスト] スライダを動かすか、数値(-127 ~ 127)を入力して画像のコントラストを調整します。
[リセット] 現在の設定をすべて初期値に戻します。

  • ヒストグラム

どの明るさのレベルにどれだけのデータが集中しているかを確認できます。画像の中の最も明るいレベルと暗いレベルを指定して、カットし、中間の色調の範囲を広げることができます。


[チャネル] [カラーモード]で[カラー]または[カラー(文書、表)]が選択されている場合は、[赤]、[緑]、[青]のいずれかを選択して別々に調整するか、[マスタ]を選択して3つの色の要素をまとめて調整します。
[カラーモード]で[グレースケール]が選択されている場合は、グレーの要素を調整します。
(暗点スポイト) このボタンをクリックし、プレビュー画像(または選択されたクロップ)内で、最も暗くしたい部分をクリックして指定します。数値(0 ~ 245)を入力するか、スライダを動かして指定することもできます。
(中間点スポイト) このボタンをクリックし、プレビュー画像(または選択されたクロップ)内で、中間の色にしたい部分をクリックして指定します。数値(5 ~ 250)を入力するか、スライダを動かして指定することもできます。
(明点スポイト) このボタンをクリックし、プレビュー画像(または選択されたクロップ)内で、最も明るくしたい部分をクリックして指定します。数値(10 ~ 255)を入力するか、スライダを動かして指定することもできます。
(グレーバランス調整スポイト) カラー画像を調整する場合は、このボタンをクリックし、プレビュー画像(または選択されたクロップ)内で、グレーバランスを調整する点をクリックして指定します。読み込んだ画像内のグレー要素は中間色になり、他の要素は本来の色を再現します。
[リセット] 現在の設定をすべて初期値に戻します。

  • トーンカーブの調整

トーンカーブ(入力と出力のバランスを示すグラフ)の種類を選択し、画像の特定の部分の明るさを調整することができます。


[チャネル] [カラーモード]で[カラー]または[カラー(文書、表)]が選択されている場合は、[赤]、[緑]、[青]のいずれかを選択して別々に調整するか、[マスタ]を選択して3つの色の要素をまとめて調整します。
[カラーモード]で[グレースケール]が選択されている場合は、グレーの要素を調整します。
[トーンカーブ選択] [補正なし]、[露出オーバーにする]、[露出アンダーにする]、[ハイコントラストにする]、[ネガポジを反転する]からトーンカーブを選択します。
[リセット] 現在の設定をすべて初期値に戻します。

  • 最終確認

色の設定が確認できます。


  • 白黒設定

しきい値の設定を調整できます。しきい値を調整すると、文字原稿の文字が鮮明になり、新聞などの裏写りを軽減することができます。


[2階調化するしきい値] スライダを動かすか、数値(0 ~ 255)を入力してしきい値を調整します。
[リセット] 現在の設定を初期値に戻します。
  • カラーおよびグレーの画像の明るさは、0 ~ 255 の数値で表現されますが、白黒画像の明るさは、白と黒の中間色の部分も含めて、白または黒で表現されます。白と黒に分ける境を「しきい値」といいます。

読み込み範囲の色の設定を保存することができます。読み込み範囲がない場合は、プレビュー範囲全体の設定が保存されます。また、保存した設定を呼び出して、選択した読み込み範囲にその設定を適用することができます。


[カスタム] 各設定の値を指定することができます。設定を適用したあとでも、設定を変更することができます。
[追加/削除] [トーンカーブ設定の追加/削除]画面([カラーモード]で[白黒]が選択されている場合は、[しきい値設定の追加/削除]画面)が表示され、色の設定に名前を付けて登録することができます。


詳細設定

概要を見るには

[拡張モード]タブで[詳細設定]をクリックすると、[詳細設定]画面が開きます。スキャンおよびプレビューの設定を変更することができます。


おことわり
  • お使いのOSや機種によって画面が異なることがあります。

  • [プレビュー]タブ


[ScanGear起動時のプレビュー] ScanGear MFを起動したときのプレビューの動作を選択します。
[自動的にプレビューを実行する]:
ScanGear MFを起動すると、自動的にプレビューを開始します。
[保存されたプレビューイメージを表示する]:
最後にプレビューした画像を表示します。
[なし]:
プレビュー画像は表示されません。
[プレビュー後のクロップ枠の設定] プレビュー画像で読み取り枠をどのように表示するかを設定します。
[オートクロップを実行する]:
原稿サイズに合わせて読み込み範囲を自動的に選択します。
[前回使用したクロップ枠を表示する]:
前回設定した枠が表示されます。
[なし]:
枠は表示されません。

  • [スキャン]タブ


[メインウィンドウを表示しないスキャン] OCRソフトなど、読み込み時にScanGear MFの画面を表示しないアプリケーションでは、アプリケーション内に初期設定されている数値で読み込まれます。アプリケーションの設定値を無視して、特定のカラーモードで読み込む場合は、ここで設定します。
[カラー(文書、表)モード]:
アプリケーションの設定値に関係なく、[カラー(文書、表)]モードで読み込まれます。
[白黒2値の代わりにテキスト(OCR)を使用する]:
アプリケーションの設定値に関係なく、[テキスト(OCR)]モードで読み込まれます。
[スキャン終了後ScanGearを自動的に閉じる] この項目が選択されている場合は、スキャン後に[ScanGear MF]画面を自動的に閉じます。アプリケーションによっては、この設定にかかわらず、スキャン終了後にScanGear MFを自動的に閉じます。

  • [色の設定]タブ


[色の調整] 色調整の種類を選択します。
[推奨]:
画面上の原稿の色調をあざやかに再現します。
[カラーマッチング]:
スキャナ、モニタ、およびカラープリンタの色に自動的に合わせます。この項目を選択すると、[拡張モード]タブの色の設定ボタンは無効になります。[カラーモード]で[カラー]、または[カラー(文書、表)]が選択されている場合に、設定できます。
[色補正なし]:
カラーマッチングは行いません。[カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択されている場合に設定できます。
[常に自動色調整を行う] 画像の色を常に自動的に補正します。[カラーモード]で[カラー]、[カラー(文書、表)]、または[グレースケール]が選択されている場合に設定できます。
[モニタガンマ] ガンマを補正します。読み込まれた画像を表示するモニタのガンマ値(0.10 ~ 10.00)を指定します。[カラーモード]で[白黒]が選択されている場合は、この設定はスキャン結果に反映されません。
  • [色の調整]で[カラーマッチング]が選択されている場合は、[モニタガンマ]の値は1.80 に固定されます。

  • [スキャナ]タブ


[テンポラリファイルの保存先フォルダ] 画像を一時的に保存するフォルダを指定します。[参照]をクリックしてファイルの保存先フォルダを指定します。
[サウンド設定] スキャン中、またはスキャン終了時に音楽を流すことができます。
以下のファイルを指定できます。
MIDIファイル(*.mid, *.rmi, *.midi)、オーディオファイル(*.wav, *.aiff, *.aif)、MP3ファイル(*.mp3)
[スキャン中に音楽を流す]:
読み込み中に音楽が流れます。[参照]をクリックして、サウンドファイルを指定します。
[スキャン終了を音で通知する]:
読み込み終了時に音楽が流れます。[参照]をクリックして、サウンドファイルを指定します。
[スキャナテスト] スキャナが通常に動作しているかを確認する[スキャナ自己診断]画面が開きます。本製品に電源が接続され、USBケーブルで本製品とコンピュータが接続されているかを確認してから[スタート]をクリックしてください。


解像度を決める

概要を見るには

読み込まれた画像のデータは、明るさや色の情報を持った点の集まりです。この点の密度を解像度といい、1インチあたりの点(ドット)の数をdpi(ドット・パー・インチ)で表します。
解像度は、MF Toolbox設定画面内の[出力解像度]、またはScanGearMF拡張モードタブの[出力解像度]で指定します。


  • モニタに表示するとき

モニタに表示する画像は、一般的なモニタの解像度である75dpiで読み込みます。


  • プリンタで印刷するとき

プリンタで印刷する画像は、プリンタの解像度に合わせて読み込みます。

  • カラープリンタでは、何色かのインクのかけ合わせで色が表現されるため、プリンタの解像度の半分程度で十分です。

  • 拡大/縮小して印刷するとき

たとえば、縦と横の長さを2倍にして印刷すると、実際の解像度は半分になります。このような場合、原稿を2倍の解像度で読み込むと、十分な画質で印刷できます。反対に、半分に縮小する場合は、半分の解像度で十分です。


  • 解像度とデータサイズ

解像度を2倍にすると、読み込んだ画像データの容量は4倍になります。データが大きすぎる場合、処理速度が極端に遅くなったり、メモリ不足などの不具合が発生したりすることがあります。解像度は、使用目的に合わせて必要最小限に設定してください。