解像度を決める

概要を見るには

読み込まれた画像のデータは、明るさや色の情報を持った点の集まりです。この点の密度を解像度といい、1インチあたりの点(ドット)の数をdpi(ドット・パー・インチ)で表します。
解像度は、MF Toolbox設定画面内の[出力解像度]、またはScanGearMF拡張モードタブの[出力解像度]で指定します。


  • モニタに表示するとき

モニタに表示する画像は、一般的なモニタの解像度である75dpiで読み込みます。


  • プリンタで印刷するとき

プリンタで印刷する画像は、プリンタの解像度に合わせて読み込みます。

  • カラープリンタでは、何色かのインクのかけ合わせで色が表現されるため、プリンタの解像度の半分程度で十分です。

  • 拡大/縮小して印刷するとき

たとえば、縦と横の長さを2倍にして印刷すると、実際の解像度は半分になります。このような場合、原稿を2倍の解像度で読み込むと、十分な画質で印刷できます。反対に、半分に縮小する場合は、半分の解像度で十分です。


  • 解像度とデータサイズ

解像度を2倍にすると、読み込んだ画像データの容量は4倍になります。データが大きすぎる場合、処理速度が極端に遅くなったり、メモリ不足などの不具合が発生したりすることがあります。解像度は、使用目的に合わせて必要最小限に設定してください。