操作の流れ
ここでは、操作の流れを説明します。詳細な操作手順については、各ページを参照してください。
1. デバイスとネットワーク環境を準備する
Access Management Systemで運用するすべてのデバイスについて、ネットワーク環境や日時などを設定し、システム管理部門IDを登録します。
2. AMSを有効にする
Access Management Systemで運用するすべてのデバイス上で、AMSを有効にします。
詳細は、デバイスに付属の取扱説明書を参照してください。
3. User Authenticationを起動する
すべてのAMS対応デバイスで、User Authenticationを起動します。
詳細は、デバイスに付属の取扱説明書を参照してください。
4. デバイスの環境設定を行う
すべてのAMS対応デバイスに、ユーザー認証方式やログイン方式、未登録ユーザーの使用可否などを設定した後、再起動します。この運用例では、デバイス_Aとデバイス_Cをデバイス認証に設定し、デバイス_Bを機能別認証に設定します。また、デバイス_Aとデバイス_Bには未登録ユーザーの使用を許可し、デバイス_Cには未登録ユーザーの使用を禁止します。
5. カスタムロールを作成する
この運用例では、デバイス_A上で、[Genaral User]ロールをもとにして、派遣社員用の[temp_custom]ロールを作成します。また、[Guest User]ロールの内容も確認しておきます。
6. ロールをエクスポートする
この運用例では、 デバイス_A上のロール([temp_custom]ロールだけでなくベースロールを含むすべてのロール)をエクスポートします。
7. ローカルユーザーを登録し、ロールを指定する
デバイス_A上で、ユーザー情報を作成します。この運用例では、営業部とシステム管理部のスタッフのローカルユーザーアカウントを作成します。また、ユーザー情報には、各ローカルユーザーに適用するロール名も登録します。
重要
部門別ID管理機能を使用する場合は、各ユーザーのユーザー情報に部門IDを設定してください。
8. ユーザー情報をエクスポートする
デバイス_A上で作成したユーザー情報をエクスポートします。
9. ロールとユーザー情報をインポートする
すべてのAMS対応デバイスに、ロールとユーザー情報をインポートします。この運用例では、デバイス_Bとデバイス_Cにロールとユーザー情報をインポートします。
10. 部門別ID管理機能を起動する
部門別ID管理機能を起動します。この運用例では、デバイス_A、デバイス_B、デバイス_Cに営業部とシステム管理部の部門IDを登録します。
重要
部門別ID管理機能を起動する前に、各ユーザーのユーザー情報に部門IDが設定されていることを確認してください。部門別ID管理機能を起動すると、ユーザー情報に部門IDが登録されていないユーザーは、ログインできません。
11. タッチパネルディスプレーでログイン方式と使用制限を確認する
この運用例では、デバイス_Aとデバイス_Cがデバイス認証に、デバイス_Bが機能別認証に、それぞれ設定されていることを確認します。また、各ユーザーでデバイスにログインし、指定した使用制限が適用されていることを確認します。
12. クライアントコンピューターをセットアップする
すべてのユーザーのコンピューターにAMS Printer Driver Add-inをインストールし、各々のユーザー情報を設定します。
13. クライアントコンピューターで印刷制限を確認する
クライアントコンピューターで、指定した印刷制限が適用されていることを確認します。
» ローカルデバイス認証方式での運用例 » 操作の流れ