ご利用前に必要なこと
本製品を設置したあと、使用を始める前に設定/登録が必要な項目と、その設定方法について説明します。
重要
必要な登録を正しく行わずに利用すると、正しく機能しないことがあります。

ネットワークの設定 (→Eメール/Iファクスを使用する)
EメールやIファクス、ファイルサーバーへ送信するためには、ネットワークの設定が必要です。
発信元記録の登録
Iファクスで送信した相手の記録紙に印字される発信元の情報を登録します。
登録された発信元記録は、次のようにプリントされます。また、受信側の機種によっては、通信中の画面などに発信元記録が表示されます。
日付と時刻
送信した日付と時刻が記録されます。
Iファクスアドレス
本製品のIファクスアドレスが記録されます。
相手の名前
アドレス帳を利用して送信するとき、相手先の名称も登録されていると、その名称が記録されます。 (→宛先を登録する)
原稿枚数
何枚目の原稿か記録されます。
EメールやIファクスのユーザー略称の登録
ユーザー略称は、原稿をEメールやIファクスで送信したとき、送信者名として相手先に表示/プリントされます。会社や部署の名称などを登録します。 (→EメールやIファクスのユーザー略称を登録する)
日付/時刻の設定
現在の日付と時刻を設定します。(→日付/時刻を設定する)
設定した時刻と日付は、時刻指定機能の基準時刻になります。
<タイムゾーン>:
世界の地域別標準時間帯は、GMT*1(±0時)からの時差(±12時間以内)を使用して各国の標準時間帯としています。この時差を使用している地域をタイムゾーンといいます。日本の標準時はこれより9時間先行しているため、[GMT+09 : 00]を設定します。
<サマータイム>:
国によっては、夏季に時間を進める夏時間を採用しています。この夏時間をサマータイムと呼びます。
*1 グリニッジ標準時をGMT(Greenwich Mean Time)と呼びます。

メモ
発信元記録が登録されていても、発信元記録を印字しないように設定できます。(→送信する文書に発信元記録をつける)
発信元記録を印字するように設定されていて、登録されていない項目があるときは、登録されている項目と原稿枚数が印字されます。
相手の名前を印字するには、[発信元記録]で、<相手先略称の表示>を「ON」にしてください。
ネットワーク上のサーバーとの日付/時刻あわせを自動的に行うこともできます。(→TCP/IPv4とTCP/IPv6に共通の設定)
ログインサービスにUser Authenticationのローカルデバイス認証を設定しているとき
Eメール受信側の送信元(From)の欄には、本製品のデバイス情報として登録されたEメールアドレスの代わりに、User Authenticationのローカルデバイス認証で登録されたログインユーザーのEメールアドレスが設定されます。
Iファクス受信側の送信元(From)の欄には、本製品のデバイス情報として登録されたEメールアドレスが表示され、Sender行には、User Authenticationのローカルデバイス認証で登録されたログインユーザーのEメールアドレスが設定されます。
ログインサービスにUser Authentication(「サーバー認証+ローカルデバイス認証」でサーバー認証を設定しているとき
Eメール受信側の送信元(From)の欄には、本製品のデバイス情報として登録されたEメールアドレスの代わりに、サーバー認証でログインしたユーザーに設定されているEメールアドレスまたはimageWARE Accounting Managerで登録されたEメールアドレスが設定されます。
Iファクス受信側の送信元(From)の欄には、本製品のデバイス情報として登録されたEメールアドレスが設定され、Sender行にはサーバー認証でログインしたユーザーに設定されているEメールアドレスまたはimageWARE Accounting Managerで登録されたEメールアドレスが設定されます。
どのログインサービスを使っていても、[認証ユーザー宛先を送信元に指定]により次のようになります。
「ON」にすると、Eメール受信側の送信元(From)の欄にはログインユーザーのメールアドレスが表示されます。
「OFF」にすると、デバイス情報として登録されたアドレスが表示されます。
本製品のEメールアドレスの登録方法は、「Eメール/Iファクス共通の通信設定をする」を参照してください。
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