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ビットイメージの選択([ESC] *)

指定したビットイメージの印字モードで印字を行います。


JIS ESC *[印字モード(1バイト)] <ドット数(2バイト)> (イメージデータ)

16進数 1Bh 2Ah[印字モード(1バイト)] <ドット数(2バイト)> (イメージデータ)

[印字モード(1バイト)]
ビットイメージの印字モードを選択します。

値 設定内容 ドット密度dpi 隣接ドット
横 縦
0(00h) 8ドットビットイメージ 60 60 ○
1(01h) 120 60 ○
2(02h) 120 60 ×
3(03h) 240 60 ×
4(04h) 80 60 ○
6(06h) 90 60 ○
32(20h) 24ドットビットイメージ 60 180 ○
33(21h) 120 180 ○
38(26h) 90 180 ○
39(27h) 180 180 ○
40(28h) 360 180 ×

<ドット数(2バイト)>
ビットイメージの横方向のドット数を指定します。
指定は2バイトで行い、ドット数を256で割った値を上位バイト、その余り値を下位バイトで表し、下位バイト、上位バイトの順で指定します。
範囲: 下位バイト0~255(00h~FFh)
上位バイト0~127(00h~7Fh)

ドット数=下位バイト値+256×上位バイト値
たとえば、256ドットの指定は「00h 01h」となります。

(イメージデータ)
ビットイメージデータを指定します。データ量は、次のとおりです。
8ドットビットイメージのとき: ドット数×1(縦方向1バイト)
24ドットビットイメージのとき: ドット数×3(縦方向3バイト)

24ドットビットイメージの印字結果は次のようになります。


右マージンを越えるドット数を指定すると、右マージンを越えた部分のイメージデータは無視されます。

同一行内で、ドット密度の異なるビットイメージは印字できません。

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