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暗号化セキュア文書をプリントする

パソコンから本製品に、暗号化された文書(プリントデータ)を送ることができます。

この機能を使って暗号化されたプリントデータを「暗号化セキュア文書」と呼びます。データが暗号化されるため、プリント待ちの段階でのセキュリティが高まります。本製品に送られた暗号化セキュア文書のジョブは、タッチパネルのジョブリストに(カギおよび網点付き文書マーク)が付いた状態で表示され、いったんプリント待ち状態となります。このジョブをプリントするには、本製品からパスワードを入力する必要があるため、パスワードを知らない人やログインしていない人に文書の内容を見られることなくプリントすることができます。

暗号化してから本製品に文書データを送るため、セキュアプリントに比べてより高いセキュリティ環境でプリントすることができます。


おことわり
  • 暗号化セキュアプリントの機能を使用できるようにするには、暗号化セキュアプリントキットが必要です。
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「プリント状況からセキュアプリントを許可」を[OFF]に設定している場合、 システム状況/中止画面からは暗号化セキュア文書をプリントできません。(工場出荷時は[OFF]に設定されています。)
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「暗号化セキュアプリントジョブのみを受付」を[ON]に設定している場合、 本製品は暗号化セキュア文書のみプリントジョブを受信することができます。暗号化セキュア文書以外のプリントジョブを受信した場合、 ジョブはキャンセルされてエラーが表示されます。(工場出荷時は[OFF]に設定されています。)
  • ログインサービスを利用している場合、暗号化セキュア文書(通常のセキュア文書を含む)はログインしているユーザのみプリントできます。
  • 暗号化セキュア文書はプリント終了後、消去されます。
  • 暗号化セキュア文書のプリント設定(プリンタドライバで行った設定)は変更できません。
  • 暗号化セキュア文書はプリントしなくても自動的に消去されます。消去するまでの時間は、「セキュアプリント消去時間」で設定します。
  • 暗号化セキュア文書(通常のセキュア文書を含む)は50個まで保存可能です。保存可能なジョブ数を超えた場合、そのジョブは無視されます。
  • 大量のページ数の暗号化セキュアプリントはキャンセルされる場合があります(ジョブ状況画面にジョブが表示されない)。 一度に暗号化セキュアプリント(通常のセキュアプリントを含む)できるページ数の目安としては約6,000ページです。 ただし、他の機能(ボックスに文書を保存している)や他のジョブの処理中などで本製品を使用している場合はこのページ数より少なくなります。

 
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