データを完全に消去する(全データ/設定の初期化)

この機能を実行すると本機に格納されている以下のデータが完全に消去されます。通常、この操作は必要ありませんが、本製品を返却したり廃棄するときなど必要に応じて行ってください。

  • ボックスに保存されたデータ
  • ボックス機能で登録されたモードメモリ
  • MEAPアプリケーションおよびライセンスファイル
  • MEAPアプリケーションを使って保存されたデータ
  • MEAPのSMS(Service Management Service)のパスワード
    (パスワードを変更していた場合は、工場出荷時のパスワードに戻ります)
  • SSO-H(Single Sign-On H)のローカルデバイス認証で登録されたユーザの認証情報
  • ジョブの履歴情報
  • 初期設定/登録で設定された内容
  • イメージ合成の登録フォーム
  • システム管理設定(初期設定/登録)→[ネットワーク設定]→[TCP/IP設定]→[証明書設定]で登録されている鍵ペアとサーバ証明書

おことわり
  • 全データ/設定の初期化を実行する際は、十分注意して行ってください。お客さまのデータの消失による損害につきましては、弊社は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
  • カードリーダ-C1を装着している場合に全データ/設定の初期化を行うと、カードリーダ-C1を再設置する必要がありますので、担当サービスにご連絡ください。
  • 他のユーザが、データを誤って消去してしまうことを防ぐため、システム管理者情報を設定することをおすすめします。
  • 全データ/設定の初期化を行う前に、実行中のジョブがないかを確認してください。
  • データを消去する前に、必要なデータのバックアップを行ってください。バックアップできるデータは以下のとおりです。
  • 初期設定/登録の設定内容、ボックスの文書データ
    (データのエクスポートについては、「リモートUI」を参照してください)
  • MEAPアプリケーションのライセンスファイル
    (ライセンスファイルのダウンロードについては、「MEAPアプリケーション管理機能」を参照してください)
  • SSO-H(Single Sign-On H)のローカルデバイス認証で登録されたユーザの認証情報
    (認証情報のエクスポートについては、「MEAP認証システム設定」を参照してください)
  • 機器情報配信機能によって送信できる登録内容
    (他のLBP4500がある場合のみ、バックアップすることができます。そのLBP4500に既に登録されているデータを利用する場合は、バックアップする必要はありません。機器情報配信機能については、「機器情報配信の設定をする(機器情報配信の設定)」を参照してください)
  • MEAPアプリケーションが保存しているデータ
    (MEAPアプリケーションによっては、保存しているデータをバックアップできる場合があります。「MEAPアプリケーション管理機能」を参照してください)
  • 初期化中は、本製品にアクセスすることができません。
  • 本機からサーバやパソコンに画像などのデータが転送されて保存されている場合、これらのデータは全データ/設定の初期化を行っても消去されません。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[全データ/設定の初期化]を押します。
  1. [はい]を押します。

データの消去には30分以上かかる場合があります。

  • 実行中のジョブがある場合は、すべてのジョブが中止され消去されます。
  1. 初期化が終了したあとに、主電源スイッチを切ります。