ユーザ認証方式について

SSO-H には、以下の3 つのユーザ認証方式があります。


おことわり
  • 出荷時の設定は「ドメイン認証+ローカルデバイス認証」です。セキュリティを高めるために、SSO-H を使用し始めたらすぐに、ユーザ認証方式を「ドメイン認証」に設定するか、ローカルデバイス認証の管理者のユーザ名、パスワードを工場出荷時のものから変更してください。

Active Directory 環境のネットワーク上のドメインコントローラと連携し、本体にログインすると同時に、ネットワーク上のドメインへの認証も行うユーザ認証方式です。本体が含まれるドメインの所属ユーザに加え、そのドメインと信頼関係にある200 個までのドメインの所属ユーザを認証できます。ログイン先のドメイン名は、ユーザ自身がログイン時に選択します。


本体単体で使用するユーザ認証方式です。認証するユーザを本体の中にもつデータベースで登録/管理します。ログイン先は[このデバイス]です。


「ドメイン認証」と「ローカルデバイス認証」の両方の機能を備えたユーザ認証方式です。主にドメイン認証で、Active Directory で登録/管理されたユーザの認証を行い、ローカルデバイス認証でActive Directoryに追加できないような一時的なユーザの認証を行いたいときに便利です。

下の例では、本体が含まれるDomain A の所属ユーザおよびDomain A と直接双方向に信頼関係のあるDomain B の所属ユーザを認証できるほか、本体自身に登録されているユーザを認証できます。ログイン先( ドメイン名または[このデバイス]) は、ユーザ自身がログイン時に選択します。


おことわり
  • ドメイン認証を使用する際に、ネットワーク障害などにより、サーバにアクセスできない場合は、本体を起動してからタッチパネルディスプレイにログイン画面の表示が出るまでの時間が、最大で5分かかります。
  • ローカルデバイス認証と部門別ID管理とを連動して部門IDごとのプリント面数を管理したい場合は、部門別ID 管理を「ON」にしてください。ローカルデバイス認証と部門別ID 管理を同時に使うためには、ローカルデバイス認証で登録している情報と部門別ID 管理のユーザ情報(部門ID と暗証番号)を一致させる必要があります。
  • ドメイン認証またはドメイン認証+ローカルデバイス認証では、オプションのコントロールカード用カードリーダは使用できません。