本体の設定 (LIPSプリンタ)

LIPSプリンタの使いかたについて説明しています。


 

お使いになる前に

初期設定/ 登録画面についての説明や、インストールするソフトウェアについて説明しています。


 

こんなことができます

 

タッチパネルからプリンタの仕様を設定できます

操作パネルの(初期設定/登録)を押すと、タッチパネルディスプレイに初期設定/登録画面が表示されます。初期設定/登録モードでは、プリンタ機能の仕様の設定を行うことができます。

初期設定/登録画面で[プリンタ仕様設定]を押すと、プリンタ機能専用の設定メニューが表示されます。


おことわり
  • [仕様設定]メニューおよび[ユーティリティ]メニューの機能と構造、操作手順については、「メニュー機能」を参照してください。

 

ダイレクトプリントの機能を使うことができます(ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ)

お使いのパソコンやネットワーク上に保存されているPDFファイルまたは画像ファイルを開かずに、そのまま本製品でプリントすることができます。したがって、アプリケーションを起動したり、プリンタドライバを使ったりしない点で、通常のプリントより少ない操作で簡単に印刷できます。ダイレクトプリント機能の詳細については、「ダイレクトプリントとは」を参照してください。


 

タッチパネルからプリントジョブの確認や操作ができます

タッチパネルディスプレイから、プリントジョブの状況を確認したり変更したりすることができます。
たとえば、タッチパネルディスプレイの[プリント基本画面]または[システム状況/中止画面]から次の操作を行うことができます。

  • ジョブのプリント優先順位の変更
  • ジョブの中止
  • ジョブに関する詳細の確認
  • 暗証番号が設定されているセキュアジョブのプリント
  • 暗号化されているセキュアジョブのプリント


 

ソフトウェアをインストールする

パソコンからプリントするには、プリンタドライバやユーティリティソフトなどのソフトウェアをインストールする必要があります。 プリンタ機能をお使いになる前にお使いのパソコンやネットワークに合ったソフトウェアをインストールしてください。


  • Windowsの場合

Windowsからプリントするときは、User Software CD-ROMから、プリンタドライバやユーティリティソフトをインストールします。
CD-ROMには、次のソフトウェアが収録されています。


おことわり
  • プリンタドライバやユーティリティソフトの対応OS、インストールのしかた、詳細については、「プリンタドライバ インストールガイド」を参照してください。

  • LIPSプリンタドライバ
    Windowsアプリケーションからプリントするときに必要なソフトウェアです。必ずインストールしてください。
  • NetSpot Device Installer
    パソコンからネットワークで接続したプリンタのネットワークプロトコルの初期設定や設定変更を行うユーティリティソフトです。NetSpot Device Installerはパソコンへインストールすることなく使用できるので、簡単にプリンタの初期設定や設定変更を行うことができます。
  • NetSpot Job Monitor
    プリンタの状態をパソコンの画面に表示したり、処理中の印刷データを操作するためのユーティリティソフトです。必要に応じてインストールしてください。

おことわり
  • 次の場合、「NetSpot Job Monitor」は使用できません。
  • プリンタとパソコンをUSBケーブルで接続した場合

  • DOSの場合

DOSから印刷する場合、各アプリケーションソフトのプリンタ設定で本製品または互換性のあるプリンタを選択してプリントします。
本製品は、キヤノン独自のLIPSモードとIBM PC/AT互換機(DOS/Vパソコン)のESC/Pエミュレーションモードを標準で内蔵していますので、キヤノン製LIPSプリンタやESC/P準拠プリンタを互換性のあるプリンタとして選択できます。


おことわり
  • プリンタ設定の方法については、ご使用のアプリケーションソフトに付属の取扱説明書を参照してください。
  • N201エミュレーションモード、ESC/Pエミュレーションモード、I5577エミュレーションモード、HP-GLエミュレーションモード、 HP-GL/2エミュレーションモードについては、「動作モードについて」を参照してください。

  • Macintoshの場合

Macintoshからプリントするときは、User Software CD-ROMから、プリンタドライバやユーティリティソフトをインストールします。
CD-ROMには、次のソフトウェアが収録されています。


おことわり
  • プリンタドライバやユーティリティソフトの対応OS、インストールのしかた、 詳細については、「プリンタドライバ インストールガイド」、「Macintosh用プリンタドライバ オンラインマニュアル」を参照してください。

  • LIPSプリンタドライバ
    Macintoshアプリケーションからプリントするときに必要なソフトウェアです。必ずインストールしてください。
  • プリントモニタ
    プリンタの機能を表示したり、処理中の印刷データを操作したりするためのプリンタユーティリティソフトです。プリンタドライバと一緒にインストールされます。
  • NetSpot Device Installer
    パソコンからネットワークで接続したプリンタのネットワークプロトコルの初期設定や設定変更を行うユーティリティソフトです。NetSpot Device Installerはパソコンへインストールすることなく使用できるので、簡単にプリンタの初期設定や設定変更を行うことができます。

 

いろいろなジョブの操作とデバイス状況の確認

システムの状況を確認したり、プリントジョブの確認や変更などのしかたについて説明しています。


 

ジョブの確認と変更作業の流れ

タッチパネルディスプレイから、プリントジョブの状況を確認したり変更したりすることができます。

たとえば、ジョブのプリント優先順位の変更、ジョブの中止、ジョブに関する詳細の確認、暗証番号が設定されているセキュアジョブや暗号化されているセキュアジョブのプリントなどを行うことができます。

ジョブリストを表示することにより、現在処理中または待機中のジョブを確認できます。また、履歴リストを表示することにより、すでに処理済みのジョブを確認できます。

本製品では、タッチパネルディスプレイの「プリント基本画面」または「システム状況/中止画面」からジョブの操作を行うことができます。ここでは、それぞれの画面から本製品の現在の状況を確認する流れについて説明します。


おことわり
  • プリント基本画面では、ログインサービスを利用している場合にマイジョブ状況画面」が表示されます。このジョブリストにはログインしたユーザのジョブのみ表示されるので、ジョブ名や文書の内容を他のユーザに見られることを防ぎ、不正な情報流出を防止することができます。プリント環境のセキュリティを強化するため、通常はプリント基本画面からジョブの操作を行うことをおすすめします。
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「ジョブ履歴の表示」を[OFF]に設定している場合、下記のプリントジョブに関する項目は表示されません。(工場出荷時は[ON]に設定されています。)
  • プリント基本画面の[ジョブ履歴]
  • システム状況/中止画面の[ジョブ履歴]
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「プリント状況からセキュアプリントを許可」を[OFF]に設定している場合、システム状況/中止画面からはセキュア文書をプリントできません。(工場出荷時は[OFF]に設定されています。)
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「認証前のジョブ状況の表示」を[OFF]に設定すると、以下の条件で[システム状況/中止]画面の表示を制限することができます。(工場出荷時は[ON]に設定されています。)

    「認証前のジョブ状況の表示」を[OFF]に設定した場合

    ○:表示
    ×:非表示
    部門別ID管理やSSO-Hなどのログインサービス [システム状況/中止]画面
    プリント画面 デバイス状況画面
    ログインする前 ×
    ログインした後
    * ログインサービスを利用していない場合は、「OFF」に設定してもシステム状況画面の使用は制限されません。
  • 確認/変更作業の多くは、リモートUIでも行うことができます。(→ リモートUI

 

プリント基本画面から確認する場合

プリント基本画面では、[マイジョブ状況]または[ジョブ状況]を押すと、プリントジョブの状況を確認できます。また、「ジョブ履歴」を押すと、すでに処理済みのジョブを確認できます。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [マイジョブ状況]、[ジョブ状況]または[ジョブ履歴]を押して、本製品の現在の状況を表示させます。

 
  • マイジョブ状況画面は、ログインサービスを利用している場合に表示されます。ジョブリストには本製品にログインしたユーザのジョブのみ表示されるので、ジョブ名や文書の内容を他のユーザに見られることを防ぎ、不正な情報流出を防止することができます。ログインサービスについては、「MEAP認証システム設定」を参照してください。
  • 現在処理中または待機中のログインユーザのジョブのみを確認できます。


 
  • 現在処理中または待機中のすべてのジョブを確認できます。


 
  • すでに処理済みのジョブを確認できます。


  • ログインサービスを利用している場合、ログインユーザ以外のセキュアプリントジョブ(暗号化セキュアプリントを含む)は********(アスタリスク)で表示され、操作できません。ただし、管理者モードでログインしている場合は、印刷以外の操作は行うことができます。


  • リストに表示されたジョブは、複数選択して変更したり中止したりすることができます。複数選択すると、選択された順に番号が付きます。


  • [全選択]を押すと、すべてのジョブを選択できます。[選択解除]を押すと、選択されたすべてのジョブが解除されます。



  • ジョブのプリント優先順位の変更、ジョブの中止、ジョブに関する詳細の確認、セキュアジョブのプリントなどを行うための操作手順については「プリントジョブを確認・変更する」を参照してください。

 

システム状況/中止画面から確認する場合

システム状況/中止画面では、[ジョブ状況]を押すと、プリントジョブの状況を確認できます。また、「ジョブ履歴」を押すと、すでに処理済みのジョブを確認できます。

「デバイス」を押すと、本製品の情報をすばやく入手することができます。用紙、トナー、ステイプル針の残量や現在使用中のメモリ容量、エラーメッセージなども確認できます。


おことわり
  • システム状況画面の下に並んでいるキーには、それぞれ緑色と赤色のランプがついています。本製品がジョブを処理している間は、緑色のランプが点滅します。赤色のランプはエラーが発生した場合に点滅します。エラーが発生した場合の対処方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]または[デバイス]を押して、本製品の現在の状況を表示させます。

 
  • 現在処理中または待機中のジョブを確認するには、[ジョブ状況]を押します。

  • すでに処理済みのジョブを確認するには、[ジョブ履歴]を押します。


 
  • 本製品の状況を確認します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

プリントジョブを確認・変更する

ここでは、以下に示すジョブ処理の操作手順について説明します。


おことわり
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「認証前のジョブ状況の表示」を[OFF]に設定すると、以下の条件で[システム状況/中止]画面の表示を制限することができます。(工場出荷時は[ON]に設定されています。)

    「認証前のジョブ状況の表示」を[OFF]に設定した場合

    ○:表示
    ×:非表示
    部門別ID管理やSSO-Hなどのログインサービス [システム状況/中止]画面
    プリント画面 デバイス状況画面
    ログインする前 ×
    ログインした後
    * ログインサービスを利用していない場合は、「OFF」に設定してもシステム状況画面の使用は制限されません。
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「暗号化セキュアプリントジョブのみを受付」を[ON]に設定している場合、本製品は暗号化セキュア文書のみプリントジョブを受信することができます。暗号化セキュア文書以外のプリントジョブを受信した場合、ジョブはキャンセルされてエラーが表示されます。(工場出荷時は[OFF]に設定されています。)
  • 画面に表示される以下のアイコンは、次の状況とジョブを示しています。

    アイコン(ジョブ状況) 説明
    実行中
    待機中
    エラー
    中止中
    一時停止中
    セキュア文書
    暗号化セキュア文書

    アイコン(ジョブ状況) 説明
    ボックスジョブ
    プリンタジョブ
    レポートジョブ

 

プリントの優先順位を変更する

優先プリントを行うと、現在プリント中のジョブの次にプリントを開始します。


おことわり
  • 優先プリントを行うタイミングによって、現在プリント中のジョブの次にプリントされない場合があります。

 

プリント基本画面から操作する場合

プリント基本画面から、ジョブの優先順位を変更する手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. 優先プリントするジョブを選択したあと、[優先プリント]を押します。


 

システム状況/中止画面から操作する場合

システム状況/中止画面からジョブの優先順位を変更する手順について説明します。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. 優先プリントするジョブを選択したあと、[優先プリント]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

プリントジョブを中止する

実行中のプリントをキャンセルしたいときには、[中止]を行います。[中止]はそのときデータ受信中またはデータ処理中のジョブを中止することができます。次のプリントデータや、データ処理が始まっていないジョブには影響しません。


おことわり
  • 管理者モードでログインしていない場合は、本人のジョブのみ中止できます。

 

プリント基本画面から操作する場合

プリント基本画面からジョブを中止する手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [マイジョブ状況]または[ジョブ状況]を押します。

 
  1. 中止するジョブを選択したあと、[中止]を押します。


  • 複数のジョブを中止するには、リストに表示されたジョブを中止する順に選択したあと、[中止]を押します。


  • すべてのジョブを中止するには[全選択]を押したあと、[中止]を押します。


 
  1. [はい]を押します。

中止しない場合は[いいえ]を押します。

  • 選択されたジョブに他のユーザのジョブが含まれている場合、そのジョブは中止できず、本人のジョブのみ中止されます。ただし、管理者モードでログインしている場合は、他のユーザのジョブも中止できます。
  • プリントを中止したジョブはプリントジョブ履歴の画面で「NG」と表示されます。

 

システム状況/中止画面から操作する場合

システム状況/中止画面からジョブを中止する手順について説明します。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. 中止するジョブを選択したあと、[中止]を押します。

  • 複数のジョブを選択して中止することはできません。
 
  1. [はい]を押します。

中止しない場合は[いいえ]を押します。

  • プリントを中止したジョブはプリントジョブ履歴の画面で「NG」と表示されます。
 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

すべての作業を中止する(プリンタ初期化)

メモリ内のプリントデータや、処理中のジョブを削除(初期化)します。


おことわり
  • 他のパソコンからのデータに影響しないように注意して(操作パネルの実行/メモリランプが点滅していないことを確認して)この操作を行ってください。
  • プリンタ初期化を実行するときや実行中に受信したデータは、削除される場合とされない場合があります。削除せずにメモリ内に残ったデータは正しくプリントされないことがありますので、一度データを削除してから、再度プリントすることをおすすめします。

 
  1. 目的の画面を次の手順で表示させます。

(初期設定/登録)→[プリンタ仕様設定]→[ユーティリティ]→[プリンタ初期化]

 
  1. [はい]を押します。

プリンタ初期化しない場合は[いいえ]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

プリントジョブの詳細情報を確認する

ジョブの受付番号や日時、ページ数などの詳細情報を確認します。


おことわり
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「ジョブ履歴の表示」を[OFF]に設定している場合、下記のプリントジョブに関する項目は表示されません。(工場出荷時は[ON]に設定されています。)
  • システム状況/中止画面の[ジョブ履歴]
  • プリント基本画面の[ジョブ履歴]

 

プリント基本画面から確認する場合

プリント基本画面からジョブの詳細情報を確認する手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [マイジョブ状況]、[ジョブ状況]または[ジョブ履歴]を押します。

 
  1. 詳細情報を確認するジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

ジョブ履歴の詳細情報を表示する場合は、「種類の選択」で[プリンタ]が選択されていることを確認します。

 
  1. 詳細状況を確認します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

システム状況/中止画面から確認する場合

システム状況/中止画面からジョブの詳細情報を確認する手順について説明します。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ状況]または[ジョブ履歴]を押します。

 
  1. 詳細情報を確認するジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

ジョブ履歴の詳細情報を表示する場合は、「種類の選択」で[プリンタ]が選択されていることを確認します。

 
  1. 詳細状況を確認します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

プリントジョブ履歴をプリントする

プリントジョブの受付番号や日時、結果などの履歴をプリントします。


おことわり
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「ジョブ履歴の表示」を[OFF]に設定している場合、下記のプリントジョブに関する項目は表示されません。(工場出荷時は[ON]に設定されています。)
  • プリント基本画面の[ジョブ履歴]
  • システム状況/中止画面の[ジョブ履歴]

 

プリント基本画面から操作する場合

プリント基本画面からジョブの履歴をプリントする手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [ジョブ履歴]を押します。

 
  1. [リストプリント]を押します。

プリントジョブ履歴をプリントする場合は、「種類の選択」で[プリンタ]が選択されていることを確認します。

 
  1. [はい]を押します。

「プリント履歴レポート(プリンタ)」がプリントされます。

プリントしない場合は[いいえ]を押します。


 

システム状況/中止画面から操作する場合

システム状況/中止画面からジョブの履歴をプリントする手順について説明します。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ履歴]を押します。

 
  1. [リストプリント]を押します。

プリントジョブ履歴をプリントする場合は、「種類の選択」で[プリンタ]が選択されていることを確認します。

 
  1. [はい]を押します。

「プリント履歴レポート(プリンタ)」がプリントされます。

プリントしない場合は[いいえ]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

プリントを一時的に中断する

現在処理中または待機中のジョブを一時的に中断します。


 

プリント基本画面から操作する場合

プリント基本画面からジョブを一時的に中断する手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、 電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。 詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、 初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [マイジョブ状況]または[ジョブ状況]を押します。

 
  1. 中断するジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

 
  1. [一時停止]を押します。

プリントが一時的に止まります。

  • 一時停止中は[一時停止]が[再開]に変わります。[再開]を押すと、プリントが再開されます。
 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

システム状況/中止画面から操作する場合

システム状況/中止画面からジョブを一時的に中断する手順について説明します。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. 中断するジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

 
  1. [一時停止]を押します。

プリントが一時的に止まります。

  • 一時停止中は[一時停止]が[再開]に変わります。[再開]を押すと、プリントが再開されます。
 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

プリントデータを排出する

パソコン側でプリントを中止した場合や受信したデータが1ページ分に満たない場合、 本製品のメモリにプリントデータが残ってジョブが正しく終了しないことがあります。 そのままではデータを受け取ることができず、次のプリントができません。このようなときは、データを強制的に排出します。


おことわり
  • 「排出」を行うとメモリに残っているデータがプリントされます。 データをプリントしたくないときは「プリントジョブを中止する」の操作を行ってください。

 

プリント基本画面から操作する場合

プリント基本画面からジョブを強制的に排出する手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、 電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。 詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、 またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [マイジョブ状況]または[ジョブ状況]を押します。

 
  1. 排出するジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

 
  1. [排出]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

システム状況/中止画面から操作する場合

システム状況/中止画面からジョブを強制的に排出する手順について説明します。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. 排出するジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

 
  1. [排出]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

プリント中のエラーをスキップする

プリント中にエラーが起きたとき、エラーの内容によっては[エラースキップ]を押してプリントを続けることができます。 ただし、エラーはあくまで一時的に解除されるため、正しいプリント結果にならないことがあります。 エラースキップで一時解除できるエラーの種類については「メッセージ一覧」を参照してください。


 

プリント基本画面から操作する場合

プリント基本画面からエラーを回避してプリントを続行する手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、 電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。 詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、 またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [マイジョブ状況]または[ジョブ状況]を押します。

 
  1. エラーをスキップするジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

 
  1. [エラースキップ]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

システム状況/中止画面から操作する場合

システム状況/中止画面からエラーを回避してプリントを続行する手順について説明します。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. エラーをスキップするジョブを選択したあと、[詳細情報]を押します。

 
  1. [エラースキップ]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

セキュア文書をプリントする

パソコンから本製品に、暗証番号を付けた文書(プリントデータ)を送ることができます。 このような暗証番号が付けられた文書を「セキュア文書」と呼びます。本製品に送られたセキュア文書のジョブは、 タッチパネルのジョブリストに(カギ付き文書マーク)が付いた状態で表示され、 いったんプリント待ち状態となります。このジョブをプリントするには、本製品から暗証番号を入力する必要があるため、 暗証番号を知らない人に文書の内容を見られることなくプリントすることができます。


おことわり
  • ログインサービスを利用している場合、セキュア文書(暗号化セキュア文書を含む)はログインしているユーザのみプリントできます。
  • パソコン側で暗証番号を付ける設定は、プリンタドライバで行います。(→プリンタドライバのヘルプ)
  • セキュア文書はプリント終了後、消去されます。
  • セキュア文書のプリント設定(プリンタドライバで行った設定)は変更できません。
  • セキュア文書(暗号化セキュア文書を含む)は50個まで保存可能です。保存可能なジョブ数を超えた場合、そのジョブは無視されます。
  • 大量のページ数のセキュアプリントはキャンセルされる場合があります(ジョブ状況画面にジョブが表示されない)。 一度にセキュアプリントできるページ数の目安としては約6,000ページです。ただし、他の機能(ボックスに文書を保存している) や他のジョブの処理中などで本製品を使用している場合はこのページ数より少なくなります。

 

プリント基本画面から操作する場合

プリント基本画面からセキュア文書をプリントする手順について説明します。


 
  1. [プリント]を押します。

システム状況画面が表示されている場合は、[閉じる]を押してから[プリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「初期機能と機能順序の設定」で、 電源を入れたときやオートクリアした後の初期画面にプリント基本画面を表示させることができます。 詳しくは、「初期画面を設定する」を参照してください。
  • システム関連のオプション構成によっては、初期画面としてタッチパネルディスプレイの先頭ページにプリント基本画面、 またはその機能切替キーが表示されます。
 
  1. [マイジョブ状況]または[ジョブ状況]を押します。

 
  1. プリントするセキュア文書を選択したあと、[セキュアプリント]を押します。

[ジョブ状況]のリストにセキュア文書(暗号化セキュア文書を含む)のみ表示するには、「種類の選択」で「セキュアプリント」を選択します。

 
  1. 暗証番号を(テンキー)で入力したあと、[OK]を押します。

プリントが開始されます。

プリントしない場合は、[キャンセル]を押します。

  • ジョブリストから通常のセキュア文書と暗号化セキュア文書を同時に選択して、暗証番号を解除することはできません。
  • パソコン側の操作で付けた暗証番号と同じ暗証番号を入力してください。プリントができる状態になります。 プリント中のジョブや先に予約されているジョブがある場合は、プリント待ち状態になります。
  • 複数またはすべてのセキュア文書の暗証番号が同じ場合、これらのセキュア文書を選択して、同時に暗証番号を解除することができます。

 

システム状況/中止画面から操作する場合

システム状況/中止画面からセキュア文書をプリントする手順について説明します。


おことわり
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「プリント状況からセキュアプリントを許可」を[OFF]に設定している場合、 システム状況/中止画面からはセキュア文書をプリントできません。(工場出荷時は[OFF]に設定されています。)

 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。
 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. プリントするセキュア文書を選択したあと、[セキュアプリント]を押します。

 
  1. 暗証番号を(テンキー)で入力したあと、[OK]を押します。

プリントが開始されます。

プリントしない場合は、[キャンセル]を押します。

  • ジョブリストから通常のセキュア文書と暗号化セキュア文書を同時に選択して、暗証番号を解除することはできません。
  • パソコン側の操作で付けた暗証番号と同じ暗証番号を入力してください。プリントができる状態になります。プリント中のジョブや先に予約されているジョブがある場合は、 プリント待ち状態になります。
 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

暗号化セキュア文書をプリントする

パソコンから本製品に、暗号化された文書(プリントデータ)を送ることができます。

この機能を使って暗号化されたプリントデータを「暗号化セキュア文書」と呼びます。データが暗号化されるため、プリント待ちの段階でのセキュリティが高まります。本製品に送られた暗号化セキュア文書のジョブは、タッチパネルのジョブリストに(カギおよび網点付き文書マーク)が付いた状態で表示され、いったんプリント待ち状態となります。このジョブをプリントするには、本製品からパスワードを入力する必要があるため、パスワードを知らない人やログインしていない人に文書の内容を見られることなくプリントすることができます。

暗号化してから本製品に文書データを送るため、セキュアプリントに比べてより高いセキュリティ環境でプリントすることができます。


おことわり
  • 暗号化セキュアプリントの機能を使用できるようにするには、暗号化セキュアプリントキットが必要です。
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「プリント状況からセキュアプリントを許可」を[OFF]に設定している場合、 システム状況/中止画面からは暗号化セキュア文書をプリントできません。(工場出荷時は[OFF]に設定されています。)
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「暗号化セキュアプリントジョブのみを受付」を[ON]に設定している場合、 本製品は暗号化セキュア文書のみプリントジョブを受信することができます。暗号化セキュア文書以外のプリントジョブを受信した場合、 ジョブはキャンセルされてエラーが表示されます。(工場出荷時は[OFF]に設定されています。)
  • ログインサービスを利用している場合、暗号化セキュア文書(通常のセキュア文書を含む)はログインしているユーザのみプリントできます。
  • 暗号化セキュア文書はプリント終了後、消去されます。
  • 暗号化セキュア文書のプリント設定(プリンタドライバで行った設定)は変更できません。
  • 暗号化セキュア文書はプリントしなくても自動的に消去されます。消去するまでの時間は、「セキュアプリント消去時間」で設定します。
  • 暗号化セキュア文書(通常のセキュア文書を含む)は50個まで保存可能です。保存可能なジョブ数を超えた場合、そのジョブは無視されます。
  • 大量のページ数の暗号化セキュアプリントはキャンセルされる場合があります(ジョブ状況画面にジョブが表示されない)。 一度に暗号化セキュアプリント(通常のセキュアプリントを含む)できるページ数の目安としては約6,000ページです。 ただし、他の機能(ボックスに文書を保存している)や他のジョブの処理中などで本製品を使用している場合はこのページ数より少なくなります。

 

プリント基本画面から操作する場合

プリント画面から暗号化セキュア文書のプリント操作を行うことができます。

[プリント]を押すと[マイジョブ状況]画面が表示される場合と[ジョブ状況]画面が表示される場合があります。

  • [マイジョブ状況]画面

[マイジョブ状況]はログインサービスを利用している場合に表示されます。[マイジョブ状況]画面にはログインしているユーザのジョブのみ表示されます。

  • [ジョブ状況]画面

[ジョブ状況]画面にはすべてのユーザのジョブが表示されます。


おことわり
  • 種類の選択ドロップダウンリストを押して[セキュアプリント]を選択すると、セキュアプリントジョブだけを表示させることができます。
  • ログインサービスを利用している場合は、ログインしているユーザ以外のセキュアプリントジョブと暗号化セキュアプリントジョブは「********」のように伏せ字で表示され、操作することができません。
  • SSO-Hの管理者としてログインした場合はすべてのユーザのジョブが表示され、詳細情報の表示/プリントの中止が可能です。ただし、セキュア文書と暗号化セキュア文書は、データを送ったユーザ以外がプリントすることはできません。

 
  1. [プリント]を押します。

  • ここでは[マイジョブ状況]画面を例に操作の説明を行いますが、[ジョブ状況]画面からプリントする場合も同様の操作をしてください。
 
  1. 目的の暗号化セキュア文書を選択したあと、[セキュアプリント]を押します。

複数のジョブを選択することもできます。すべてのジョブを選択するには、[全選択]を押します。(ジョブを選択しているときは、[選択解除]に変わります。)

  • 選択したジョブを解除する場合は、もう一度ジョブを選択してチェックボックスの番号をはずします。
  • すべてのジョブの選択を解除する場合は、[選択解除]を押します。(このとき[選択解除]は[全選択]に変わります。)
  • セキュアプリントジョブと暗号化セキュアプリントジョブを同時にプリントすることはできません。
 
  1. パスワードを入力したあと、[OK]を押します。

パソコン側の操作で入力したパスワードと同じパスワードを入力するとプリントができる状態になります。

パスワードが間違っている場合は、「認証できるジョブがありません。」というメッセージが表示されます。正しいパスワードを確認して再入力してください。

選択したジョブにパスワードが合致したジョブと合致しなかったジョブとがある場合は「選択されたジョブのうちxx/xx件の認証が完了しました。」というメッセージが表示され、パスワードが合致したジョブのみプリントされます。

プリントしない場合は、[キャンセル]を押します。

プリントが開始されます。

  • 暗号化セキュア文書ごとにパスワードを設定してください。
  • パスワード入力後もプリント中のジョブや、先に予約されているジョブがある場合は、それらのジョブが終了したあとにプリントされます。
 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

システム状況/中止画面から操作する場合

おことわり

 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [プリント]を押します。

 
  1. [ジョブ状況]を押します。

 
  1. 目的の暗号化セキュア文書を選択したあと、[セキュアプリント]を押します。

  • ログインサービスを利用している場合は、ログインしているユーザ以外のセキュアプリントジョブと暗号化セキュアプリントジョブは「********」のように伏せ字で表示され、操作することができません。
  • SSO-Hの管理者としてログインした場合はすべてのユーザのジョブが表示され、詳細情報の表示/プリントの中止が可能です。ただし、セキュア文書と暗号化セキュア文書は、データを送ったユーザ以外がプリントすることはできません。
 
  1. [パスワード]を押してパスワードを入力したあと、[OK]を押します。

パソコン側の操作で入力したパスワードと同じパスワードを入力してください。プリントができる状態になります。

プリントしない場合は、[キャンセル]を押します。

パスワードが間違っている場合は、「パスワードが間違っています。」というメッセージが表示されます。正しいパスワードを確認して再入力してください。

プリントが開始されます。

  • 暗号化セキュア文書ごとにパスワードを入力してください。
  • パスワード入力後もプリント中のジョブや、先に予約されているジョブがある場合は、それらのジョブが終了したあとにプリントされます。
 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

現在の状況を確認する

システム状況画面の[デバイス]を押すと、本製品の給紙情報やメモリ残量、現在処理中のジョブの状況などを確認できます。


 
  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。

 
  1. [デバイス]を押します。


 
  1. [閉じる]を押します。

基本画面に戻ります。


 

メニューの機能と操作

メニューの構造とタッチパネルでプリント環境を設定する方法について説明しています。


 

メニュー機能

プリント時には、プリント枚数や用紙サイズなどを設定します。これらの一般的な設定は、通常はアプリケーションソフトやプリンタドライバで行います。
しかし、本製品には、プリント枚数や用紙サイズ設定などのほかにも多数の設定項目が用意されており、用途に応じて設定してプリントできます。設定項目の中には、アプリケーションソフトやプリンタドライバで設定できないものもあり、そのような設定項目は「メニュー機能」で設定します。
メニュー機能では、多数の設定項目がメニューの形式で目的別にまとめられているので、設定がしやすくなっています。
メニュー機能を設定する方法には次の2種類があります。

  • 本製品のタッチパネルで設定する方法→タッチパネルにプリンタ仕様設定画面を表示し、表示を見ながらタッチパネル上のキーを押して操作します。
  • 「リモートUI」で設定する方法→タッチパネルで行う設定の一部を、パソコン側からWebブラウザを使用して行うことができます。

おことわり
  • メニュー機能については、本カテゴリではタッチパネルで設定する場合に限って説明します。「リモートUI」で設定する方法については、「リモートUI」を参照してください。
  • メニュー機能の設定内容は、通常は電源を切っても消えないメモリに登録されます。したがって電源を入れなおしても、電源を切る前と同じ設定で起動します。

 

設定の優先順位

メニュー機能とアプリケーションソフトやプリンタドライバとで同じ設定項目がある場合には、アプリケーションソフトやプリンタドライバで設定した内容の方が有効になります。また、メニュー機能にしかない項目を、タッチパネルで行う場合とリモートUIで行う場合では、後から設定した方の内容が有効になります。


おことわり


 

メニューの種類

プリンタ仕様設定は以下のメニューで構成されています。

  • 仕様設定メニュー

本製品からプリントするための設定をします。

仕様設定メニューの中には以下のメニューがあります。

  • 共通メニュー
    プリンタ機能全体に共通する設定をします。
  • Imaging/PDFメニュー
    ダイレクトプリントのデータが送られてきた場合の、動作モードの設定をします。
  • LIPS/エミュレーション設定メニュー
    各動作モード(LIPS LX、LIPS IV、N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2)の設定をします。LIPS、N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2の各モードに共通の「LIPS/エミュレーション共通メニュー」と専用の「LIPS LX設定メニュー」、「LIPS4設定メニュー」、「N201設定メニュー」、「ESC/P設定メニュー」、「I5577設定メニュー」、「HP-GL設定メニュー」、「HP-GL/2設定メニュー」があります。

おことわり
  • 以下の各動作モードの詳細については、各エミュレーションを参照してください。
 

  • ユーティリティメニュー

本製品のプリンタ機能をリセットする「プリンタ初期化」を行います。


 

メニューを操作する

 

メニュー操作を行える状態にする

本製品のメニュー操作はタッチパネルで行います。


おことわり
  • メニュー操作はプリント中やプリント待ちの状態(本製品にプリントデータが蓄積されている状態)で行えますが、設定した内容が有効になるのは、設定終了後に送られてきたデータのみです。

 
  1. 操作パネルの(初期設定/登録)を押します。

 
  1. 初期設定/登録画面が表示されますので、[プリンタ仕様設定]を押します。

 
  1. プリンタ仕様設定画面が表示されますので、以降はタッチパネルのキーを押して、プリンタ機能の設定を行います。


 

タッチパネルのキーを操作する

  • 設定する項目を表示する

設定する項目のキーを押すと、下の階層の選択項目が表示されます。

設定したい項目が表示されるまで、表示される項目から選択していきます。

  • 設定項目が複数画面にわたる場合

1つの階層に設定項目が複数あるため、画面上にすべての項目が表示されていない場合、画面上の[▼]と[▲]の間に、総ページ数と現在のページ数が表示されます。
[▼]/[▲]を押し、設定項目を表示させます。
([▼]を押すと次の画面、[▲]を押すと前の画面を表示することができます。)

  • 設定値を選択する

設定値を選択する画面では次のような選択方法があり、項目により表示される選択画面は異なります。設定を反映しないで設定項目画面に戻る場合は[キャンセル]を押します。

選択肢から1つを選ぶ


[▼]/[▲]を押して数値を指定する


操作パネル上のテンキーまたは[+]/[-]で数値を指定する


[はい]を押して実行する([いいえ]を押すと実行しません)


 

共通メニューについて

ここでは、共通メニューの機能と構造、操作手順について説明します。


 

共通メニューの機能と構造

  • 共通メニューの機能

共通メニューでは、コピー部数や両面プリントなど、すべてのプリント環境に有効な設定をすることができます。また、すべてのメニューで設定した値を工場出荷時の状態に戻す「プリンタ設定初期化」をすることもできます。


  • 共通メニューの構造


おことわり
  • 項目によっては、上図の「給紙」のように、設定項目の階層が2つに分かれているものがあります。
  • 共通メニューの項目によっては、オプションの機能を有効/装着したときのみ設定できる項目があります。

 

共通メニューの操作の流れ

ここでは、コピー部数を「5部」に設定する手順を例に説明します。


 
  1. (初期設定/登録)を押したあと、[プリンタ仕様設定]を押します。
 
  1. [仕様設定]を押します。

 
  1. [コピー部数]を押します。

  • 設定項目名の下には、現在の設定値が表示されます。
 
  1. テンキーまたは[-]/[+]を押してコピー部数を設定します。

  • (クリア)を押すと、設定を変更する前の値に戻ります。
 
  1. [OK]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

LIPS/エミュレーション共通メニューについて

ここでは、LIPS/エミュレーション共通メニューの機能と構造、操作手順について説明します。


 

LIPS/エミュレーション共通メニューの機能と構造

  • LIPS/エミュレーション共通メニューの機能

LIPS/エミュレーション共通メニューでは、モノクロデータの中間調の設定をすることができます。


おことわり
  • LIPS/エミュレーション共通メニューでは、LIPS LX、LIPS IV、N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2の動作モードに共通する設定をします。

  • LIPS/エミュレーション共通メニューの構造


おことわり

 

LIPS/エミュレーション共通メニューの操作の流れ

ここでは、中間調選択の[テキスト]の設定値を「階調」に設定する手順を例に説明します。


 
  1. (初期設定/登録)を押したあと、[プリンタ仕様設定]を押します。
 
  1. [仕様設定]を押します。

 
  1. [LIPS/エミュレーション設定]が表示されるまで[▼]を押します→[LIPS/エミュレーション設定]を押します。

 
  1. [中間調選択]を押します。

 
  1. [テキスト]を押します。

 
  1. [階調]を押します。

 
  1. [OK]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

LIPS LX設定メニューについて

ここでは、LIPS LX設定メニューの機能と構造、操作手順について説明します。


 

LIPS LX設定メニューの機能と構造

  • LIPS LX設定メニューの機能

LIPS LX設定メニューでは、LIPS LXモードが動作した場合のみ有効な設定をすることができます。


  • LIPS LX設定メニューの構造


 

LIPS LX設定メニューの操作の流れ

ここでは、白紙節約を「しない」に設定する手順を例に説明します。


 
  1. (初期設定/登録)を押したあと、[プリンタ仕様設定]を押します。
 
  1. [仕様設定]を押します。

 
  1. [LIPS/エミュレーション設定]が表示されるまで[▼]を押します→[LIPS/エミュレーション設定]を押します。

 
  1. [LIPS LX設定]を押します。

 
  1. [白紙節約]を押します。

 
  1. [しない]を押します。

 
  1. [OK]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

LIPS4設定メニューについて

ここでは、LIPS4設定メニューの機能と構造、操作手順について説明します。


 

LIPS4設定メニューの機能と構造

  • LIPS4設定メニューの機能

LIPS4設定メニューでは、LIPS IVモードが動作した場合のみ有効な設定をすることができます。


  • LIPS4設定メニューの構造


 

LIPS4設定メニューの操作の流れ

ここでは、拡大/縮小を「→A3」に設定する手順を例に説明します。


 
  1. (初期設定/登録)を押したあと、[プリンタ仕様設定]を押します。
 
  1. [仕様設定]を押します。

 
  1. [LIPS/エミュレーション設定]が表示されるまで[▼]を押します→[LIPS/エミュレーション設定]を押します。

 
  1. [LIPS4設定]を押します。

 
  1. [拡大/縮小]を押します。

 
  1. [→A3]を押します。

 
  1. [OK]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

Imagingメニューについて

ここでは、TIFF/JPEG形式の画像ファイルをダイレクトプリントするときに有効な、Imagingメニューの機能と構造、操作手順について説明します。


 

Imagingメニューの機能と構造

  • Imagingメニューの機能

Imagingメニューでは、画像ファイルをダイレクトプリントする際に、画像の向きや大きさを調整したり、印字位置を調整したりするための設定をします。


おことわり
  • Imagingメニューは、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。

  • Imagingメニューの構造



 

Imagingメニューの操作の流れ

ここでは、画像の向きを「縦」に設定する手順を例に説明します。


 
  1. (初期設定/登録)を押したあと、[プリンタ仕様設定]を押します。
 
  1. [仕様設定]を押します。

 
  1. [Imaging]が表示されるまで[▼]を押します→[Imaging]を押します。

 
  1. [画像の向き]を押します。

 
  1. [縦]を押します。

 
  1. [OK]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

PDFメニューについて

ここでは、PDFファイルをダイレクトプリントするときに有効な、PDFメニューの機能と構造、操作手順について説明します。


 

PDFメニューの機能と構造

  • PDFメニューの機能

PDFメニューでは、PDFファイルをダイレクトプリントする際に、印字領域や大きさを調整したり、微妙な階調を表現したりするための設定をします。


おことわり
  • PDFメニューは、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。

  • PDFメニューの構造



 

PDFメニューの操作の流れ

ここでは、用紙サイズに拡大/ 縮小を「する」に設定する手順を例に説明します。


 
  1. (初期設定/登録)を押したあと、[プリンタ仕様設定]を押します。
 
  1. [仕様設定]を押します。

 
  1. [PDF]が表示されるまで[▼]を押します→[PDF]を押します。

 
  1. [用紙サイズに拡大/ 縮小]を押します。

 
  1. [する]を押します。

 
  1. [OK]を押します。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

ユーティリティメニューについて

ここでは、ユーティリティメニューの機能と構造、操作手順について説明します。


 

ユーティリティメニューの機能と構造

  • ユーティリティメニューの機能

ユーティリティメニューでは、本製品のプリンタ機能をリセットして、セキュアプリントなどのメモリ内のプリントデータや処理中のジョブを削除する「プリンタ初期化」をすることができます。


  • ユーティリティメニューの構造



 

ユーティリティメニューの操作の流れ

プリンタ初期化の手順を説明します。


 
  1. (初期設定/登録)を押したあと、[プリンタ仕様設定]を押します。
 
  1. [ユーティリティ]を押します。

 
  1. [プリンタ初期化]を押します。

 
  1. [はい]を押します。

プリンタ初期化が実行されます。

 
  1. [閉じる]を押します。

この操作を繰り返します。

基本画面に戻ります。


 

仕様設定メニューの設定項目

プリント機能の共通設定と、LIPS LX、LIPS IVモードの専用設定を項目別に説明しています。
N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL2の各モードの専用設定については、「N201 エミュレーション」、「ESC/P エミュレーション」、「I5577 エミュレーション」、「HP-GLエミュレーション」、「HP-GL2エミュレーション」を参照してください。


 

仕様設定メニュー 設定項目一覧

  • 表の見かた
  • *1」印の付いている項目や設定値は、オプションの有無や他の設定項目の内容によって表示されるときと、表示されないときがあります。
  • *7」印の付いている項目の情報は、機器情報配信機能を使っても配信されません。
  • 太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。
  • 共通メニュー
設定項目 設定値
コピー部数 1~9999部
両面 両面、片面
給紙

デフォルト用紙サイズ*7

A4、B5、A3、B4、A5、レター、リーガル、レジャー、はがき、往復はがき、4面はがき、封筒 洋形4号

デフォルト用紙タイプ*7

普通紙、OHPフィルム、厚紙、再生紙、色紙、第2原図、ラベル用紙、はがき、封筒

用紙サイズ置換

する、しない
印字調整

スーパースムーズ

する、しない

トナー濃度*1

1~5~9

トナー節約

する、しない

細線補正

する、しない

横線補正

しない、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4

縦線補正

しない、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4

解像度

スーパーファイン、ファイン
レイアウト

とじ方向

長辺とじ、短辺とじ

とじしろ

-50.0~0.0~+50.0mm

短辺/長辺方向移動(表面)

-50.0~0.0~+50.0mm

短辺/長辺方向移動(裏面)

-50.0~0.0~+50.0mm
自動エラースキップ する、しない
セキュアプリント消去時間 1時間、2時間、3時間、6時間、12時間、24時間
タイムアウト タイムアウト時間(5~15~300秒)、しない
RIP完了後印刷 する、しない
仕上げ しない、ソート、回転ソート*1、回転グループ*1、シフトソート*1(☆注1)、シフトグループ*1、ステイプルソート*1(☆注2)、ステイプルグループ*1(☆注3)

シフト部数
☆注1:1~9999部ごと

ステイプル位置
☆注2: 左上(コーナー)、上(ダブル)、右上(コーナー)、右(ダブル)、右下(コーナー)、下(ダブル)、左下(コーナー)、左(ダブル)
☆注3: グループ左上(コーナー)、グループ上(ダブル)、グループ右上(コーナー)、グループ右(ダブル)、グループ右下(コーナー)、グループ下(ダブル)、グループ左下(コーナー)、グループ左(ダブル)
パンチ*1 しない、上、下、左、右
製本印刷 しない、左開き、右開き
中とじ*1 する、しない
クリープ(ずれ)補正*1 しない、自動、補正量(0.00~10.00mm)
OHP中差し*1 しない、白紙中差し、印刷紙中差し
部数印字*1

部数印字*1

する、しない

印字位置*1

5箇所、左上、左下、右上、右下、全面

印字開始数字*1

1~9999

印字サイズ*1

小(12ポイント)、中(24ポイント)、大(36ポイント)

濃度*1

1~3~5

印字位置の調整(縦/横)*1

-8~0~+8mm
プリンタ動作モード*7 自動、LIPS、N201*1、ESC/P、I5577*1、HP-GL*1、HP-GL/2*1、LIPSダンプ、Imaging*1、PDF*1
優先エミュレーション*7 なし、LIPS、N201*1、ESC/P、I5577*1、HP-GL*1、HP-GL/2*1、PDF*1
自動切替*7
LIPS する、しない
N201*1 する、しない
ESC/P する、しない
I5577*1 する、しない
HP-GL*1 する、しない
HP-GL/2*1 する、しない
Imaging*1 する、しない
PDF*1 する、しない
コネクション認識 する、しない
プリンタ設定初期化

  • LIPS/エミュレーション共通メニュー
設定項目 設定値
中間調選択
テキスト 色調、階調、解像度、高解像度
グラフィックス 色調、階調、解像度、高解像度
イメージ 色調、階調、解像度、高解像度

  • LIPS LX設定メニュー
設定項目 設定値
白紙節約 する、しない

  • LIPS4設定メニュー
設定項目 設定値
白紙節約 する、しない
拡大/縮小*7 しない、→A3、→B4、→A4、→B5、→A5、→リーガル、→レター、→はがき、→往復はがき、→4面はがき
複数ページ印刷 しない、2ページ(左)、2ページ(右)、4ページ(横-左)、4ページ(横-右)、4ページ(縦-左)、4ページ(縦-右)
複数ページ余白 パターン1、パターン2
ページの向き 、横
オーバレイ1*7オーバレイ2*7
オーバレイ1設定 する、しない
オーバレイ1番号*1 0~32767
オーバレイ2設定 する、しない
オーバレイ2番号*1 0~32767
漢字コード JIS、シフトJIS、EUC、DEC
文字サイズ 10ポイント、12ポイント、8ポイント
漢字書体 明朝、ゴシック
ANK書体 明朝、ゴシック、ラインプリンタ
漢字グラフィックセット JIS90、JIS78
行数
行数選択 6 lpi、8 lpi、任意設定
任意設定値*1 10~99行/ページ
桁数
桁数選択 自動、10 cpi、12 cpi、15 cpi、任意設定
任意設定値*1 10~200文字/行
自動改ページ する、しない
自動改行 する、しない
CR機能 CRのみ、CR+LF
LF機能 LFのみ、LF+CR
網かけ解像度 クイック、ファイン

  • N201設定メニュー*1*2
設定項目 設定値
ページレイアウト

ページフォーマット

実寸縦、実寸横、10インチ→A4縦、15インチ→A4横、15インチ→B4横、2/3縦、2/3横

用紙位置

中央、左

上余白

-127~0~+127point

用紙位置微調整

-127~0~+127point

領域

標準、ワイド

右マージン既定値

136桁、右端

用紙サイズ*7

A3、B4、A4、B5、A5、はがき

2ページ印刷設定

しない、左、右
フォント

漢字書体*7

明朝、ゴシック、丸ゴシック、フォントID

フォントID*1*7

1、2~999

漢字サイズ

システム、8ポイント、10ポイント、12ポイント

ゼロ書体

斜線無しゼロ、斜線付きゼロ

国別文字

日本、USA、UK、ドイツ、スウェーデン

漢字グラフィックセット

JIS78、JIS90
印字機能

イメージの補正

する、しない

外字サイズ

10.8ポイント、10ポイント

グラフィック

ネイティブ、コピー
印字動作

CR機能

復帰のみ、復帰/改行

印字指令

CRのみ、CRなど

バッファフル

復帰/改行、復帰のみ
VFC

単票用紙長機能

無効、有効

用紙長機能

無効、有効

用紙長設定

1~66~199行

ミシン目スキップ

0~197行
その他

登録レベル

一時、永久

  • ESC/P設定メニュー*3
設定項目 設定値
ページレイアウト

ページフォーマット

実寸縦、実寸横、10インチ→A4縦、15インチ→A4横、15インチ→B4横、B4→A4縦、B4→A4横

上余白

-127~0~+127point

用紙位置微調整

-127~0~+127point

領域

標準、ワイド

右マージン既定値

136桁、右端

用紙サイズ*7

A3、B4、A4、B5、A5、はがき

2ページ印刷設定

しない、左、右
フォント

漢字書体*7

明朝、ゴシック、丸ゴシック、フォントID

フォントID*1*7

1、2~999

漢字サイズ

システム、8ポイント、10ポイント、12ポイント

文字コード

カタカナ、グラフィックス

国別文字

日本、ノルウェー、デンマーク2、スペイン2、ラテンアメリカ、USA、フランス、ドイツ、UK、デンマーク、スウェーデン、イタリア、スペイン
印字機能

イメージの補正

する、しない

縮小文字

する、しない
印字動作

改行機能

LFコマンドを待つ、改行
VFC

連続用紙長

設定方法 システム、任意設定
任意設定値*1 1~66~199行

単票用紙長

設定方法 システム、任意設定
任意設定値*1 1~66~199行

ミシン目スキップ

ミシン目スキップ する、しない
スキップ量*1 1~31行
その他

登録レベル

一時、永久

  • I5577設定メニュー*1*4
設定項目 設定値
ページレイアウト

ページフォーマット

実寸縦、実寸横、10インチ→A4縦、15インチA4横、15インチ→B4横、B4→A4縦、B4→A4横

上余白

-127~0~+127point

用紙位置微調整

-127~0~+127point

領域

標準、ワイド

右マージン既定値

印刷幅、右端

印刷幅

13.2インチ、8インチ、13.6インチ

用紙サイズ*7

A3、B4、A4、B5、A5、はがき

2ページ印刷設定

しない、左、右

横方向の拡大縮小

拡大/縮小 する、しない
拡大/縮小率*1 50~100~200%

縦方向の拡大縮小

拡大/縮小 する、しない
拡大/縮小率*1 50~100~200%
行桁

行固定機能

無効、有効

桁固定機能

無効、有効

行数

10~66~400行

桁数

10~132~400桁

漢字ピッチ

2/1、3/2、4/3、5/4、1/1
フォント

漢字書体*7

明朝、ゴシック、丸ゴシック、フォントID

フォントID*1*7

1、2~999

漢字グラフィックセット

JISIBM、JIS78、JIS90

漢字サイズ

システム、8ポイント、10ポイント、12ポイント

OCRフォント

使用せず、OCR-A、OCR-B、OCR-A/OCR-カナ、OCR-B/OCR-カナ
印字機能

イメージの補正

する、しない

システムオーバレイ*7

システムオーバレイ設定 する、しない
オーバレイ番号*1 1、2、3、4、5

スタートアップマクロ*7

0~255

ユーザオーバレイ1*7/ユーザオーバレイ2*7

ユーザオーバレイ1 する、しない
ユーザオーバレイ2 する、しない
印字動作

自動排紙

自動排紙 する、しない
排紙時間*1 5~30~300秒

HEXモード後のLF

無視する、無視しない

イメージラップ

する、しない

行送りモード

標準、LF
VFC

改行幅

6 lpi、5 lpi、4 lpi、3 lpi、2 lpi、8 lpi、7.5 lpi

用紙長機能

無効、有効

用紙長設定

0~66~512行

ミシン目スキップ

0~509行

改ページ動作

標準、排紙
プロプリンタ

CR機能

復帰のみ、復帰/改行

自動復帰機能

復帰する、復帰しない

ゼロ書体

斜線無しゼロ、斜線付きゼロ

文字セット

1、2

コードページ

437、850

グラフィックモード

有効、無効
その他

コマンドモード

75、Pro

登録レベル

一時、永久

HEX/LIPS機能

無効、有効

LIPSフォーム

LIPS2、LIPS4

  • HP-GL設定メニュー*1*5
設定項目 設定値
ペン

太さ単位

dot、mm

ペン1~8

太さ(dot) 0~1~15 dot
太さ(mm) 0.0~0.1~5.0 mm
グレータイプ 0~8
用紙

原稿用紙サイズ*7

A4、B4、A3、A2、A1、A0、はがき、B6、A5、B5、レター、レジャー

出力用紙サイズ*7

A4、B4、A3、はがき、A5、B5、レター、レジャー
レイアウト

拡大/縮小

しない、自動、手動

拡大/縮小率

50~100~200%

分割印刷

する、しない

座標回転

、90°、180°、270°

ミラー反転

する、しない

クリップモード

プリンタクリップ、プロッタクリップ、用紙クリップ
排紙

「IN」排紙

する、しない

「SP」排紙

する、しない
プロッタ

プロッタユニット

0.02500 mm、0.02488 mm

プロッタID

7550B、7570A、7575A、7576A、7595B、7596B、7599A、7440A、7475A、7550A
拡張

カルーゼルタイプ

1、2、3、4、5

リプロットモード

する、しない

漢字書体*7

明朝、ゴシック、丸ゴシック、フォントID

フォントID*1*7

1~999

漢字グラフィックセット

JIS90、JIS78

エンハンスモード

する、しない

  • HP-GL/2設定*1*6
設定項目 設定値
ペン

パレット選択

データ、パネル

ペン0*1~15*1

太さ 0.0~0.1~5.0 mm
グレー番号 0~8
用紙

原稿用紙サイズ*7

A0、A1、A2、A3、A4、B0、B1、B2、B3、B4、B5、はがき、レター、レジャー、ユーザ定義用紙

ユーザ定義用紙*1*7

高さ 100.0~297.0~2000.0 mm
100.0~210.0~2000.0 mm

出力用紙サイズ*7

A3、A4、B4、B5、はがき、レター、レジャー
レイアウト

イメージの向き

、横

解像度

75 dpi、150 dpi、300 dpi、600 dpi、1200 dpi

拡大/縮小

しない、自動、手動

拡大/縮小率*1

長辺/短辺 25.0~100.0~200.0 %

余白

上/下/左/右 0.0~5.0~50.0 mm

座標回転

、90°、180°、270°

ミラー反転

する、しない

クリップモード

データ、パネル

  • Imaging*1
設定項目 設定値
画像の向き 自動、縦、横
拡大/縮小 しない、自動
印字位置 自動、中央、左上
警告表示 する、しない
印字領域拡大 しない、する
中間調選択 階調、解像度、高解像度

  • PDF*1
設定項目 設定値
用紙サイズに拡大/縮小 する、しない
印字領域拡大 する、しない
複数ページ印刷 しない、2ページ、4ページ、6ページ、8ページ、9ページ、16ページ
中間調選択
テキスト 階調、解像度、高解像度
グラフィックス 階調、解像度、高解像度
イメージ 階調、解像度、高解像度
注釈印刷 自動、する、しない

 

共通メニューの設定項目

おことわり
  • 「*」印の付いている設定値は、お使いの機種やオプションの有無、他の設定項目の内容によって表示されるときと、表示されないときがあります。
  • 太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

 

コピー部数

1~9999部


プリントの部数を設定します。

設定値で指定した部数だけプリントされます。


 

両面

両面、片面


片面にプリントするか両面にプリントするかを設定します。

[両面]に設定すると、用紙の両面にプリントされます。


おことわり
  • 以下の用紙に両面プリントが行えます。
  • 用紙サイズ:A3、B4、A4、A4R、B5、B5R、A5R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターR、エグゼクティブ、ステートメントR
  • 用紙の厚さ:64~90g/m2
  • ロゴ入りの用紙などに両面プリントするときは、以下のように用紙をセットしてください。
  • 給紙カセットからプリントするときは、1ページ目のプリント面を下にしてセットします。
  • 手差しトレイやオプションのペーパーデッキからプリントするときは、1ページ目のプリント面を上にしてセットします。

 

給紙

 

デフォルト用紙サイズ

A4、B5、A3、B4、A5、レター、リーガル、レジャー、はがき、往復はがき、4面はがき、封筒 洋形4号


アプリケーションソフトで用紙サイズが設定できないときなど、本製品が処理を行う用紙サイズを決定できないときに、論理上の用紙サイズを設定します。


おことわり
  • プリンタドライバを使用できないOS(MS-DOSやUNIXなど)からプリントする場合は、給紙カセットにセットされた用紙のサイズと「デフォルト用紙サイズ」の設定を必ず一致させてください。ここで設定した用紙サイズがセットされていない場合、プリント時にエラーメッセージが表示され、本製品は停止します。また、本製品は用紙サイズと用紙タイプの設定に応じて、給紙段を自動的に選択する機能があります。この設定は[ON]にしておいてください。給紙段の自動選択については、「カセットオート選択のON/OFFを設定する」を参照してください。
 

 

デフォルト用紙タイプ

普通紙、OHPフィルム、厚紙、再生紙、色紙、第2原図、ラベル用紙、はがき、封筒


アプリケーションソフトで用紙タイプが設定できないときなど、本製品が処理を行う用紙タイプを決定できないときに、論理上の用紙タイプを設定します。プリントする用紙タイプに合わせて設定してください。


おことわり
  • プリンタドライバを使用できないOS(MS-DOSやUNIXなど)からプリントする場合は、給紙カセットにセットされた用紙のタイプと「デフォルト用紙タイプ」の設定を必ず一致させてください。ここで設定した用紙タイプがセットされていない場合、プリント時にエラーメッセージが表示され、本製品は停止します。また、本製品は用紙サイズと用紙タイプの設定に応じて、給紙段を自動的に選択する機能があります。この設定は[ON]にしておいてください。給紙段の自動選択については、「カセットオート選択のON/OFFを設定する」を参照してください。
  • 「デフォルト用紙サイズ」で[はがき]、[往復はがき]、[4面はがき]に設定するときは、本項目を必ず[はがき]に設定してください。
  • 普通紙、厚紙は以下の基準を目安に設定してください。
  • 普通紙64g/m2以上、90g/m2以下の用紙

  • 厚紙91g/m2以上、128g/m2以下の用紙
  • 次のいずれかに設定した場合のみ、両面プリントが行えます。
    普通紙、色紙、再生紙

 

用紙サイズ置換

する、しない


プリンタドライバで設定した用紙サイズの給紙カセットが、本製品にセットされていないときに、次のサイズの給紙カセットにセットされている用紙に置き換えてプリントされます。


プリンタドライバの設定 プリントされる用紙
A4 レター
レター A4
A3 レジャー(11 × 17)
レジャー(11 × 17) A3

[する]に設定すると、用紙サイズの置き換えを行います。

[しない]に設定すると、用紙サイズの置き換えを行わずにエラーメッセージが表示され、本製品は停止します。


おことわり
  • [する]に設定している場合でも、プリンタドライバで設定したサイズが用紙なしのときは、用紙サイズの置き換えを行いません。
 

 

印字調整

 

スーパースムーズ

する、しない


文字や図形のギザギザの輪郭をなめらかにプリントするスムージング処理を使用するかどうかを設定します。[する]に設定すると、スムージング処理を使ってプリントされます。[しない]に設定すると、スムージング処理を使わずにプリントされます。


おことわり
  • 本項目は、「解像度」を[ファイン]に設定した場合のみ適用されます。
  • スーパースムージングの効果は、文字やグラフィックのパターンによって異なります。

 

トナー濃度

1~5~9


* 本項目は、「トナー節約」を[しない]に設定した場合にのみ表示されます。

プリントするときの印字濃度を9段階の目盛りで調整します。目盛りの中央が工場出荷時の値(5)です。[こく]を押すと目盛りが右に移動して、印字濃度が濃くなります。[うすく]を押すと目盛りが左に移動して、印字濃度が薄くなります。


 

トナー節約

する、しない


トナーを節約してプリントするモードを使用するかどうかを設定します。


おことわり
  • プリントするデータによっては、本項目が「する」に設定されていても、トナー節約は適用されない場合があります。
  • [する]に設定すると、トナーは節約できますが、プリント結果が薄くなり、細い線や濃度の薄いプリントが不鮮明になることがあります。

 

細線補正

する、しない


細い線や小さい文字がかすれる場合や、文字や線をさらに太めに強調したい場合に、より明瞭にプリントすることができます。


おことわり
  • 文書をボックスに保存してプリントする場合でも、細線補正の設定は有効になります。
 

 

横線補正

しない、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4


横線の太さを調整することで、細い線や小さい文字をより明瞭にプリントすることができます。レベルの数字が大きいほど、横線はより太くプリントされます。


おことわり
  • プリンタドライバの「細線補正」が[する]に設定されている場合でも有効になります。
  • 本項目における横線は、用紙送りの方向が基準になります。
  • 本項目を[レベル2]以上に設定すると、中間調画像の場合、階調の急激な変わり目が発生することがあります。

 

縦線補正

しない、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4


縦線の太さを調整することで、細い線や小さい文字をより明瞭にプリントすることができます。レベルの数字が大きいほど、縦線はより太くプリントされます。


おことわり
  • プリンタドライバの「細線補正」が[する]に設定されている場合でも有効になります。
  • 本項目における縦線は、用紙送りの方向が基準になります。
  • 本項目を[レベル2]以上に設定すると、中間調画像の場合、階調の急激な変わり目が発生することがあります。

 

解像度

スーパーファイン、ファイン


プリントするときの解像度を設定します。

解像度は1インチあたりのドット数を示すdpi(dot per inch)という単位で表されます。この数値が大きいほど解像度が高く、より細部まで表現することができます。

[スーパーファイン]に設定すると、1200dpiの解像度でプリントされます。文字や図形の輪郭をきめ細かく再現できます。特に細線や小さい文字が多く含まれるデータをプリントするのに適したモードです。

[ファイン]に設定すると、600dpiの解像度でプリントされます。一般的な文書や表をプリントする場合に適したモードです。


おことわり
  • 本項目はLIPS LXおよびダイレクトプリントモードのジョブに対してのみ適用されます。
  • LIPS4モードの場合、[スーパーファイン]は適用されません。
  • 長尺用紙にプリントする場合は、[ファイン]に設定してプリントしてください。[スーパーファイン]に設定した場合、処理に必要なメモリが不足するためプリントすることができません。

 

レイアウト

 

とじ方向

長辺とじ、短辺とじ


とじる位置を、用紙の長い辺にするか短い辺にするかを設定します。両面プリントをしてとじるときには、表面と裏面とで、とじしろの位置が自動的に調整されます。

とじしろ用の余白の幅や、上/下/左/右とじのいずれにするのかは、「とじしろ」で設定します。

[長辺とじ]に設定すると、とじる位置を用紙の長い辺にします。

[短辺とじ]に設定すると、とじる位置を用紙の短い辺にします。


おことわり
  • 本項目だけを設定しても、とじしろをつけることはできません。「とじしろ」と組み合わせて設定することによって、とじしろをつけることができます。
  • 両面プリントの場合は、本項目の設定に応じて裏面のプリントの向きが異なります。

 

とじしろ

-50.0~0.0~+50.0mm


とじしろ用の余白をつけてプリントするときの、余白の幅を設定します。

設定した値だけ画像をずらして余白を作ります。[▲]を押し「+」の値で画像を+方向にずらし、[▼]を押し「-」の値で画像を-方向にずらします。

用紙の長短どちらの辺にとじしろをつけるのかは「とじ方向」で設定します。用紙の上下左右のどの辺にとじしろをつけるかは、「とじ方向」の設定と「とじしろ」の設定を「+」にするか「-」にするかの組み合わせにより決まります。


おことわり
  • 「とじしろ」を設定した結果、印字データが有効印字領域をはみ出る場合は、その部分が欠けてプリントされるので、ご注意ください。
  • [▲]を押すたびに設定値が0.5mmずつ増え、[▼]を押すたびに設定値が0.5mmずつ減ります。また、[▲]あるいは[▼]から指を離さずに押し続けていると、増減速度が速くなります。
  • 「短辺方向移動」「長辺方向移動」と「とじしろ」を同時に設定した場合は、「とじしろ」と「短辺方向移動」「長辺方向移動」の値を加算して処理されます。


 

短辺/長辺方向移動(表面)

-50.0~0.0~+50.0mm


設定値で指定した値だけ、表面の印字位置を横方向または縦方向にずらして調整します。

裏面の印字位置を調整するには、「短辺/長辺方向移動(裏面)」を設定します。

設定値の増減により、印字位置は次のようになります。

短辺方向移動(表面):設定値が増えると用紙のX方向の余白が広くなります。
設定値が減ると用紙のX方向の余白が狭くなります。
長辺方向移動(表面):設定値が増えると用紙のY方向の余白が広くなります。
設定値が減ると用紙のY方向の余白が狭くなります。


おことわり
  • 印字位置を調整した結果、印字データが有効印字領域をはみ出る場合は、その部分が欠けてプリントされるので、ご注意ください。
  • [▲]を押すたびに設定値が0.5mmずつ増え、[▼]を押すたびに設定値が0.5mmずつ減ります。また、[▲]あるいは[▼]から指を離さずに押し続けていると、増減速度が速くなります。
  • 「とじしろ」と「短辺方向移動」「長辺方向移動」を同時に設定した場合は、「短辺方向移動」「長辺方向移動」と「とじしろ」の値を加算して処理されます。

 

短辺/長辺方向移動(裏面)

-50.0~0.0~+50.0mm


設定値で指定した値だけ、裏面の印字位置を横方向または縦方向にずらして調整します。

表面の印字位置を調整するには、「短辺/長辺方向移動(表面)」を設定します。

設定値の増減により、印字位置は次のようになります。

短辺方向移動(裏面):設定値が増えると用紙のX方向の余白が広くなります。
設定値が減ると用紙のX方向の余白が狭くなります。
長辺方向移動(裏面):設定値が増えると用紙のY方向の余白が広くなります。
設定値が減ると用紙のY方向の余白が狭くなります。


おことわり
  • 印字位置を調整した結果、印字データが有効印字領域をはみ出る場合は、その部分が欠けてプリントされるので、ご注意ください。
  • [▲]を押すたびに設定値が0.5mmずつ増え、[▼]を押すたびに設定値が0.5mmずつ減ります。また、[▲]あるいは[▼]から指を離さずに押し続けていると、増減速度が速くなります。
  • 「とじしろ」と「短辺方向移動」「長辺方向移動」を同時に設定した場合は、「短辺方向移動」「長辺方向移動」と「とじしろ」の値を加算して処理されます。

 

自動エラースキップ

する、しない


エラーが起きたときに、エラーを一時的に解除してプリントを続ける機能(エラースキップ)を、自動的に動作させるかどうかを設定します。

[する]に設定すると、自動的にエラースキップされます。タッチパネルを操作して「エラースキップ」する必要はありません。

[しない]に設定すると、タッチパネルを操作して「エラースキップ」をさせる必要があります。


おことわり
  • 「エラースキップ」するには、システム状況/中止画面で[プリント状況]を押し、エラーが起きているジョブを選択して、[詳細情報]を押したあと、[エラースキップ]を押します。詳しくは、「プリント中のエラーをスキップする」を参照してください。
  • エラースキップとはあくまでエラーを一時的に解除するものです。したがって、正しくプリントされないことがあります。
  • 自動エラースキップで一時解除できるエラーの種類については、「メッセージ一覧」を参照してください。
  • 本項目を[する]に設定すると、複数のエラーが発生している場合でも、自動エラースキップが可能なエラーは、すべて自動的にエラースキップが行われます。

 

セキュアプリント消去時間

1時間、2時間、3時間、6時間、12時間、24時間


暗証番号を設定したプリントジョブ(セキュアプリント)はプリントするまで本製品のハードディスクに保存されます。消去時間を設定しておくと、データの処理が終了してから設定時間が経過したときに自動的にプリントジョブが消去されます。


おことわり
  • 設定した時間が経過していない場合でも、本製品の主電源をオフにしたり、「プリンタ初期化」を行うと、プリントジョブは削除されます。
  • 暗証番号の設定はプリンタドライバで行います。

 

タイムアウト

タイムアウト時間(5~15~300秒)、しない


自動的にジョブを終了させる機能を設定します。

本項目で[タイムアウト時間]を設定しておくと、データが入力されなくなってから設定時間が経過したときに自動的にジョブを終了することができます。アプリケーションソフトから排紙コマンドが送られてこないために、本製品内にデータが残ったままの状態のときも、自動的に排紙することができます。

また、本製品は、複数の動作モード(LIPSやESC/Pなど)を内蔵していますので、これらの動作モードの自動切り替えが可能になります。「プリンタ動作モード」が[自動]に設定されていて、それぞれの動作モードの「自動切替」が[する]に設定されている場合、本製品は、データを受信するとコントロールコマンドを認識して、動作モードを切り替えてプリントを開始し、データの終了を認識するとその動作モードによる動作を終了します。この処理を「ジョブ」といいます。

本製品側ではジョブが終了しないと、次に違う種類のコントロールコマンドのデータがきても動作モードを自動的に切り替えることができません。このような 場合に本項目で[タイムアウト時間]を設定しておきます。

設定値で指定した時間が経過すると、自動的にジョブを終了します。また、[しない]に設定した場合は自動的にジョブを終了させる機能を使いません。


おことわり
  • [タイムアウト時間]を設定した場合、パソコン側の処理に時間がかかると、データの途中でジョブが終了して正しいプリント結果が得られないことがあります。その場合は、[タイムアウト時間]を調節してください。
  • 本製品専用のプリンタドライバを使用しないでプリントしたとき、本項目で設定した時間内にジョブ終了コマンドが送られてこない場合、ジョブがキャンセルされてしまい、正しくプリントされないことがあります。
  • 本項目は、次のジョブに対して有効です。
  • USBからのジョブ
  • 「コネクション認識」が[しない]に設定されている場合のネットワークからのジョブ
  • ジョブの実行中は操作パネルの実行/メモリランプが点滅します。

 

RIP完了後印刷

する、しない


「RIP完了後印刷」の機能を使うかどうかを設定します。RIP完了後印刷とは、複数ページのジョブをプリントするときに、すべてのページのRIP処理が終了してから1ページ目のプリントを開始する機能です。

1ページ目のプリントを開始するまでの時間はかかりますが、2ページ目以降のページ間のプリント間隔が短くなります。プリント時間(ひとつのジョブでプリンタ機能を占有している時間)が短縮されるので、複数の人で本製品を使用しているときや、他の機能を使用するときに便利です。


おことわり
  • 大量のページ数をプリントしようとした場合、ジョブがキャンセルされてプリントされない場合があります。一度にプリントできるページ数の目安としては約8,000ページです。ただし、他の機能(ボックスに文書を保存していたり、フォームを登録している)や他のジョブの処理中などで本製品を使用している場合はこのページ数より少なくなります。
 

 

仕上げ

しない、ソート、回転ソート*、回転グループ*、シフトソート*(☆注1)、シフトグループ*、ステイプルソート*(☆注2)、ステイプルグループ(☆注3)

シフト部数
☆注1: 1~9999部ごと

ステイプル位置

☆注2:

左上(コーナー)、上(ダブル)、右上(コーナー)、右(ダブル)、
右下(コーナー)、下(ダブル)、左下(コーナー)、左(ダブル)

☆注3:

グループ左上(コーナー)、グループ上(ダブル)、
グループ右上(コーナー)、グループ右(ダブル)、
グループ右下(コーナー)、グループ下(ダブル)、
グループ左下(コーナー)、グループ左(ダブル)


* オプションの装着状況により設定できる機能は以下のようになります。

○:設定可 ×:不可
  オプション
未装着時
コピートレイ・J1
装着時
フィニッシャー・S1
フィニッシャー・AE1
サドルフィニッシャー・AE2装着時
ソート
回転ソート ×
回転グループ ×
シフトソート × ×
シフトグループ × ×
ステイプルソート × ×
ステイプルグループ × ×

ページ単位または部単位に仕分けてプリントされます。

[しない]に設定すると、ページごとに指定された部数がプリントされます。

[ソート]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされます。

[回転ソート]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、1部ずつ交互に縦横に回転して排紙されます。

[回転グループ]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページ単位で交互に縦横に回転して排紙されます。

[シフトソート]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、本項目で指定された部数だけ1部ずつ少しずれて排紙されます。

[シフトグループ]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページ単位で少しずれて排紙されます。

[ステイプルソート]に設定すると、ページ順にプリントされ、ステイプルされます。

[ステイプルグループ]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ステイプルされます。

各項目を設定して、3ページのデータを3部プリントした場合


おことわり
  • 手差しトレイからプリントする場合、用紙サイズを[フリーサイズ]に設定していると、本項目の設定は無効になります([しない]を選択した状態になります)。定形サイズを選択してください。(→「手差しトレイの用紙にプリントする」)
  • 大量のページ数をプリントしようとした場合、ジョブがキャンセルされてプリントされない場合があります。一度にプリントできるページ数の目安としては約8,000ページです。ただし、他の機能(ボックスに文書を保存していたり、フォームを登録している)や他のジョブの処理中などで本製品を使用している場合はこのページ数より少なくなります。
  • 「回転ソート」、「回転グループ」を設定することができる用紙サイズは、A4、A4R、B5、B5R、レター、レターRです。
  • [回転ソート]、[回転グループ]を設定する場合、同じサイズの用紙を縦向きと横向きにセットしておく必要があります。両方の向きの用紙がセットされていない場合は、セットされている向きの用紙にすべてのページがプリントされます。
  • 「シフトソート」、「シフトグループ」を設定できる用紙サイズは次のとおりです。
  • フィニッシャー・S1装着時:
    A3、B4、A4、A4R、B5、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターR
  • フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2装着時:
    A3、B4、A4、A4R、B5、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターR

[ステイプルソート]または[ステイプルグループ]に設定すると、ステイプル位置の指定ができます。


おことわり
  • 用紙を横に使用する場合(ランドスケープ画像)、画像の向きと指定したステイプルの位置は合いません。

「ステイプルソート」または[ステイプルグループ]を設定できる用紙サイズと、指定できるステイプルの位置は次のようになります。


  • フィニッシャー・S1装着時

  ○:ステイプル可
  ×:ステイプル不可
    左上
(コーナー)

(ダブル)
右上
(コーナー)

(ダブル)
右下
(コーナー)

(ダブル)
左下
(コーナー)

(ダブル)
  A3 × × × × × ×
  B4 × × × × × ×
  A4 × × × × × ×
  A4R × × × × × ×
  B5 × × × × × ×
  レジャー(11 × 17) × × × × × ×
  リーガル × × × × × ×
  レター × × × × × ×
  レターR × × × × × ×
  エグゼクティブ × × × × × × × ×

  • フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2装着時

  ○:ステイプル可
  ×:ステイプル不可
    左上
(コーナー)
上(ダブル) 右上
(コーナー)
右(ダブル) 右下
(コーナー)
下(ダブル) 左下
(コーナー)
左(ダブル)
  A3 × ×
  B4 × ×
  A4 × ×
  A4R × ○* × × ○* ×
  B5 × ×
  レジャー(11 × 17) × ×
  リーガル × × × ×
  レター × ×
  レターR × ○* × × ○* ×
  エグゼクティブ × × × × × × × ×

  * 同じサイズの用紙が異なる向き(A4の場合はA4R)でセットされている場合のみステイプル可能です。この場合、自動的に回転して出力します。

一度にステイプルできる枚数は、以下のとおりです。


用紙タイプ 用紙サイズ 枚数
普通紙、厚紙 A3、B4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レターR 30枚
A4、B5、レター 50枚

おことわり
  • ステイプルとパンチの設定を同時にする場合、ステイプルの位置とパンチの位置が合うように設定してください。位置が合わないとき(ステイプルの位置が右でパンチの位置が左など)は、両方の設定が無効になり、ステイプルとパンチを行わずにプリントされます。

 

パンチ

しない、上、下、左、右


* 本項目は、本製品に次の組み合わせのオプションを装着している場合にのみ表示されます。
 
  • フィニッシャー・S1とインナーパンチャーキット・Q1
  • フィニッシャー・AE1(またはサドルフィニッシャーAE2)とパンチャーユニット・L1

プリントした用紙にパンチ穴(2カ所)をあける設定をします。


おことわり
  • 手差しトレイからプリントする場合、用紙サイズを[フリーサイズ]に設定していると、パンチを行うことはできません。定形サイズを選択してください。(→「手差しトレイの用紙にプリントする」)
  • 使用できる用紙サイズは、A3、B4、A4、A4R、B5、B5R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターRです。
  • ステイプルとパンチの設定を同時にする場合、ステイプルの位置とパンチの位置が合うように設定してください。位置が合わないとき(ステイプルの位置が右でパンチの位置が左など)は、両方の設定が無効になり、ステイプルとパンチを行わずにプリントされます。

 

製本印刷

しない、左開き、右開き


製本印刷を行うかどうか、また、その方法を指定します。製本印刷とは、用紙を中折りにしてひとつの本になるように、1枚の用紙の表と裏にそれぞれ2ページ分のデータを並べてプリントする処理です。

[しない]に設定すると、製本印刷を行いません。

[左開き]に設定すると、左開きの本になるようにページが並べられてプリントされます。

[右開き]に設定すると、右開きの本になるようにページが並べられてプリントされます。


おことわり
  • 大量のページ数をプリントしようとした場合、ジョブがキャンセルされてプリントされない場合があります。一度にプリントできるページ数の目安としては約8,000ページです。ただし、他の機能(ボックスに文書を保存していたり、フォームを登録している)や他のジョブの処理中などで本製品を使用している場合はこのページ数より少なくなります。
  • 「仕上げ」の設定が[回転グループ]、[シフトグループ]、[ステイプルグループ]に設定されている場合は、[回転ソート]、[シフトソート]、[ステイプルソート]に設定されます。
  • 本項目を設定できるデータのサイズは、A4、B5、A5、レター、ステートメントです。実際にプリントされる用紙サイズは、データサイズがA4のときはA3、B5のときはB4、A5のときはA4またはA4R、レターのときはレジャー(11 × 17)、ステートメントのときはレターまたはレターRです。
  • 異なるサイズのページデータを混在させて製本印刷することはできません。
  • 本項目を[左開き]または[右開き]に設定すると、「中とじ」を設定することができます。

 

中とじ

する、しない


* 本項目は、オプションのサドルフィニッシャー・AE2を装着していて、「製本印刷」が[左開き]または[右開き]に設定されている場合にのみ表示されます。

製本印刷時に用紙の中央にステイプルしてローラで折り目をつけるかどうかの設定をします。


おことわり
  • 大量のページ数をプリントしようとした場合、ジョブがキャンセルされてプリントされない場合があります。一度にプリントできるページ数の目安としては約8,000ページです。ただし、他の機能(ボックスに文書を保存していたり、フォームを登録している)や他のジョブの処理中などで本製品を使用している場合はこのページ数より少なくなります。
  • 中とじ時にプリントした用紙が1枚のときは、ステイプルは行わずに折り目のみつけます。
  • 一度に、15枚まで中とじできます。15枚を超えた場合は、中とじしないで排紙されます。
  • 中とじ出力で製本トレイに積載できる部数は以下の通りです。 最大部数に達すると、プリント動作は一時停止されます。この状態で製本トレイの用紙を取り除くと残りのプリントが再開されます。
    ・1~5枚/25部*
    ・6~10枚/15部*
    ・11~15枚/10部
    *製本の[表紙をつける]を設定している場合は10部まで

 

クリープ(ずれ)補正

しない、自動、補正量(0.00~10.00mm)


* 本項目は、「製本印刷」が[左開き]または[右開き]に設定されている場合にのみ表示されます。

中とじで製本するときの、各ページの印字位置を調整します。

用紙を中折りにすると内側のページほど紙の端がずれるため、用紙の端を切り揃えたときに、小口の余白の幅が狭くなります。また、ページ数や紙の厚さによっては印字内容も切り落とされることがあります。本項目では、とじ側の余白を調整することで、このような印字内容のずれ(クリープ)を補正することができます。

[自動]に設定すると、ページ数や紙の厚さに基づいて、とじ側の余白が自動的に調整されます。

[補正量]に設定すると、用紙を中折りにしたときの最も内側と最も外側のページにおいて、紙の端がずれる差を指定して、その数値に基づいてとじ側の余白が調整されます。


おことわり
  • [▲]を押すたびに設定値が0.05mmずつ増え、[▼]を押すたびに設定値が0.05mmずつ減ります。また、[▲]あるいは[▼]から指を離さずに押し続けていると、加減速度が速くなります。
  • 「短辺方向移動」、「長辺方向移動」、「とじしろ」と本項目を同時に設定した場合は、本項目と「とじしろ」、「短辺方向移動」「長辺方向移動」の値を加算して処理されます。

 

OHP中差し

しない、白紙中差し、印刷紙中差し


* 本項目は「部数印字」が[しない]に設定されている場合にのみ表示されます。

OHPフィルムにプリントするとき、ページごとに中差し用紙をはさんでプリントします。また、中差し用紙にOHPフィルムと同じプリントをすることもできます。

[しない]に設定すると、中差し用紙をはさまないでプリントします。

[白紙中差し]に設定すると、OHPフィルムの間に白紙の中差し用紙をはさみます。

[印刷紙中差し]に設定すると、OHPフィルムの間に中差し用紙をはさみ、中差し用紙にもOHPフィルムと同じプリントをします。


おことわり
  • 「仕上げ」の設定が[回転グループ]、[シフトグループ]、[ステイプルグループ]に設定されている場合は、[回転ソート]、[シフトソート]、[ステイプルソート]に設定されます。
  • [印刷紙中差し]に設定すると、中差し用紙のプリントもプリント枚数としてカウントされます。[白紙中差し]に設定すると、白紙の中差し用紙はプリント枚数としてカウントされません。

 

部数印字

 

部数印字

する、しない


* 本項目は、「OHP中差し」が[しない]に設定されている場合にのみ表示されます。

プリントするページ内に印刷部数(シリアルナンバー)を印刷するかどうかを設定します。

印刷部数は、部ごとに連番でプリントされますので、機密文書を特定部数のみプリントするときなどに便利です。

また、印字する文字のレイアウトや開始数字の設定をすることができますので、必要に応じて設定してください。

印刷部数は、次のようにプリントされます。


おことわり
  • 「仕上げ」の設定が[回転グループ]、[シフトグループ]、[ステイプルグループ]に設定されている場合は、[回転ソート]、[シフトソート]、[ステイプルソート]に設定されます。
  • システム管理設定(初期設定/登録)の「強制地紋印字モード(プリント)」と本項目を同時に設定した場合、本項目の設定は無効になります。強制地紋印字モードの機能については、「地紋印字モードを設定する(地紋印字モード)」を参照してください。
  • 印刷部数は00001から99999まで順に印字されます。99999の次は00001に戻ります。また、開始番号を任意に設定することもできます。(→印字開始数字
  • プリントする部数が1部の場合でも、本項目を[する]に設定すると部数が印字されます。
  • 以下のページには、印字されません。
  • 表紙、合紙、章紙、タブ紙、仕切紙、裏表紙として挿入した用紙
  • 白紙ページ(印刷データがないページ)
  • 複数ページを一枚の用紙にプリントした場合
  • 「製本印刷」する場合やOHPフィルムにプリントする場合、フォーム合成する場合は、正しく部数が印字されない場合があります。
  • 「とじしろ」や「長辺/短辺方向移動」と組み合わせて設定した場合、部数印字の文字が欠ける場合があります。

 

印字位置

5箇所、左上、左下、右上、右下、全面


* 本項目は、「部数印字」が[する]に設定されている場合にのみ表示されます。

プリントする印刷部数の位置を設定します。
[全面]に設定すると、用紙いっぱいに印刷部数を印字することができます。


 

印字開始数字

1~9999


* 本項目は、「部数印字」が[する]に設定されている場合にのみ表示されます。

印刷部数の開始番号を設定します。[1]に設定すると、「00001」が開始番号になり、[9999]に設定すると、「09999」が開始番号になります。


おことわり
  • タッチパネルの「部数印字」の設定が[しない]の場合でも、プリンタドライバで部数印字の設定を有効にすると、印刷部数が印字されます。
 

 

印字サイズ

小(12ポイント)、中(24ポイント)、大(36ポイント)


* 本項目は、「部数印字」が[する]に設定されている場合にのみ表示されます。

プリントする印刷部数の大きさ(ポイント数)を設定します。


 

濃度

1~3~5


* 本項目は、「部数印字」が[する]に設定されている場合にのみ表示されます。

プリントする印刷部数の濃度を設定します。数字が大きいほど濃くプリントされます。


 

印字位置の調整(縦/横)

-8~0~+8mm


* 本項目は、「部数印字」が[する]に設定されている場合にのみ表示されます。

「印字位置」で指定した印刷部数の位置を、横方向または縦方向にずらして細かく調整することができます。

設定値の増減により、印刷部数の印字位置は次のようになります。


印字位置の調整(縦): 設定値が増えると、印字位置は用紙の下方向にずれます。
設定値が減ると、印字位置は用紙の上方向にずれます。
印字位置の調整(横): 設定値が増えると、印字位置は用紙の右方向にずれます。
設定値が減ると、印字位置は用紙の左方向にずれます。


おことわり
    • 印字位置を調整した結果、印刷部数の文字が有効印字領域をはみ出る場合は、その部分が欠けてプリントされるので、ご注意ください。

 

プリンタ動作モード

自動、LIPS、N201*1、ESC/P、I5577*1、HP-GL*1、HP-GL/2*1、LIPSダンプ、Imaging*2、PDF*2


*1 [N201]、[I5577]、[HP-GL]、[HP-GL/2]は、エミュレーション拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。
*2 [Imaging]と[PDF]は、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。

お使いのアプリケーションソフトのプリンタ選択画面で選択したプリンタの種類やプリントするデータの種類に合わせて、次のいずれかに動作モードを切り替えることができます。

  • [自動]:(自動切り替えモード)

パソコンから送信されたデータが、LIPS、N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2エミュレーションコマンドのいずれを使用しているのかや、ダイレクトプリントのデータかどうかを自動的に判別して、動作モードを切り替えます。

アプリケーションソフトからプリントする場合、通常はこのモードでお使いください。


おことわり
  • 工場出荷時の状態では、すべてのモードを対象に自動切り替えを行うように設定されていますが、自動切り替えの対象となるモードを限定することもできます。(→自動切替
 

  • [LIPS]:(LIPSモード)

LIPSモードに切り替えます。アプリケーションソフトが使用するコントロールコマンドがLIPSに限られる場合や、自動切り替えでうまくLIPSモードに切り替わらない場合にこのモードにします。

  • [N201]:(N201エミュレーションモード)

N201エミュレーションモードに切り替えます。 アプリケーションソフトが使用するコントロールコマンドがN201エミュレーションコマンドに限られる場合や、自動切り替えでうまくN201エミュレーションモードに切り替わらない場合にこのモードにします。

  • [ESC/P]:(ESC/Pエミュレーションモード)

ESC/Pエミュレーションモードに切り替えます。アプリケーションソフトが使用するコントロールコマンドがESC/Pエミュレーションコマンドに限られる場合や、自動切り替えでうまくESC/Pエミュレーションモードに切り替わらない場合にこのモードにします。

  • [I5577]:(I5577エミュレーションモード)

I5577エミュレーションモードに切り替えます。アプリケーションソフトが使用するコントロールコマンドがI5577エミュレーションコマンドに限られる場合や、自動切り替えでうまくI5577エミュレーションモードに切り替わらない場合にこのモードにします。

  • [HP-GL]:(HP-GLエミュレーションモード)

HP-GLエミュレーションモードに切り替えます。アプリケーションソフトが使用するコントロールコマンドがHP-GLエミュレーションコマンドに限られる場合や、自動切り替えでうまくHP-GLエミュレーションモードに切り替わらない場合にこのモードにします。

  • [HP-GL/2]:(HP-GL/2エミュレーションモード)

HP-GL/2エミュレーションモードに切り替えます。アプリケーションソフトが使用するコントロールコマンドがHP-GL/2エミュレーションコマンドに限られる場合や、自動切り替えでうまくHP-GL/2エミュレーションモードに切り替わらない場合にこのモードにします。

  • [LIPSダンプ]:(LIPSダンプモード)

パソコンから送信されたデータを図形や文字に変換せずにLIPSのコントロールコマンドの形式でプリントされます。パソコンからの出力内容を検証する場合などにこのモードにします。

LIPSダンプリストの見かたについては、「LIPSダンプリスト」を参照してください。

  • [Imaging]:(Imagingモード)

Imagingモードに切り替えます。TIFF/JPEGの画像ファイルをダイレクトプリントする場合や、自動切り替えでうまくImagingモードに切り替わらない場合にこのモードにします。

  • [PDF]:(PDFモード)

PDFモードに切り替えます。PDFファイルをダイレクトプリントする場合や、自動切り替えでうまくPDFモードに切り替わらない場合にこのモードにします。


 

優先エミュレーション

なし、LIPS、N201*1、ESC/P、I5577*1、HP-GL*1、HP-GL/2*1、PDF*2


*1 [N201]、[I5577]、[HP-GL]、[HP-GL/2]は、エミュレーション拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。
*2 [PDF]は、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。

プリンタ動作モード」を[自動]に設定した状態で、本製品がコントロールコマンドやダイレクトプリントのデータを識別できなかった場合に、優先的に動作モードを切り替える「優先エミュレーション」を設定しておくことができます。

  • [なし]

優先エミュレーションを設定しません。

コントロールコマンドやダイレクトプリントのデータを識別できなかった場合は、以前の動作モードで引き続き処理されます。

工場出荷時は、[なし]に設定されています。

  • [LIPS]

LIPSモードを優先エミュレーションにします。

  • [N201]

N201エミュレーションモードを優先エミュレーションにします。

  • [ESC/P]

ESC/Pエミュレーションモードを優先エミュレーションにします。

  • [I5577]

I5577エミュレーションモードを優先エミュレーションにします。

  • [HP-GL]

HP-GLエミュレーションモードを優先エミュレーションにします。

  • [HP-GL/2]

HP-GL/2エミュレーションモードを優先エミュレーションにします。

  • [PDF]

PDFモードを優先エミュレーションにします。


 

自動切替

LIPS

する、しない

N201*1

する、しない

ESC/P

する、しない

I5577*1

する、しない

HP-GL*1

する、しない

HP-GL/2*1

する、しない

Imaging*2

する、しない

PDF*2

する、しない


*1 [N201]、[I5577]、[HP-GL]、[HP-GL/2]は、エミュレーション拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。
*2 [Imaging]と[PDF]は、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。

プリンタ動作モード」が[自動]に設定されている場合の、自動切り替えの対象となる動作モードを設定します。LIPS、N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2エミュレーションおよびImaging、PDFの各モードについて設定します。[する]に設定すると、そのモードを自動切り替えの対象とします。[しない]に設定すると、そのモードを自動切り替えの対象としません。


おことわり
  • エミュレーション拡張キットまたはダイレクトプリント拡張キットのライセンス登録を行ったあとは、必ず本製品の主電源スイッチを入れなおし、プリンタ設定初期化を行ってください。エミュレーション拡張キットまたはダイレクトプリント拡張キットの機能は、ライセンス登録後に、主電源スイッチを入れなおし、プリンタ設定初期化を行うことによって使用できる状態になります。
  • 本項目で、すべてのモードを[しない]に設定すると、受信したすべてのデータは無効になりプリントされません。ただし、本製品専用のプリンタドライバをご使用の場合は、設定にかかわらず正しくプリントされます。

 

コネクション認識

する、しない


ネットワークを使用してプリントした場合に、正しいプリント結果が得られないこと(文字化けやオーバレイプリントが正しくできないなど)があります。そのような場合に、本項目を[しない]に設定してください。


おことわり
  • 本項目はネットワークからのジョブに対してのみ有効です。
 

 

プリンタ設定初期化


プリンタ設定初期化をすると、仕様設定メニューで設定した内容を工場出荷時の設定に戻すことができます。

「プリンタ設定初期化」を選択すると、「設定内容を初期化しますか?」という確認のメッセージが表示されます。[はい]を押すと初期化が行われます。[いいえ]を押すと、初期化は行われません。


おことわり
  • 初期化の最中に電源をオフにしないでください。本製品に搭載されているメモリが故障することがあります。
  • エミュレーション拡張キットまたはダイレクトプリント拡張キットのライセンス登録を行ったあとは、必ず本製品の主電源スイッチを入れなおし、プリンタ設定初期化を行ってください。エミュレーション拡張キットまたはダイレクトプリント拡張キットの機能は、ライセンス登録後に、主電源スイッチを入れなおし、プリンタ設定初期化を行うことによって使用できる状態になります。

 

LIPS/エミュレーション共通メニューの設定項目

おことわり
  • 太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

 

中間調選択

テキスト

色調、階調、解像度、高解像度

グラフィックス

色調、階調、解像度、高解像度

イメージ

色調、階調、解像度、高解像度


プリント時の中間調の表現方法を設定します。

「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。

[色調]は、明暗のコントラストを効かせ、安定した質感とメリハリのある階調で印刷を行うことができます。写真画像などのイメージデータをプリントするのに適しています。

[階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。

[解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。

[高解像度]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。


おことわり
  • LIPS4, LIPS LXでは選択された中間調によって階調特性が異なります。
 

 

LIPS LX設定メニューの設定項目

おことわり
  • 太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

 

白紙節約

する、しない


LIPS LXコマンドで作られた印刷データの各ページに印字するデータがない場合、そのページを白紙で排出させるかどうかを設定します。

[する]に設定すると、白紙を排出させません。[しない]に設定すると、白紙を排出させます。

本機能を使用すると、白紙が排出されることがなくなり、用紙を節約することができます。


 

LIPS4設定メニューの設定項目

おことわり
  • 太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

 

白紙節約

する、しない


アプリケーションソフトから送られた改ページコード(FF)と改ページコードの間に印字するデータがない場合、そのページを白紙で排出させるかどうかを設定します。

[する]に設定すると、白紙を排出させません。[しない]に設定すると、白紙を排出させます。

本機能を使用すると、白紙が排出されることがなくなり、用紙を節約することができます。


 

拡大/縮小

しない、→ A3、→ B4、→ A4、→ B5、→ A5、→ リーガル、→ レター、→はがき、→往復はがき、→ 4面はがき


拡大または縮小プリントの設定をします。

アプリケーションソフトで作成したデータサイズと、設定値で指定した出力用紙サイズから、自動的に倍率が計算され、拡大/縮小してプリントされます。


おことわり
  • アプリケーションソフトで作成するデータのサイズが定形サイズ(A4、B5、レターなど)でない場合は、正しく拡大/縮小されないことがあります。
  • 拡大/縮小の処理は、データの左上端を基点として処理されます。
  • 拡大/縮小でプリントすると、線の太さにムラが生じたり、細い線が消えたりすることがあります。
  • アプリケーションソフトからのコマンドの内容によっては、正しく拡大/縮小してプリントされないことがあります。
  • 拡大/縮小率が25~200%の範囲を超える場合は、拡大/縮小は行われず等倍でプリントされます。この場合正しいプリント結果にはなりません。

 

複数ページ印刷

しない、2ページ( 左)、2ページ( 右)、4ページ( 横-左)、4ページ( 横-右)、4ページ( 縦-左)、4ページ( 縦-右)


アプリケーションソフト側で作成したデータを、2ページ分または4ページ分を並べて1ページにプリントできます。

[2ページ(左)]に設定すると、2ページ分のデータが左または上から並べられてプリントされます。

[2ページ(右)]に設定すると、2ページ分のデータが右または下から並べられてプリントされます。

[4ページ(横-左)]に設定すると、4ページ分のデータが、左上から横方向に並べられてプリントされます。

[4ページ(横-右)]に設定すると、4ページ分のデータが、右上から横方向に並べられてプリントされます。

[4ページ(縦-左)]に設定すると、4ページ分のデータが、左上から縦方向に並べられてプリントされます。

[4ページ(縦-右)]に設定すると、4ページ分のデータが、右上から縦方向に並べられてプリントされます。


おことわり
  • 異なるサイズのページデータを並べて1ページにプリントすることはできません。
  • 「拡大/ 縮小」と「複数ページ印刷」を同時に設定し縮小率が25%より小さくなる場合、「複数ページ印刷」は行われず正しいプリント結果にはなりません。

 

複数ページ余白

パターン1、パターン2


「複数ページ印刷」の機能を使って2ページ分または4ページ分を並べてプリントする場合の、余白のとりかたを設定します。

[パターン1]に設定すると、各ページが接する部分に余白をつけてレイアウトされます。

[パターン2]に設定すると、各ページが接する部分に余白をつけずにレイアウトされます。


おことわり
  • [パターン1]と[パターン2]とでは余白のとりかたが違うため、画像の縮小率が異なります。[パターン1]よりも[パターン2]のほうが若干画像が大きくなります。
  • [パターン2]に設定した場合でも、用紙の長辺と短辺の比率によっては、余白がつくことがあります。

 

ページの向き

、横


用紙を縦に使ってプリントするか、横に使ってプリントするかを設定します。

[縦]に設定すると、用紙が排紙される向きにかかわらず、用紙を縦に使ってプリントされます。

[横]に設定すると、用紙が排紙される向きにかかわらず、用紙を横に使ってプリントされます。


 

オーバレイ1/オーバレイ2

オーバレイ1設定

する、しない

オーバレイ1番号*

0~32767

オーバレイ2設定

する、しない

オーバレイ2番号*

0~32767


* 「オーバレイ1/オーバレイ2番号」は、「オーバレイ1/オーバレイ2設定」を[する]に設定した場合にのみ表示されます。

オーバレイプリントを行うかどうかを設定します。オーバレイプリントを行う場合は、オーバレイプリントで使用するフォーマットデータの番号を指定します。

オーバレイプリントとは、各ページに共通するタイトルや表組みなどのフォーマットを、あらかじめ本製品のオーバレイ領域に登録し、あとから別のデータを重ねてプリントする機能です。オーバレイプリントを行うと、各ページ共通のデータを、ページごとにアプリケーションソフト側から送る必要がないため、効率良くプリントすることができます。

オーバレイ領域には、1ページ分のフォーマットを最大で32,768種類登録することができます。フォーマットの作成や登録は、アプリケーションソフト側からLIPSのコントロールコマンドで行います。登録の際にはフォーマットに0~32767の番号をつけて登録します。本項目では、オーバレイ1あるいはオーバレイ2として、どの番号のフォーマットを選択するかという設定だけを行います。


おことわり
  • オーバレイの内容は本製品の主電源をオフにした場合や「プリンタ初期化」を行った場合は削除されます。
  • オーバレイ領域に登録したフォーマットデータの内容や番号、サイズは、LIPSユーティリティプリントの「オーバレイプリント」、「オーバレイリスト」で確認することができます。
  • 「オーバレイプリント」、「オーバレイリスト」の出力のしかたについては、「LIPS IVモード専用のリスト」を参照してください。
  • 登録するフォーマットをLIPSのコントロールコマンドでプログラミングするときは、オプションの「プログラマーズマニュアル」を参照してください。

 

漢字コード

JIS、シフトJIS、EUC、DEC


プリントするデータの漢字コード体系に応じて、漢字コードを設定します。

通常は[JIS]に設定しておきますが、[JIS]以外の設定値は次のような場合に設定します。

  • シフトJIS:アプリケーションソフトを使わず、MS-DOSのテキストデータをそのままプリントするとき
  • EUC(Extended Unix Code:UNIX拡張コード):UNIXをOSとするワークステーションやパソコンを使用するとき
  • DEC(DECコード):DEC漢字コードを採用しているワークステーションを使用するとき

各漢字コードの文字セットは、次のようにG0~G3の割り当てテーブルに割り当てられます。


  シフトJIS JIS EUC DEC
G0 半角英数字 半角英数字 半角英数字 半角英数字
G1 半角カナ 半角カナ 全角漢字 半角カナ
G2 全角漢字 全角漢字 半角カナ 全角漢字
G3 漢字縮小 漢字縮小 全角漢字 全角漢字

GL G0 G0 G0 G0
GR G1 G1 G1 G3
ペア G0~G1 G0~G1 解除 解除

おことわり
  • [シフトJIS]に設定すると、LIPSのC1制御命令は使用できなくなりますが、ビット長を7ビット形式で送信すれば、LIPSのコマンドとして動作します。
  • 本項目で漢字コードを設定するということは、漢字コード体系に応じて文字セットを割り当てテーブルに割り当てるということです。JISで規定されていない拡張文字などはプリントされません。
    上記以外の漢字コードを使用する場合は、アプリケーションソフト側で文字セットを割り当ててください。
  • 指定された文字セットが存在しない場合は、近い属性の文字セットを使用してプリントされます。
  • JIS漢字コードには「新JIS」と「旧JIS」があります。新JISと旧JISの切り替えは、「漢字グラフィックセット」で設定します。
  • UNIXではEUCを採用していますが、中にはOSのデバイスドライバがJIS漢字コードなどに変換するものもあります。詳しくは、コンピュータの操作説明書を参照してください。

 

文字サイズ

10ポイント、12ポイント、8ポイント


印字する文字の大きさをポイント数で設定します。

1ポイントは約0.35mm(1/72インチ)です。

コントロ-ルコマンドでLIPS IIIまたはLIPS IVを使用しているときと、LIPS II+を使用しているときとでは同じ設定値でも、実際にプリントされる大きさが次のように異なります。

  • [10ポイント]:LIPS III/IV = 10ポイント LIPS II+ = 9.6ポイント
  • [12ポイント]:LIPS III/IV = 12ポイント LIPS II+ = 12ポイント
  • [8ポイント]:LIPS III/IV = 8ポイント LIPS II+ = 7.2ポイント

設定値 LIPS III/IVLIPS II

おことわり
  • LIPS II+のときのポイント数(7.2、9.6)はタッチパネル上に表示されません。
 

 

漢字書体

明朝、ゴシック


漢字やひらがななどの全角文字の書体を設定します。


「明朝」 「ゴシック」

 

ANK書体

明朝、ゴシック、ラインプリンタ


半角英数字や半角カナなどのANK文字の書体を設定します。

ANKとは、Alphabet、Numeric、Kanaの略です。


明朝
ゴシック
ラインプリンタ

 

漢字グラフィックセット

JIS90、JIS78


漢字コード」の種類で[JIS]を選択した場合に使用する漢字グラフィックセットを設定します。

JIS漢字コードには「新JIS(JIS90)」と「旧JIS(JIS78)」があります。新JISコードは、旧JISコードに特殊記号、罫線、漢字などを追加、変更したものです。パソコン側に合わせて設定してください。


おことわり
  • グラフィックセットとは、パソコンからのコードに対して、どの文字を割り当てるかという取り決めです。それを示したものがコード表です。
  • 新JISと旧JISの漢字コード表は付属の取扱説明書CD-ROMの[FONTLIST]フォルダに収録されています。

 

行数

行数選択

6 lpi、8 lpi、任意設定

任意設定値*

10~99行/ページ


* 「任意設定値」は、「行数選択」が[任意設定]に設定されている場合にのみ表示されます。

1インチまたは1ページにプリントする行数を設定します。

lpiはLine Per Inchの略で、1インチあたりの行数の単位を表します。

[6 lpi]に設定すると、1インチに6行プリントされます。

[8 lpi]に設定すると、1インチに8行プリントされます。

[任意設定]に設定すると[任意設定値]が表示され、1ページにプリントする行数を10~99行の範囲で指定できます。


 

桁数

桁数選択

自動、10 cpi、12 cpi、15 cpi、任意設定

任意設定値*

10~200文字/行


* 「任意設定値」は、「桁数選択」が[任意設定]に設定されている場合にのみ表示されます。

1インチまたは1行にプリントする文字数を設定します。

cpiは、Characters Per Inchの略で、1インチあたりの文字数の単位を表します。

[自動]に設定すると、現在選択しているフォントに応じた文字数でプリントされます。

[10 cpi]に設定すると、1インチに10桁プリントされます。

[12 cpi]に設定すると、1インチに12桁プリントされます。

[15 cpi]に設定すると、1インチに15桁プリントされます。

[任意設定]に設定すると[任意設定値]が表示され、1行にプリントする文字数を10~200文字の範囲で指定できます。


 

自動改ページ

する、しない


印字位置が有効印字領域の下端を超えようとしたとき、改ページコード(FF)を受信しなくても、自動的に改ページしてプリントするかどうかを設定します。


おことわり
  • [しない]に設定すると、パソコンから改ページコード(FF)が送られるまで印字位置を変更しません。
 

 

自動改行

する、しない


印字位置が右マージンまたは有効印字領域の右端を超えようとしたとき、復帰コード(CR)や改行コード(LF)を受信しなくても、自動的に改行してプリントするかどうかを設定します。


おことわり
  • [しない]に設定すると、パソコンから復帰コード(CR)、改行コード(LF)が送られるまで印字位置を変更しません。
 

 

CR機能

CRのみ、CR+LF


復帰コード(CR)を受信したときの、印字位置の移動のしかたを設定します。

[CRのみ]に設定すると、復帰コード(CR)を受信すると、印字位置を現在印字中の行の第一文字目(左マージン)に移動します。

[CR + LF]に設定すると、復帰コード(CR)を受信すると、印字位置を現在印字中の行の次の行の第一文字目に移動します。


 

LF機能

LFのみ、LF+CR


改行コード(LF)を受信したときの、印字位置の移動のしかたを設定します。

[LFのみ]に設定すると、改行コード(LF)を受信すると、印字位置を現在印字中の行の次の行に移動します。桁位置はそのままです。

[LF + CR]に設定すると、改行コード(LF)を受信すると、印字位置を現在印字中の行の次の行の第一文字目に移動します。


 

網かけ解像度

クイック、ファイン


網かけや飾り罫線のパターンの解像度を設定します。

[クイック]に設定すると、300dpi用にデザインされたパターンを2倍に拡大して使用します。

[ファイン]に設定すると、600dpi用にデザインされたパターンを使用します。「クイック」よりも高精度でプリントできます。


 

Imagingメニューの設定項目

おことわり
  • Imagingメニューは、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。
  • 太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

 

画像の向き

自動、縦、横


画像を縦方向にプリントするか、横方向にプリントするかを設定します。

[自動]に設定すると、TIFFデータの画像の幅と高さを比較して、幅が大きければ、画像が横向きにプリントされます。高さが大きければ、画像が縦向きにプリントされます。

[縦]に設定すると、画像の幅と高さの比率に関係なく、画像が縦向きにプリントされます。

[横]に設定すると、画像の幅と高さの比率に関係なく、画像が横向きにプリントされます。


 

拡大/縮小

しない、自動


有効印字領域に合わせて、拡大または縮小するかどうかの設定をします。

[自動]に設定すると、画像のサイズが有効印字領域よりも大きい場合、有効印字領域におさまるように画像が縮小されてプリントされます。また、画像のサイズが有効印字領域よりも小さい場合、有効印字領域いっぱいに画像が拡大されてプリントされます。


おことわり
  • [しない]に設定した場合でも、出力用紙サイズより画像が大きい場合はプリントする用紙サイズの有効印字領域に画像がおさまるように自動的に縮小されます。
  • [自動]に設定すると、TIFF形式のデータが持つTagが指定する印字位置は無視されます。
  • 本項目では、縦と横の比率を固定して、画像が拡大または縮小されます。

 

印字位置

自動、中央、左上


画像をどの位置に印字するかを設定します。

[自動]に設定すると、TIFF形式のデータで印字位置が指定されている場合は、指定された位置に印字されます。印字位置が指定されていない場合は、中央の位置にプリントされます。

[中央]に設定すると、TIFF形式のデータで印字位置が指定されていても、中央の位置にプリントされます。

[左上]に設定すると、TIFF形式のデータで印字位置が指定されていても、左上の位置にプリントされます。


おことわり
  • JPEG形式のデータには印字位置の指定がありません。[自動]に設定した場合は、中央の位置にプリントされます。
 

 

警告表示

する、しない


Imaging機能に関するエラーを検出したときの、ジョブの処理方法を選択することができます。

[する]に設定すると、タッチパネルにエラーを表示させます。

[しない]に設定すると、エラーを表示させずに、そのままジョブの処理を行います。


おことわり
  • 本項目を[しない]に設定している場合でも、エラーの種類によっては、エラー表示されることがあります。
 

 

印字領域拡大

しない、する


印字領域を広げて印刷するかどうかを設定します。

[する]に設定すると、余白が各用紙のサイズの端から上下左右2.5mm(B4以上の用紙は後端が3.5mm)となり、印字領域が拡大されます。

[しない]に設定すると、上下左右とも周囲5mmを除いた範囲が有効印字領域となります。


おことわり
  • 用紙いっぱいにデータがある場合、[する]に設定してプリントしても、データの周囲が欠けて印字されることがあります。
 

 

中間調選択

階調、解像度、高解像度


プリント時の中間調の表現方法を設定します。

[階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。

[解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。

[高解像度]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。


 

PDFメニューの設定項目

おことわり
  • PDFメニューは、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみ表示されます。
  • 太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

 

用紙サイズに拡大/縮小

する、しない


用紙サイズの有効印字領域に合わせて、拡大または縮小するかどうかの設定をします。

[する]に設定すると、PDFファイルのページサイズが有効印字領域よりも大きい場合、用紙サイズに収まるようにページサイズが縮小されてプリントされます。また、PDFファイルのページサイズが有効印字領域よりも小さい場合、有効印字領域いっぱいにページサイズが拡大されてプリントされます。


おことわり
  • リモートUIで、プリント設定の「用紙サイズ」を[自動]に設定している場合、本項目は有効になりません。
  • 本項目では、縦と横の比率を固定して、PDFファイルのページサイズが拡大または縮小されます。

 

印字領域拡大

する、しない


印字領域を広げて印刷するかどうかを設定します。

[する]に設定すると、余白が各用紙のサイズの端から上下左右2.5mm(B4以上の用紙は後端が3.5mm)となり、印字領域が拡大されます。

[しない]に設定すると、上下左右とも周囲4mmを除いた範囲が有効印字領域となります。


おことわり
  • 用紙いっぱいにデータがある場合、[する]に設定してプリントしても、データの周囲が欠けて印字されることがあります。
 

 

複数ページ印刷

しない、2ページ、4ページ、6ページ、8ページ、9ページ、16ページ


PDFファイルのデータを、1ページに複数ページ並べてプリントできます。複数ページを印刷する場合、左(上)から並べてプリントされます。

  • PDFファイルのページ設定で、「印刷の向き」を縦に設定した場合


 

中間調選択

テキスト

階調、解像度、高解像度

グラフィックス

階調、解像度、高解像度

イメージ

階調、解像度、高解像度


プリント時の中間調の表現方法を設定します。

「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。

[階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。

[解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。

[高解像度]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。


 

注釈印刷

する、しない、自動


PDFファイルの注釈をプリントするかどうかを設定します。

[する]に設定すると、すべての注釈がプリントされます。

[しない]に設定すると、注釈はプリントされません。

[自動]に設定すると、PDFファイル内で印刷指定された注釈のみプリントされます。


 

ユーティリティメニューの設定項目

ユーティリティメニューで行える操作について説明しています。


 

ユーティリティメニュー 設定項目一覧

  • プリンタ初期化
設定項目 設定値
プリンタ初期化

 

プリンタ初期化


何らかの理由で、プリンタ機能をリセットしたいときは、「プリンタ初期化」を実行します。プリンタ初期化は、メモリ内のプリントデータ(スプール済みのデータやセキュアプリントなど)や処理中のジョブを削除します。


おことわり
  • 他のパソコンからのデータに影響しないように注意して(操作パネルの実行/メモリランプが点滅していないことを確認して)この操作を行ってください。
  • プリンタ初期化を実行するときや実行中に受信したデータは、削除される場合と削除されない場合があります。削除されずにメモリ内に残ったデータは正しくプリントされない場合がありますので、一度データを削除してから、再度プリントすることをおすすめします。

 

ダイレクトプリントするには

ダイレクトプリントの概要やプリント方法について説明しています。


 

ダイレクトプリントとは

ダイレクトプリントは、プリンタドライバを使用せずにホスト端末からファイルをプリンタに転送し、ファイルそのものをプリンタが認識し、プリントする機能です。したがって、ファイルを開いてプリントする必要がありません。

プリントするには、リモートUIからプリントしたいPDFファイルやTIFF/JPEG形式の画像ファイルを指定します。PDFファイルの場合は、Web上のURLを指定してプリントすることもできます。

また、コマンドプロンプトからのコマンド入力(LPRコマンド)によるダイレクトプリントにも対応しています。


おことわり
  • ダイレクトプリント機能を使用できるようにするには、ダイレクトプリント拡張キットが必要です。
  • ダイレクトプリント拡張キットのライセンス登録を行ったあとは、必ず本製品の主電源スイッチを入れなおし、「プリンタ設定初期化」を行ってください。ダイレクトプリント拡張キットの機能は、ライセンス登録後に、主電源スイッチを入れなおし、プリンタ設定初期化を行うことによって使用できる状態になります。
  • ダイレクトプリントでご使用になれるタッチパネルの設定項目は「共通メニュー」、「Imagingメニュー」、「PDFメニュー」の3種類です。「共通メニュー」、「Imagingメニュー」、「PDFメニュー」の設定項目については、「仕様設定メニュー設定項目一覧」を参照してください。

 

必要なシステム環境

リモートUIは、以下のシステム環境での動作を保証しています。

  • Windows
  • 対応Webブラウザ
    Internet Explorer 6 以降
  • OS(Operating System)
    上記のWebブラウザが動作するOS
  • Macintosh
  • 対応Webブラウザ
    Safari 1.3.2 以降
  • OS(Operating System)
    Mac OS 10.3 以降

おことわり
  • Webサーバなど、上記以外のソフトウェアは必要ありません。(Webサーバは本製品に内蔵されています。)

 

リモートUIからダイレクトプリントするには

リモートUIからPDFファイル、TIFF/JPEG形式の画像ファイルを指定してダイレクトプリントすることができます。リモートUIの基本的な操作方法については「リモートUI」を参照してください。


おことわり
  • ダイレクトプリントを使用してプリントできない場合や印字位置がずれる場合でも、ファイルをアプリケーションから開いてプリンタドライバを使用することで正しくプリントできる場合があります。

 

PDFファイルのダイレクトプリントを行う

リモートUIからPDFファイルをダイレクトプリントするには以下の操作を行います。


 
  1. Webブラウザを起動し、[アドレス]または[場所]に以下のURLを入力します。

http:// <本製品のIPアドレス> /

  • リモートUIのURLについては、システム管理者にお問い合わせください。
  • DNSサーバにプリンタのホスト名が登録されているときは、IPアドレスのかわりに[ホスト名. ドメイン名]で入力することもできます。
    例:http://my_printer.xy_dept.company.co.jp/
 
  1. [ダイレクトプリント]メニューから[PDFファイル]を選択します。

部門別ID管理をするよう設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。

 
  1. [PDFファイルの指定]を行います。

 
  • [参照]をクリックし、ファイルを選択した後、[開く]をクリックします。


  • プリントしたいPDFファイルがあるURLを入力します。
  * ユーザ認証が必要なURLを指定した場合は、[ユーザ名]、[パスワード]を入力します。
 

  • URLを指定してプリントする場合は、PDFのダウンロードが終了するか、Webサーバとの接続が切断されるまで次のプリントジョブを行うことはできません。
  • URLを指定してプリントする場合のプロトコルは、HTTPにのみ対応しています。
 
  1. 以下の場合は、[文書パスワード]にパスワードを入力します。
    • 文書を開くためのパスワード設定されている
    • 印刷時にパスワードの入力が必要

  • パスワードを入力せずにプリントすると、「プリンタPDFデータ復号エラー」が表示され、プリントが中止されます。プリントが禁止されているPDFファイルをプリントする場合は、マスタパスワードを[文書パスワード]に入力してください。
  • セキュリティ設定を変更するためのパスワードだけが設定されている場合は入力する必要はありません。
 
  1. [プリント範囲の指定]を設定します。

[すべて]を選択すると、すべてのページがプリントされます。
[ページ指定]を選択し、ページ範囲を入力すると、入力したページの範囲のみプリントされます。

 
  1. 必要に応じて以下の[プリント品質設定]を行ってください。

  [解像度] プリントするときの解像度を設定します。
解像度は1インチあたりのドット数を示すdpi(dot per inch)という単位で表されます。この数値が大きいほど解像度が高く、より細部まで表現することができます。
  • [ファイン]に設定すると、600dpiの解像度でプリントされます。一般的な文書や表をプリントする場合に適したモードです。
  • [スーパーファイン]に設定すると、1200dpiの解像度でプリントされます。
[中間調選択] プリント時の中間調の表現方法を設定します。
「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。
  • [階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。
  • [解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。
  • [高解像度]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。
 
  1. 必要に応じて以下の[プリント設定]を行ってください。

  [部数] プリント部数を設定します。
[用紙サイズ] 出力する用紙のサイズを設定します。
  • [自動]に設定するとPDFファイルのページサイズによって最適な給紙元を選択してプリントされます。
  • [自動]以外に設定すると、PDFファイルのページサイズの長辺と、選択した用紙サイズの長辺が同一方向になるようにプリントされます。
PDFファイルのページサイズがユーザ定義用紙の最大、最小サイズを超える場合、デフォルト用紙サイズで出力されます。
[用紙の種類] 出力する用紙のタイプを設定します。
[手差し固定] 用紙の給紙元を手差しに固定することができます。
[用紙サイズに
拡大/ 縮小する]
チェックボックスにチェックマークを付けると、設定した用紙サイズの有効印字領域内に収まるように縦横比を固定して拡大/縮小し、プリントできます。ただし、「用紙サイズ」を[自動]に設定している場合、本項目は有効になりません。
[印字領域拡大する] 印字領域を広げて印刷するかどうかを設定します。
[両面プリントする] 片面にプリントするか両面にプリントするかを設定します。
[とじ方向] とじる位置を、用紙の長辺(長い辺)にするか短辺(短い辺)にするかを設定します。タッチパネルでとじしろが設定されている場合は、表面と裏面とで、「とじしろ」 の位置が自動的に調整されます。
[ページレイアウト] PDFファイルのデータを、1ページに複数ページ並べてプリントすることができます。
* 複数ページ並べてプリントする場合は、[用紙サイズ]を[自動]以外に設定してください。
[配置順] 「ページレイアウト」の設定で、1ページに複数ページ並べてプリントする場合、用紙にページを配置する順序を設定することができます。
[仕上げ]* ページ単位または部単位に仕分けてプリントされます。
  • [しない]に設定すると、ページごとに指定された部数をプリントされます。
  • [ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされます。
  • [グループ(ページごと)]に設定すると、ページごとに指定された部数がプリントされます。
  • [ステイプルソート]に設定すると、ページ順にプリントされ、ステイプルされます。
[シフトする]*
  • チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、部ごとに少しずれて排紙されます。
  • チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[グループ(ページごと)]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページごとに少しずれて排紙されます。
[回転する]*
  • チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、1部ずつ交互に縦横に回転して排紙されます。
  • チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[グループ(ページごと)]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページ単位で交互に縦横に回転して排紙されます。
[パンチする]* プリントした用紙にパンチ穴(2ヵ所)をあける設定をします。チェックボックスにチェックマークを付け、[左]、[右]、[上]、[下]を選択します。
ステイプルとパンチの設定を同時にする場合、ステイプルの位置とパンチの位置が合うように設定してください。位置が合わないとき(ステイプルの位置が右でパンチの位置が左など)は、両方の設定が無効になり、ステイプルとパンチを行わずにプリントされます。
[ステイプル位置]* [仕上げ]で[ステイプルソート]を設定した場合は、ステイプル位置を指定します。
  • [コーナー]を選択すると[左上]、[右上]、[左下]、[右下]に設定することできます。
  • [ダブル]を選択すると[左]、[右]、[上]、[下]に設定することができます。
[製本する]* 用紙を中折りにしてひとつの本になるように、1枚の用紙の表と裏にそれぞれ2ページ分のデータが並べられてプリントされます。
[開き方向]* [製本]で[する]を選択した場合に、[左開き]または[右開き]を選択します。
  • [左開き]に設定すると、左開きの本になるようにページが並べられてプリントされます。
  • [右開き]に設定すると、右開きの本になるようにページが並べられてプリントされます。
[中とじする]* 製本印刷時に用紙の中央にステイプルしてローラーで折り目をつけるかどうかの設定をします。
[注釈印刷] PDFファイルの注釈をプリントするかどうかを設定します。
  • [自動]に設定すると、PDFファイル内で印刷指定された注釈のみプリントされます。
  • [する]に設定すると、すべての注釈がプリントされます。
  • [しない]に設定すると、注釈はプリントされません。
[ボックスに保管する] ボックスに保管する場合は、[ボックスに保管する]のチェックボックスにチェックマークを付けてから保管先のボックスを選択してください。[保管後の文書名]には、ボックスに保存する任意のデータの名称を入力します。指定できる文書名は半角24 文字までです。
  * オプションの装着状況によっては、リモートUI上に表示される設定項目や設定値が異なります。詳しくは「仕様設定メニューの設定項目」を参照してください。
 
  1. [プリント開始]を押します。

  • 設定を工場出荷時の値に戻すときは[標準に戻す]をクリックします。
  • ファイルの転送中に[プリント開始]を連続してクリックしないでください。ファイルの転送には時間がかかる場合がありますが、転送中に連続してクリックすると、ファイルに不具合が生じて転送できない場合があります。

プリントジョブの送信が完了すると、画面が切り替わり次のメッセージが表示されます。

送信したプリントジョブを確認するときは、[ジョブ一覧へ]を押します。


 

画像ファイルのダイレクトプリントを行う

リモートUIからTIFF/JPEGの画像ファイルをダイレクトプリントするには以下の操作を行います。

画像ファイルのダイレクトプリントでは、JPEGデータはITU-T勧告T.81の仕様に対応しています。TIFFデータはAdobe TIFFRevision6.0の仕様に対応しています。


おことわり
  • JPEG 2000形式の画像ファイルをプリントすることはできません。
  • 本製品では、JPEGデータの符号化方式の対応は、次のようになっています。
  • 対応している符号化方式
    基本DCT方式
  • 対応していない符号化方式
    拡張DCT方式
    可逆方式
    ハイアラーキカル方式
  • 本製品では、TIFFデータの符号化方式の対応は、次のようになっています。
  • 対応している符号化方式
    非圧縮
    ITU-T勧告T.4 一次元符号化方式
    ITU-T勧告T.4 二次元符号化方式
    ITU-T勧告T.6 ベーシックファクシミリ符号化方式
    ITU-T勧告T.81 JPEG(基本DCT 方式のみ)
    PackBits(Apple Macintosh PackBits 方式)
  • 対応していない符号化方式
    LZW
    ITU-T勧告T.82 JBIG(2値黒白)
    ITU-T勧告T.43 JBIG(カラー)
    ITU-T勧告T.44 MRC

 
  1. Webブラウザを起動し、[アドレス]または[場所]に以下のURLを入力します。

http:// <本製品のIPアドレス> /

  • リモートUIのURLについては、システム管理者にお問い合わせください。
  • DNSサーバにプリンタのホスト名が登録されているときは、IPアドレスのかわりに[ホスト名. ドメイン名]で入力することもできます。
    例:http://my_printer.xy_dept.company.co.jp/
 
  1. [ダイレクトプリント]メニューから[画像ファイル]を選択します。

部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。

 
  1. [画像ファイルの指定]を行います。

[参照]をクリックし、ファイルを選択した後、[開く]をクリックします。

 
  1. [プリント範囲の指定]を設定します。

[すべて]を選択すると、すべてのページがプリントされます。
[ページ指定]を選択し、ページ範囲を入力すると、入力したページのみがプリントされます。

 
  1. 必要に応じて以下の[プリント設定]を行ってください。

  [解像度] プリントするときの解像度を設定します。
解像度は1インチあたりのドット数を示すdpi(dot per inch)という単位で表されます。この数値が大きいほど解像度が高く、より細部まで表現することができます。
  • [ファイン]に設定すると、600dpiの解像度でプリントされます。一般的な文書や表をプリントする場合に適したモードです。
  • [スーパーファイン]に設定すると、1200dpiの解像度でプリントされます。文字や図形の輪郭をきめ細かく再現できます。特に細線や小さい文字が多く含まれるデータをプリントするのに適したモードです。
[部数] プリント部数を設定します。
[用紙サイズ] 出力する用紙のサイズを設定します。
[用紙の種類] 出力する用紙のタイプを設定します。
[画像の向き] 画像を縦方向にプリントするか、横方向にプリントするかを設定します。
[印字位置] 画像をどの位置に印字するかを設定します。
[拡大/縮小] 拡大または縮小してプリントするかどうかの設定をします。[自動]に設定すると、出力用紙の有効印字領域に合わせて、自動的に拡大/縮小してプリントされます。
[印字領域拡大する] 印字領域を広げて印刷するかどうかを設定します。
[両面プリントする] 片面にプリントするか両面にプリントするかを設定します。
[とじ方向] とじる位置を、用紙の長辺(長い辺)にするか短辺(短い辺)にするかを設定します。タッチパネルでとじしろが設定されている場合は、表面と裏面とで、「とじしろ」 の位置が自動的に調整されます。
[警告表示] Imaging機能に関するエラーを検出したときの、ジョブの処理方法を選択することができます。
  • [する]に設定すると、タッチパネルにエラーを表示させます。
  • [しない]に設定すると、エラーを表示させずに、そのままジョブの処理を行います。
[中間調選択] プリント時の中間調の表現方法を設定します。
  • [階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。
  • [解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。
  • [高解像度]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。
 
  1. [プリント開始]を押します。

  • 設定を工場出荷時の値に戻すときは[標準に戻す]をクリックします。
  • ファイルの転送中に[プリント開始]を連続してクリックしないでください。ファイルの転送には時間がかかる場合がありますが、転送中に連続してクリックすると、ファイルに不具合が生じて転送できない場合があります。

プリントジョブの送信が完了すると、画面が切り替わり次のメッセージが表示されます。

送信したプリントジョブを確認するときは、[ジョブ一覧へ]を押します。


 

コマンドプロンプトからダイレクトプリントするには

コマンドプロンプトからLPRコマンドを入力してダイレクトプリントを行うことができます。また、LPRコマンドやリモートUIを使用して、ダイレクトプリントのデータを本製品に送信する場合、タッチパネルでダイレクトプリントの環境を設定することができます。

  • コマンドプロンプトから指定する

LPRによる設定項目はPオプションで指定し、各設定項目の間は_(アンダーバー)で区切ります。本製品では以下のコマンドが対応しています。


設定項目 コマンド
用紙サイズ A3、B4、A4、B5、A5、LEDGER(レジャー(11 × 17))、LEGAL(リーガル)、LETTER(レター)
レイアウト SIMP(片面)、DUPL(両面/長辺とじ)、DUPS(両面/短辺とじ)
部数 C<部数>

用紙サイズを「A4」、レイアウトを「両面/長辺とじ」、部数を「20」部に設定する場合:


  入力例: lpr -S<本製品のIPアドレス>-P A4_DUPL_C20<ファイル名>

おことわり
  • コマンドプロンプトから設定項目が指定されない場合、タッチパネルで指定した設定項目が有効になります。
 

 

困ったときには

プリント機能の使用中にトラブルが起きたときの対処法について説明しています。


 

メッセージ一覧

本製品の使用中に、何らかの理由でプリントが不可能な状態になると、エラーランプが点滅してタッチパネルにトラブル内容を示すメッセージが表示されます。

これらのメッセージが表示されたときは、メッセージに応じて次のような処置を行ってください。

本カテゴリに記載されていないメッセージが表示されたときは、「トラブルシューティング」を参照してください。


おことわり
  • 他のトラブルを示すメッセージが同時に発生しているときは、警告メッセージは表示されません。
  • <エラースキップ可>の付いているメッセージは、「エラースキップ」をすると、エラーを回避してプリントを継続できますが、プリントデータが欠落したり、正しくプリントされないことがあります。処理を中止したいときは、「プリント中止」の操作を行い、原因を取り除いてから、プリントしなおしてください。

23 ダウンロード フル<エラースキップ可>

27 ジョブ開始 不可能<エラースキップ可>

33 ワークメモリ フル<エラースキップ可>

52 イメージモード不可<エラースキップ可>

FF フォント フル<エラースキップ可>

プリンタ IMG 初期化エラー

プリンタ IMG 処理エラー

プリンタ IMG ワークフル<エラースキップ可>

プリンタ IMG データ不正<エラースキップ可>

プリンタ LIPSLX DLMem.NG<エラースキップ可>

プリンタ LIPSLX LayoutNG<エラースキップ可>

プリンタ LIPSLX Ver. NG<エラースキップ可>

プリンタ LIPSLX Trs. フル<エラースキップ可>

プリンタ PDFデータエラー<エラースキップ可>

プリンタ PDF圧縮解析エラー<エラースキップ可>

プリンタ PDFページ圧縮エラー

プリンタ PDFデータ処理エラー

プリンタ PDFメモリフル

プリンタ PDF一時ファイルエラー

プリンタ PDFデータ読込エラー

プリンタ PDF出力選択エラー

プリンタ PDFアクセスエラー

プリンタ PDF解析アクセスエラー

プリンタ PDFフォントエラー

プリンタ PDFレンダリングエラー

プリンタ PDFデータ復号エラー

プリンタ PDF印刷範囲エラー

プリンタ PDFエラー

プリンタ PDF透明画像エラー<エラースキップ可>

プリンタ PDF初期化エラー

プリンタ PDFHDD アクセスエラー

23 ダウンロード フル

<エラースキップ可>

原因

オーバレイフォームや外字などを登録するメモリが不足してオーバーフローした

処置1

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)(→プリンタ初期化

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、オーバーフローしたデータは登録されません。

27 ジョブ開始 不可能

<エラースキップ可>

原因

指定したエミュレーションが存在しない

処置1

本製品に内蔵のエミュレーションを指定します。(→プリンタ動作モード

処置2

「エラースキップ」をして、プリントをスキップしてください。そのプリントジョブは無視され、次のプリントができるようになります。

33 ワークメモリ フル

<エラースキップ可>

原因

各動作モード専用のワークメモリが確保できない

処置1

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)(→プリンタ初期化

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。


おことわり
  • 「エラースキップ」をしてプリントを継続する場合、登録済みのオーバレイやマクロなどのデータは削除されることがありますので、ご注意ください。
 

52 イメージモード不可

<エラースキップ可>

原因

イメージモードでプリント中に、処理できないデータが送られてきた

処置1

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータはプリントされません。

処置2

イメージデータ形式に対応したプリンタドライバでプリントしなおしてください。

FF フォント フル

<エラースキップ可>

原因

登録するフォントの数が多すぎてフォントの情報を登録するための領域(フォントテーブル)がオーバーフローした

処置1

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)(→プリンタ初期化

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、オーバーフローしたデータは正しくプリントされません。

処置3

LIPSのコマンドをプログラミングしてプリントしたときは、不要な文字セットを削除し、プリントしなおしてください。(→プログラマーズマニュアル「コマンドリファレンス4.2」)

プリンタ IMG 初期化エラー

原因

TIFFまたはJPEGデータのプリント開始時に所定のメモリを獲得できなかった

処置

「プリント中止」をしたあと、メモリを確保するために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)

プリンタ IMG 処理エラー

原因

TIFFまたはJPEGデータの処理中に何らかの異常が発生した

処置

「プリント中止」をしたあと、「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)

プリンタ IMG ワークフル

<エラースキップ可>

原因

TIFFまたはJPEGデータを処理するのに必要なメモリが不足した

処置1

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは排紙されません。

プリンタ IMG データ不正

<エラースキップ可>

原因

TIFFまたはJPEGデータの中に、本製品では処理できないデータが含まれている

処置

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは排紙されません。

プリンタ LIPSLX DLMem.NG

<エラースキップ可>

原因

文字セットを登録するのに必要なメモリが不足している

処置1

LIPS LXドライバの[グラフィックモード]の設定を[イメージモード]にしてプリントしなおしてください。(→LIPS LXプリンタドライバのヘルプ)

処置2

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)(→プリンタ初期化

処置3

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ LIPSLX LayoutNG

<エラースキップ可>

原因

ページをレイアウトするのに必要なメモリが不足している

処置1

LIPS LXドライバの[グラフィックモード]の設定を[イメージモード]にしてプリントしなおしてください。(→LIPS LXプリンタドライバのヘルプ)

処置2

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)(→プリンタ初期化

処置3

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ LIPSLX Ver. NG

<エラースキップ可>

原因

本製品が対応していないバージョンのLIPS LXデータを受信した

処置1

LBP4500用のLIPS LXプリンタドライバをインストールして、プリントしなおしてください。

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ LIPSLX Trs. フル

<エラースキップ可>

原因

LIPS LXモード専用のワークメモリが確保できない

処置1

LIPS LXドライバの[グラフィックモード]の設定を[イメージモード]にしてプリントしなおしてください。(→LIPS LXプリンタドライバのヘルプ)

処置2

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)(→プリンタ初期化

処置3

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFデータエラー

<エラースキップ可>

原因1

本製品では処理できないPDFデータが送られてきた

処置

本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

原因2

PDFファイルのセキュリティ設定で、印刷が許可されていない

処置

印刷を許可する設定に指定しなおしてください。

プリンタ PDF圧縮解析エラー

<エラースキップ可>

原因

PDFのページの中に、本製品では処理できない形式で圧縮されたデータが含まれている

処置

本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

プリンタ PDFページ圧縮エラー

原因

PDFデータの中に、本製品では処理できない形式で圧縮されたページが含まれている

処置1

「プリント中止」をしたあと、本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFデータ処理エラー

原因

本製品では処理できないPDFデータが送られてきた

処置1

「プリント中止」をしたあと、本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFメモリフル

原因

PDFモード専用のワークメモリが確保できない

処置1

「プリント中止」をしたあと、空きメモリを増やすために「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDF一時ファイルエラー

原因

PDFの一時ファイルを処理中に何らかの異常が発生した

処置

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFデータ読込エラー

原因

PDFデータを読み込んだときに何らかの異常が発生した

処置1

「プリント中止」をしたあと、本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDF出力選択エラー

原因

PDFデータの出力モードに何らかの異常が発生した

処置1

「プリント中止」をしたあと、本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFアクセスエラー

原因

PDFデータを読み込んだときに何らかの異常が発生した

処置

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDF解析アクセスエラー

原因

データを読み込んだときに何らかの異常が発生した

処置

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFフォントエラー

原因

PDFデータの中に、本製品では処理できないフォントが含まれている

処置1

「プリント中止」をしたあと、本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFレンダリングエラー

原因

PDFデータをレンダリング中に何らかの異常が発生した

処置

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDFデータ復号エラー

原因

PDFファイルに設定されているパスワードが間違っている

処置

正しいパスワードを入力して、プリントしなおしてください。

プリンタ PDF印刷範囲エラー

原因

指定した印刷ページの範囲が不正である

処置

「プリント中止」をしたあと、本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

プリンタ PDFエラー

原因

本製品では処理できないPDFデータが送られてきた

処置

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDF透明画像エラー

<エラースキップ可>

原因

PDFデータの中に、本製品では処理できない透明画像オブジェクトが含まれている

処置1

「プリント中止」をしたあと、本製品に対応した形式のPDFでプリントしなおします。

処置2

「エラースキップ」をして、プリントを継続します。ただし、エラーが発生したデータは正しくプリントされません。

プリンタ PDF初期化エラー

原因

PDFデータのプリント開始時に何らかの異常が発生した

処置

「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)

プリンタ PDFHDD アクセスエラー

原因

PDFモードでハードディスクを読み込んだときに、何らかの異常が発生した

処置

「プリンタ初期化」をしてプリントしなおします。(本製品が受信したメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。)


 

サービスコール表示

機械に何らかの異常が起こり、正常に動かなくなったときは、下のようなサービスコールが表示されます。


おことわり
  • 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。
  • 電源プラグを抜くときは、必ずプラグを持って抜いてください。電源コードを引っぱると、電源コードの芯線の露出、断線など電源コードが傷つき、その部分から漏電して、火災や感電の原因になることがあります。
  • プリント待機中のデータがある場合に電源スイッチを切ると、プリント待機中のデータは消去されます。


サービスコールが表示されたら、次の手順で「プリンタ初期化」を行ってください。メッセージが消えることがあります。


 
  1. (初期設定/登録)を押します。

 
  1. [プリンタ仕様設定]を押します。

通常のプリンタ仕様設定とは異なり、下の画面が表示されます。

 
  1. [はい]を押します。

「プリンタ初期化」が行われます。

  • 上記の操作をしてもメッセージが消えないときは、次の手順で主電源を入れなおしてください。
 
  1. 主電源スイッチをいったん切ったあと、10秒以上待ってからもう一度主電源スイッチを入れます。
 
  1. それでも正常に動作しない場合は、次のことを行ってから、担当サービスにご連絡ください。
  • 主電源スイッチを切ります。
  • 電源プラグをコンセントから抜きます。
 
  1. 担当サービスにご連絡ください。
  • 担当サービスに連絡する場合は、以下の項目を確認してください。
  • 製品名
  • トラブルの現象や状況など
  • タッチパネルディスプレイに表示されているコード番号

 

正しいプリント結果が得られないときには

本製品を使用中に、トラブルと思われるような症状が起こったら、症状に応じて次のような処置をします。


おことわり
  • 本カテゴリまたは「トラブルシューティング」に記載されていない症状が起きたとき、あるいは記載されている処置を行っても症状が回復しなかったときや原因がどうしてもわからないときは、担当サービスにご連絡ください。

 

プリンタ動作のトラブル

プリンタの機能が動作しない

プリントが途中で止まってしまった

プリントできない(ジョブを保存できない)

セキュアジョブを保存できない

PDFデータのプリントに極端に時間がかかる

ライセンス登録したにもかかわらず、エミュレーション拡張キットまたはダイレクトプリント拡張キットの機能が使用できない

プリンタの機能が動作しない

原因1

メモリ内にデータが残っている(実行/メモリランプが点滅または点灯している)

処置

メモリ内に残っているデータを出力してください。(→プリントデータを排出する

原因2

本製品やオプション装置に故障がある

処置

ディスプレイのメッセージを見て、処置してください。(→メッセージ一覧

原因3

共通メニューの「自動切替」がすべて[しない]になっている

処置

すべての設定を[する]にするか、使用している動作モードの設定を[する]にしてください。(→自動切替

プリントが途中で止まってしまった

原因

メモリ内にデータが残っている(実行/メモリランプが点滅または点灯している)

処置

メモリ内に残っているデータを出力してください。(→プリントデータを排出する

プリントできない(ジョブを保存できない)

原因

ハードディスクで管理できるページ数(約8,000ページ)や容量を超えた(プリントしたプリント履歴レポートにNG #037と表示された)

処置1

他の機能(ボックスに保存されている文書やフォームの登録など)を消去したり、処理中のジョブをキャンセルするか、終了するのを待ってからプリントしなおしてください。(→プリントジョブ履歴をプリントする

処置2

ジョブを分けてプリントしなおしてください。

セキュアジョブを保存できない

原因

保存可能なジョブ数(50個)を超えて保存しようとした

処置

他のセキュアジョブを削除する、または他のジョブがプリント終了するのを待ってから保存しなおします。(→セキュア文書をプリントする

PDFデータのプリントに極端に時間がかかる

原因

LIPS IVプリンタドライバからPDFデータをプリントすると、データの処理に時間がかかる場合がある

処置

LIPS LXプリンタドライバでプリントしなおしてください。

ライセンス登録したにもかかわらず、エミュレーション拡張キットまたはダイレクトプリント拡張キットの機能が使用できない

原因

ライセンス登録後に、プリンタ設定初期化を行わなかった

処置

本製品の主電源スイッチを入れなおしてから、プリンタ設定初期化を行ってください。(→プリンタ設定初期化


おことわり
  • エミュレーション拡張キットまたはダイレクトプリント拡張キットの機能は、ライセンス登録後に本製品の主電源スイッチを入れなおし、プリンタ設定初期化を行うことによって使用できる状態になります。
 

 

プリント結果のトラブル

意味不明の半角文字がプリントされる

指定した書体と違う書体で印字される

白紙のページがプリントされない

最後のページがプリントできない

データが用紙をはみだした(用紙の周囲のデータがプリントされない)

印字位置がずれてしまう

印字位置がだんだんずれていく

ページの途中から次ページに分かれてプリントされる

縮小されてプリントされる

オーバレイ登録データと印字データを分けて送るとオーバレイプリントされない

意味不明の半角文字がプリントされる

原因1

付属のWindows用プリンタドライバを組み込まずにWindowsからプリントした

処置

付属のWindows用プリンタドライバを組み込み、プリントしなおしてください。(→プリンタドライバ インストールガイド)

原因2

LIPS4設定メニューの漢字コードの設定が違っている

処置

LIPS4設定メニューの漢字コードの設定をプリントするデータの漢字コードに正しく合わせてください。(→漢字コード

原因3

DOSアプリケーションソフトのプリンタ設定が適切でない

処置

DOSアプリケーションソフトのプリンタ設定を、本製品と互換性のあるプリンタに設定し、プリントしなおしてください。

原因4

共通メニューの「プリンタ動作モード」の自動切り替えができなかった

処置

共通メニューの「プリンタ動作モード」を目的のエミュレーションに固定し、インタフェースの設定を、パソコンと接続しているインタフェースに固定してプリントしなおしてください。(→プリンタ動作モード

指定した書体と違う書体で印字される

原因

Windows用プリンタドライバでTrueTypeフォントの置き換えが設定されている

処置

Windows用プリンタドライバでTrueType フォントの置き換えを正しく設定し、プリントしなおしてください。(→プリンタドライバのヘルプ)

白紙のページがプリントされない

原因

LIPS LX設定メニューまたはLIPS4設定メニューの「白紙節約」が[する]になっている

処置

白紙のページをプリントするときは、LIPS LX設定メニューまたはLIPS4設定メニューの「白紙節約」を[しない]に設定してください。(→白紙節約

最後のページがプリントできない

原因

パソコンからデータの終わりを表すコマンドが送られてこない(実行/メモリランプが点滅または点灯している)

処置

プリントデータの排出をしてください。(印刷機能のないアプリケーションソフトでプリントした場合、最後のページのデータが1ページに満たないと、そのままメモリ内に残ってしまいます。)(→プリントデータを排出する

データが用紙をはみだした(用紙の周囲のデータがプリントされない)

原因1

データのサイズより小さな用紙をセットした

処置

データのサイズに合った用紙をセットするか、用紙サイズに合わせた縮小率で縮小プリントをしてください。(→拡大/ 縮小

原因2

用紙をセットする位置が合っていない

処置

手差しトレイの用紙を正しくセットし、プリントしなおしてください。(→メンテナンス

原因3

余白なしで、用紙いっぱいのデータをプリントした

処置1

本製品の有効印字領域とデータの周囲の余白を確認し、プリントしなおします。(→おもな仕様、アプリケーションソフトのマニュアル)

処置2

データが欠けないようにプリンタドライバで縮小率を設定し、プリントしなおします。(→プリンタドライバのヘルプ)

原因4

N201モード、ESC/PモードまたはI5577モードの「ページフォーマット」の設定が合っていない

処置

N201モード、ESC/PモードまたはI5577モードの「ページフォーマット」を正しく設定し、プリントしなおしてください。(→本体の設定 (N201エミュレーション)本体の設定 (ESC/Pエミュレーション)本体の設定 (I5577エミュレーション)

原因5

I5577モードの「印刷幅」の設定が用紙の幅よりも大きく設定されている

処置

I5577モードの「印刷幅」を正しく設定し、プリントしなおしてください。(→本体の設定 (I5577エミュレーション)

原因6

N201モードの「用紙位置」の設定が合っていない

処置

N201モードの「用紙位置」を正しく設定し、プリントしなおしてください。(→本体の設定 (N201エミュレーション))

印字位置がずれてしまう

原因1

共通メニューのレイアウトの「とじしろ」、「長辺方向移動」、「短辺方向移動」が設定されている

処置

共通メニューのレイアウトの「とじしろ」、「長辺方向移動」、「短辺方向移動」の設定を[0]に設定し、プリントしなおしてください。(→とじしろ短辺/長辺方向移動(表面)短辺/長辺方向移動(裏面)

原因2

アプリケーションソフトの「上余白」や「用紙位置」の設定が合っていない

処置

アプリケーションソフトの「上余白」や「用紙位置」を正しく設定し、プリントしなおしてください。(→アプリケーションソフトのマニュアル)

原因3

N201モードの「用紙位置」や「上余白」の設定が合っていない

処置

N201モードの「用紙位置」や「上余白」を正しく設定し、プリントしなおしてください。(→本体の設定 (N201エミュレーション))

原因4

ESC/Pモード、またはI5577モードの「上余白」の設定が合っていない

処置

ESC/Pモード、またはI5577モードの「上余白」を正しく設定し、プリントしなおしてください。(→本体の設定 (ESC/Pエミュレーション)本体の設定 (I5577エミュレーション)

印字位置がだんだんずれていく

原因

N201モード、ESC/PモードまたはI5577モードを使用しているときに、ページフォーマットの設定とアプリケーションソフトで設定した用紙の種類が合っていない

処置

アプリケーションソフトの用紙の種類とページフォーマットの設定を合わせ、プリントしなおしてください。(→本体の設定 (N201エミュレーション)本体の設定 (ESC/Pエミュレーション)本体の設定 (I5577エミュレーション)

ページの途中から次ページに分かれてプリントされる

原因1

アプリケーションソフトの「行間」や「1ページの行数」の設定が合っていない

処置

1ページに収まるようにアプリケーションソフトの印刷指定で「行間」や「1ページの行数」を変更して、プリントしなおしてください。(→アプリケーションソフトのマニュアル)

原因2

共通メニューの「プリンタ動作モード」が[自動]に設定されているときに、共通メニューの「タイムアウト」の設定秒数が短すぎる

処置

共通メニューの「プリンタ動作モード」を[自動]以外に設定するか、共通メニューの「タイムアウト」の設定秒数を十分に長くしてください。(→プリンタ動作モードタイムアウト

縮小されてプリントされる

原因1

縮小プリントの設定がされている

処置1

プリンタドライバやアプリケーションソフトの縮小印刷設定を解除してください。(→パソコンからのプリント (Windows)、「Macintosh用プリンタドライバ オンラインマニュアル」)

処置2

LIPS4設定メニューの「拡大/縮小」を[しない]に設定してください。(→拡大 / 縮小

処置3

I5577モードで使用している場合、I5577設定メニューの「横方向の拡大縮小」または「縦方向の拡大縮小」を「しない」に設定してください。(→本体の設定 (I5577エミュレーション)

原因2

N201モードで使用しているときに、「ページフォーマット」が [2/3 縦] または[2/3 横] に設定されている

処置

「2/3 縦」または「2/3 横」のページフォーマットでは縮小して印刷されます。N201設定メニューの「ページフォーマット」を [ 実寸縦] または [ 実寸横] に設定してください。(→本体の設定 (N201エミュレーション))

原因3

ESC/Pモード、またはI5577モードで使用しているときに、「ページフォーマット」が[B4 → A4縦]または[B4 → A4横]に設定されている

処置

[B4 → A4縦]または[B4 → A4横]のページフォーマットでは縮小して印刷されます。ESC/P設定メニュー、またはI5577設定メニューの「ページフォーマット」を[実寸縦]または[実寸横]に設定してください。(→本体の設定 (ESC/Pエミュレーション)本体の設定 (I5577エミュレーション)

オーバレイ登録データと印字データを分けて送るとオーバレイプリントされない

原因

I5577モードのオーバレイ登録データと印字データが別のジョブとして処理されてしまい、登録データが削除されている

処置1

共通メニューの「コネクション認識」を[しない]に設定し、データを登録しなおしてプリントします。(→コネクション認識

処置2

I5577設定メニューの「登録レベル」を[永久]に設定し、データを登録しなおしてプリントします。(→本体の設定 (I5577エミュレーション)


 

印字品質のトラブル

印字が全体的に薄い、濃い

細い線やポイントの小さい文字がかすれる

印字が全体的に薄い、濃い

原因1

トナー濃度の設定が適当でない

処置

共通メニューで「トナー濃度」を調節してください。(→トナー濃度

原因2

トナー節約の設定が有効になっている

処置

プリンタドライバの[トナー節約モード]の設定を「使わない」にして、プリントしなおします。(→プリンタドライバのヘルプ)


おことわり
  • 共通メニューの「トナー節約」で同様の設定を行うことができます。(→トナー節約
 

細い線やポイントの小さい文字がかすれる

原因

特定の細い線や文字が内部処理の制約を受ける場合がある

処置1

プリンタドライバの[解像度]の設定を[ファイン]にして、プリントしなおします。

  • 共通メニューの「解像度」で同様の設定を行うことができます。(→解像度
処置2

プリンタドライバの[細線補正]の設定を[する]にして、プリントしなおします。

  • 共通メニューの「細線補正」で同様の設定を行うことができます。(→細線補正
処置3

共通メニューの「横線/縦線補正」の設定レベルを上げて、プリントしなおします。(→横線補正縦線補正


 

付録

本製品に内蔵されているフォントの情報やプリント機能のおもな仕様について説明しています。


 

動作モードについて

本製品は、キヤノン独自のLIPSモードとIBM PC/AT互換機(DOS/Vパソコン)のESC/Pエミュレーションモードの動作モードを内蔵しています。
プリントデータを受信すると、プリントデータを判別し、自動的にデータに応じた動作モードに切り替えてプリントします。
このため、通常は工場出荷時の設定のままで各種パソコンに対応できますが、自動切り替えがうまくできないときや、いままで使用していたプリンタと同じ設定で使いたいときなどは、優先的に処理する動作モードを設定したり、いずれかの動作モードに固定することができます。


 

動作モードの種類

本製品は、内蔵のLIPSモード/ESC/Pエミュレーションモードと、オプションのエミュレーション拡張キットによるPC-9800シリーズやPS/55、FMR、N5200シリーズなどのエミュレーションモードを使用できます。


  • LIPSモード

LIPSは、LBP Image Processing Systemの略で、キヤノンが独自に開発したページプリンタをコントロールするためのコマンド体系です。LIPSに対応しているアプリケーションソフト(一太郎、Lotus 1-2-3、桐など)は、このモードでプリントされます。WindowsやMacintoshでは、付属のプリンタドライバを組み込むと、自動的にLIPSモードでプリントされます。
LIPSには、現在LIPS II、LIPS II+、LIPS III、LIPS IVc、LIPS IVs、LIPS IV、LIPS LXのバージョンがあります。これらのうち本製品では、LIPS II+、LIPS III、LIPS IV、LIPS LXに対応しています。
LIPS Vは、LIPS IV(LIPS II+、LIPS IIIを含む)とLIPS LXから構成されたコマンド体系の総称です。LIPS LXは、最新のOSに最適化されたプリンティングシステムです。印刷処理をパソコンとプリンタで分散させて行うため、高速なプリント出力が行えます。また、プリンタのメモリ追加を行わない場合でも、高速なプリント出力が可能です。


おことわり
  • LIPS II+対応アプリケーションソフトを使用する場合、A309G II以前のレーザショットシリーズで行ったプリントとは解像度が異なります。
  • LIPS IVc対応アプリケーションソフトからも本製品でプリントすることができますが、解像度の違いにより、プリント結果の見た目は異なります。

  • N201エミュレーションモード(オプション)

日本電気(株)製シリアルプリンタ「PC-PR201/80A」の動作をエミュレートする(まねをする)モードです。PC-9800シリーズのコンピュータで、LIPSに対応していないアプリケーションソフトを使用しているときは、このモードでプリントされます。日本電気(株)が提唱する201PLのコマンド体系に準拠しています。

  • ESC/Pエミュレーションモード

IBM-PC/AT互換機(DOS/Vコンピュータ)、AXコンピュータで標準的に使用されているESC/P準拠プリンタの動作をエミュレートする(まねをする)モードです。これらのコンピュータで、LIPSに対応していないアプリケーションソフトを使用しているときは、このモードでプリントされます。セイコーエプソン(株)が提唱するESC/P-J84のコマンド体系に準拠しています。

  • I5577エミュレーションモード(オプション)

IBM5577プリンタの日本語モード(I75モード)と英語モード(Proモード)の動作をエミュレートする(まねをする)モードです。

I5577エミュレーションモードには、日本語モードに対応するI75モードと英語モードに対応するProモードの2種類のコマンドモードがあります。

IBM5577が接続可能なIBM PS/55シリーズ、PS/V、PS/2などのホストコンピュータのシステムに合わせて、日本語のオペレーティングシステム(日本語DOS、OS/2J、DOS/V日本語モードなど)をお使いの場合は日本語モード(I75モード)、英語のオペレーティングシステム(IBM PC-DOS、OS/2、DOS/V英語モードなど)をお使いの場合は英語モード(Proモード)に切り替えます。

  • HP-GLエミュレーションモード(オプション)

HP-GL準拠のグラフィックス・プロッタの動作をエミュレートする(まねをする)モードです。

HP7550Bプロッタ、HP7550Bのコマンド体系に準ずるHP7440A、HP7475A、HP7550A、HP7570A、HP7575A、HP7576A、HP7595B、HP7596B、HP7599Aにも対応しています。ただし、HP7550Bがサポートしている機能のみ有効になります。

  • HP-GL/2エミュレーションモード(オプション)

HP-GL/2およびHP RTL準拠のグラフィックス・プロッタの動作をエミュレートする(まねをする)モードです。



自動切り替えがうまくできないとき

本製品の動作モード設定を[自動](工場出荷時のままの状態)で使用中に、N201やESC/PデータがLIPSでプリントされるなど、動作モードの自動切り替えがうまくいかない場合は、本製品を次のように設定してみてください。
次の設定を変更しても自動切り替えがうまくいかないときは、プリントデータに合った動作モードに固定してプリントしてください。


  • 優先エミュレーションを切り替えたい動作モードに設定する

優先エミュレーションの工場出荷時の設定は[なし]になっています。この設定をプリントするデータに合わせて[ESC/P]や[LIPS]、オプションのエミュレーションに変更します。


  • 自動切り替えの設定で不要な動作モードを自動切り替えの対象から外す

自動切り替えの工場出荷時の設定は、すべての動作モードが[する]になっています。この設定で、不要な動作モードを[しない]に設定します。



専用プリンタと同じ動作で使う(動作モード固定)

本製品を使用しているパソコン専用のプリンタと同じ動作で使いたいときは、自動切り替えを解除し、動作モードをLIPSモード、ESC/Pエミュレーションモード、オプションのエミュレーションモードのいずれかに固定することができます。


おことわり
  • N201エミュレーションモード、ESC/Pエミュレーションモード、I5577エミュレーションモードでプリントする場合、ページフォーマットの設定が必要です。ページフォーマットについては以下の項目を参照してください。

  • IBM-PC/AT互換機(DOS/Vパソコン)やAXパソコン

ESC/Pエミュレーションモードに固定


  • PC-9800シリーズやPS/55、FMR、N5200シリーズなどのパソコン

オプションのエミュレーションモードに固定



文字セットコード表とコントロールコマンドリストについて

 

文字セットコード表

本製品内蔵フォントのコード表(LIPS、ESC/P)は以下の場所に記載されています。

  • 取扱説明書CD-ROMの[Fontlist]フォルダ
  • LIPSコード表
  • ESC/Pコード表

おことわり
  • 詳細については、[Fontlist]フォルダ内のReadmeファイルを参照してください。
 

  • 各エミュレーション

 

コントロールコマンドリスト

本製品が標準で対応している2つのコントロールコマンド(LIPS、ESC/Pエミュレーション)の機能、書式、コード、パラメータをまとめたリストが、以下の場所に記載されています。

  • 取扱説明書CD-ROMの[Comlist]フォルダ
  • LIPSコントロールコマンド[LIPSCONT.TXT]
  • ESC/Pコントロールコマンド[ESCPCONT.TXT]

おことわり
  • コントロールコマンドリストは、テキストファイルですので、テキストエディタなどをご使用ください。
  • LIPSコントロールコマンドについてのさらに詳細な書式、使用例については、オプションの「プログラマーズマニュアル」を参照してください。


  • 各エミュレーション

 

プログラマーズマニュアルについて

プリンタ機能用のマニュアルです。LIPS IV用のプリンタドライバや印刷設定プログラムなどを作成するためのプログラマー用の取扱説明書です。次の3種類が用意されています。


プログラマーズマニュアル「ソフトウェア概説書4.2」 LIPSコマンドの概要を知るための取扱説明書
プログラマーズマニュアル「コマンドリファレンス4.2」 LIPSコマンドの手引き
プログラマーズマニュアル「クックブック4.2」 プログラムサンプル集

おことわり
  • プログラマーズマニュアルは、LIPS IVにのみ対応しています。LIPS LXには対応していません。
  • プログラマーズマニュアルは、キヤノンホームページからダウンロードすることができます。

 

LIPS内蔵フォント

おことわり
  • LIPS内蔵フォントは、LIPS LXには対応していません。

 

文字セットの属性について

各文字セットは、次のような属性があります。

  • 書体

書体には、「明朝体」「ゴシック体」「ラインプリンタ」「ガーランド」など多数の種類があります。

  • グラフィックセット

あるグラフィックセットを選択すると、文字コードに対応するフォントパターンが決まります。グラフィックセットには、「ROMA」「KATA」「HIRA」といった各国語の文字に対応したものや、「N_hKEI」といった罫線や記号などがあります。

  • 文字ピッチ

文字をプリントする間隔です。固定ピッチでは、単位は「cpi(1インチあたりの文字数)」で示され、コマンドで固定した文字ピッチでプリントされます。「プロポーショナル」の文字ピッチは固定ピッチではなく、各文字によって異なります。

  • サイズ

文字の大きさを文字の高さで示します。単位は「ポイント」で示します。1ポイントは約0.35mm(1/72インチ)です。「スケーラブル」のときは、属性として一定の文字サイズはありません。

  • スタイル

スタイルには「直立体(Upright)」と「イタリック体(Italic)」があります。

  • 太さ

文字の太さには「標準(Medium)」「ボールド(Bold)」「ライト(Light)」があります。


 

LIPS II+内蔵フォント一覧

文字セット名称のあとにグラフィックセットを付けて使用します。
例)ALP10.XXX→ALP10.ROMA

  • 1バイトビットマップフォント
書体名 文字セット名称 グラフィックセット 文字ピッチ サイズ スタイル 太さ
ラインプリンタ ALP10.XXX ROMA N_USA
N_JPN
10.00 12.00 直立体 標準
ALP15.XXX 15.00 7.20
ALP1125.XXX 11.25 9.60
明朝体 A1244M.XXX ROMA N_USA
N_JPN KATA
HIRA N_hKEI
20.00 7.20 直立体 標準
A1632M.XXX 15.00 9.60
A2040M.XXX 12.00 12.00
A2412M.XXX ROMA N_USA
N_JPN KATA
10.00 3.60
A3216M.XXX 7.50 4.80
A4020M.XXX 6.00 6.00
ゴシック体 A1224G.XXX ROMA N_USA
N_JPN KATA
HIRA N_hKEI
20.00 7.20 直立体 標準
A1632G.XXX 15.00 9.60
A2040G.XXX 12.00 12.00
A2412G.XXX ROMA N_USA
N_JPN KATA
10.00 3.60
A3216G.XXX 7.50 4.80
A4020G.XXX 6.00 6.00
Garland Garland10.XXX ROMA N_JPN
N/USA N/GER
N/SWD N/JPN
N/UK N_UK
N/USA N/SWD
N/JPN N/GER
N/KATA N/HIRA
N/GRF
10.00 10.80 直立体 標準
Garland12.XXX 12.00
Garland17.XXX 17.15
GarlandPS11.XXX プロポーショナル

  • 2バイトビットマップフォント
書体名 文字セット名称 グラフィックセット 文字ピッチ サイズ スタイル 太さ
明朝体 K24M.XXX J78 J83 10.00 7.20 直立体 標準
K32M.XXX 7.50 9.60
K40M.XXX 6.00 12.00
ゴシック体 K24G.XXX 10.00 7.20
K32M.XXX 7.50 9.60
K40M.XXX 6.00 12.00

 

LIPS III/IV内蔵フォント一覧

文字セット名称のあとにグラフィックセットを付けて使用します。
例)Ncourier10.XXX→Ncourier10.ISO_UK
グラフィックセットの「<1>~ <6>」については、3番目の表を参照してください。

  • 1バイトビットマップフォント
書体名 文字セット名称 グラフィックセット 文字ピッチ サイズ スタイル 太さ
Courier Ncourier10.XXX *<1><2><3><4> 10.00 12.00 直立体 標準
Ncourier10I.XXX イタリック体
Ncourier10B.XXX 直立体 ボールド
Ncourier15.XXX *<1><2><3> 15.00 8.16 標準
Ncourier17.XXX *<4> 16.66 8.16
Ncourier20.XXX *<1><2><3> 20.00 7.20
*<4> 13.60 8.16

  • 1バイトスケーラブルフォント
書体名 文字セット名称 グラフィックセット 文字ピッチ サイズ スタイル 太さ
明朝体 Mincho-Medium-H.XXX ROMA KATA HIRA 固定 スケーラブル 直立体 標準
Mincho-Medium-HPS.XXX ROMA KATA プロポーショナル
ゴシック体 Gothic-Medium-H.XXX ROMA KATA HIRA 固定 スケーラブル 直立体 標準
Gothic-Medium-HPS.XXX ROMA KATA プロポーショナル
丸ゴシック体 RoundGothic-Light-H.XXX ROMA KATA HIRA 固定 スケーラブル 直立体 ライト
ラインプリンタ LinePrinter-Bold.XXX ROMA KATA 固定 スケーラブル 直立体 ボールド
Courier Ncourier.XXX *<1><2><3><5><6> 固定 スケーラブル 直立体 標準
Ncourier-Bold.XXX ボールド
Ncourier-Italic.XXX イタリック体 標準
Ncourier-BoldItalic.XXX ボールド
Swiss Swiss.XXX *<1><2><3><5><6> プロポーショナル スケーラブル 直立体 標準
Swiss-Bold.XXX ボールド
Swiss-Oblique.XXX イタリック体 標準
Swiss-BoldOblique.XXX ボールド
Douch Douch-Roman.XXX *<1><2><3><5><6> プロポーショナル スケーラブル 直立体 標準
Douch-Bold.XXX ボールド
Douch-Italic.XXX イタリック体 標準
Douch-BoldItalic.XXX ボールド
Symbol Symbol.XXX SYML SYMR プロポーショナル スケーラブル 直立体 標準

1バイトビットマップフォント表と1バイトスケーラブルフォント表の「*<1>~<6>」の部分には、次のようなグラフィックセットが入ります。


  <1> ISO_UK ISO_USA ISO_S/F ISO_N/D ISO_JPN ISO_GER ISO_FRC ISO_ITY ISO_SPN
  <2> 88_UK 92_NL 92_UK 92_SWD 92_GER 92_FRC 96M_UK 96M_USA 96M_S/F 96M_N/D 96M_GER 96M_FRC 96X_USA 96P_UK 96P_USA 96P_S/F 96P_NOR 96P_GER 96P_FRC
  <3> CN_CND CN_NL CN_SWS CN_UK CN_USA CN_SWD CN_N/D CN_JPN CN_GER CN_FRC
  <4> IBMR1 IBMR2 IBM850 IBMP IBM860 IBM863 IBM865 IBML
  <5> IBMR1 IBMR2 IBM850 IBM819 IBMP IBM860 IBM863 IBM865 IBM1004 IBML IBML2 Win31L Win31R TURKISH
  <6> PSR PSL

  • 2バイトスケーラブルフォント
書体名 文字セット名称 グラフィックセット 文字ピッチ サイズ スタイル 太さ
明朝体 Mincho-Medium.XXX J78 J90 固定 スケーラブル 直立体 標準
Mincho-Medium-PS.XXX プロポーショナル
角ゴシック体 Gothic-Medium.XXX J78 J90 固定 スケーラブル 直立体 標準
Gothic-Medium-PS.XXX プロポーショナル
丸ゴシック体 RoundGothic-Light.XXX J78 J90 固定 スケーラブル 直立体 ライト

 

LIPSダンプリスト

共通メニューの「プリンタ動作モード」で[LIPSダンプ](→プリンタ動作モード)を選択すると、パソコンから送信されたデータを図形や文字に変換せずに、LIPSのコントロールコマンドの形式でプリントされます。
デフォルト用紙サイズ」で指定した用紙にA4サイズでプリントされます。

  • 枠囲みパターンについて

  • コマンドとして解釈できるものは、コマンド単位で枠で囲み印字されます。テキストモードからベクタモードへ、またはベクタモードからテキストモードへ移行した場合は、改行によって区別します。
  • 改行・改ページを示す記号

  • If(改行)、vt(垂直タブ)、nI(復帰改行)による改行を伴うコマンド、またはff(改ページ)による改ページを伴うコマンドがあった場合に印字されます。
    (例:IfI)
  • 異常終了を知らせる記号

  • 命令終了コードが送られる前に、命令開始コードが送られた場合、または、16進コードのダウンロードで16 進コード以外の文字が送られた場合に印字されます。


おことわり
  • LIPSダンプリストは、LIPS LXには対応していません。
 

  • LIPSダンプリストの文字・記号の表記

制御データは次に示す省略記号を使って印字します。


  0 1 7 8 9 F
0 nu(NUL) dl(DLE)   80 dc(DCS)  
1 sh(SHO) d1(DC1)   81 91  
2 sx(STX) d2(DC2)   82 92  
3 ex(ETX) d3(DC3)   83 93  
4 et(EOT) d4(DC4)   ix(IDX) 94  
5 eq(ENQ) nk(NAK)   nl(NEL) 95  
6 ak(ACK) sy(SYN)   86 96  
7 bl(BEL) eb(ETB)   87 97  
8 bs(BS) cn(CAN)   hs(HTS) 98  
9 ht(HT) em(EM)   89 99  
A lf(LF) sb(SUB)   vs(VTS) 9A  
B vt(VT) ec(ESC)   pd(PLD) cs(CSI)  
C ff(FF) fs(FS)   pu(PLU) st(ST)  
D cr(CR) gs(GS)   ri(RI) 9D  
E so(SO) rs(RS)   s2(SS2) 9E  
F si(SI) us(US) de(DEL) s3(SS3) 9F FF(DEL)

  • ベクタモードのLIPSダンプリスト
  • 命令は全角文字で印字されます。
  • パラメータは10進コードで、文字パターンは16進コードでそれぞれ印字されます。
  • パラメータが2つ以上連続するときは、パラメータの間にスペースが入ります。

おことわり
  • 通常の文字で印字されるデータはそのまま印字されます。
  • ダウンロードするデータが多い場合は、先頭から20バイトと最後から20バイトのみを印字し、その間のデータを印字しません。
  • 文字コード20h(16進コード)は「」、文字コードA0h(16進コード)は「A0」で印字されます。
  • 制御コードは大文字で、省略記号は小文字で印字されます。
    【例】FFh(16進コード)→ FF改ページ→ ff

 

LIPS IVモード専用のリスト

LIPS IVモード専用のリストについて説明しています。


おことわり
  • ここに掲載されているリストはサンプルです。本製品で出力したリストとは、一部内容が異なる場合があります。

  • LIPSステータスプリント
共通メニューの内容に加えて、LIPS4設定メニューの設定内容がプリントされます。
1. (初期設定/登録)を押したあと、[レポート出力]を押します。
2. 「リストプリント」の[プリンタ]を押します。
3. [LIPS/エミュレーション]を押します。
4. [LIPSユーティリティ]を押します。
5. [ステータスプリント]を押して出力します。

  • LIPSフォントリスト
LIPS IVモードで使用できるフォントの一覧がプリントされます。
1. (初期設定/登録)を押したあと、[レポート出力]を押します。
2. 「リストプリント」の[プリンタ]を押します。
3. [LIPS/エミュレーション]を押します。
4. [LIPSユーティリティ]を押します。
5. [フォントリスト]を押して出力します。

 

プリント時の制限事項

プリント結果が意図したものと異なる場合など、プリント時にご注意いただきたい制限事項を説明します。

  • 薄いグレーパターンで枠内を塗りつぶしたり、文字や線を印字する場合などにグレーパターンが正しく印字されないことがあります。
  • テキストモードで縦書きに文字を印字する場合、2バイト和文プロポーショナルフォント(Mincho-Medium-PS.XXX、Gothic-Medium-PS.XXX)は使用できません。文字ピッチが固定しているフォントをご使用ください。
  • LIPS4設定メニューから「拡大/縮小」を行う場合、LIPS II+モード用ユーザ登録文字セット、およびビットマップフォントGarlandPS11/ALP10/ALP15/ALP1125は、印字されないことがあります。

 

おもな仕様

  • ソフトウェアの仕様
動作モード
LIPSモード、エミュレーションモード(N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2)、Imagingモード、PDFモード
内蔵コントロールコマンド
LIPS II+/LIPS III/LIPS IV/LIPS LX
標準ESC/P
内蔵スケーラブルフォント
  • 平成明朝体W3(☆注)、平成角ゴシック体W5(☆注)、丸ゴシック体
  • Courier、Swiss、Dutch、Symbol 全4書体13セット
  • バーコード(CODE39、NW-7、JAN、郵便バーコード、OCRフォント)
☆注:これらのフォントは日本規格協会を中心に開発参加者が共同開発したものです。当社の許可なしに複製することはできません。
有効印字領域
  • LIPSプリンタドライバからプリントした場合

  • 定形サイズの用紙の場合、用紙の端から上下左右の余白は5 mm(封筒は10 mm)です。
  * プリンタドライバで「印字領域を広げて印刷する」にチェックしてプリントした場合、余白が各用紙のサイズの端から上下左右2.5 mm(B4以上の用紙は後端が3.5 mm)となり、印字領域が拡大されます。
  * 用紙いっぱいにデータがある場合、「印字領域を広げて印刷する」にチェックしてプリントしても、データの周囲が欠けて印字されることがあります。その場合はプリンタドライバでデータが欠けないように縮小率を設定し、プリントしなおしてください。

  • ダイレクトプリントした場合

  • ・PDFデータの場合:用紙の端から上下左右の余白は4 mmです。
    ・TIFF/JPEGデータの場合:用紙の端から上下左右の余白は5 mmです。
  * タッチパネルまたはリモートUIで「印字領域拡大する」を設定してプリントした場合、余白が各用紙のサイズの端から上下左右2.5 mm(B4以上の用紙は後端が3.5 mm)となり、印字領域が拡大されます。
  * 用紙いっぱいにデータがある場合、「印字領域拡大する」を設定してプリントしても、データの周囲が欠けて印字されることがあります。

  • LIPSプリンタドライバからプリントした場合

  • ダイレクトプリントした場合
  • PDFデータの場合

  • TIFF/JPEGデータの場合