手差しトレイの用紙にプリントする

封筒や郵便はがきなどにプリントするときは、手差しトレイにセットします。


おことわり
  • 手差しする用紙については次の点に注意してください。
  • 用紙枚数:高さ約5 mm
  • 普通紙(64 g/m2 55枚
    普通紙(80 g/m2 50枚
    厚紙(91 g/m2) 約44枚
    厚紙(128 g/m2) 約26枚
    OHPフィルム 約26枚
    第2原図 1枚
    ラベル用紙 約26枚
    郵便はがき 約20枚
    郵便往復はがき 約20枚
    郵便4面はがき 約20枚
    キヤノン推奨4面はがき 約20枚
    封筒 約5枚
  • 用紙サイズ:99 × 148 mm ~ 297 × 431.8 mm
  • 用紙の厚さ:64 ~ 128 g/m2
  • カールした用紙は、必ずカールをなおしてから使用してください。(カール量:用紙10mm 以下、厚紙5 mm 以下)紙質によっては紙送りされない場合があります。
  • 異なるサイズの用紙を同時にセットしないでください。
  • はがきは郵便はがきをご使用ください。ただし、インクジェット用の郵便はがきは使用できません。
  • 第2 原図用紙は1 枚ずつセットし、排紙されるごとにトレイから取り除いてください。一度に複数枚セットすると、紙づまりの原因となります。
  • 厚紙の種類によっては、手差しトレイに複数枚セットした場合に紙づまりが起きることがあります。その場合は1 枚ずつセットしてください。
  • 用紙の両面にプリントする場合は、両面モードを指定してプリントしてください。用紙の吸湿状態によって、プリントした用紙がしわになることがあります。
  • すでにプリントされた用紙のウラ面にプリントする場合は、用紙を手差しトレイにセットし、用紙種類の選択画面で「両面2 面目」を設定してください。
  • 用紙の種類は必ず正しく設定してください。特に厚紙など、特別な種類の用紙にプリントする場合は正しく設定されていないと画像不良が起こる可能性があり、定着器が汚れたり紙の巻きつきが発生したりして、担当サービスによる修理が必要になる場合もありますので、必ず正しく設定してください。
  • 封筒にプリントした場合は、10 枚排紙されるごとにトレイから封筒を取り除いてください。
  • 手差しトレイからプリントする場合、用紙サイズを[フリーサイズ]に設定していると、以下の機能は使用できません。定形サイズを選択してください。
  • 仕上げ
  • 両面プリント
  • 表紙/合紙
  • 表紙/仕切紙
  • 製本
  • イメージ合成
  • ページ印字/部数印字
  • スタンプ/日付印字
  • 地紋印字
  • ボックス文書プリント時に封筒、郵便はがきを選択した場合は、以下の機能は使用できません。
  • 仕上げ
  • 両面プリント
  • 表紙/合紙
  • 表紙/仕切紙
  • 製本
  • イメージ合成
  • 封筒にプリントする場合、プリントした封筒にしわができることがあります。
  • 快適なプリント結果を得ていただくため、キヤノン推奨用紙のご使用をおすすめします。

  • 定形サイズ

A/B サイズまたはインチサイズの定形サイズの用紙がセットできます。ただし、A5、ステートメントサイズの用紙は必ずヨコ置きにセットしてください。

  • フリーサイズ

フリーサイズ(99 × 148 mm ~ 297 × 431.8 mm)の用紙がセットできます。

  • 封筒

洋形4 号(105 × 235 mm)、COM10 No.10(104.7 × 241.3 mm)、Monarch :Catalog Glove No.8(98.4 × 190.5 mm)、DL(110 × 220mm)、ISO-B5(176 ×250 mm)、ISO-C5(162 × 229 mm)の封筒がセットできます。

  • 郵便はがき

はがき(100 × 148 mm)、往復はがき(148 × 200 mm)、4 面はがき(296 × 200mm)がセットできます。


  1. 手差しトレイを開きます。

  • セットする用紙と異なる用紙が手差し用紙の標準モードで登録されている場合は、共通仕様設定(初期設定/登録)の手差し用紙の標準モード登録を「OFF」にしてください。(→「手差し用紙の標準モードを登録する」)

  • [用紙選択]→[手差し]を押して指定したあと、手順6 へ進みます。

予約されているジョブがあるときは手差し用紙変更予約を行ってください。(→「予約プリント時に手差しトレイを使う」)

予約されているジョブがないときは、セットされている用紙を取り除いたあと、手順2以降を続けます。

  1. セットする用紙サイズにあわせて、スライドガイドを調節します。

用紙が大きいときは補助トレイを引き出します。

  1. 用紙を手差しトレイにセットします。

積載制限表示()を越えないようにセットしてください。

用紙がカールしていると、紙づまりを起こしやすくなります。 そのため、図のようにカールをなおしてから手差しトレイにセットしてください。

一度プリントした用紙の裏面にプリントするときは、カールをなおしたあと、プリントする面を下向きにして、また、最初のプリントで後に排紙された辺が給紙方向になるように、用紙をセットしてください。

  • 手差しトレイに用紙をセットする場合は、用紙のかどをきちんとそろえてセットしてください。正しくセットしないと、紙づまりを起こしやすくなります。
  • 用紙の梱包紙に給紙面についての指示が書かれている場合は、その指示に従って用紙をセットしてください。
  • 手差しトレイに用紙をセットする場合は、プリントする面を下にしてセットしてください。
  • プリントするときに不具合が生じた場合は、用紙を裏返してセットしなおしてください。

  • 封筒を5 枚ほど手にとり、よくさばいて揃えます。この操作を5 回繰り返します。

  • 封筒を清潔で平坦な場所に置いて、矢印の方向に手で伸ばします。この操作を5 回繰り返します。

ISO-B5、ISO-C5、COM10 No.10、Monarch : Catalog Glove No.8、DL の封筒を使用する場合は、封の部分がめくれないように封筒の四隅をよく押さえます。

洋形4 号の封筒を使用する場合は、封の部分は折り曲げずにセットしてください。

  • 封の部分にのりが付いた封筒を使用すると、定着器の熱や圧力により、のりが溶けることがあります。
  • 特に通紙方向(← →)を念入りに行ってください。
  • 封筒のウラ面(封の部分)にはプリントしないでください。
  • 封筒の中に空気が入ってふくらんでいるときは、手でならして空気抜きをしてからセットしてください。

  • 下の図のようにセットします。

  • 手差しトレイに一度にセットできる封筒は5 枚までです。
  • ここまでの手順を行っても正しく通紙されない場合は、同様の手順を1 枚ずつ行ってください。
  • 封筒にプリントする場合、プリントした封筒にしわができることがあります。

  • 下の図のようにセットします。


宛先面にプリントする場合

郵便はがきの両面にプリントする場合は、一面目にプリントしたあと、再び手差しトレ イにセットし、二面目にプリントしてください。一面目にプリントしたあと、カールがついてしまった場合はカールをなおしてからプリントしてください。

  • 郵便はがきは下向きにカールしていると、紙づまりを起こしやすくなります。
  • 正しくセットしてもはがきの給紙がうまくいかないときは、担当サービスにご連絡ください。
  • はがきは郵便はがきをご使用ください。ただし、インクジェット用の郵便はがきは使用できません。
  1. 用紙サイズを選択します。

  • 「A/B サイズ」から用紙を選択したあと、[次へ]を押します。

  • 定形サイズ(A/Bサイズ)の用紙を使用する場合でも、[フリーサイズ]を選択することができます。ただし、[フリーサイズ]を選択すると以下の機能は使用できません。
  • 仕上げ ・両面プリント ・表紙/合紙 ・表紙/仕切紙 ・製本
  • イメージ合成 ・ページ印字/部数印字 ・スタンプ/日付印字 ・地紋印字
  • インチサイズを選択する場合は、[インチサイズへ]を押します。

  • [フリーサイズ]を押したあと、[次へ]を押します。


  • [封筒]を押します。

共通仕様設定(初期設定/登録)の手差し封筒種指定が「ON」の場合は、封筒の種類を選択したあと、[OK]を押します。

共通仕様設定(初期設定/登録)の手差し封筒種指定が「OFF」の場合は、封筒種類の選択はできません。[封筒]を押したときに、自動的に洋形4 号が選択されます。

  • 封筒の種類は正しく選択してください。紙づまりの原因になることがあります。
  • [OK]を押したあと、手順6 に進みます。

  • [はがき]を押します。

  • 郵便はがきの種類を選択したあと、[OK]を押します。

すでにプリントされた郵便はがきのウラ面にプリントする場合は、[両面2 面目]を押します。

  • [OK]を押したあと、手順6 に進みます。

下の画面が表示されたときは、スライドガイドの幅を調節してサイズを設定したあと、[OK]を押してください。

下の画面が表示されたときは、スライドガイドの幅を手差し用紙の標準モードとして登録した用紙サイズにあわせるか、共通仕様設定(初期設定/登録)で手差し用紙の標準モード登録を「OFF」にしてください。(→「手差し用紙の標準モードを登録する」)

  • 用紙サイズは、手差しトレイにセットした用紙と同じサイズを選択してください。
  1. 用紙の種類を選択したあと、[OK]を押します。

リストにない用紙の種類を使用したい場合は、[詳細設定]を押して、用紙の種類を選択したあと、[OK]を押します。

すでにプリントされた用紙のウラ面にプリントする場合は、[両面2面目]を押します。

  • A4 の用紙を設定したときのみ、OHP フィルムを選択することができます。
  1. [OK]を押します。