1 NW-7文字セット仕様(ドットフォント)

NW-7用の文字セット仕様は以下の構成になっています。


NC1 C2 C3 C4.BARの文字セット
C1 ドットモジュール名
2:2ドットモジュール
3:4ドットモジュール
5:6ドットモジュール
C2 C3 C4 バーコードの高さ
060:高さ  75ドット(300 dpi)
080:高さ 100ドット(300 dpi)
100:高さ 125ドット(300 dpi)

(例) N2060.BARの場合
NW-7細バーが2ドット、バーコードの高さが75ドットのバーコード用の文字セット

バーコードのシンボル(取り扱う文字)
スタート、ストップコード A~D、a~e、n、t、*
データキャラクタ 数字(0~9)
記号(-、$、:、/、.、+)
通常スタート、ストップコードはA~Dまたはa~dが使用され、同じキャラクタが使われます。

バーコードの寸法
(1) キャラクタ間ギャップ
キャラクタ間ギャップは、太バーの太さと同様になっています。
各キャラクタにはギャップを含んだ文字ピッチが与えられます。
(2) 細バーと太バーの比
細バーと太バーの構成比は以下のようになっています。
(3) シンボル長(バーコードの長さ)

細バー 太バー RACIO
2 6 3.0
4 10 3.5
6 17 3.8
RACIO=細バーと太バーの比

シンボル長(L)は次の計算式で求められます。
L={(2N+5)(C+2)+(N-1)(W+2)}X+I(C+1)
X=細バーの幅
C=スタート、ストップビットを含まない全キャラクタの総数
W=幅広キャラクタコードの総数(:、/、.、+)
N=細バーと太バーの比(例:2:6=3.0)
I=キャラクタ間ギャップ(例:細バーが3ドットの時、3)
(例) 細バー2ドット、データキャラクタ1+213の時
L={(2×3.0+5)(5+2)+(3.0-1)(2+2)}2+2(5+1)=182 dot(=15.4 mm)