本体の設定 (I5577エミュレーション) |
エミュレーションモードの各種の機能やタッチパネルを使った操作のしかた、エミュレーションモードで使用できる制御命令などについて説明しています。 なお、本カテゴリをお読みになる前に、必ず「本体の設定 (LIPSプリンタ)」をお読みください。 |
ご使用になる前に |
本製品のI5577エミュレーションモードの特長など、ご使用になる前に知っておいていただきたいことについて説明します。 本製品の動作モードがI5577エミュレーションモードに切り替わることによって、IBM5577プリンタを使って印字したときと同等の印字を行うことができます。 LIPSモードに対応していないアプリケーションソフトウェアなどをお使いのときは、アプリケーション側でプリンタ機種にIBM5577(または同等の機種)を指定し、本エミュレーションモードをご利用ください。 |
I5577モードの特長 |
I5577モードを使用する準備 |
I5577モードの特長 |
IBM5577の日本語モードはIBM5575-F02プリンタと同等の機能を持ち、英語モードはIBM Proprinter XL24Eプリンタと同等の機能を持ちます。本エミュレーションモードは、IBM5577プリンタの持つ日本語モードおよび英語モードの印字動作をそれぞれエミュレーションします。IBM5577が接続可能なIBMPS/55シリーズ、PS/V、PS/2などのホストコンピュータのシステムに合わせて、日本語のオペレーティングシステム(日本語DOS、OS/2J、DOS/V日本語モードなど)をお使いの場合は日本語モード(以降I75モードと呼びます)、英語のオペレーティングシステム(IBM PC-DOS、OS/2、DOS/V英語モードなど)をお使いの場合は英語モード(以降Proモードと呼びます)に切り替えてご使用ください。エミュレーションモードの切り替えは、タッチパネルのI5577設定によって行えます。(→「その他のグループ」)
IBM5577の持っているすべての文字フォントに対応する専用のフォントが用意されています。日本語モードでは、明朝10cpi, 12cpi, 15cpi、DPゴシック、クーリエ、エリートを持ち、英語モードでは、クーリエ10cpi、エリート12cpi、縮小文字17.16cpi、プロポーショナルを持っています。また、日本語モードでは明朝体のほか、ゴシック体、丸ゴシック体、OCR文字(OCR-A、OCR-B、OCR-カナ)を使用できます。
IBM5577と同じサイズの用紙をセットすれば、IBM5577と同じレイアウトで印字できることはもちろんですが、印字する用紙に応じて印字データを縮小してレイアウトを変えずに印字することもできます。たとえば、連続用紙に印字するためのデータをレイアウトを変えることなく、そのままカット紙に印字したり、B4サイズのデータをA4サイズのカット紙に印字したりすることが可能です。(→「ページフォーマット」)
1ページに印字したい行数や文字数が決まっていれば、その行数や文字数に合わせて改行ピッチと文字ピッチを自動的に設定できます。また、文字幅の異なる漢字と英数字を混ぜて印字したときに、文字がきれいにそろうように文字間隔を調整することもできます。この機能を「行桁固定機能」といいます。この機能は、タッチパネルのI5577設定によって利用できます。(→「行桁固定機能」)
印字データを縮小すると、用紙の上下、左右の余白ができることがあります。
このエミュレーションモードでは、タッチパネルを使って印字に必要ないろいろな設定を行うことができます。印字設定の項目はメニュー形式で並んでおり、ディスプレイに表示されるメニューにしたがって簡単に探すことができます。設定は、タッチパネルのI5577設定で行うことができます。
メニューなどで設定した印字環境は、自動的に不揮発性メモリに登録されます。ですから、いったん設定値を登録してしまえば、他の動作モードに移ったり、電源をオフ(同等のリセット処理も含みます)にしたりしても、いつでも同じ設定で印字を行うことができます。
ページ全体を枠取りしたり、1行おきに網や横罫を入れたりするデータをページ単位であらかじめ用意しておき、プログラムリストや帳票データなどを印字する際に、重ねて印字することができます。この機能をページオーバレイ機能といい、重ねる罫線や網かけデータを「フォーム」といいます。
バックカーボン付き複写用紙を使用したときと同じように、1ページの印字データを送るだけで、複写枚数分の印字を行えます。この機能を「複写用紙機能」といいます。それぞれの複写ページには、共通の枠や罫線などをオーバーレイ印字することができるほか、異なるタイトル名などをページごとにオーバレイ印字することもできます。(→「複写用紙機能」)
一連の処理を行う制御命令の手順や、文字・イメージなどのデータが繰り返し使用される場合は、それらのデータを登録し、必要なときに呼び出して実行することができます。この機能を「マクロ機能」といいます。マクロを使うと、同じ印字データを繰り返し送る必要がなくなるため、印字処理を効率化できます。マクロの登録や実行は制御命令によって行えます。(→「マクロ機能」)
A4サイズやB5サイズの用紙2ページ分の内容を、A3サイズやB4サイズの用紙に見開きになるように印字することができます。印字した文書を二つ折りにしてとじるときなどに便利です。 |
I5577モードを使用する準備 |
本製品は標準でLIPSモード(LIPSⅡ+、LIPSⅢ、LIPSⅣ)、E S C / P エミュレーションモード、H P - G L エミュレーションモードのほかに、IBM5577プリンタの日本語モード(I75モード)と英語モード(Proモード)をエミュレートするI5577エミュレーションモードがあります。 本エミュレーションモードには、日本語モードに対応するI75モードと英語モードに対応するProモードの2種類のコマンドモードがあります。 |
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「I75/Proモードを切り替える」 |
I5577モードの解説 |
本エミュレーションモードを使用して印字を行うときの用紙の向きと印字方向の関係や、IBM5577プリンタと同等の印字結果を得るための情報などについて説明します。 本エミュレーションモードでは、実際の用紙上での印字位置と印字領域について次の用語で説明しています。
IBM5577プリンタ用に作成された印字データが、
印字領域のページ長は本製品の有効印字領域内で任意の行数に変更することができます。また、印字しないで改ページする領域(ボトム領域)を設定することもできますので、連続用紙用に作成されたデータなども任意のレイアウトで印刷することができます。 |
用紙のセット |
ページフォーマット |
ワイド領域に印刷する |
ページフォーマットと用紙サイズの関係 |
印字領域と印字動作 |
I5577モードの拡張機能 |
用紙のセット |
IBM5577はカット紙や連続用紙に印字できます。印字方向は常に一定ですから、カット紙を縦置きや横置きにすることで縦長(ポートレイト)または横長(ランドスケープ)の文書を印字します。 |
ページフォーマット |
I5577エミュレーションモードには、IBM5577プリンタでの印刷を想定した様々なアプリケーションソフトウェアおよび印字データに対応するために、7種類のページフォーマットが用意されています。 |
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ページフォーマット名の右下にある名称(Fmode 1, 2, 3, 4, 6, 7, 8)は、各ページフォーマットに対応するモードNo.です。以後、本カテゴリの操作説明および制御命令の説明では、おもにこのモードNo.を使用しています。 |
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ページフォーマットの種類 |
1ページの文字数と行数 |
ページフォーマットの種類 |
本エミュレーションモードの7種類のページフォーマットについて説明します。それぞれのページフォーマットでは、IBM5577プリンタと同等の印字結果を得られるように、印字データの縮小方法や、印字領域などが決められています。 なお、用紙の上下、左右5mmの範囲には印字できません。この余白を除いた印字可能な範囲を「有効印字領域」といいます。各ページフォーマットでは、この有効印字領域内に、IBM5577用に作成された印字データが収まるように、それぞれ印字領域が定められています(設定によって、実際の印字領域は有効印字領域内で変更可能です)。 |
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ページフォーマットはメニューの「ページフォーマット」で設定します。 「ページフォーマットを設定する」 |
実寸で縦に印刷する【実寸縦:Fmode 1】 |
実寸で横に印刷する【実寸横:Fmode 2】 |
連続用紙(10×11インチ)をA4縦に印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3】 |
連続用紙(15×11インチ)をA4横に印刷する【15インチ→A4横:Fmode 4】 |
連続用紙(15×11インチ)をB4横に印刷する【15インチ→B4横:Fmode 6】 |
カット紙B4をA4縦に印刷する【B4→A4縦:Fmode 7】 |
カット紙B4をA4横に印刷する【B4→A4横:Fmode 8】 |
実寸で縦に印刷する【実寸縦:Fmode 1】 |
IBM5577にカット紙を縦置きにセットして印字するときのデータを、実寸のサイズでポートレイト(縦置きと同じ印字結果になる)で印字します。
A3、B4、A4、B5、A5、はがきの6種類のサイズの用紙を使用できます。 用紙サイズは、メニュー操作または制御命令で設定したサイズになります。 ただし、お使いの機種によって、使用できる用紙サイズの種類は異なる場合があります。 初期状態の用紙サイズは、A4になります。
ANK文字および漢字を10ポイントの文字フォントで印字します。ただし、メニューの「漢字サイズ」によって漢字サイズが指定された場合は、そのサイズの漢字フォントになります(ANK文字は10ポイントのままです)。
IBM5577の解像度と本製品の解像度の違いにより、ドットを拡大して印字します。
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「印刷幅」: | 用紙サイズに関係なく印字領域の左端からメニューの「印刷幅」で設定した値(13.2インチ、13.6インチまたは8インチ)の位置で行が折り返されます。ただし、実際にセットした用紙の有効印字領域の幅が設定値より狭い場合は、有効印字領域内の印字データだけが印字され、有効印字領域の右端を越えたデータは印字されません。 | |
「右端」: | 印字する用紙サイズの有効印字領域の右端(用紙端から5mm内側)が折り返し位置になります。右端を越えた印字データは、次行の左端に折り返して印字します。 |
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実寸で横に印刷する【実寸横:Fmode 2】 |
IBM5577にカット紙を横置きにセットして印字するときのデータを、実寸のサイズでランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。
B4、A3サイズの用紙を使用する場合は、印字領域の左右に若干余白が空きます。 |
連続用紙(10×11インチ)をA4縦に印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3】 |
IBM5577に10×11インチの連続用紙をセットして印字するときのデータを、縮小してA4サイズのカット紙(またはA4サイズ以上の用紙)にポートレイト(縦置きと同じ印字結果になる)で印字します。
IBM5577に10×11インチの連続用紙をセットしたときの印字範囲(横方向8インチ、縦方向11インチ)を、横方向、縦方向ともに290/300倍に縮小します。
標準ではA4サイズを使用しますが、A3、B4サイズでも印字できます。
ANK文字および漢字を10ポイントの文字フォントで、文字ピッチをつめて印字します。
IBM5577のドットを拡大して印字します。
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連続用紙(15×11インチ)をA4横に印刷する【15インチ→A4横:Fmode 4】 |
IBM5577に15×11インチの連続用紙をセットして印字するときのデータを、縮小してA4サイズのカット紙(またはA4サイズ以上の用紙)にランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。
IBM5577に15×11インチの連続用紙をセットしたときの印字範囲(横方向13.6インチ、縦方向11インチ)を、横方向3/4倍、縦方向2/3倍(横方向10.2インチ、縦方向7.3インチ)に縮小します。
標準ではA4サイズを使用しますが、A3、B4サイズでも印字できます。
ANK文字および漢字を8ポイントの文字フォントで印字します。ただし、タッチパネルによって漢字サイズが指定された場合は、そのサイズの漢字フォントになります(ANK文字は8ポイントのままです)。
IBM5577のドットを拡大して印字します。
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連続用紙(15×11インチ)をB4横に印刷する【15インチ→B4横:Fmode 6】 |
IBM5577に15×11インチの連続用紙をセットして印字するときのデータを、縮小してB4サイズのカット紙(またはB4サイズ以上の用紙)にランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。
IBM5577に15×11インチの連続用紙をセットしたときの印字範囲(横方向13.6インチ、縦方向11インチ)を、縦方向のみ約259/300倍(横方向13.6インチ、縦方向9.5インチ)に縮小します。
標準ではB4サイズを使用しますが、A3サイズでも印字できます。
10ポイントの文字フォントを使用し、行ピッチのみ縮小して印字します(文字ピッチは実寸サイズになります)。
IBM5577のドットを拡大して印字します。
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カット紙B4をA4縦に印刷する【B4→A4縦:Fmode 7】 |
IBM5577にB4サイズのカット紙を縦置きにセットして印字するときのデータを、縮小してA4サイズのカット紙(またはA4サイズ以上の用紙)にポートレイト(縦置きと同じ印字結果になる)で印字します。
IBM5577にB4サイズのカット紙を縦置きにセットしたときの印字範囲(横方向9.6インチ、縦方向13.8インチ)を、横方向、縦方向ともに3/4倍に縮小(横方向7.2インチ、縦方向10.4インチ)します。
標準ではA4サイズを使用しますが、A3、B4サイズでも印字できます。
ANK文字および漢字を8ポイントの文字フォントで、文字ピッチおよび改行ピッチを3/4倍に縮小して印字します。
IBM5577のドットを拡大して印字します。
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カット紙B4をA4横に印刷する【B4→A4横:Fmode 8】 |
IBM5577にB4サイズのカット紙を横置きにセットして印字するときのデータを、縮小してA4サイズのカット紙(またはA4サイズ以上の用紙)にランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。
IBM5577にB4サイズのカット紙を横置きにセットしたときの印字範囲(横方向13.6インチ、縦方向9.5インチ)を、横方向、縦方向ともに3/4倍に縮小(横方向10.2インチ、縦方向7.1インチ)します。
標準ではA4サイズを使用しますが、A3、B4サイズでも印字できます。
ANK文字および漢字を8ポイントの文字フォントで、文字ピッチおよび改行ピッチを3/4倍に縮小して印字します。
IBM5577のドットを拡大して印字します。
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1ページの文字数と行数 |
それぞれのページフォーマットで1ページに印字できる文字数(10cpiのとき)と行数(6lpiのとき)を用紙サイズごとに示します。 |
ページフォーマット | A3 | B4 | A4 | B5 | A5 | はがき | |
実寸縦(Fmode 1) | 文字数 | 112 | 97 | 78 | 67 | 54 | 35 |
行数 | ![]() |
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実寸横(Fmode 2) | 文字数 | 132 | 132 | 112 | 97 | 78 | 54 |
行数 | ![]() |
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10インチ→A4縦(Fmode 3) | 文字数 | 80 | 80 | 80 | × | × | × |
行数 | 66 | 66 | 66 | × | × | × | |
15インチ→A4横(Fmode 4) | 文字数 | 132 | 132 | 132 | × | × | × |
行数 | 66 | 66 | 66 | × | × | × | |
15インチ→B4縦(Fmode 6) | 文字数 | 132 | 132 | × | × | × | × |
行数 | 66 | 66 | × | × | × | × | |
B4→A4縦(Fmode 7) | 文字数 | 97 | 97 | 97 | × | × | × |
行数 | 82 | 82 | 82 | × | × | × | |
B4→A4横(Fmode 8) | 文字数 | 132 | 132 | 132 | × | × | × |
行数 | 57 | 57 | 57 | × | × | × |
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「cpi」は、文字ピッチを表す単位です。1インチあたりの文字数で表します。 10cpiは1インチの幅にANK文字(1バイトコード文字)が10文字印字できることを意味します。 「lpi」は、行ピッチを表す単位です。1インチあたりの行数で表します。 6lpiは1インチの高さに6行印字できることを意味します。 |
ワイド領域に印刷する |
印字データを縮小するページフォーマット(Fmode 3, 4, 6, 7, 8)を使用する場合や、ページフォーマットで標準となる用紙より大きなサイズの用紙を使用する場合は、用紙の上下、左右に大きな余白ができることがあります。 |
連続用紙(10×11インチ)をA4縦いっぱいに印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3:ワイド領域】 |
10×11インチの連続用紙を想定した印字データを縮小し、A4サイズ以上のカット紙のほぼ有効印字領域いっぱいにポートレイト(縦置きと同じ印字結果になる)で印字します。 |
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縮小率および文字やイメージの印字については、標準領域モードのページフォーマット10インチ→A4縦(Fmode 3)と同じです。(→「連続用紙(10×11インチ)をA4縦に印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3】」) |
A3、B4、A4の3種類のサイズの用紙を使用できます。
A4サイズでは、標準領域モードでページフォーマットの印字領域と用紙の有効印字領域にあまり差がないため、ワイド領域モードにしてもあまり効果がありません。
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連続用紙(15×11インチ)をA4横いっぱいに印刷する【15インチ→A4横:Fmode 4:ワイド領域】 |
15×11インチの連続用紙を想定した印字データを縮小し、A4サイズ以上のカット紙のほぼ有効印字領域いっぱいにランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。 |
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縮小率および文字やイメージの印字については、標準領域モードのページフォーマット15インチ→A4横(Fmode 4)と同じです。(→「連続用紙(15×11インチ)をA4横に印刷する【15インチ→A4横:Fmode 4】」) |
A3、B4、A4の3種類のサイズの用紙を使用できます。
15インチ→A4横(Fmode 4)は縮小率が大きいので、上下左右に大きな余白が空きます。このため、ワイド領域モードをもっとも有効に使用できます。
第1文字目は、用紙サイズにかかわらず用紙の上端から約5mm、左端から約5mmの余白をとって印字されます。 |
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第1文字目の印字位置、印字データの折り返し位置、ボトム位置については、ワイド領域モードの10インチ→A4縦(Fmode 3)と同じです。(→「連続用紙(10×11インチ)をA4縦いっぱいに印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3:ワイド領域】」) |
連続用紙(15×11インチ)をB4横いっぱいに印刷する【15インチ→B4横:Fmode6:ワイド領域】 |
15×11インチの連続用紙を想定した印字データを縮小し、B4サイズ以上のカット紙のほぼ有効印字領域いっぱいにランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。 |
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縮小率および文字やイメージの印字については、標準領域モードのページフォーマット15インチ→B4横(Fmode 6)と同じです。(→「連続用紙(15×11インチ)をB4横に印刷する【15インチ→B4横:Fmode 6】」) |
A3、B4の2種類のサイズの用紙を使用できます。
B4サイズでは、標準領域モードでページフォーマットの印字領域と用紙の有効印字領域にあまり差がないため、ワイド領域モードにしてもあまり効果がありません。
第1文字目は、用紙サイズにかかわらず用紙の上端から約5mm、左端から約5mmの余白をとって印字されます。 |
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第1文字目の印字位置、印字データの折り返し位置、ボトム位置については、ワイド領域モードの10インチ→A4縦(Fmode 3)と同じです。(→「連続用紙(10×11インチ)をA4縦いっぱいに印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3:ワイド領域】」) |
カット紙B4をA4縦いっぱいに印刷する【B4→A4縦:Fmode 7:ワイド領域】 |
B4サイズのカット紙を想定した印字データを縮小し、A4サイズ以上のカット紙のほぼ有効印字領域いっぱいにポートレイト(縦置きと同じ印字結果になる)で印字します。 |
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縮小率および文字やイメージの印字については、標準領域モードのページフォーマットB4→A4縦(Fmode 7)と同じです。(→「カット紙B4をA4縦に印刷する【B4→A4縦:Fmode 7】」) |
A3、B4、A4の3種類のサイズの用紙を使用できます。
B4→A4縦(Fmode 7)は縮小率が大きいので、上下左右に大きな余白が空きます。このため、ワイド領域モードを有効に使用できます。
第1文字目は、用紙サイズにかかわらず用紙の上端から約5mm、左端から約5mmの余白をとって印字されます。 |
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第1文字目の印字位置、印字データの折り返し位置、ボトム位置については、ワイド領域モードの10インチ→A4縦(Fmode 3)と同じです。(→「連続用紙(10×11インチ)をA4縦いっぱいに印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3:ワイド領域】」) |
カット紙B4をA4横いっぱいに印刷する【B4→A4横:Fmode 8:ワイド領域】 |
B4サイズのカット紙を想定した印字データを縮小し、A4サイズ以上のカット紙のほぼ有効印字領域いっぱいにランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。 |
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縮小率および文字やイメージの印字については、標準領域モードのページフォーマットB4→A4横(Fmode 8)と同じです。(→「カット紙B4をA4横に印刷する【B4→A4横:Fmode 8】」) |
A3、B4、A4の3種類のサイズの用紙を使用できます。
B4→A4横(Fmode 7)は縮小率が大きいので、上下左右に大きな余白が空きます。このため、ワイド領域モードを有効に使用できます。
第1文字目は、用紙サイズにかかわらず用紙の上端から約5mm、左端から約5mmの余白をとって印字されます。 |
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第1文字目の印字位置、印字データの折り返し位置、ボトム位置については、ワイド領域モードの10インチ→A4縦(Fmode3)と同じです。(→「連続用紙(10×11インチ)をA4縦いっぱいに印刷する【10インチ→A4縦:Fmode 3:ワイド領域】」) |
ワイド領域での1ページの文字数と行数 |
それぞれのページフォーマットでワイド領域モードにしたときに1ページに印字できる文字数(10cpiのとき)と行数(6lpiのとき)を、用紙サイズごとに示します。 |
ページフォーマット(ワイド領域) | A3 | B4 | A4 | B5 | A5 | はがき | |
10インチ→A4縦(Fmode 3) | 文字数 | 115 | 99 | 80 | × | × | × |
行数 | 99 | 85 | 69 | × | × | × | |
15インチ→A4横(Fmode 4) | 文字数 | 213 | 184 | 148 | × | × | × |
行数 | 100 | 86 | 69 | × | × | × | |
15インチ→B4縦(Fmode 6) | 文字数 | 160 | 138 | × | × | × | × |
行数 | 77 | 66 | × | × | × | × | |
B4→A4縦(Fmode 7) | 文字数 | 150 | 129 | 104 | × | × | × |
行数 | 128 | 110 | 89 | × | × | × | |
B4→A4横(Fmode 8) | 文字数 | 215 | 186 | 150 | × | × | × |
行数 | 89 | 76 | 62 | × | × | × |
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「cpi」は、文字ピッチを表す単位です。1インチあたりの文字数で表します。 10cpiは1インチの幅にANK文字(1バイトコード文字)が10文字印字できることを意味します。 「lpi」は、行ピッチを表す単位です。1インチあたりの行数で表します。 6lpiは1インチの高さに6行印字できることを意味します。 |
ページフォーマットと用紙サイズの関係 |
それぞれのページフォーマットで使用できる用紙サイズは次のとおりです。 |
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A3 | B4 | A4 | B5 | A5 | はがき | ||
実寸縦(Fmode 1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
実寸横(Fmode 2) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
10インチ→A4縦(Fmode 3) | △ | △ | ○ | × | × | × | ||
15インチ→A4横(Fmode 4) | △ | △ | ○ | × | × | × | ||
15インチ→B4横(Fmode 6) | △ | ○ | × | × | × | × | ||
B4→A4縦(Fmode 7) | △ | △ | ○ | × | × | × | ||
B4→A4横(Fmode 8) | △ | △ | ○ | × | × | × |
○ | 印字可能。用紙にちょうどよく納まります |
△ | 印字可能ですが余白があきます |
× | 印字不可能。または、印字データが欠落するなどの不具合を生じることがあります |
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お使いの機種によって、使用できる用紙サイズの種類は異なる場合があります。 |
印字領域の上端での印字動作 |
実寸縦(Fmode 1)、および実寸横(Fmode 2)では、初期状態(電源をオンにしたときや、プリンタのリセット処理が行われた状態)のときの印字領域は、I75モードとProモードとで異なり、I75モードでは有効印字領域の上端からかなり下がった位置、Proモードでは有効印字領域の上端とほぼ同じ位置になります。 |
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IBM5577では、日本語モードと英語モードで文字をそろえる基準が違います。日本語モードでは、文字の上端を合わせて印字し、英語モードでは、文字の下端を合わせて印字します。先頭行に縦倍文字がある場合、文字が下端合わせとなる英語モードでは、先頭行の縦倍文字が有効印字領域を越えると印字されません。本エミュレーションモードでは、IBM5577と同等の印字動作を行います。 |
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ページフォーマットFmode 3, 4, 6, 7, 8では、初期状態のときの先頭行(TOF行)の印字位置は、ページフォーマットおよび用紙サイズによって異なります。それぞれのページフォーマットでの印字領域の上端は、本製品の有効印字領域の上端から次の量だけオフセットした位置になります。 |
ページフォーマット | A3 | B4 | A4 | B5 | A5 | はがき |
10インチ→A4縦(Fmode 3) | 810 | 477 | 81 | 1 | ||
15インチ→A4横(Fmode 4) | 578 | 345 | 65 | 1 | ||
15インチ→B4横(Fmode 6) | 251 | 15 | 1 | |||
B4→A4縦(Fmode 7) | 875 | 543 | 146 | 1 | ||
B4→A4横(Fmode 8) | 621 | 386 | 106 | 1 |
単位:1/300インチ |
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Fmode 3, 4, 7, 8でA3、B4、A4サイズの用紙を使用するときや、Fmode 6でA3、B4サイズの用紙を使用するときは、印字が用紙の中央にレイアウトされるように、先頭行の文字の上端を有効印字領域の上端からのオフセット量で調整しています。 |
印字領域の左端での印字動作 |
実寸縦(Fmode 1)、および実寸横(Fmode 2)では、初期状態(電源をオンにしたときや、プリンタのリセット処理が行われた状態)のときの第1文字目の印字位置は、有効印字領域の左端(用紙の左端から5mm内側)とほぼ同じ位置になります。 ページフォーマットFmode3, 4, 6, 7, 8では、初期状態のときの第1文字目の印字位置は、ページフォーマットおよび用紙サイズによって異なります。 |
ページフォーマット | A3 | B4 | A4 | B5 | A5 | はがき |
10インチ→A4縦(Fmode 3) | 533 | 290 | 12 | 0 | ||
15インチ→A4横(Fmode 4) | 891 | 561 | 157 | 0 | ||
15インチ→B4横(Fmode 6) | 381 | 50 | 0 | |||
B4→A4縦(Fmode 7) | 602 | 357 | 81 | 0 | ||
B4→A4横(Fmode 8) | 891 | 561 | 157 | 0 |
単位:1/300インチ |
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ページフォーマットFmode 3, 4, 7, 8でA3、B4、A4サイズの用紙を使用するときや、Fmode 6でA3、B4サイズの用紙を使用するときは、1ページ分の印字データが用紙の中央にレイアウトされるように第1文字目の印字位置をオフセット量で調整しています。 |
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「用紙位置を左右に微調整する」 |
印字領域の下端での印字動作 |
I5577エミュレーションモードでは、IBM5577とほぼ同じ印字動作を行うために、IBM5577の用紙エンド(用紙の下端)に相当する位置が用紙サイズごとに決められています。 複数のページにわたる印字データを、改ページ後に正しい先頭行の位置から印字させるには、次のいずれかを行う必要があります。
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「1ページの文字数と行数」 |
「ワイド領域での1ページの文字数と行数」 |
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日本語モードと英語モードとで文字をそろえる基準が違います。日本語モードでは、文字の上端を合わせて印字し、英語モードでは、文字の下端を合わせて印字します。 最終行に縦倍文字がある場合、IBM5577のカットシートフィーダ使用時は縦倍文字の上部を用紙内に印字し、下部を次の用紙のTOF行に印字します。トラクタフィーダ使用時はミシン目にまたがるように印字します。 本エミュレーションモードでは、ページフォーマットにかかわらず、縦倍文字が有効印字領域内に入っている場合は印字し、有効印字領域をはみ出す場合は、印字しません。 |
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なお、IBM5577の英語モードでは、ブロックグラフィックキャラクタ編集文字およびブロックグラフィックキャラクタ編集を指定した登録文字(ダウンロード文字)は、通常の文字より6ドット(180dpi)下方向に大きいため、下端付近でこの文字を印字した場合に文字の上部24ドット(180dpi)分を印字して改ページし、下部6ドット(180dpi)分を印字します(トラクタフィーダ使用時は、ミシン目にまたがって印字されます)。同様に、ダウンロード文字のアンダーライン編集は2ドット(180dpi)下方向に大きいため、2ドット分が次ページに印字されます。 英語モードのエミュレーションでは、カットシートフィーダ/トラクタフィーダモードともにIBM5577の印字領域にかかわらず、ブロックグラフィックキャラクタ編集文字およびブロックグラフィックキャラクタ編集を指定したダウンロード文字が本製品の有効印字領域に入る場合のみ文字を印字し、印字領域を越える場合は印字しません。 |
ブロックグラフィックキャラクタ編集文字の文字コードは次のとおりです。 |
コードページ437: | 5Fh、B0h~DFh、F4h | |
コードページ850: | 5Fh、B0h~B4h、B9h~BDh、BFh、C0h~C5h、C8h~CEh、D9h~DCh、DFh、F2h |
印字領域の右端での印字動作 |
IBM5577でカットシートフィーダを使用している場合は、用紙の右端のチェックが行われません。 文字にアンダーラインを引いている場合、同様に文字幅が有効印字領域を越えなければ、文字およびアンダーラインを印字しますが、文字幅が有効印字領域を越える場合は、文字を印字せずに有効印字領域内のアンダーラインだけを印字します。 |
ページオーバレイ機能 |
帳票などを印字するときに、それぞれのページの内容を枠取りしたり、罫線や網を掛けたい場合があります。この罫線や網などをそれぞれのページで作成するのではなく、本製品のオーバレイページにあらかじめ登録しておいて、ホストコンピュータから送られる印字データに重ねて印字することができます。この機能を「ページオーバレイ」といいます。このページオーバレイ機能を使うと、表の罫線や文字、網掛けなどのデータをページごとに送る必要がないのでデータ量を減らすことができ、データ作成を効率よく行うことができます。 本製品には、横罫線、枠取り、行網掛けなど、汎用的な定型フォームが5種類ほど登録されています。あらかじめ保有しているこのオーバレイページをシステムページといいます。 |
システムページ |
ユーザページ |
システムページ |
システムページには、本製品が保有している次の5種類の定型フォームが登録されています。 |
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「内蔵フォームの印字サンプル」 |
システムページのオーバレイ印字は、メニューの「システムオーバレイ」でシステムページ番号を設定して開始します。 ただし、システムページを指定した時点で、オーバレイ印字が開始されるわけではなく、通常の印字データによってページが排出されるときに、そのページに対してオーバレイ印字が行われます。 |
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システムページをオーバレイ印字に設定し、さらにユーザページに登録されているフォームを重ねてオーバレイ印字することもできます。 |
ユーザページ |
ユーザページは、ユーザが独自にフォームを作成して登録できるオーバレイページです。
ユーザページのフォームの登録は、I5577エミュレーションモードで追加された本製品独自の制御命令(専用命令)によって開始します。
登録を開始すると、以降ホストコンピュータから送られてくるフォームデータが、指定されたユーザページ(1または2)に登録されます。なお、登録開始時にはパラメータリセット処理が行われ、制御命令で設定したすべての印字パラメータが初期状態に戻ります。 ただし、メニューで設定した印字パラメータはそのまま残ります。また、専用命令によってユーザページの登録を終了したときにも、パラメータリセット処理が行われます。 |
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ひとつのユーザページに登録できるフォームデータは、用紙1ページ分です。 したがって、ページ長を短く設定して1枚の用紙に複数のページを確保した場合は、フォームは用紙単位でしかオーバレイされません。 |
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ユーザページの登録は、次の専用命令を受信すると終了します。 |
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このほか、次のような場合にもユーザページの登録は終了します。
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なお、ユーザページに登録したフォームのデータは、メニューの「登録レベル」の設定によって消去する時期を選択できます。 |
[一時]に設定したとき: | 印字を開始し、一連の印刷処理(ジョブ)すべてのページの印字が終了した時点で登録内容が消去されます。 |
[永久]に設定したとき: | 本製品の電源をオフにするか同等のリセット処理を行うまで登録した内容を保持します。 |
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「登録データの削除方法を設定する」 |
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すでに登録されているユーザページに新しいフォームを登録すると、登録済みのフォームは消去されます。また、ユーザページに登録したフォームのデータ量が多いと、普通のページの印字が遅くなることがあります。 |
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「LIPSの制御命令によるユーザページの登録/LIPSの制御命令によるユーザページの登録終了」 |
ユーザページのオーバレイ印字は、メニューの「ユーザオーバレイ1」または「ユーザオーバレイ2」を[する]に設定して開始します。両方を[する]に設定すれば両方のフォームを重ねてオーバレイ印字することができます。 |
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「ユーザページ1のオーバレイ印字を設定する/ユーザページ2のオーバレイ印字を設定する」 |
ユーザページのオーバレイ印字を終了するときは、メニューの「ユーザオーバレイ1」または「ユーザオーバレイ2」を[しない]に設定することによって終了します。 |
![]() |
ユーザページのフォームをシステムページの定型フォームと重ねて印字することもできます。 システムページのオーバレイ印字を終了するときは、メニューの「システムオーバレイ設定」で[しない]を指定します。 ユーザページの登録中は、次の制御命令が無視されます。 |
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ユーザページの登録開始 | ESX 01h 00h 02h h | |
LIPSの制御命令によるユーザページの登録 | ESX 01h 00h 03h SP ’ | |
LIPSの制御命令によるユーザページの登録終了 | ESX 01h 00h 03h SP .NUL | |
複写ページの登録 | ESX 01h 00h 04h SP ?h | |
複写用紙のオーバレイ印字開始 | ESX 01h 00h 05h SP ? p | |
複写用紙のオーバレイ印字終了 | ESX 01h 00h 03h SP ? z | |
複写ページの消去 | ESX 01h 00h 04h SP ? r |
複写用紙機能 |
バックカーボン付きの複写用紙のように、1ページの印字データを作成するだけで、そのページの内容を最高5枚まで複写して印字できます。この機能を「複写用紙機能」といいます。 また、複写式伝票のように、枠取りや罫囲みが共通でも伝票タイトル部分などがページによって異なるものがあります。複写用紙機能では、複写するそれぞれのページに対応する複写ページ(1~5)というオーバレイページが用意されており、各ページの伝票タイトルなどを登録しておくことができます。
共通ページと複写ページは、ユーザが独自にフォームを作成して登録できる複写用紙機能専用のオーバレイページです。 共通ページや複写ページの登録は、専用命令で開始します。
この制御命令のパラメータで「K」を指定すると共通ページ、「1~5」を指定すると複写用紙の各ページに対応する複写ページを登録できます。登録を開始すると、以降ホストコンピュータから送られてくるフォームデータが、指定された共通/複写ページに登録されます。 |
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共通ページのかわりに、ページオーバレイ機能のシステムページやユーザページのフォームを使用することができます。その場合は共通ページを登録する必要はありません。 |
共通/複写ページの登録を開始すると、パラメータリセット処理が行われ、制御命令で設定したすべての印字パラメータが初期状態に戻ります。ただし、タッチパネルで設定した印字パラメータはそのまま残ります。 また、専用命令によって共通/複写ページの登録を終了すると、パラメータリセット処理が行われます。 |
![]() |
ひとつの共通/複写ページに登録できるフォームデータは、用紙1ページ分です。したがって、ページ長を短く設定し、1枚の用紙に複数のページを確保しても、フォームは用紙単位でしかオーバレイされません。 |
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共通/複写ページの登録中に無視される制御命令 ユーザページの登録中は、次の制御命令が無視されます。 |
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ユーザページの登録開始 | ESX 01h 00h 02h h | |
LIPSページの登録開始 | ESX 01h 00h 03h SP ’ | |
LIPSページの登録終了 | ESX 01h 00h 03h SP . 00 | |
複写ページの登録開始 | ESX 01h 00h 04h SP ? h | |
複写用紙のオーバレイ印字開始 | ESX 01h 00h 05h SP ? p | |
複写用紙のオーバレイ印字終了 | ESX 01h 00h 03h SP ? z |
共通/複写ページの登録は、次の専用命令を受信すると終了します。 |
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このほか、次のような場合にも共通/複写ページの登録は終了します。
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登録した共通/複写ページのフォームを消去するときは、次の専用命令を使用します。 |
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なお、共通/複写ページに登録したフォームのデータは、メニューの「登録レベル」の設定によって消去する時期を選択できます。 |
[一時]に設定したとき: | 印字を開始し、一連の印刷処理(ジョブ)すべてのページの印字が終了した時点で登録内容が消去されます。 |
[永久]に設定したとき: | 本製品の電源をオフにするか同等のリセット処理を行うまで登録した内容を保持します。 |
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「登録データの削除方法を設定する」 |
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すでに登録されている共通/複写ページに新しいフォームを登録すると、登録済みのフォームは消去されます。また、共通/複写ページに登録したフォームのデータ量が多いと、普通のページの印字が遅くなることがあります。 |
複写用紙機能を使用した印字は、専用命令によって開始します。
複写用紙全ページにオーバレイするフォームとしては、複写用紙機能専用に登録した共通ページのフォーム、ページオーバレイ印字機能のシステムページのフォーム、ユーザページのフォームが選択できます。 複写用紙機能を終了するときは、専用命令を使用します。
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実際に印字する用紙サイズと使用するフォームの用紙サイズが異なると、複写用紙機能は行われません。 ページオーバレイ機能と複写用紙機能を同時に実行することはできません。 また、2ページ印刷機能と複写用紙機能を同時に実行することはできません。 |
マクロ機能 |
定型的な処理を行うための一連の制御命令や、文字・イメージを印字する手順などをあらかじめ登録し、必要なときに呼び出して実行することができます。この定型化された手順を「マクロ」といいます。 たとえば、ページの書式(ページ長やマージンなど)を決める一連の制御命令をマクロに登録しておけば、そのマクロを呼び出すだけで、いつも同じ書式で印字を行うことができます。また、同じイメージを印字する場合などは、その印字データをマクロに登録しておけば、印字のたびにイメージデータを送る必要がなくなります。 このように、マクロを使用すると、データ量を削減することができるので、印字処理を効率よく行うことができます。
マクロの登録や削除は、専用命令によって行うことができます。 マクロの登録は、次の場合に中止されます。
なお、登録したマクロデータは、メニューの「登録レベル」の設定によって消去する時期を選択できます。 |
[一時]に設定したとき: | 印字を開始し、一連の印刷処理(ジョブ)すべてのページの印字が終了した時点で登録内容が消去されます。 |
[永久]に設定したとき: | 本製品の電源をオフにするか同等のリセット処理を行うまで登録した内容を保持します。 |
![]() |
「登録データの削除方法を設定する」 |
登録したマクロは、専用命令によって実行することができます。
マクロを実行するときは、登録時につけたマクロ番号を指定します。 マクロの実行は次の場合に中止されます。
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![]() |
マクロの実行時、次の制御命令は無視されます。 | |
マクロの登録 ESX 01h ・ ・ = | ||
マクロの削除 ESX 01h 00h 02h ] | ||
マクロの追加登録 ESX 01h ・ ・ & |
また、マクロの実行中、次の専用命令は、文字データとして扱われます。 |
ヘキサ形式データの設定 | @ @ C? | |
LIPS-ヘキサ形式モードの開始 | @ @ L? |
リセット処理を行った場合に、指定のマクロを自動的に実行することができます。このマクロを「スタートアップマクロ」といいます。 指定したスタートアップマクロは、I5577の制御命令「プリンタのリセット処理 ESX 01h 00h 00h」を受信すると、リセット処理を行った後、自動的に実行されます。 |
![]() |
制御命令以外でリセット処理が行われても、スタートアップマクロは実行されません。 また、メニューの「登録レベル」が[一時]に設定されているとき、リセット処理の種類によっては登録したマクロ本体が消去され、スタートアップマクロ機能が動作しない場合があります。 |
行桁固定機能 |
印字したい行数や文字数を指定するだけで、現在の印字領域にその行数や文字数で印字できるように、改行ピッチおよび文字ピッチを自動的に設定することができます。この機能を「行桁固定機能」といいます。 現在の印字領域とは、メニューや制御命令で設定されているページフォーマット、上余白、ボトム位置(ページ長/ミシン目スキップ)、および左/右マージンで設定されている領域のことです。 |
![]() |
アプリケーションソフトウェアを使用する場合は、行桁固定機能を無効にしてください。 行桁固定機能を有効にして印字すると、アプリケーションソフトウェア側で設定した改行ピッチや文字ピッチなどがすべて無効になります。 |
文字ピッチや改行ピッチを決定するための文字数や行数を、メニューの「行桁」の各項目で設定します。
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「1ページの行数を設定する」 |
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「1行の文字数を設定する」 |
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「漢字の文字ピッチを設定する」 |
メニューで設定した行数、文字数、漢字ピッチをもとに、文字ピッチや改行ピッチを自動設定して印字する場合は、行桁固定機能の切り替えを[有効]にする必要があります。改行ピッチの自動設定と文字ピッチの自動設定はそれぞれ独立して[有効]にすることができます。
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「改行ピッチを自動的に設定する」 |
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![]() |
「文字ピッチを自動的に設定する」 |
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行固定機能および桁固定機能が有効に設定されているときにメニューまたは制御命令によって次の設定が行われた場合、その設定による新しい印字領域での改行ピッチおよび文字ピッチが計算されます。
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I75モード |
制御命令による設定項目 | 行固定機能有効時 | 桁固定機能有効時 | ||
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無効 | 有効 | ||
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無効 | 有効 | ||
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有効 | 無効 | ||
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有効 | 無効 | ||
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有効 | 無効 |
次の専用命令も無効になります。 |
制御命令による設定項目 | 行固定機能有効時 | 桁固定機能有効時 | ||
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有効 | 無効 | ||
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有効 | 無効 |
2ページ印刷機能 |
2ページ分の印字データを1枚の用紙に見開きで印字することができます。 |
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「2ページ分のデータを1ページに印刷する」 |
たとえば、5ページ分の印字データは、次のように印字されます。
たとえば、5ページ分の印字データは、次のように印字されます。
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I5577モードの設定 |
IBM5577と本製品の違いを補うための印字環境(ページフォーマット、印字位置の調整、印字状態など)は、仕様設定メニューで設定できます。 仕様設定メニューの中には、すべての動作モード共通のプリント環境と、エミュレーションなどの動作モードごとに設定できる専用のプリント環境がそれぞれグループ化されて並んでいます。 I5577エミュレーションモードの印字環境の設定項目や設定値は、この中のI5577グループに含まれています。「I5577設定」というグループ階層を選択すると、I5577エミュレーションモード専用の8種類のメニューグループが表示されます。 |
I5577モードの設定項目の種類 |
I5577モードの設定 |
I5577ステータスプリント |
I5577モードの設定項目の種類 |
I5577エミュレーションモードの設定項目は、次の8種類のグループに分かれています。
それぞれのグループに含まれる設定項目は次のとおりです。太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。
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* | お使いの機種によって、表示される用紙サイズの種類は異なる場合があります。 |
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設定項目 | 設定値 |
行固定機能 | 無効,有効 |
桁固定機能 | 無効,有効 |
行数 | 10行~66行~400行 |
桁数 | 10桁~132桁~400桁 |
漢字ピッチ | 2/1,3/2,4/3,5/4,1/1 |
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設定項目 | 設定値 |
漢字書体 | 明朝,ゴシック,丸ゴシック,フォントID |
フォントID* | 1,2~999 |
漢字グラフィックセット | JISIBM,JIS78,JIS90 |
漢字サイズ | システム,8ポイント,10ポイント,12ポイント |
OCRフォント | 使用せず,OCR-A,OCR-B,OCR-A/OCR-カナ,OCR-B/OCR-カナ |
* | 「漢字書体」で「フォントID」を選択した時のみ設定できます。 |
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設定項目 | 設定値 |
イメージの補正 | する,しない |
システムオーバレイ | システムオーバレイ設定:する,しない |
オーバレイ番号:1,2,3,4,5 | |
スタートアップマクロ | 0~255 |
ユーザオーバレイ1 | する,しない |
ユーザオーバレイ2 | する,しない |
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設定項目 | 設定値 |
自動排紙 | 自動排紙:する,しない |
排紙時間:5秒~30秒~300秒 | |
HEXモード後のLF | 無視する,無視しない |
イメージラップ | する,しない |
行送りモード | 標準,LF |
|
設定項目 | 設定値 |
改行幅 | 6 lpi,5 lpi,4 lpi,3 lpi,2 lpi,8 lpi,7.5 lpi |
用紙長機能 | 無効,有効 |
用紙長設定 | 0行~66行~512行 |
ミシン目スキップ | 0行~509行 |
改ページ動作 | 標準,排紙 |
|
設定項目 | 設定値 |
CR機能 | 復帰のみ,復帰/改行 |
自動復帰機能 | 復帰する,復帰しない |
ゼロ書体 | 斜線付きゼロ,斜線無しゼロ |
文字セット | 1,2 |
コードページ | 437,850 |
グラフィックモード | 有効、無効 |
|
設定項目 | 設定値 |
コマンドモード | 75,Pro |
登録レベル | 一時,永久 |
HEX/LIPS機能 | 無効,有効 |
LIPSフォーム | LIPS2,LIPS4 |
![]() |
本製品には、不揮発性メモリ(設定値を書き込んだり登録したりできるメモリで、電源をオフにしても内容は消えません)が組み込まれており、I5577エミュレーションモードの設定値は自動的に登録されます。したがって、いったん値を設定しておけば、他の動作モードに切り替えても、再びI5577エミュレーションモードに戻ったときに前回の設定値で印字することができます。 |
ページフォーマットを設定する(ページフォーマット) |
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IBM5577の印字に対応する本エミュレーションモードのページフォーマットを次の7種類から選択します。 |
A3、B4、A4、B5、A5、はがきサイズの用紙をIBM5577に縦置きでセットした場合と同じ印字結果になります。
A3、B4、A4、B5、A5、はがきサイズの用紙をIBM5577に横置きでセットした場合と同じ印字結果になります。
IBM5577で10×11インチの連続用紙に印字するデータ(80文字×66行)をA4サイズに入るように縮小してポートレイトで印字します。
IBM5577で15×11インチの連続用紙に印字するデータ(132文字×66行)をA4サイズに入るように縮小してランドスケープで印字します。
IBM5577で15×11インチの連続用紙に印字するデータ(132文字×66行)をB4サイズに入るように縮小してランドスケープで印字します。
IBM5577でB4サイズのカット紙を縦置きにセットして印字するデータをA4サイズに入るように3/4に縮小してポートレイトで印字します。
IBM5577でB4サイズのカット紙を横置きにセットして印字するデータをA4サイズに入るように3/4に縮小してランドスケープで印字します。 |
![]() |
「ページフォーマット」 |
上余白を設定する(上余白) |
![]() |
![]() |
それぞれのページフォーマットで設定されているTOF行の上端を基準として、印字開始位置を上下方向にずらす量を255段階で指定します。 |
【単位】 | 1/72インチ(約0.35mm) |
【範囲】 | -127~0~+127 |
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上余白を増やした場合、有効印字領域の下端を越えた印字データは、次ページのTOF行から印字されます。 上余白を減らした場合、有効印字領域の上端を越えた部分の印字データは印字されません。
上余白を増やした場合、印字データが有効印字領域の下端を越えると、ボトム位置からページ長(初期状態のTOF行からボトム位置までの範囲)までのデータは印字されません。 |
用紙位置を左右に微調整する(用紙位置微調整) |
![]() |
![]() |
用紙の左端を基準として、印字位置を左右方向にずらす量を255段階で指定します。 印字開始位置を左にずらす場合はプラス(+)方向、右にずらす場合はマイナス(-)方向になります。 |
【単位】 | 1/72インチ(約0.35mm) |
【範囲】 | -127~0~+127 |
用紙位置を微調整したときの印字位置は、ページフォーマットおよび印字領域(標準/ワイド領域モード)の設定によって次のようになります。
|
印字領域を設定する(領域) |
![]() |
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印字データを縮小するページフォーマット(Fmode 3, 4, 6, 7, 8)を使用するとき、ページフォーマットに従ったレイアウトで印字するか、有効印字領域ほぼいっぱいに印字するかを設定します。
ページフォーマットにしたがった印字領域で印字を行います。したがって、IBM5577と同じレイアウトで印字できます。
印字データの縮小率のみページフォーマットにしたがって、印字領域をセットされている用紙の有効印字領域とほぼ同じ範囲まで広げます。IBM5577の印字結果のレイアウトと異なりますが、ページフォーマットの印字領域の制限がなくなるため、用紙の紙面を有効に使って印字することができます。 |
![]() |
現在のページフォーマットに関係なく設定を行えますが、実際に設定が有効になるのは、印字データを縮小するページフォーマット(Fmode 3, 4, 6, 7, 8)が指定された場合に限られます。 |
![]() |
「ワイド領域に印刷する」 |
「印字領域と印字動作」 |
右マージンの位置を設定する(右マージン既定値) |
![]() |
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初期状態の右マージンの位置を指定します。
右マージン位置をメニューの「印刷幅」の設定(13.2インチ、13.6インチ、8インチ)にします。
右マージン位置を現在の用紙サイズの有効印字領域の右端に設定します。 |
![]() |
この設定は、実寸で印字するページフォーマット(Fmode 1, 2)が指定された場合に有効になります。 |
![]() |
「ページフォーマット」 |
「印刷幅を設定する」 |
印刷幅を設定する(印刷幅) |
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![]() |
印字幅を設定します。
初期状態の印刷幅を選択します。 |
![]() |
印刷幅は、用紙サイズおよび設定されている左右マージンの位置には関係なく設定されます。 なお、メニューの「右マージン既定値」を[印刷幅]に設定すると、印刷幅の設定位置が右マージン位置になります。 |
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「ページフォーマット」 |
用紙サイズを設定する(用紙サイズ) |
![]() |
![]() |
印字する用紙のサイズを設定します。
それぞれの定形サイズの用紙を設定します。 |
![]() |
お使いの機種によって、使用できる用紙サイズの種類は異なる場合があります。 設定した用紙サイズが、現在指定されている給紙元にセットされている用紙サイズと合わない場合は、正しいサイズの用紙をセットするようにメッセージが表示されます。 |
![]() |
「ページフォーマット」 |
2ページ分のデータを1ページに印刷する(2ページ印刷設定) |
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A4サイズまたはB5サイズで作成された印字データを、A3サイズまたはB4サイズの用紙に見開きで2ページ分ずつ並べて印字するかどうかを設定します。
2ページ印刷を行いません。
2ページ分の印字データを左開きでとじられるようにページの向きを調節して見開きで印字します。ポートレイトの場合は、左側が1ページ目、右側が2ページ目になり、ランドスケープの場合は、上側が1ページ目、下側が2ページ目になります。
2ページ分の印字データを右開きでとじられるようにページの向きを調節して見開きで印字します。ポートレイトの場合は、右側が1ページ目、左側が2ページ目になり、ランドスケープの場合は、下側が1ページ目、上側が2ページ目になります。 |
![]() |
アプリケーションソフトウェアを利用している場合、ソフトウェア側でページごとに用紙サイズを指示していることがあります。このときは、2ページ印刷できないことがあります。 |
![]() |
「2ページ印刷機能」 |
水平方向に拡大/縮小して印刷する(横方向の拡大縮小) |
![]() |
![]() |
横方向の拡大/縮小印刷を行うかどうかを設定します。
拡大/縮小を行いません。
拡大または縮小する倍率を設定します。 |
【単位】 | パーセント |
【範囲】 | 50%~200% |
![]() |
倍率の指定はページフォーマットが、Fmode1、Fmode2、Fmode3、Fmode4、Fmode6のとき有効です。 指定されたパーセントは、内部処理時に小数点以下切り捨てが行われるため正確な結果が出ない場合があります。 本項目を[しない]に設定した場合と、倍率を100%に設定した場合とでは、印字結果が異なることがあります。 倍率を指定した場合、システムオーバレイは無効となります。 ビットマップフォントに対する拡大縮小は行われません。 |
垂直方向に拡大/縮小して印刷する(縦方向の拡大縮小) |
![]() |
![]() |
縦方向の拡大/縮小印刷を行うかどうかを設定します。
拡大/縮小を行いません。
拡大または縮小する倍率を設定します。 |
【単位】 | パーセント |
【範囲】 | 50%~200% |
![]() |
倍率の指定はページフォーマットが、Fmode1、Fmode2、Fmode3、Fmode4、Fmode6のとき有効です。 指定されたパーセントは、内部処理時に小数点以下切り捨てが行われるため正確な結果が出ない場合があります。 本項目を[しない]に設定した場合と、倍率を100%に設定した場合とでは、印字結果が異なることがあります。 倍率を指定した場合、システムオーバレイは無効となります。 ビットマップフォントに対する拡大縮小は行われません。 |
改行ピッチを自動的に設定する(行固定機能) |
![]() |
![]() |
TOF行からページのボトム位置までの領域に印字する行数が決まっている場合、行固定機能を使用すると、その行数を指定するだけで改行ピッチを自動的に計算して設定することができます。ここでは、行固定機能を使用するかどうかを設定します。
行固定機能を使用せず、制御命令などで設定されている現在の改行ピッチで印字を行います。
行固定機能を使用し、設定した行数で印字できるように改行ピッチを自動的に設定して印字を行います。したがって、制御命令などで設定されている改行ピッチの設定は無効になります。 |
![]() |
行固定機能を使用しているときに、タッチパネルや制御命令によって印字領域に関する設定内容が変更された場合は、新しい印字領域で改行ピッチが設定し直されます。 |
![]() |
「行桁固定機能」 |
文字ピッチを自動的に設定する(桁固定機能) |
![]() |
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左右マージンの幅に印字する桁数が決まっている場合、桁固定機能を使用すると、その桁数を指定するだけで文字ピッチを自動的に計算して設定することができます。ここでは、桁固定機能を使用するかどうかを設定します。
桁固定機能を使用せず、制御命令などで設定されている現在の文字ピッチで印字を行います。
桁固定機能を使用し、設定した桁数で印字できるように文字ピッチを自動的に設定して印字を行います。したがって、制御命令などで設定されている文字ピッチの設定は無効になります。 |
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桁固定機能を使用しているときに、タッチパネルや制御命令によって印字領域に関する設定内容が変更された場合は、新しい印字領域で文字ピッチ(および漢字ピッチ)が設定しなおされます。 |
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「行桁固定機能」 |
1ページの行数を設定する(行数) |
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1ページに印字する行数を設定します。 |
【範囲】 | 10~400行 |
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設定した行数は、行固定機能が有効の場合のみ使用されます。 |
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「行桁固定機能」 |
1行の文字数を設定する(桁数) |
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1行に印字する文字数を1バイトコード文字(ANK文字)の桁数で設定します。 |
【範囲】 | 10~400行 |
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設定した桁数は、桁固定機能が有効の場合のみ使用されます。 1行の文字数はANK文字が基準であり、1行に漢字を何文字印字するかは漢字ピッチ(1バイトコード文字の文字ピッチに対する比率)で設定します。 |
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「行桁固定機能」 |
「漢字の文字ピッチを設定する」 |
漢字の文字ピッチを設定する(漢字ピッチ) |
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2バイトコード文字(漢字)の文字ピッチを1バイトコード文字(ANK文字)の文字ピッチの何倍にするかを設定します。 |
【範囲】 | 2/1、3/2、4/3、5/4、1/1(倍) |
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設定した文字ピッチの比率は、桁固定機能が有効の場合のみ使用されます。 |
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「行桁固定機能」 |
漢字の書体を設定する(漢字書体) |
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2バイトコード文字(漢字)の書体を設定します。
明朝体で印字します。
ゴシック体で印字します。
丸ゴシック体で印字します。
フォントIDで設定したオプションの書体で印字します。 |
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「オプションの漢字書体を設定する」 |
オプションの漢字書体を設定する(フォントID) |
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漢字書体で[フォントID]を設定した場合、印字するオプションの漢字書体の番号を設定します。 |
【範囲】 | 1~999 |
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この設定項目は、フォントグループの「漢字書体」が[フォントID]に設定されている場合のみ有効になります。 また、I5577エミュレーションモードでは使用できない書体を指定した場合は、明朝体になります。 標準フォント用のID番号は以下の通りです。 |
明朝体 | 002 | ||
ゴシック体 | 004 | ||
丸ゴシック体 | 006 |
オプションフォント用のID番号については、使用するオプションフォントのマニュアルを参照してください。 |
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「漢字の書体を設定する」 |
JISコードの種類を切り替える(漢字グラフィックセット) |
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JISコードで使用する漢字グラフィックセットを設定します。
IBM漢字グラフィックセットを使用します。
旧JISの漢字グラフィックセットを使用します。
新JISの漢字グラフィックセットを使用します。 |
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グラフィックセットとは、コンピュータから送られてくるコードに対して、どの文字を割り当てるかを取り決めたもので、それを表にしたものがコード表です。漢字コードは、IBM標準のコード、1978年版の旧JIS(JIS78)コード、1990年版の新JIS(JIS90)コードに準拠しています。新JISでは、旧JISに新しい特殊記号39文字と罫線32文字が追加されているほか、約300種類の漢字のフォントが変更されています。 |
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I5577エミュレーションモードでは、JISでパターンを定めていない部分のコードにIBM5577の制御命令で登録した文字などを割り当てています。 |
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「コード表」 |
漢字サイズを設定する(漢字サイズ) |
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2バイトコード文字(漢字)の文字サイズを設定します。
現在のページフォーマットに従った漢字サイズによって印字を行います。
8ポイントで印字します。
10ポイントで印字します。
12ポイントで印字します。 |
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「ページフォーマット」 |
OCR文字を設定する(OCRフォント) |
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1バイトコード文字(ANK文字)をOCRフォント(I5577エミュレーションモードの拡張フォント)を使用して印字するかどうかを設定します。
OCR文字を使用しません。従って、英数字、カタカナは明朝10cpiフォントで印字されます。
英数字(コード20h~7Fh)はOCR-Aフォント、カタカナ(コードA0h~FFh)は明朝10cpiフォントで印字します。
英数字(コード20h~7Fh)はOCR-Bフォント、カタカナ(コードA0h~FFh)は明朝10cpiフォントで印字します。
英数字(コード20h~7Fh)はOCR-Aフォント、カタカナ(コードA0h~FFh)はOCR-カナフォントで印字します。
英数字(コード20h~7Fh)はOCR-Bフォント、カタカナ(コードA0h~FFh)はOCR-カナフォントで印字します。 |
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OCRフォントの使用は10ポイント(実寸サイズ)の文字で印字を行うページフォーマット(Fmode 1, 2, 3, 6)で有効になります。縮小サイズの8ポイントで印字するページフォーマット(Fmode 4, 7, 8)では、設定にかかわらず明朝10cpiフォントで印字されます。 なお、制御命令「ANK文字フォントの指定 ESX 06h 00h 01h」でANK文字フォントが指定されている場合、この設定にかかわらずOCRフォントは使用されません。 |
イメージデータの補正を設定する(イメージの補正) |
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イメージデータを印字するとき、IBM5577と本製品との解像度の違いから、イメージデータを拡大します。このとき、イメージの拡大にともなってイメージを補正するかどうかを設定します。
イメージデータを拡大するとき、イメージがきれいに見えるように補正処理を行います。
イメージデータを単純に拡大し、イメージの補正は行いません。 |
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縦方向と横方向の倍率の異なるページフォーマット(Fmode 4, 6)では、印字したイメージが横長または縦長に見えることがあります。 |
システムページのオーバレイ印字を設定する(システムオーバレイ) |
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オーバレイ印字は、印刷する各ページに共通なデザイン書式などをフォームとしてあらかじめオーバレイ領域に登録し、印字データと重ねて印刷する機能です。オーバレイ印字を行うと、各ページに共通の印字データをページごとに送る必要がなくなり効率よく印刷できます。
システム保有のフォームによるページオーバレイ印字を行いません。
指定したシステム保有ページの定型フォームをオーバレイ印字します。 |
設定値 | フォームの内容 |
1(ページ1) | 1/3インチ間隔で横罫線を引いた6lpi用のフォーム。(線種は破線で、1インチごとに実線) |
2(ページ2) | 1/3インチ幅の網かけを1行おきに入れ、ページ全体を枠取りした6lpi用のフォーム。 |
3(ページ3) | ページ全体を枠取りしたフォーム。 |
4(ページ4) | ページ1のフォームを1/4インチ間隔に変形させた8lpi用のフォーム。 |
5(ページ5) | ページ2のフォームを1/4インチ間隔に変形させた8lpi用のフォーム。 |
* | 線の太さは、300dpiで1ドット、600dpiで2ドットになります。 |
システム保有ページのオーバレイ印字の開始時または終了時には、パラメータリセット処理が行われます。 |
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「ページオーバレイ機能」 |
「内蔵フォームの印字サンプル」 |
マクロ機能を設定する(スタートアップマクロ) |
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マクロ機能は、あらかじめ作成したI5577エミュレーションモード(I75モード)の印字制御のプログラムを本製品のメモリに登録し、制御命令などで実行できるようにする機能です。本製品には、0~255番までの最大256種類のマクロを登録することができます。マクロの登録は、制御命令によって行います。登録されているマクロの中で、特定のマクロを選び、プリンタのリセット処理が行われた後で自動的に実行させることができます。このマクロをスタートアップマクロといいます。ここでは、次のリセット命令を受信した場合に、自動的に実行される「スタートアップマクロ」のマクロ番号を指定します。
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【範囲】 | 0~255(マクロ番号) |
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プリンタのリセット処理の制御命令を受信すると、制御命令で設定されたすべての印字パラメータおよびタッチパネルで設定されたメニュー項目の一部が初期化された後、スタートアップマクロに指定したマクロが自動的に実行されます。 |
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スタートアップマクロは、制御命令によってリセット処理が行われた場合のみ実行されます。また、その他グループのメニューの「登録レベル」が[一時]に設定されているとき、リセット処理の種類によっては登録したマクロ本体が消去され、スタートアップマクロ機能が動作しない場合があります。 |
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「マクロ機能」 |
「初期状態」 |
ユーザページ1のオーバレイ印字を設定する(ユーザオーバレイ1) |
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オーバレイ印字は、印刷する各ページに共通な罫線書式などをフォームとしてあらかじめ本製品に登録しておき、印字データと重ねて印刷する機能です。オーバレイ印字するフォームは、本製品に内蔵されているシステム保有ページのものを利用できるほか、ユーザ独自に作成したフォームを2ページ分登録して使用できます。ここでは、ユーザ独自のフォームの登録されたユーザページ1のオーバレイ印字の開始と終了を設定します。
ユーザページ1のフォームのオーバレイ印字を開始します。
ユーザページ1のオーバレイ印字を終了します。 |
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ユーザページへのフォームの登録は、フォーム作成ツール「FormCraft」などのアプリケーションソフトウェアをご利用ください。 なお、ユーザページ1にフォームが登録されていない場合は、オーバレイ印字を[する]に設定してもオーバレイは行われません。 |
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「ページオーバレイ機能」 |
ユーザページ2のオーバレイ印字を設定する(ユーザオーバレイ2) |
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ユーザ独自のフォームが登録されたユーザページ2のオーバレイ印字の開始と終了を設定します。
ユーザページ2のフォームのオーバレイ印字を開始します。
ユーザページ2のオーバレイ印字を終了します。 |
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ユーザページ1とユーザページ2のフォームを重ねてオーバレイ印字することもできます。それぞれのユーザページにフォームデータを登録し、両方のオーバレイ印字の設定をオンにしてください。 なお、ユーザページにフォームが登録されていない場合は、オーバレイ印字を[する]に設定してもオーバレイは行われません。 |
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「ページオーバレイ機能」 |
自動排紙の時間を設定する(自動排紙) |
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印字データを受信した後、一定時間経過しても次のデータが送られてこない場合、現在のページを排出するかどうかを設定します。
一定時間が経過しても、排紙を行いません。
指定した時間が経過してもデータが送られてこない場合は自動的に未排出のページを印字(排紙)します。 |
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ヘキサ形式モード後の改行無視の設定(HEXモード後のLF) |
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ヘキサ形式モードからバイナリ形式モードに戻ったとき、ホストコンピュータから送られてくる LF コード(改行)を無視するかどうかを設定します。
LF コード(改行)を1回無視します。
LF コード(改行)によって改行動作を行います。 |
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以下の制御命令により、改行無視のカウントがクリアされます。
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イメージの折り返しモードを設定する(イメージラップ) |
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イメージデータの印字や水平方向の移動を行う制御命令によって、右マージン位置を越えた場合の印字動作を設定します。
右マージン位置を越えた部分のデータは、次の行の左マージン位置に折り返して印字または水平移動します。
右マージン位置を越えた部分のデータは無視します。 |
行送りモードを設定する(行送りモード) |
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![]() |
可変行送り命令が送られてきたときの動作を設定します。
パラメータで指定された移動量で垂直方向に移動します。
以下の場合に、指定パラメータを無視し[LF]コード(改行)と同等の動作を行います。
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「改行ピッチを自動的に設定する」 |
「ヘキサ形式モード後の改行無視の設定」 |
改行ピッチの設定(改行幅) |
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![]() |
改行ピッチを設定します。改行ピッチは、1インチ幅に印字する行数(lpi)で設定します。 |
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本メニューのほかにも、次の制御命令によって、改行ピッチを設定できます。 | |
改行ピッチの設定(1/120インチ単位) ESC % 9 | ||
改行ピッチの設定 ESX 03h 00h 01h |
初期状態で有効になるページ長を設定する(用紙長機能) |
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![]() |
電源をオンにしたときや、リセット処理(プリンタ初期化/プリント中止)を行ったときにタッチパネルのメニューで設定したページ長を有効にするかどうかを選択します。
リセット処理後、タッチパネルまたは制御命令のページ長の設定を無効にします。したがって、ページ長は、用紙サイズ、印字領域のモードにしたがった各ページフォーマットの設定になります。
リセット処理後、タッチパネルのメニューまたは制御命令で設定したページ長を有効にします。 |
![]() |
この設定は、現在のページフォーマットに関係なく設定を行えますが、実際に設定が有効になるのは、I75モードでは連続用紙のページフォーマットが指定された場合に限られます。 Proモードでは、カット紙及び連続用紙のページフォーマットどちらの場合も有効になります。 |
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「ページ長を設定する 」 |
「ミシン目スキップ行数を設定する」 |
ページ長を設定する(用紙長設定) |
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カット紙および連続用紙のページ長を設定します。 |
【単位】 | 1/6インチ(約4.2mm) |
【範囲】 | 0~512行 |
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行間は1インチあたり6行(6lpi)になります。 |
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それぞれのページフォーマットで決められている印字可能行数を越えるページ長を設定した場合は、この設定にかかわらず、印字可能行数で改ページが行われます。なお、VFCグループの「ミシン目スキップ」でミシン目スキップ行数が設定されている場合は、実際の改ページ位置が変わります。 このメニュー項目のほかにも、次の制御命令によってページ長を設定できます。 |
|
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「ページフォーマット 」 |
「初期状態で有効になるページ長を設定する」 | |
「ミシン目スキップ行数を設定する」 |
ミシン目スキップ行数を設定する(ミシン目スキップ) |
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![]() |
ページ長の最終行から何行分かを印字しない行として設定します。 |
【単位】 | 1/6インチ(約4.2mm) |
【範囲】 | 0~509行(6lpi) |
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行間は1インチあたり6行(6lpi)になります。 このメニュー項目のほかにも、次の制御命令によってミシン目スキップ行数を設定できます。 |
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「ページフォーマット 」 |
「初期状態で有効になるページ長を設定する」 | |
「ページ長を設定する」 |
連続用紙の改ページ動作を設定する(改ページ動作) |
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![]() |
連続用紙のページフォーマット時、[FF]コード(改ページ)が送られてきたときの動作を設定します。
現在のページ長に従った次のTOF行に移動します。
カット紙のページフォーマットと同様に用紙を排出し、印字位置を各ページフォーマットに合った位置に移動します。 |
復帰コード受信時の動作を設定する(CR機能) |
![]() |
![]() |
ホストコンピュータから CR コードを受信した場合の印字位置の移動のしかたを設定します。
CR コードを受信すると、復帰動作のみ行い、印字位置をその行の先頭に移動します。
CR コードを受信すると、復帰/改行動作を行い、印字位置を次の行の先頭に移動します。 |
制御命令の復帰動作を設定する(自動復帰機能) |
![]() |
![]() |
ホストコンピュータから LF 、 VT 、 ESC ]コードを受信した場合に復帰動作を行うかどうかを設定します。
改行または垂直タブ位置への移動とともに、復帰動作(水平位置を左マージン位置へ移動)を行います。
垂直方向の移動(改行または垂直タブ位置への移動)のみを行います。 |
ゼロの書体を設定する(ゼロ書体) |
![]() |
![]() |
1バイトコード文字(ANK文字)のゼロの書体を設定します。
斜線ありのゼロを使用します。
斜線なしのゼロを使用します。 |
文字セットを設定する(文字セット) |
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![]() |
文字セットを選択します。
文字セット1を使用します。
文字セット2を使用します。 |
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文字セット2は、00h~FFhの255文字すべてを含んでいます。これに対して、文字セット1は、80h~9Fhの範囲が文字セット2の00h~1Fhに置き替わっています。 |
![]() |
「コード表」 |
コードページを設定する(コードページ) |
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![]() |
コードページを選択します。
コードページ437を使用します。
コードページ850を使用します。 |
![]() |
コードページは使用する文字セットの種類で、コードページ437は英語およびヨーロッパ系言語の文字を含みます。また、コードページ850はラテン系英数字を使用するほとんどの言語の文字を含みます。 |
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「コード表」 |
代替グラフィックモードを設定する(グラフィックモード) |
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代替グラフィックモード(AGM)を有効にするかどうかを設定します。
代替グラフィックモードを有効にします。
代替グラフィックモードを無効にします。 |
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アプリケーションソフトウェアが代替グラフィックモードに対応している場合は、この設定を有効にしてお使いください。 |
I75/Proモードを切り替える(コマンドモードメニュー) |
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本製品は、IBM5577プリンタの持つI75モード(日本語モード)とProモード(英語モード)の印字動作をエミュレーションします。ここでは、どちらのエミュレーションモードで印字を行うかを選択します。
ホストコンピュータのオペレーティングシステムが日本語DOS、OS/2J、DOS/V(日本語モード時)のときのI5577プリンタモード(日本語モード)をエミュレーションします。このモードは、IBM5575-F02プリンタの日本語モードと同等の印字動作を行います。
ホストコンピュータのオペレーティングシステムがPC DOS、OS/2、DOS/V(英語モード時)のときのI5577プリンタモード(英語モード)をエミュレーションします。このモードは、ProprinterXL24Eプリンタと同等の印字動作を行います。 |
登録データの削除方法を設定する(登録レベル) |
![]() |
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制御命令で登録した文字(1バイトコードおよび2バイトコードの登録文字)、オーバレイ印字のためのユーザページまたは複写用紙機能のフォームデータ、マクロデータなどの登録の方法を設定します。
登録文字、フォームデータ、マクロデータをジョブの間だけ登録しておきます。ジョブが終了すると登録内容は削除されます。
登録文字、フォームデータ、マクロデータを本製品の電源をオフにするまで(または同等のリセット処理が行われるまで)残しておきます。 |
![]() |
印字を開始してから、すべてのページの印字が終了するまでの一連の処理を「ジョブ」といいます。 |
ヘキサ形式モードを設定する(HEX/LIPS機能) |
![]() |
本製品にヘキサ形式で印字データを送るかどうかを選択します。
ヘキサ形式モードを無効にします。
ヘキサ形式モードを有効にします。 |
![]() |
ヘキサ形式とは、1バイト(8ビット)のデータを示すコード(16進数のバイナリ形式データ)を、上位と下位に分けて2バイト分の文字形式(アスキーコードの0~9およびA~F)で表します。 |
たとえば、I75モードの制御命令を使用して、横幅縮小文字で「AB」と印字して復帰改行する場合、次のようなヘキサ形式のデータとなります。 |
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以降の6バイト分のデータをヘキサ形式データとして処理する制御命令![]() |
フォーム登録時のLIPSモードを設定する(LIPSフォーム) |
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LIPSモードの制御命令によってユーザページにフォームデータを登録する場合、使用しているコントロールコマンドをLIPSⅡ+またはLIPSⅣから選択します。
LIPSⅡ+の制御命令によるフォームデータとして処理します。
LIPSⅣの制御命令によるフォームデータとして処理します。 |
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LIPSは上位互換であり、LIPSⅡ+とLIPSⅣでは基本的な機能は共通しますが、LIPSⅡ+でしか使用できない機能(たとえばシリアルプリンタでの動作をエミュレートしたイメージ描画など)を使用するときにLIPSのモードを切り替えてください。 この設定項目は、その他のグループの「HEX/LIPS機能」が[有効]に設定されている場合のみ有効になります。 |
I5577ステータスプリント |
I5577エミュレーションモードのプリント環境(メニューの設定など)は、I5577ステータスプリントで確認できます。 |
![]() |
「ステータスプリント」は、以下の手順で出力します。 |
1. [初期設定/登録]キーを押したあと、[レポート出力]を押します。 | |
2.「リストプリント」の[プリンタ]を押します。 | |
3.[LIPS/エミュレーション]を押します。 | |
4.[I5577ユーティリティ]を押します。 | |
5.[ステータスプリント]を押して出力します。 |
![]() |
![]() |
ここに掲載されているステータスプリントはサンプルです。お使いのプリンタで出力したステータスプリントとは一部内容が異なる場合があります。 |
制御命令 |
I5577エミュレーションモードのI75モード(日本語モード)で使用できる制御命令について説明します。独自の制御プログラムを作成するときなどに、必要に応じてお読みください。 文字やイメージを本製品で印字する際は、制御命令によって印字の細かい指示が行われています。この制御命令は文字コードの組み合わせで構成され、ホストコンピュータから送られたときに、文字として印字されずに印字動作や書式などの制御が行われます。 アプリケーションソフトウェアを使用して印字するときは、アプリケーションソフトウェア側で自動的にこの制御命令を送り出しています。独自に作成したプログラムで印字する場合は、本カテゴリに記載される制御命令の説明をご覧ください。 |
制御命令の種類 |
I5577エミュレーションモード(I75モード:日本語モード)の制御命令は、次の3種類に分けられます。 |
基本制御命令 | 改行や改ページなど、1バイトでプリンタの基本的な制御を行うことのできる制御命令です。
|
|||||
拡張制御命令 | 文字の修飾や書式指定など、ESCやESXに続くコードと併せて、2バイト以上でプリンタの制御を行うことのできる制御命令です。
|
|||||
専用命令 | IBM5577-J02にはなく、本エミュレーションで追加された本製品独自の機能を使用するための制御命令です。
|
それぞれの制御命令は、文字(JIS)による書式と、16進数による書式を掲載します。 |
< > | :数値を指定するパラメータ |
[ ] | :番号などを選択するパラメータ |
なお、パラメータに設定する値には、パラメータ名の( )内に示されているバイト数のバイナリ値を指定してください。 |
![]() |
ページ長の設定 ESC F <左マージン幅(2バイト)> 任意の数値を2バイトで指定します |
ANK文字フォントの設定 ESX 06h 00h 01h [ANKフォント(1バイト)] いくつかの候補から番号を1バイトで指定します |
![]() |
16進数の表記について |
16進数は数字の後ろに「h」をつけて「48h」のように表します。 たとえば、48hは10進数で表すと72です。 |
I75モードの基本制御命令 |
I75モードの拡張制御命令 |
専用命令 |
I75モードの基本制御命令 |
機能 | 書式 | |
後退 | BS | 08h |
水平タブ位置への移動 | HT | 09h |
改行 | LF | 0Ah |
垂直タブ位置への移動 | VT | 0Bh |
改ページ | FF | 0Ch |
復帰 | CR | 0Dh |
データ削除 | CAN | 18h |
拡張制御命令(ESCシーケンス) | ESC | 1Bh |
固定長イメージデータの印字* | FS | 1Ch |
スペース | SP | 20h |
* | 本制御命令は、できるだけ使用しないようにしてください。 |
I75モードの拡張制御命令 |
機能 | 書式 | |
イメージデータの印字 | ESC % 1 | 1Bh 25h 31h |
イメージデータの拡大印字 | ESC % 2 | 1Bh 25h 32h |
水平相対位置への移動(右方向) | ESC % 3 | 1Bh 25h 33h |
水平相対位置への移動(左方向) | ESC % 4 | 1Bh 25h 34h |
垂直相対位置への移動(下方向) | ESC % 5 | 1Bh 25h 35h |
水平絶対位置への移動 | ESC % 6 | 1Bh 25h 36h |
垂直相対位置への移動(上方向) | ESC % 8 | 1Bh 25h 38h |
改行ピッチの設定(1/120インチ単位) | ESC % 9 | 1Bh 25h 39h |
イメージの3バイト転送モードの指定* | ESC ( | 1Bh 28h |
イメージの2バイト転送モードの指定* | ESC ) | 1Bh 29h |
ページ長の設定* | ESC F | 1Bh 46h |
給紙(改ページ)* | ESC S | 1Bh 53h |
排紙(改ページ)* | ESC V | 1Bh 56h |
文字の横幅拡大指定* | ESC [ | 1Bh 5Bh |
文字の横幅拡大解除* | ESC ] | 1Bh 5Dh |
ESX シーケンス | ESC ‾ | 1Bh 7Eh |
プリンタのリセット処理 | ESX 01h 00h 00h | 1Bh 7Eh 01h 00h 00h |
文字ピッチの設定 | ESX 02h 00h 01h | 1Bh 7Eh 02h 00h 01h |
改行ピッチの設定 | ESX 03h 00h 01h | 1Bh 7Eh 03h 00h 01h |
ページ長の設定 | ESX 04h | 1Bh 7Eh 04h |
ANK文字フォントの指定 | ESX 06h 00h 01h | 1Bh 7Eh 06h 00h 01h |
全文字コードの印字 | ESX 08h | 1Bh 7Eh 08h |
給紙(改ページ) | ESX 0Eh 00h 01h 05h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 05h |
排紙(改ページ) | ESX 0Eh 00h 01h 06h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 06h |
ANK文字の横幅縮小指定 | ESX 0Eh 00h 01h 07h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 07h |
ANK文字の横幅縮小解除 | ESX 0Eh 00h 01h 08h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 08h |
文字の横幅拡大指定 | ESX 0Eh 00h 01h 09h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 09h |
文字の横幅拡大解除 | ESX 0Eh 00h 01h 0Ah | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Ah |
縦書きモードの指定 | ESX 0Eh 00h 01h 0Bh | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Bh |
横書きモードの指定 | ESX 0Eh 00h 01h 0Ch | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Ch |
上付き文字の指定 | ESX 0Eh 00h 01h 0Dh | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Dh |
下付き文字の指定 | ESX 0Eh 00h 01h 0Eh | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Eh |
上付き/下付き文字の解除 | ESX 0Eh 00h 01h 0Fh | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Fh |
1/2逆改行 | ESX 0Eh 00h 01h 13h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 13h |
1/2改行 | ESX 0Eh 00h 01h 14h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 14h |
イメージの3バイト転送モードの指定 | ESX 0Eh 00h 01h 15h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 15h |
イメージの2バイト転送モードの指定 | ESX 0Eh 00h 01h 16h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 16h |
強調印字の指定 | ESX 0Eh 00h 01h 17h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 17h |
強調印字の解除 | ESX 0Eh 00h 01h 18h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 18h |
アンダーラインの指定/解除 | ESX 11h 00h 01h | 1Bh 7Eh 11h 00h 01h |
重ね印字の指定/解除 | ESX 13h | 1Bh 7Eh 13h |
水平タブ位置の設定 | ESX 18h | 1Bh 7Eh 18h |
垂直タブ位置の設定 | ESX 19h | 1Bh 7Eh 19h |
左右マージンの設定 | ESX 1Ah 00h 02h | 1Bh 7Eh 1Ah 00h 02h |
ミシン目スキップ行数の設定 | ESX 1Bh 00h 01h | 1Bh 7Eh 1Bh 00h 01h |
水平絶対/相対位置への移動 | ESX 1Ch 00h 02h | 1Bh 7Eh 1Ch 00h 02h |
垂直相対位置への移動(下方向) | ESX 1Dh 00h 02h | 1Bh 7Eh 1Dh 00h 02h |
文字の拡大/縮小指定 | ESX 20h 00h 03h 02h | 1Bh 7Eh 20h 00h 03h 02h |
* | 本制御命令は、できるだけ使用しないようにしてください。 |
専用命令 |
機能 | 書式 | |
ユーザページの登録 | ESX 01h 00h 02h h | 1bh 7Eh 00h 02h 68h |
ユーザページの登録終了 | ESX 01h 00h 02h e NUL | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 65h 00h |
LIPSの制御命令によるユーザページの登録 | ESX 01h 00h 03h SP ’ | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 20h 27h |
LIPSの制御命令によるユーザページの登録終了 | ESX 01h 00h 03h SP .NUL | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 20h 2Eh 00h |
複写ページの登録 | ESX 01h 00h 04h SP ? h | 1Bh 7Eh 01h 00h 04h 20h 3Fh 68h |
複写べ一ジの消去 | ESX 01h 00h 04h SP ? r | 1Bh 7Eh 01h 00h 04h 20h 3Fh 72h |
複写用紙のオーバレイ印字開始 | ESX 01h 00h 05h SP ? p | 1Bh 7Eh 01h 00h 05h 20h 3Fh 70h |
複写用紙のオーバレイ印字終了 | ESX 01h 00h 03h SP ? z | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 20h 3Fh 7Ah |
強調印字の指定/解除 | ESX 01h 00h 02h B | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 42h |
縦縮小文字の上付き/下付き指定 | ESX 01h 00h 02h D | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 44h |
文字の拡大/縮小指定 | ESX 01h 00h 03h E | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 45h |
文字ピッチの指定 | ESX 01h 00h 02h H | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 48h |
漢字文字ピッチの1/2指定/解除 | ESX 01h 00h 02h I | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 49h |
全文字印字 | ESX 01h ‥ SP ? a | 1Bh 7Eh 01h ‥ 20h 3Fh 61h |
マクロの登録 | ESX 01h ‥ = | 1Bh 7Eh 01h ‥ 3Dh |
マクロの実行 | ESX 01h 00h 02h[ | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 5Bh |
マクロの削除 | ESX 01h 00h 02h ] | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 5Dh |
マクロの追加登録 | ESX 01h ‥ & | 1Bh 7Eh 01h ‥ 26h |
LIPS-ヘキサ形式モードの開始 | @ @ L ? | 40h 40h 4Ch 3Fh |
ヘキサ形式データの設定 | @ @ C ? | 40h 40h 43h 3Fh |
IBM5577(日本語モード)の次の制御命令は無視されます。 |
機能 | 書式 | |
ベル | BEL | 07h |
両方向印字モード | ESC % B | 1Bh 25h 42h |
片方向印字モード | ESC % U | 1Bh 25h 55h |
高速モード設定 | ESC O | 1Bh 4Fh |
ESX 0Eh 00h 01h 01h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 01h | |
高速モード解除 | ESC P | 1Bh 50h |
ESX 0Eh 00h 01h 02h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 02h | |
二重印字モードの設定 | ESX 0Eh 00h 01h 19h | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 19h |
二重印字モードの解除 | ESX 0Eh 00h 01h 1Ah | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 1Ah |
用紙モードの切り替え | ESX 10h 00h 01h - - | 1Bh 7Eh 10h 00h 01h - - |
後退([BS]) |
印字後、次の文字の印字位置を1文字分左に移動します。 |
JIS | BS |
16進数 | 08h |
![]() |
移動量は、現在のANK文字ピッチにしたがいます。 文字の横2倍拡大が指定されている場合は、後退量も2倍(ANK文字2文字分)になります。文字が横1/2縮小されている場合は、後退量も1/2倍(ANK文字の半分)になります。 なお、次の印字位置が左マージン位置を越える指定を行うこともできますが、印字領域の第1桁目より左へ移動することはできません。印字位置は第1桁目にとどまります。 |
水平タブ位置への移動([HT]) |
印字位置を同一行内で最も近い右側の水平タブ位置に移動します。 |
JIS | HT |
16進数 | 09h |
![]() |
電源をオンにしたときの水平タブ位置は、文字ピッチ10cpiで9桁目から8桁(ANK文字8文字分)ごとに設定されています。文字ピッチ、文字の拡大/縮小が指定されていても、水平タブ位置には影響しません。 現在印字位置より右側に水平タブが設定されていない場合や、次の水平タブ位置が右マージン位置を越えている場合、本制御命令は無視されます。 また、現在印字位置が左マージン位置より左側にある場合は、左マージン位置へ移動します。 |
![]() |
水平タブの設定 ESX 18h |
改行([LF]) |
行バッファのデータを印字し、復帰改行します。 |
JIS | LF |
16進数 | 0Ah |
![]() |
現在印字位置を次の行へ移動します。移動量は現在の改行ピッチにしたがいます。 水平方向の現在印字位置は変化しません。 |
![]() |
改行ピッチの設定(1/120インチ単位) ESX % 9 |
改行ピッチの設定(lpi単位) ESX 03h 00h 01h |
垂直タブ位置への移動([VT]) |
行バッファのデータを印字し、現在印字位置を次の垂直タブのある行に移動します。 |
JIS | VT |
16進数 | 0Bh |
![]() |
現在印字位置から下マージン位置またはTOF行(次ページの先頭行)までの間に垂直タブ位置が設定されていない場合は現在の改行ピッチで1行改行します。 下マージン位置またはTOF行上の垂直タブ位置は有効です。 現在印字位置の水平位置は変化しません。 |
![]() |
垂直タブ位置の設定 ESX 19h |
改ページ([FF]) |
行バッファのデータを印字し、印字位置を次ページの1行目の左マージン位置に移動します。 |
JIS | FF |
16進数 | 0Ch |
![]() |
カット紙のページフォーマット(Fmode 1, 2, 7, 8)では、用紙を排出してページフォーマットにしたがった先頭行に移動します。ただし、上余白および用紙吸入量が設定されている場合はその位置になります。 連続用紙のページフォーマット(Fmode 3, 4, 6)では、現在のページ長にしたがった次のTOF行に移動します。移動した位置が物理的に用紙の下端を越えた場合は用紙を排出します。 なお、ページフォーマット(Fmode 7, 8)のワイド領域モード時は、連続用紙のときと同様にページ長にしたがって、次のTOF行に移動します。 |
![]() |
左右マージンの設定 ESX 1Ah 00h 02h |
データ削除([CAN]) |
行バッファに残っている1行分のデータを消去し、印字位置を左マージン位置に移動します。 |
JIS | CAN |
16進数 | 18h |
![]() |
本制御命令は、制御命令による設定には影響しません。 |
固定長イメージデータの印字([FS]) |
最後に実行したイメージデータの印字(または拡大印字)のデータ数の設定にしたがってイメージデータを印字します。 |
JIS | FS (イメージデータ) |
16進数 | 1Ch (イメージデータ) |
![]() |
本制御命令は、最後に実行した「イメージデータの印字 ESC % 1」または「イメージデータの拡大印字 ESC % 2」のデータ数の設定にしたがって以降に続くイメージデータを印字します。 電源をオンにした後に一度もイメージの印字命令を使用していない場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
イメージデータの印字 ESC % 1 |
イメージデータの拡大印字 ESC % 2 |
スペース([SP]) |
1文字分のスペース(空白)を印字します。 |
JIS | SP |
16進数 | 20h |
![]() |
移動量は、現在のANK文字ピッチにしたがいます。 文字の横2倍拡大が指定されている場合は、スペースも2倍(ANK文字2文字分)になります。 文字が横1/2縮小されている場合は、スペースも1/2倍(ANK文字半分)になります。 スペースによって右マージン位置を越える場合、現在印字位置は次行の左マージン位置からスペースを印字します。 |
イメージデータの印字([ESC] %1) |
イメージデータを印字します。 |
JIS | ESC % 1 <X方向ドット列数(2バイト)> (イメージデータ) |
16進数 | 1Bh 25h 31h <X方向ドット列数(2バイト)> (イメージデータ) |
![]() |
<X方向ドット列数(2バイト)> |
イメージのX方向のドット列数を指定します。 |
単位: | 1/180インチ | |
範囲: | メニューの「印刷幅」で設定した印字幅によって次のようになります。 |
各ページフォーマットの領域モード | 印字幅 | 設定範囲 | |
実寸モード(Fmode1/2)で 右マージン既定値=印刷幅 縮小モード(Fmode3~8)で標準領域 |
13.2インチ | 00h 01h ~ 09h 48h(1~ 2376) | |
13.6インチ | 00h 01h ~ 09h 90h(1~ 2448) | ||
8インチ | 00h 01h ~ 05h A0h(1~ 1440) | ||
実寸モードで用紙右端 縮小モードでワイド |
― | 00h 01h ~ FFh FFh (1~65535) |
<X方向ドット列数> がパラメータエラーの場合、(イメージデータ)は読み飛ばされます。 |
(イメージデータ) | |
イメージデータを指定します。イメージデータ数は、イメージの転送モードの設定が3バイトのときは <X方向ドット列数>×3バイトとなり、2バイトのときは <X方向ドット列数> ×2バイトとなります。 |
![]() |
メニューの「イメージラップ」でイメージ折り返しモードが[する]に設定されている場合は、イメージデータが右マージン位置を越えると自動的に改行して、次行の左マージン位置からイメージの印字を続けます。イメージ折り返しモードが[しない]に設定されている場合は、右マージンを越えた分のイメージデータは無視され、現在印字位置は右マージン位置にとどまります。 |
![]() |
イメージの3バイト転送モードの指定 ESC ( |
イメージの3バイト転送モードの指定 ESX 0Eh 00h 01h 15h | |
イメージの2バイト転送モードの指定 ESC ) | |
イメージの2バイト転送モードの指定 ESX 0Eh 00h 01h 16h |
イメージデータの拡大印字([ESC] %2) |
イメージデータの横方向を2倍に拡大して印字します。 |
JIS | ESC % 2 <X方向ドット列数(2バイト)> (イメージデータ) |
16進数 | 1Bh 25h 31h <X方向ドット列数(2バイト)> (イメージデータ) |
![]() |
<X方向ドット列数(2バイト)> |
拡大する前のイメージのX方向のドット列数を指定します。 |
単位: | 1/180インチ | |
範囲: | メニューの「印刷幅」で設定した印字幅によって次のようになります。 |
各ページフォーマットの領域モード | 印字幅 | 設定範囲 | |
実寸モード(Fmode1/2)で右マージン既定値=印刷幅 縮小モード(Fmode3~8)で標準領域 |
13.2インチ | 00h 01h ~ 04h A4h(1~ 1188) | |
13.6インチ | 00h 01h ~ 04h C8h(1~ 1224) | ||
8インチ | 00h 01h ~ 02h D0h(1~ 720) | ||
実寸モードで用紙右端 縮小モードでワイド |
― | 00h 01h ~ 7Fh FFh(1~32767) |
(イメージデータ) | |
イメージデータを指定します。イメージデータ数は、イメージの転送モードの設定が3バイトのときは <X方向ドット列数> ×3バイトとなり、2バイトのときは <X方向ドット列数> ×2バイトとなります。 |
![]() |
メニューの「イメージラップ」でイメージ折り返しモードが[する]に設定されている場合は、拡大前のイメージデータが右マージン位置を越えると自動的に改行して、次行の左マージン位置から拡大したイメージの印字を続けます。拡大された1ドットが右マージン位置を越える場合も印字されます。 イメージ折り返しモードが[しない]に設定されている場合は、右マージンを越えた分のイメージデータは無視され、現在印字位置は右マージン位置にとどまります。なお、拡大された1ドットが右マージン位置を越えた場合は、拡大前のデータ以降が無視されます。 |
![]() |
イメージの3バイト転送モードの指定 ESC ( |
イメージの3バイト転送モードの指定 ESX 0Eh 00h 01h 15h | |
イメージの2バイト転送モードの指定 ESC) | |
イメージの2バイト転送モードの指定 ESX 0Eh 00h 01h 16h |
水平相対位置への移動(右方向)([ESC] %3) |
印字位置を、指定した移動量だけ右方向へ移動します。 |
JIS | ESC % 3 <移動量(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 25h 33h <移動量(2バイト)> |
![]() |
<移動量(2バイト)> |
右方向への移動量を指定します。 |
単位: | 1/180インチ | |
範囲: | メニューの「印刷幅」で設定した印字幅によって次のようになります。 |
各ページフォーマットの領域モード | 印字幅 | 設定範囲 | |
実寸モード(Fmode1/2)で右マージン既定値=印刷幅 縮小モード(Fmode3~8)で標準領域 |
13.2インチ | 00h 01h ~ 09h 48h(1~ 2376) | |
13.6インチ | 00h 01h ~ 09h 90h(1~ 2448) | ||
8インチ | 00h 01h ~ 05h A0h(1~ 1440) | ||
実寸モードで用紙右端 縮小モードでワイド |
― | 00h 01h ~ FFh FFh (1~65535) |
![]() |
移動量は、文字の拡大/縮小などの制御命令の設定には影響されません。 メニューの「イメージラップ」でイメージ折り返しモードが[する]に設定されている場合は、移動後の位置が右マージン位置を越えると自動的に改行して、次行の左マージン位置から残りの移動量を移動します。 イメージ折り返しモードが[しない]に設定されている場合は、移動後の位置が右マージンを越えても現在印字位置は右マージン位置にとどまります。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
水平相対位置への移動(左方向)([ESC] %4) |
印字位置を、指定した移動量だけ左方向へ移動します。 |
JIS | ESC % 4 <移動量(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 25h 34h <移動量(2バイト)> |
![]() |
<移動量(2バイト)> |
右方向への移動量を指定します。 |
単位: | 1/180インチ | |
範囲: | メニューの「印刷幅」で設定した印字幅によって次のようになります。 |
各ページフォーマットの領域モード | 印字幅 | 設定範囲 | |
実寸モード(Fmode1/2)で右マージン既定値=印刷幅 縮小モード(Fmode3~8)で標準領域 |
13.2インチ | 00h 01h ~ 09h 48h(1~ 2376) | |
13.6インチ | 00h 01h ~ 09h 90h(1~ 2448) | ||
8インチ | 00h 01h ~ 05h A0h(1~ 1440) | ||
実寸モードで用紙右端 縮小モードでワイド |
― | 00h 01h ~ FFh FFh (1~65535) |
![]() |
移動量は、文字の拡大/縮小などの制御命令の設定には影響されません。 本制御命令は左マージン位置に関係なく、第1文字目の印字位置を越える指定を行った場合は第1文字目の印字位置に移動します。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
垂直相対位置への移動(下方向)([ESC] %5) |
行バッファの内容を印字し、印字位置を指定した移動量だけ下方向へ移動します。 |
JIS | ESC % 5 <移動量(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 25h 35h <移動量(2バイト)> |
![]() |
<移動量(2バイト)> |
下方向への移動量を指定します。 |
単位: | 1/120インチ | |
範囲: | 00h 01h~00h FFh(1~255) |
![]() |
本制御命令では、水平位置は変化しません。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
水平絶対位置への移動([ESC] %6) |
行バッファのデータを印字し、印字位置の水平方向を、第1文字目の位置を基準として指定した位置に移動します。 |
JIS | ESC % 6 <水平位置(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 25h 36h <水平位置(2バイト)> |
![]() |
<水平位置(2バイト)> |
水平位置を指定します。 |
単位: | 1/180インチ | |
範囲: | 00h 01h~現在の右マージン位置 |
![]() |
指定した水平位置が右マージン位置を越える場合、本制御命令は無視されます。本制御命令は左マージン位置に関係なく、第1文字目の印字位置を越える指定を行った場合は第1文字目の印字位置に移動します。 |
垂直相対位置への移動(上方向)([ESC] %8) |
行バッファの内容を印字し、印字位置を指定した移動量だけ上方向へ移動します。 |
JIS | ESC % 8 <移動量(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 25h 38h <移動量(2バイト)> |
![]() |
<移動量(2バイト)> |
上方向への移動量を指定します。 |
単位: | 1/120インチ | |
範囲: | 00h 01h~00h 28h(1~40) |
![]() |
TOF行を越える指定を行った場合はTOF行に移動します。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
改行ピッチの設定(1/120インチ単位)([ESC] %9) |
改行ピッチを1/120インチ単位で設定します。 |
JIS | ESC % 9 <改行ピッチ(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 25h 39h <改行ピッチ(2バイト)> |
![]() |
<改行ピッチ(2バイト)> |
改行ピッチを設定します。 |
単位: | 1/120インチ | |
範囲: | 00h 01h~00h 3Ch(1~60) |
![]() |
同一行内で複数の改行ピッチ設定を行った場合、現在行の改行ピッチは垂直方向の移動が行われた後に印字データが送られた時点で決まります。アンダーラインのないスペース(空白)や水平タブ位置移動および水平相対/絶対位置への移動では改行ピッチは決まりません。 バッファ内に印字データがない場合は、本制御命令を受信した時点で改行ピッチが有効になりますが、垂直方向の移動をともなわない印字開始命令によってバッファ内のデータを印字しても改行ピッチは有効にならず、垂直方向の移動命令が実行された時点で、次行から有効になります。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
改行ピッチの設定(lpi単位) ESX 03h 00h 01h |
イメージの3バイト転送モードの指定([ESC] () |
縦方向3バイト(24ドット)のイメージデータ転送モードを設定します。 |
JIS | ESC ( |
16進数 | 1Bh 28h |
![]() |
3バイト転送モードによるイメージデータの印字は次のようになります。 |
![]() |
イメージデータの転送モードは、電源をオンにした時点で3バイトに設定されます。 本制御命令は、イメージの印字命令ではありません。 本制御命令は、イメージの3バイト転送モードの指定( ESX 0Eh 00h 01h 15h)と同じです。 |
![]() |
イメージデータの印字 ESC % 1 |
イメージデータの拡大印字 ESC % 2 | |
固定長イメージデータの印字 FS |
イメージの2バイト転送モードの指定([ESC] )) |
縦方向2バイト(16ドット)のイメージデータ転送モードを設定します。 |
JIS | ESC ) |
16進数 | 1Bh 29h |
![]() |
2バイト転送モードによるイメージデータの印字は次のようになります。 |
![]() |
イメージデータの転送モードは、電源をオンにした時点では3バイトに設定されます。 本制御命令は、イメージの印字命令ではありません。 本制御命令は、イメージの2バイト転送モードの指定 ESX 0Eh 00h 01h 16hと同じです。 |
![]() |
イメージデータの印字 ESC % 1 |
イメージデータの拡大印字 ESC % 2 | |
固定長イメージデータの印字 FS |
ページ長の設定([ESC] F) |
現在行をTOF行として、ページ長を1/6インチ単位で設定します。 |
JIS | ESC F <ページ長(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 46h <ページ長(2バイト)> |
![]() |
<ページ長(2バイト)> |
ページ長を指定します。 |
単位: | 1/6インチ | |
範囲: | 00h 01h~01h FFh(1~511) |
![]() |
本制御命令が実行されると、ミシン目スキップ行数の設定が解除され、メニューの「ミシン目スキップ」の設定値に戻ります。ただし、新しいページ長とミシン目スキップ行の差が0.5インチ未満の場合は、ミシン目スキップ行の設定は無効になります。 |
![]() |
本制御命令は、カット紙に対応したページフォーマット時(Fmode 1, 2およびFmode7, 8の標準領域モード)は、TOF行の設定が無効となります。 |
![]() |
ページ長の設定 ESX 04h |
給紙(改ページ)([ESC] S) |
バッファのデータを印字し、現在印字位置を次ページの1行目の左マージン位置に移動します。 |
JIS | ESC S |
16進数 | 1Bh 53h |
![]() |
本制御命令は、カット紙に対応したページフォーマット時(Fmode 1, 2およびFmode7, 8の標準領域モード)のみ有効です。 排紙吸入後にページフォーマットにしたがったTOF行に移動します。本制御命令は、給紙(改ページ) ESX 0Eh 00h 01h 05hと同じです。 |
![]() |
給紙(改ページ) ESX 0Eh 00h 01h 05h |
排紙(改ページ)([ESC] V) |
バッファのデータを印字し、現在印字位置を次ページの1行目の左マージン位置に移動します。 |
JIS | ESC V |
16進数 | 1Bh 56h |
バッファのデータを印字し、現在印字位置を次ページの1行目の左マージン位置に移動します。 |
![]() |
カット紙に対応したページフォーマット時(Fmode 1,2およびFmode 7,8の標準領域モード)は、排紙吸入後にページフォーマットにしたがったTOF行に移動します。 連続用紙に対応したページフォーマット時(Fmode 3, 4, 6およびFmode 7, 8のワイド領域モード)は、現在のページ長にしたがって次のTOF行に移動します。移動した位置が物理的に用紙の下端を越えた場合は用紙を排出します。 本制御命令は、排紙(改ページ) ESX 0Eh 00h 01h 06hと同じです。 |
![]() |
排紙(改ページ) ESX 0Eh 00h 01h 06h |
文字の横幅拡大指定([ESC] [) |
文字およびスペース、後退の横幅を2倍に拡大して印字します。 |
JIS | ESC [ |
16進数 | 1Bh 5Bh |
![]() |
![]() |
イメージデータおよび水平方向移動には影響しません。 すでに「文字の拡大/縮小指定」で文字が横2倍×縦1倍に拡大されている場合、本制御命令は無視されます。 本制御命令は、文字の横幅拡大指定 ESX 0Eh 00h 01h 09hと同じです。 |
![]() |
文字の横幅拡大指定 ESX 0Eh 00h 01h 09h |
文字の横幅拡大解除 ESC ] | |
文字の横幅拡大解除 ESX 0Eh 00h 01h 0Ah |
文字の横幅拡大解除([ESC] ]) |
文字およびスペース、後退の横幅の拡大指定を解除します。 |
JIS | ESC ] |
16進数 | 1Bh 5Dh |
![]() |
本制御命令が実行されると、文字の大きさが横1倍×縦1倍になります。 すでに「文字の拡大/縮小指定」で文字が横1倍×縦1倍に指定されている場合、本制御命令は無視されます。 本制御命令は、文字の拡大解除 ESX 0Eh 00h 01h 0Ahと同じです。 |
![]() |
文字の横幅拡大指定 ESC [ |
文字の横幅拡大指定 ESX 0Eh 00h 01h 09h | |
文字の横幅拡大解除 ESX 0Eh 00h 01h 0Ah |
プリンタのリセット処理([ESX] 01h 00h 00h) |
バッファのデータを印字し、プリンタを初期状態にします。 |
JIS | ESX 01h 00h 00h |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 00h |
![]() |
I75モードの制御命令で設定されたすべての印字パラメータを初期化します。 同時にメニューで設定した項目の一部を初期化します。 |
![]() |
「初期状態」 |
文字ピッチの設定([ESX] 02h 00h 01h) |
文字ピッチを設定します。 |
JIS | ESX 02h 00h 01h[文字ピッチ(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 02h 00h 01h[文字ピッチ(1バイト)] |
![]() |
[文字ピッチ(1バイト)] 文字ピッチを設定します。 |
値 | 文字ピッチ | |
32h(50) | 10 cpi | |
3Ch(60) | 12 cpi | |
43h(67) | 13.4cpi | |
4Bh(75) | 15 cpi |
![]() |
上記以外の値を設定した場合、本制御命令は無視されます。 |
改行ピッチの設定(lpi単位)([ESX] 03h 00h 01h) |
改行ピッチを設定します。 |
JIS | ESX 03h 00h 01h[改行ピッチ(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 03h 00h 01h[改行ピッチ(1バイト)] |
改行ピッチを設定します。 |
![]() |
[改行ピッチ(1バイト)] |
改行ピッチを設定します。 |
値 | 文字ピッチ | |
14h(20) | 2 lpi | |
1Eh(30) | 3 lpi | |
28h(40) | 4 lpi | |
32h(50) | 5 lpi | |
3Ch(60) | 6 lpi | |
4Bh(75) | 7.5lpi | |
50h(80) | 8 lpi |
![]() |
上記以外の値を設定した場合、本制御命令は無視されます。 同一行内で複数の改行ピッチ設定を行った場合、現在行の改行ピッチは垂直方向の移動が行われた後に印字データが送られた時点で決まります。アンダーラインのないスペース(空白)や水平タブ位置移動および水平相対/絶対位置への移動では改行ピッチは決まりません。 バッファ内に印字データがない場合は、本制御命令を受信した時点で改行ピッチが有効になりますが、垂直方向の移動をともなわない印字開始命令によってバッファ内のデータを印字しても改行ピッチは有効にならず、垂直方向の移動命令が実行された時点で、次行から有効になります。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
改行ピッチの設定(1/120インチ単位) ESC % 9 |
ページ長の設定([ESX] 04h) |
現在行をTOF行として、ページ長を設定します。 |
JIS | ESX 04h[設定単位(3バイト)]<ページ長(1バイトまたは2バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 04h[設定単位(3バイト)]<ページ長(1バイトまたは2バイト)> |
現在行をTOF行として、ページ長を設定します。 |
![]() |
[設定単位(3バイト)]<ページ長(1バイトまたは2バイト)> |
はじめの3バイトでページ長を設定する単位を指定し、続く1バイトまたは2バイトでページ長を設定します。 |
設定単位 | 文字ピッチ | ||
行単位(改行ピッチ6lpi単位) | 00h 03h 00h | 00h 01h ~ 01h FFh(1~511行) | |
行単位(現在の改行ピッチ単位) | 00h 02h 01h | 00h ~ FFh(0~255行) | |
インチ単位 | 00h 02h 02h | 00h ~ FFh(0~255インチ) |
ただし、現在の改行ピッチ単位およびインチ単位の場合は、24インチを越える指定を行っても24インチになります。 |
![]() |
連続用紙に対応したページフォーマット時(Fmode 3, 4, 6およびFmode 7, 8のワイド領域モード)に本制御命令が実行されると、現在行をTOF行としてページ長が設定されます。 カット紙に対応したページフォーマット時(Fmode 1, 2およびFmode 7, 8の標準領域モード)は、TOF行の設定が無効となります。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
ページ長の設定 ESC F |
ANK文字フォントの指定([ESX] 06h 00h 01h) |
1バイトコード文字(ANK文字)のフォントを指定します。 |
JIS | ESX 06h 00h 01h[ANKフォント(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 06h 00h 01h[ANKフォント(1バイト)] |
![]() |
[ANKフォント(1バイト)] |
ANK文字フォントを指定します。 |
値 | ANKフォント | |
00h | 省略(明朝体12cpi) | |
01h | DPゴシック | |
06h | エリート | |
07h | クーリエ | |
8h | 明朝体12cpi | |
09h | 明朝体10cpi |
![]() |
フォントの指定は、文字ピッチには影響しません。 |
全文字コードの印字([ESX] 08h) |
指定したバイト数のデータを現在の文字セットのフォントで印字します。 |
JIS | ESX 08h<バイト数(2バイト)>(文字データ) |
16進数 | 1Bh 7Eh 08h <バイト数(2バイト)> (文字データ) |
![]() |
<バイト数(2バイト)> | 印字する文字データのバイト数を指定します。 |
単位: | バイト数 | |
範囲: | 00h 01h~FFh FFh(1~65535) |
(文字データ) 印字する文字データを指定します。 |
![]() |
IBM5577(日本語モード)では文字数の範囲が00h 01h~80h 01hですが、本エミュレーションモードでは00h 01h~FFh FFhとなります。 指定したバイト数がエラーの場合、本制御命令および指定バイト数分のデータは無視されます。 |
給紙(改ページ)([ESX] 0Eh 00h 01h 05h) |
バッファのデータを印字し、現在印字位置を次ページの1行目の左マージン位置に移動します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 05h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 05h |
![]() |
本制御命令は、カット紙に対応したページフォーマット時(Fmode 1, 2およびFmode7, 8の標準領域モード)のみ有効です。 排紙吸入後にページフォーマットにしたがったTOF行に移動します。本制御命令は、給紙(改ページ) ESC Sと同じです。 |
![]() |
給紙(改ページ) ESC S |
排紙(改ページ)([ESX] 0Eh 00h 01h 06h) |
バッファのデータを印字し、現在印字位置を次ページの1行目の左マージン位置に移動します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 06h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 06h |
バッファのデータを印字し、現在印字位置を次ページの1行目の左マージン位置に移動します。 |
![]() |
カット紙に対応したページフォーマット時(Fmode 1, 2およびFmode 7, 8の標準領域モード)は、排紙吸入後にページフォーマットにしたがったTOF行に移動します。 連続用紙に対応したページフォーマット時(Fmode 3, 4, 6およびFmode 7, 8のワイド領域モード)は、現在のページ長にしたがって次のTOF行に移動します。移動した位置が物理的に用紙の下端を越えた場合は用紙を排出します。 本制御命令は、排紙(改ページ) ESX 0Eh 00h 01h 06hと同じです。 |
![]() |
排紙(改ページ) ESC V |
ANK文字の横幅縮小指定([ESX] 0Eh 00h 01h 07h) |
以降の1バイトコード文字(ANK文字)は、文字フォントや文字ピッチに関係なく横幅が18cpiに縮小されます。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 07h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 07h |
![]() |
2バイトコード文字(漢字)には影響しません。 |
![]() |
ANK文字の横幅縮小解除 ESX 0Eh 00h 01h 08h |
ANK文字の横幅縮小解除([ESX] 0Eh 00h 01h 08h) |
1バイトコード文字(ANK文字)の横幅縮小指定を解除し、最後に設定されたANK文字のフォントおよび文字ピッチの状態に戻します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 08h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 08h |
![]() |
ANK文字の横幅縮小指定 ESX 0Eh 00h 01h 07h |
文字の横幅拡大指定([ESX] 0Eh 00h 01h 09h) |
文字およびスペース、後退の横幅を2倍に拡大して印字します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 09h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 09h |
![]() |
![]() |
イメージデータおよび水平方向移動には影響しません。 すでに「文字の拡大/縮小指定」で文字が横2倍×縦1倍に拡大されている場合、本制御命令は無視されます。 本制御命令は、文字の横幅拡大指定 ESC [と同じです。 |
![]() |
文字の横幅拡大指定 ESC [ |
文字の横幅拡大解除 ESC ] | |
文字の横幅拡大解除 ESX 0Eh 00h 01h 0Ah |
文字の横幅拡大解除([ESX] 0Eh 00h 01h 0Ah) |
文字およびスペース、後退の横幅の拡大指定を解除します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 0Ah |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Ah |
![]() |
本制御命令が実行されると、文字の大きさが横1倍×縦1倍になります。 すでに「文字の拡大/縮小指定」で文字が横1倍×縦1倍に指定されている場合、本制御命令は無視されます。 本制御命令は、文字の拡大解除 ESC ]と同じです。 |
![]() |
文字の横幅拡大指定 ESC [ |
文字の横幅拡大指定 ESX 0Eh 00h 01h 09h | |
文字の横幅拡大解除 ESC ] |
縦書きモードの指定([ESX] 0Eh 00h 01h 0Bh) |
以後の文字を縦書きで印字します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 0Bh |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Bh |
![]() |
![]() |
イメージデータには影響しません。 すでに縦書きモードが設定されている場合、本制御命令は無視されます。 |
横書きモードの指定([ESX] 0Eh 00h 01h 0Ch) |
以後の文字を横書きで印字します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 0Ch |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Ch |
![]() |
![]() |
2バイト(漢字)コード表に定義されていないコードを受信すると、漢字文字幅分のスペースとして処理します。 |
上付き文字の指定([ESX] 0Eh 00h 01h 0Dh) |
以降のANK文字を上付き文字で印字します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 0Dh |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Dh |
![]() |
上付きを指定すると、ANK文字の縦方向を1/2の大きさに縮小して、標準の大きさの文字の上半分に印字します。 |
![]() |
上付き文字は、「ANK文字フォントの指定 ESX 06h 00h 01h」によって選択されているフォントで印字されます。 2バイトコード文字(漢字)やイメージデータには、影響しません。すでに上付きモードが設定されている場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
00h~1Fhに割り当てられた文字に対しては、上付き指定は無効になります。 |
![]() |
上付き/下付き文字の解除 ESX 0Eh 00h 01h 0Fh |
下付き文字の指定([ESX] 0Eh 00h 01h 0Eh) |
以降のANK文字を下付き文字で印字します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 0Eh |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Eh |
![]() |
下付きを指定すると、ANK文字の縦方向を1/2の大きさに縮小して、標準の大きさの文字の下半分に印字します。 |
![]() |
下付き文字は、「ANK文字フォントの指定 ESX 06h 00h 01h」によって選択されているフォントで印字されます。 2バイトコード文字(漢字)やイメージデータには、影響しません。すでに下付きモードが設定されている場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
00h~1Fhに割り当てられた文字に対しては、下付き指定は無効になります。 |
![]() |
上付き/下付き文字の解除 ESX 0Eh 00h 01h 0Fh |
上付き/下付き文字の解除([ESX] 0Eh 00h 01h 0Fh) |
上付き文字または下付き文字の印字を終了します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 0Fh |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 0Fh |
![]() |
以降の文字は標準の大きさで印字されます。 |
![]() |
上付き文字の指定 ESX 0Eh 00h 01h 0Dh |
下付き文字の指定 ESX 0Eh 00h 01h 0Eh |
1/2行逆改行([ESX] 0Eh 00h 01h 13h) |
行バッファのデータを印字し、現在の改行ピッチで1/2行上方向に移動します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 13h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 13h |
![]() |
現在の改行ピッチが奇数ドットの場合、端数は切り捨てられます。 また、TOF行を越える指定を行った場合はTOF行に移動します。 |
![]() |
改行ピッチの設定(1/120インチ単位) ESC % 9 |
改行ピッチの設定(lpi単位) ESX 03h 00h 01h |
1/2行改行([ESX] 0Eh 00h 01h 14h) |
行バッファのデータを印字し、現在の改行ピッチで1/2行下方向に移動します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 14h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 14h |
![]() |
現在の改行ピッチが奇数ドットの場合、端数は切り捨てられます。 |
![]() |
改行ピッチの設定(1/120インチ単位) ESC % 9 |
改行ピッチの設定(lpi単位) ESX 03h 00h 01h |
イメージの3バイト転送モードの指定([ESX] 0Eh 00h 01h 15h) |
縦方向3バイト(24ドット)のイメージデータ転送モードを設定します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 15h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 15h |
![]() |
3バイト転送モードによるイメージデータの印字は次のようになります。 |
![]() |
イメージデータの転送モードは、電源をオンにした時点で3バイトに設定されます。 本制御命令は、イメージの印字命令ではありません。 本制御命令は、イメージの3バイト転送モードの指定 ESC ( と同じです。 |
![]() |
イメージデータの印字 ESC % 1 |
イメージデータの拡大印字 ESC % 2 | |
イメージの3バイト転送モードの指定 ESC ( | |
固定長イメージデータの印字 FC |
イメージの2バイト転送モードの指定([ESX] 0Eh 00h 01h 16h) |
縦方向2バイト(16ドット)のイメージデータ転送モードを設定します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 16h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 16h |
![]() |
2バイト転送モードによるイメージデータの印字は次のようになります。 |
![]() |
イメージデータの転送モードは、電源をオンにした時点では3バイトに設定されます。 本制御命令は、イメージの印字命令ではありません。 本制御命令は、イメージの2バイト転送モードの指定 ESC )と同じです。 |
![]() |
イメージデータの印字 ESC % 1 |
イメージデータの拡大印字 ESC % 2 | |
イメージの2バイト転送モードの指定 ESC ) | |
固定長イメージデータの印字 FS |
強調印字の指定([ESX] 0Eh 00h 01h 17h) |
以降の文字を強調印字します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 17h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 17h |
![]() |
文字のドットを横方向にずらして太く強調させて印字します。ドットのずらし量は次のようになります。 |
展開時の解像度 | 8ポイントの文字 | 10ポイント以上の文字 | |
300dpi | 1ドット | 2ドット | |
600dpi | 3ドット | 4ドット |
強調するためにずらしたドットが右マージンを越えた場合、そのドットは右マージンを越えて印字されます。 本制御命令は、イメージデータには影響しません。 |
![]() |
強調印字の解除 ESX 0Eh 00h 01h 18h |
強調印字の解除([ESX] 0Eh 00h 01h 18h) |
強調文字の印字を終了します。 |
JIS | ESX 0Eh 00h 01h 18h |
16進数 | 1Bh 7Eh 0Eh 00h 01h 18h |
![]() |
以降の文字は標準の文字で印字されます。 |
![]() |
強調印字の指定 ESX 0Eh 00h 01h 17h |
アンダーラインの指定/解除([ESX] 11h 00h 01h) |
アンダーライン印字の指定または解除を行います。 |
JIS | ESX 11h 00h 01h[印字モード(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 11h 00h 01h[印字モード(1バイト)] |
![]() |
[印字モード(1バイト)] |
アンダーラインの指定または解除を選択します。 また、空白をスキップするかどうかも指定します。 空白とは、スペース、水平タブ、水平方向の移動などによって現在印字位置から右方向へ移動した場合にできる範囲を指します。 それぞれの指定は、1バイトのパラメータの次のビットで行います。 |
![]() |
|
値 | 設定内容 | |
0 | アンダーラインの解除 | |
1 | アンダーラインの指定 |
|
値 | 設定内容 | |
0 | ブランク部分にもアンダーラインを引きます。 | |
1 | ブランク部分にはアンダーラインを引きません。 |
![]() |
IBM5577(日本語モード)では、用紙の下端付近でアンダーラインを指定すると、文字とアンダーラインの間で改ページが行われることがありますが、I75モードでは、アンダーラインを印字する位置を含めて印字可能かどうかが判断されるため、文字とアンダーラインの間で改ページされることはありません。 |
重ね印字の指定/解除([ESX] 13h) |
指定した文字コードを以降の印字データに重ねて印字します。重ね印字は本制御命令で解除するまで有効です。 |
JIS | ESX 13h<バイト数(2バイト)>[印字モード(2バイト)](文字データ) |
16進数 | 1Bh 7Eh 13h <バイト数(2バイト)> [印字モード(2バイト)](文字データ) |
![]() |
<バイト数(2バイト)> |
本パラメータ以降のバイト数を指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h 03h | 重ねる文字として1バイトコード文字(ANK文字)を指定できます。 | |
00h 04h | 重ねる文字として2バイトコード文字(漢字)を指定できます。 | |
00h 01h | 重ね印字の解除を指定できます。 |
「00h 01h」によって重ね印字を解除する場合は、[印字モード]の1バイト目に「00h」を指定します。「00h 02h」または「00h 05h」以上の場合、本制御命令 は無効となり、本パラメータ以降のデータは指定数量だけ読み飛ばされます。 |
[印字モード(2バイト)](2バイト目は任意の値) 重ね印字の指定または解除を選択します。 また、スペースに対して重ね印字を行うかどうかを指定します。 それぞれの指定は、[印字モード]の1バイト目の次のビットで行います。2バイト目は任意の値でかまいません。 |
![]() |
|
値 | 設定内容 | |
0 | 重ね印字の解除 | |
1 | 重ね印字の指定 |
|
値 | 設定内容 | |
0 | スペースに対しても重ね印字を行います。 | |
1 | スペースの場合は重ね印字を行いません。 |
(文字データ) | |
以後の印字データに重ねる文字コードを指定します。 <バイト数>で3バイトを指定した場合は、1バイトコード文字(ANK文字)を指定します。 (範囲:1バイトコード00h~FFh) <バイト数>で4バイトを指定した場合は、2バイトコード文字(漢字)を指定します。 (範囲:2バイトコード00h 00h~FFh FFh) |
![]() |
重ねる文字と印字データの種類によって印字は次のようになります。 |
|
水平タブ位置の設定([ESX] 18h) |
水平タブ位置の設定または解除を行います。 |
JIS | ESX 18h<タブ数(2バイト)><タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 18h<タブ数(2バイト)><タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> |
![]() |
<タブ数(2バイト)> |
水平タブ位置の設定または解除を選択します。 水平タブを設定する場合は、設定するタブの数を指定します。 なお、タブ位置を初期状態(9文字目から8文字間隔の位置)にすることもできます。 |
値 | 設定内容 | |
00h 00h(0) | すべての水平タブを解除します。 | |
00h 01h(1) | <タブ位置1>に00hを指定すると、現在のANK文字ピッチで9文字目から8文字間隔でタブが設定されます。 タブ位置は文字ピッチに関係なく、137文字目までしか設定されません。 |
|
00h 01h(1)
~ 00h 1Ch(28) |
指定した数のタブ位置を設定できます。 ただし、タブ位置を1カ所として<タブ位置1>に00hを指定した場合は上記にしたがいます。 |
<タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> | |
設定する水平タブ位置を現在のANK文字ピッチでの桁数で指定します。 タブ位置は第1文字目から昇順で最高28カ所まで設定できます。 タブの設定後に文字ピッチを変更しても、タブ位置は変化しません。 現在設定されている印字文字数を超えた位置を水平タブ位置に設定することはできません。 |
![]() |
電源をオンにしたときの水平タブ位置は、文字ピッチ10cpiで9桁目から8桁(ANK文字8文字分)ごとに設定されています。 水平タブの指定が昇順でない場合、最初から昇順の部分だけが有効になります。同じ位置を続けて設定しても無効にはなりませんが、別々のタブとして数えられます。 |
![]() |
左右マージンの外側に水平タブ位置を設定することができますが、実際に移動できるタブ位置はそのときの左右マージンの間になります。また、左マージン位置に設定されたタブ位置には移動できませんが、右マージン位置に設定されたタブ位置には移動できます。 |
![]() |
水平タブ位置への移動 HT |
垂直タブ位置の設定([ESX] 19h) |
垂直タブ位置の設定または解除を行います。 |
JIS | ESX 19h<タブ数(2バイト)> <タブ位置1(1バイト)> … <タブ位置n(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 19h<タブ数(2バイト)> <タブ位置1(1バイト)> … <タブ位置n(1バイト)> |
![]() |
<タブ数(2バイト)> |
垂直タブ位置の設定または解除を選択します。 垂直タブを設定する場合は、設定するタブの数を指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h 00h(0) | すべての垂直タブを解除します。 | |
00h 0lh(1)
~ 00h 40h(64) |
指定した数のタブ位置を設定できます。 |
<タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> | |
タブ位置はTOF行を1行目とした行数で指定します。昇順(下方向に向かって)で最高64カ所まで設定できます。 垂直タブ位置は現在の改行ピッチで設定されます。タブの設定後に改行ピッチを変更しても、タブ位置は変化しません。 |
![]() |
垂直タブの指定が昇順でない場合、最初から昇順の部分だけが有効になります。同じ位置を続けて設定しても無効にはなりませんが、別々のタブとして数えられます。 |
![]() |
垂直タブ位置をページ長を越える行に設定することもできますが、実際に移動できるタブ位置はそのときのページ長までの間になります。ただし、ページの最終行に設定されたタブ位置には移動できます。 |
![]() |
垂直タブ位置への移動 VT |
左右マージンの設定([ESX] 1Ah 00h 02h) |
左マージンおよび右マージンを、現在の印字領域の第1文字目を基準にしてANK文字単位で設定します。 |
JIS | ESX 1Ah 00h 02h<左マージン位置(1バイト)><右マージン位置(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 1Ah 00h 02h<左マージン位置(1バイト)><右マージン位置(1バイト)> |
![]() |
<左マージン位置(1バイト)> <右マージン位置(1バイト)> |
第1文字目からのANK文字数で左右マージン位置を指定します。 左右マージン位置は現在の文字ピッチで設定されます。 |
単位: | ANK文字数 | |
範囲: | 文字数の最大値は、メニューの「印刷幅」で設定した印字幅によって次のようになります。 |
各ページフォーマットの 領域モード |
印字幅 | 文字数の最大値(180dpi換算) | |
実寸モード(Fmode1/2)で 右マージン既定値=印刷幅 縮小モード(Fmode3~8)で 標準領域 |
13.2インチ | <文字数>×文字ピッチ(ドット)が2376ドット以下 | |
13.6インチ | <文字数>×文字ピッチ(ドット)が2448ドット以下 | ||
8インチ | <文字数>×文字ピッチ(ドット)が2448ドット以下 | ||
実寸モードで用紙右端 縮小モードでワイド |
― | (文字数)×文字ピッチ(ドット)が有効印字領域の右端以下 |
![]() |
左/右マージンの関係は次のようになっています。 |
![]() |
設定した左マージンと右マージンの差が0.5インチより小さい場合、または設定値が範囲外の場合は設定された左/右マージンが初期化されます。 また、左または右マージンに設定した値が0(00h)の場合、本制御命令は無視されます。 |
ミシン目スキップ行数の設定([ESX] 1Bh 00h 01h) |
ミシン目スキップ行数を指定します。 |
JIS | ESX 1Bh 00h 01h <行数(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 1Bh 00h 01h <行数(1バイト)> |
![]() |
<行数(1バイト)> |
印字をスキップする領域の行数を指定します。 |
単位: | 行数 | |
範囲: | 00h~FFh(0~255) |
設定位置は現在の改行ピッチで指定します。 ミシン目スキップ行数の設定後に改行ピッチを変更しても、印字をスキップする領域は変化しません。 |
![]() |
1ページの残り行数が本命令で指定された行数になると、自動的に改ページが行われ、ミシン目に印字がかかるのを防ぎます。 |
![]() |
|
水平方向への絶対移動/相対移動([ESX] 1Ch 00h 02h) |
次の印字位置を、左マージン位置からの絶対移動量または、現在印字位置からの相対移動量にしたがって水平方向に移動します。 |
JIS | ESX 1Ch 00h 02h[移動モード(1バイト)] <移動量(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 1Ch 00h 02h[移動モード(1バイト)] <移動量(1バイト)> |
![]() |
[移動モード(1バイト)] |
左マージン位置からの絶対移動量で移動するか、現在印字位置からの相対移動量(左または右方向)で移動するかを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h | 左マージンからの絶対移動量で移動します。 | |
01h | 現在印字位置からの相対移動量で右方向へ移動します。 | |
02h | 現在印字位置からの相対移動量で左方向へ移動します。 |
<移動量(1バイト)> | |
[移動モード]の指定に対応して次のように指定します。 |
移動する量を、左マージン位置からの文字数で指定します。 |
単位: | ANK文字数(現在のANK文字ピッチ) | |
範囲: | 01h~現在の右マージン位置 |
移動後の位置が右マージン上または右マージン位置を越えた場合や、移動量が0の場合、本制御命令は無視されます。
現在印字位置から現在のANK文字ピッチで右方向へ移動する量を文字数で指定します。 |
単位: | ANK文字数(現在のANK文字ピッチ) | |
範囲: | メニューの「印刷幅」で設定した印字幅によって次のようになります。 |
各ページフォーマットの領域モード | 印字幅 | 文字数の最大値(180dpi換算) | |
実寸モード(Fmode1/2)で 右マージン既定値=印刷幅 縮小モード(Fmode3~8)で標準領域 |
13.2インチ | <文字数>×文字ピッチ(ドット)が2376ドット以下 | |
13.6インチ | <文字数>×文字ピッチ(ドット)が2448ドット以下 | ||
8インチ | <文字数>×文字ピッチ(ドット)が2448ドット以下 | ||
実寸モードで用紙右端 縮小モードでワイド |
― | <文字数>×文字ピッチ(ドット)が有効印字領域の右端以下 |
移動後の位置が右マージン位置を越えた場合、自動改行されて続きの文字数の移動を行います。
現在印字位置から現在の文字ピッチで左方向へ移動する量をANK文字数で指定します。 |
単位: | ANK文字数 | |
範囲: | 文字数の最大値は、「現在印字位置からの相対移動量で右方向へ移動する場合」と同じです。 |
左マージン位置より左に移動することはできますが、第1文字目印字位置を越える位置を指定した場合、現在印字位置は第1文字目になります。 |
![]() |
移動後の位置が元の印字位置より左方向の場合は、行バッファの内容を印字してから水平移動を行います。 |
垂直相対位置への移動(下方向)([ESX] 1Dh 00h 02h) |
行バッファのデータを印字し、現在の改行ピッチで現在印字位置から下方向に指定行数だけ移動します。 |
JIS | ESX 1Dh 00h 02h<移動量(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 1Dh 00h 02h<移動量(2バイト)> |
![]() |
<移動量(2バイト)> |
移動する行数を、現在印字位置からの改行数で指定します。 1バイト目は01hを指定し、2バイト目で行数を指定します。 |
単位: | 行数(現在の改行ピッチ) | |
範囲: | 01h~FFh(1~255) |
![]() |
移動時によって最終行に達すると、次のTOF行に移動し、残りの移動を行います。 設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
文字の拡大/縮小指定([ESX] 20h 00h 03h 02h) |
以降の文字の大きさを指定の倍率で拡大または縮小して印字します。 |
JIS | ESX 20h 00h 03h[横方向の倍率(1バイト)][縦方向の倍率(1バイト)]02h |
16進数 | 1Bh 7Eh 20h 00h 03h[横方向の倍率(1バイト)][縦方向の倍率(1バイト)]02h |
![]() |
[横方向の倍率(1バイト)][縦方向の倍率(1バイト)] |
縦方向と横方向の倍率を次の組み合わせで指定します。 |
横方向 | 縦方向 | 設定内容 | 印字 | |
08h | 08h | 横1/2倍×縦1/2倍 | ![]() |
|
10h | 10h | 横1倍×縦1倍(全角) | ![]() |
|
10h | 20h | 横1倍×縦2倍 | ![]() |
|
20h | 10h | 横2倍×縦1倍 | ![]() |
|
20h | 20h | 横2倍×縦2倍 | ![]() |
![]() |
設定した値がエラーの場合、本制御命令は無視されます。 |
ユーザページの登録([ESX] 01h 00h 02h) |
オーバーレイ印字するユーザ独自のフォームデータを指定のユーザページに登録します。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h h[ユーザページ番号(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 68h[ユーザページ番号(1バイト)] |
![]() |
[ユーザページ番号(1バイト)] |
フォームデータを登録するユーザページを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h | ユーザページ1にフォームを登録します。 | |
01h | ユーザページ2にフォームを登録します。 |
![]() |
登録したフォームデータをジョブ(一連の印刷処理)が終わった時点で削除するか、本製品の電源をオフにするまで削除しないかは、メニューの「登録レベル」で選択できます。 ユーザページの登録を開始すると、パラメータリセット処理が行われ、制御命令で設定したすべての印字パラメータが初期化されます。 |
![]() |
すでにフォームを登録したユーザページに、新たにフォームを登録した場合、以前のフォームデータは消去されます。 |
![]() |
「ページオーバレイ機能」 |
「登録データの削除方法を設定する」 |
ユーザページの登録終了([ESX] 01h 00h 02h e [NUL]) |
ユーザページまたは複写ページへのフォームデータの登録を終了します。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h e NUL |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 65h 00h |
![]() |
ユーザページの登録を終了すると、パラメータリセット処理が行われ、制御命令で設定したすべての印字パラメータが初期化されます。 また、本制御命令を受信したとき以外にも、ユーザページの登録が終了する場合があります。 なお、本制御命令は、複写用紙機能での複写ページを登録の終了にも使用します。 |
![]() |
「ページオーバレイ機能」 |
「複写用紙機能」 |
LIPSの制御命令によるユーザページの登録([ESX] 01h 00h 03h [SP]*) |
LIPSの制御命令で作成されたフォームデータを送り、指定したユーザページに登録します。 |
JIS | ESX 01h 00h 03h SP ’[ユーザページ番号(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 20h 27h[ユーザページ番号(1バイト)] |
![]() |
[ユーザページ番号(1バイト)] |
フォームデータを登録するユーザページを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h | ユーザページ1にフォームを登録します。 | |
01h | ユーザページ2にフォームを登録します。 |
![]() |
本制御命令を受信すると、ユーザページの登録が開始され、はじめに送られてくる転送命令( ESC シーケンス)以降をLIPSの制御命令または文字データとして解釈し、フォームを登録します。I75モード(日本語モード)およびProモード(英語コード)での転送命令の書式は次のとおりです。 |
<データ数>に設定する値は、現在のイメージの転送モードによって異なります。フォームデータの総バイト数をもとに次のように設定します。
<データ数>に設定できる値の範囲は、メニューの「印刷幅」で設定した印字幅によって次のようになります。 |
各ページフォーマットの領域モード | 印字幅 | 設定範囲 | |
実寸モード(Fmode1/2)で 右マージン既定値=印刷幅 縮小モード(Fmode3~8)で標準領域 |
13.2インチ | 00h 01h ~ 09h 48h(1~ 2376) | |
13.6インチ | 00h 01h ~ 09h 90h(1~ 2448) | ||
8インチ | 00h 01h ~ 05h A0h(1~ 1440) | ||
実寸モードで用紙右端 縮小モードでワイド |
― | 00h 01h ~ FFh FFh(1~65535) |
<データ数>には、フォームデータの総バイト数(00h 00h ~ FFh FFh)を設定します。データ数は、下位、上位の順で送ります。 LIPSの制御命令でフォームデータを登録している間は、LIPS以外の制御命令は無効になります。 なお、LIPSの制御命令は、メニューの「LIPSフォーム」で[LIPS2]または[LIPS4]から選択できます。 |
![]() |
LIPSの制御命令によるページ登録中は、VDMモード以外で制御命令として ESC :が送られると、指定バイト数のLIPSの制御命令が送られていなくてもフォーム登録を終了します。なお、VDMモード中のハードリセット命令やソフトリセット命令が送られるとページ登録は終了します。 また、登録中はLIPSの自動改ページモードはOFFになり、垂直方向の移動命令による自動改ページは行われません。 |
なお、次の制御命令およびデータは無視または無効になります。 | |
|
|
また、メニューのその他グループの「LIPSフォーム」の設定が[LIPS2]の場合、次のLIPSの制御命令は転送命令以降は無効になります。また、「LIPSフォーム」の設定が[LIPS4]の場合、次の制御命令は転送命令以降に「オーバレイページ登録開始 ESC [1 & s」を受信すると無効になります。 | |
|
|
なお、「LIPSフォーム」の設定が[LIPS4]の場合は、転送命令以降で「オーバレイページ登録開始 ESC [ 1 & s」を送らないと登録が開始されません。 また、「LIPSフォーム」の設定に関係なく、「オーバレイページ登録終了 ESC [ 0 &s」を受信するとLIPSのページ登録を終了します。 [LIPS4]のオーバレイページ登録開始 ESC [ 0 & sで登録するページ番号は、本命令で登録するページ番号と同じでなければなりません。 メニューその他のグループの「登録レベル」の設定が[永久]の場合、ジョブが終了しても登録ページは保持されます。 |
![]() |
「ページオーバレイ機能」 |
「フォーム登録時のLIPSモードを設定する」 |
LIPSの制御命令によるユーザページの登録終了([ESX] 01h 00h 03h [SP]. [NUL]) |
本制御命令を受信すると、LIPSの制御命令によるユーザページの登録を終了します。 |
JIS | ESX 01h 00h 03h SP . NUL |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 20h 2Eh 00h |
![]() |
ユーザページの登録を終了すると、ジョブ終了と同様なリセットが行われますが、メニューの設定値は保持されます。 |
![]() |
「ページオーバレイ機能」 |
LIPSの制御命令によるユーザページの登録 ESX 01h 00h 03h SP . NUL |
複写ページの登録([ESX] 01h 00h 04h [SP] ?h) |
複写用紙機能でオーバレイ印字するユーザ独自のフォームデータを、指定の共通ページまたは複写ページに登録します。 |
JIS | ESX 01h 00h 04h SP ? h[共通/複写ページ(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 04h 20h 3Fh 68h[共通/複写ページ(1バイト)] |
![]() |
[共通/複写ページ(1バイト)] |
フォームデータを登録するページを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
4Bh | 共通ページ(K)(複写用紙の全ページに印字) | |
01h~05h | 複写ページ1~5 (複写用紙の各ページに順番に印字) |
![]() |
登録したフォームデータをジョブ(一連の印刷処理)が終わった時点で削除するか、本製品の電源をオフにするまで削除しないかは、メニューの「登録レベル」で選択できます。 共通/複写ページの登録を開始すると、パラメータリセット処理が行われ、制御命令で設定したすべての印字パラメータが初期化されます。 共通/複写ページの登録は、「ユーザページの登録終了 ESX 01h 00h 02h e NUL 」によって終了します。 メモリサイズを超えるページ登録を行うと「メモリオーバー」とエラー表示され、この時点でページ登録は破棄され、以降のデータは捨てられます。 |
複写ページの消去([ESX] 01h 00h 04h [SP] ?r) |
複写用紙機能の共通ページまたは複写ページ1~5に登録されているフォームデータを消去します。 |
JIS | ESX 01h 00h 04h SP ? r[共通/複写ページ(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 04h 20h 3Fh 72h[共通/複写ページ(1バイト)] |
![]() |
[共通/複写ページ(1バイト)] |
フォームデータを消去するページを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
4Bh | 共通ページ(K) | |
01h~05h | 複写ページ1~5いずれかのページ | |
41h | 共通ページと複写ページの全ページ(A) |
複写用紙のオーバレイ印字開始([ESX] 01h 00h 05h [SP] ?p) |
複写用紙機能を使用したオーバレイ印字を開始します。 |
JIS | ESX 01h 00h 05h SP ? p[共通ページ番号(1バイト)],<複写枚数(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 05h 20h 3Fh 70h[共通ページ番号(1バイト)]2Ch<複写枚数(1バイト)> |
![]() |
[共通ページ番号(1バイト)] |
全ページにオーバレイ印字するフォームのページを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
4Bh | 共通ページ(K)の複写用紙のフォーム | |
00h | ユーザページ1のオーバレイのフォーム | |
01h | ユーザページ2のオーバレイのフォーム |
全ページにオーバレイ印字するフォームとして、複写用紙機能の共通ページに登録したフォームのほか、ページオーバレイ機能のユーザページ1・2のフォームが使用できます。 ただし、「01h」(ユーザページ2)を指定した場合、メニューの「システムオーバレイ」でオーバレイ番号(1~5)が設定されている場合は、そのページもオーバレイ印字されます。 |
<複写枚数(1バイト)> | |
各ページを複写する枚数を指定します。 |
範囲: | 1~5 |
![]() |
共通ページのフォームは全ページに、複写ページのフォームはそれぞれのページにオーバレイ印字されます。なお、本制御命令で複写用紙機能を開始しても、その時点では印字は行われずに、通常のページを排紙するときにオーバレイ印字が行われます。ただし、現在のページに印字データがあるときに本制御命令を受け取った場合は、複写用紙機能は次ページから有効になります。 |
![]() |
「複写用紙機能」 |
複写用紙のオーバレイ印字終了([ESX] 01h 00h 03h [SP] ?z) |
複写用紙機能を使用したオーバレイ印字を終了します。 |
JIS | ESX 01h 00h 03h SP ? z |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 20h 3Fh 7Ah |
![]() |
「複写用紙機能」 |
強調印字の指定/解除([ESX] 01h 00h 02h B) |
強調印字の指定または解除を行います。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h B[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 42h[指定/解除(1バイト)] |
![]() |
[指定/解除(1バイト)] |
強調印字の指定または解除を指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h | 強調印字を解除します。 | |
01h | 強調印字を指定します。 |
![]() |
文字のドットを横方向にずらして太く強調させて印字します。ドットのずらし量は次のようになります。 |
展開時の解像度 | 8ポイントの文字 | 10ポイント以上の文字 | |
300dpi | 1ドット | 2ドット | |
600dpi | 3ドット | 4ドット |
本制御命令は、即時有効となります。 |
縦縮小文字の上付き/下付き指定([ESX] 01h 00h 02h D) |
1バイトコード文字(ANK文字)および2バイトコード文字(漢字)を縦方向に縮小した場合、上付きで印字するか、下付きで印字するかを指定します。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h D[上付き/下付き(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 44h[上付き/下付き(1バイト)] |
![]() |
[上付き/下付き(1バイト)] |
上付き/下付きを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h | 上付きで印字します。 | |
01h | 下付きで印字します。 |
![]() |
本制御命令は、I75モードで有効です。Proモードでは無視されます。 1バイトコード文字に対しては、I75モードの次の制御命令と同等です。 |
|
|
これらの制御命令と本制御命令をともに指定した場合は、後で指定した制御命令が優先されます。 | |
2バイトコード文字の場合は、本制御命令で上付き/下付きを指定していない場合は上付きで印字されます。 |
文字の拡大/縮小指定([ESX] 01h 00h 03h E) |
1バイトコード文字(ANK文字)および2バイトコード文字(漢字)の拡大または縮小を指定します。 |
JIS | ESX 01h 00h 03h E[倍率(2バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 03h 45h[倍率(2バイト)] |
![]() |
[倍率(2バイト)] |
文字の縦方向および横方向の倍率を指定します。 |
値 | 設定内容 | I7 5モードの印字 | Proモードの印字 | |
08h 08h | 横1/2倍×縦1/2倍 | ![]() |
![]() |
|
08h 10h | 横1/2倍×縦1倍 | ![]() |
![]() |
|
10h 10h | 横1倍×縦1倍 | ![]() |
![]() |
|
10h 20h | 横1倍×縦2倍 | ![]() |
![]() |
|
20h 10h | 横2倍×縦1倍 | ![]() |
![]() |
|
20h 20h | 横2倍×縦2倍 | ![]() |
![]() |
![]() |
I5577エミュレーションモードの制御命令と本制御命令をともに指定した場合は、後で指定した制御命令が優先されます。 なお、文字ピッチは文字の拡大または縮小によって変化します。 |
![]() |
文字の横幅拡大指定 ESX [ |
文字の横幅拡大解除 ESX ] | |
文字の拡大/縮小指定 ESX 20h 00h 03h 02h |
文字ピッチの設定([ESX] 01h 00h 02h H) |
1バイトコード文字(ANK文字)および2バイトコード文字(漢字)の文字ピッチを指定します。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h H[文字ピッチ(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 48h[文字ピッチ(1バイト)] |
![]() |
[文字ピッチ(1バイト)] |
文字ピッチを指定します。 |
値 | 文字ピッチ | |
64h(100) | 10 cpi | |
78h(120) | 12 cpi | |
86h(134) | 13.4cpi | |
96h(150) | 15 cpi | |
C8h(200) | 20 cpi |
![]() |
本制御命令の指定によって文字フォントが変わることはありません。 本制御命令はI75モードの「文字ピッチの設定 ESX 02h 00h 01h」と同等です。 本制御命令をともに指定した場合は、後で指定した制御命令が優先されます。 |
![]() |
文字ピッチの設定 ESX 02h 00h 01h |
漢字文字ピッチの1/2指定/解除([ESX] 01h 00h 02h I) |
2バイトコード文字(漢字)の文字ピッチを現在の1/2にするかどうかを指定します。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h I[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 49h[指定/解除(1バイト)] |
![]() |
[指定/解除(1バイト)] |
文字ピッチを1/2にするかどうかを指定します。 |
値 | 設定内容 | |
00h | 漢字を通常の文字ピッチで印字します。 | |
01h | 漢字の文字ピッチを1/2にします。 |
本制御命令は、I75モードで有効です。 |
全文字印字([ESX] 01h ・ ・ [SP] ? a) |
すべての1バイトコードの範囲から、指定されたコードの文字パターンを印字します。したがって、制御命令の部分も、制御命令としてではなく、すべて文字として印字します。 |
JIS | ESX 01h <総バイト数(2バイト)> SP?a(文字コード) |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h <総バイト数(2バイト)> 20h 3Fh 61h(文字コード) |
![]() |
<総バイト数(2バイト)> |
印字する文字コードの総バイト数を指定します。 |
範囲: | 00h 04h~FFh FFh(4~65535) |
(文字コード) | |
印字する文字コードを指定します。 |
![]() |
指定されたコード範囲に文字パターンがない場合は、スペース(20h)が印字されます。なお、本制御命令は、漢字縦印字/横印字モードのときは無効になります。 |
マクロの登録([ESX] 01h ・ ・ =) |
指定したマクロ番号にマクロデータを登録します。 |
JIS | ESX 01h<バイト数(2バイト)>=<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ) |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h<バイト数(2バイト)>3Dh<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ) |
![]() |
<バイト数(2バイト)> |
登録するマクロデータのバイト数を指定します。 |
範囲: | 00h 02h~FFh FFh(2~65535) |
<マクロ番号(3バイト)> | |
マクロ番号を指定します。 |
範囲: | 00h~FFh(000~255) |
(マクロデータ) | |
指定したバイト数のマクロデータを送ります。 |
![]() |
本制御命令はI75モードで有効です。 登録したマクロデータをジョブが終わったときに削除するか、本製品の電源をオフにするまで登録しておくかを、メニューの「登録レベル」で選択できます。 「プリンタのリセット処理 ESX 01h 00h 00h」を受信した場合に、特定のマクロを自動実行させるスタートアップマクロを使用することもできます。 |
![]() |
「マクロ機能」 |
「マクロ機能を設定する」 |
マクロの実行([ESX] 01h 00h 02h [) |
指定したマクロ番号に登録されているマクロを実行します。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h[ <マクロ番号(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 5Bh<マクロ番号(1バイト)> |
![]() |
<マクロ番号(1バイト)> |
マクロ番号を指定します。 |
範囲: | 00h~FFh(000~255) |
![]() |
本制御命令はI75モードで有効です。 指定したマクロ番号にマクロデータが登録されていない場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
「マクロ機能」 |
マクロの削除([ESX] 01h 00h 02h ]) |
指定したマクロ番号に登録されているマクロデータを削除します。 |
JIS | ESX 01h 00h 02h ]<マクロ番号(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h 00h 02h 5Dh<マクロ番号(1バイト)> |
![]() |
<マクロ番号(1バイト)> |
マクロ番号を指定します。 |
範囲: | 00h~FFh(000~255) |
![]() |
本制御命令はI75モードで有効です。 指定したマクロ番号にマクロデータが登録されていない場合、本制御命令は無視されます。 |
![]() |
「マクロ機能」 |
マクロの追加登録([ESX] 01h ・ ・ &) |
すでに登録されているマクロ番号のマクロデータに新しいマクロデータを追加して登録します。 |
JIS | ESX 01h<バイト数(2バイト)>&<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ) |
16進数 | 1Bh 7Eh 01h<バイト数(2バイト)>26h<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ) |
![]() |
<バイト数(2バイト)> |
新たに登録するマクロデータのバイト数を指定します。 |
範囲: | 00h 02h~FFh FFh(2~65535) |
<マクロ番号(1バイト)> | |
マクロ番号を指定します。 |
範囲: | 00h~FFh(000~255) |
(マクロデータ) | |
指定したバイト数のマクロデータを送ります。 |
![]() |
本制御命令はI75モードで有効です。 |
![]() |
「マクロ機能」 |
マクロの登録 ESX 0 1 h ・ ・ & |
LIPS-ヘキサ形式モードの開始(@ @ L ?) |
本制御命令を受信した後、以降のデータをヘキサ形式のデータとして処理し、LIPSの制御命令を使用できるようにします(このモードをLIPS-ヘキサ形式モードと呼びます)。 |
JIS | @ @ L ? |
16進数 | 40h 40h 4Ch 3Fh |
![]() |
ヘキサ形式とは、1バイト(8ビット)のデータを示すコード(16進数)を、上位と下位に分けて2バイトの文字形式(アスキーコード)で表します。 LIPS-ヘキサ形式モードでは、LIPSの制御命令、文字コード、および後退 BS とスペース SP のみ有効になります。したがって、そのほかの本エミュレーションモードの制御命令およびLIPSのバイナリ形式の制御命令は無効になります。 本制御命令を受信すると、印字データがある場合は印字して排紙後、ソフトリセット処理が行われます。さらに、LIPS-ヘキサ形式モードに移行後、パラメータリセット処理が行われます。 LIPS-ヘキサ形式モードは、LIPSの制御命令「ジョブ終了命令 ESC P O J ESC ¥)を受信すると終了します。 |
LIPS-ヘキサ形式モード時にバイナリ形式の後退 BS およびスペース SP を受信すると、次の動作を行ないます。 | |
|
なお、後退 BS およびスペース SP がヘキサ形式で送られた場合は無効となります。 |
![]() |
ヘキサ形式でデータを送る場合は、メニューのその他グループの「HEX/LIPS機能」で[有効]を設定してください。[無効]の場合はヘキサ形式として扱われません。 LIPS-ヘキサ形式モード時、次のLIPSの制御命令は無視されます。 |
|
また、LIPS-ヘキサ中は、テキストモードではハードリセット命令が無視され、VDMモードではソフトリセット命令とハードリセット命令がLIPS-ヘキサ形式モードの終了命令となります。 | |
|
LIPS-ヘキサ形式モードは、LIPSのジョブ終了命令が送られた時点で終了します。その後に送られる命令等がある場合、文字コードとして印字されます。 |
![]() |
ヘキサ形式データの設定 @ @ C ? |
「ヘキサ形式モードを設定する」 |
ヘキサ形式データの設定(@ @ C ?) |
本制御命令以降に送られる指定バイト数のデータを、ヘキサ形式のデータとして取り扱います。 |
JIS | @ @ C ?<バイト数(4バイト)>(ヘキサデータ) |
16進数 | 40h 40h 43h 3Fh<バイト数(4バイト)>(ヘキサデータ) |
![]() |
<バイト数(4バイト)> |
ヘキサ形式で送るデータの総バイト数を10進数の文字4桁で指定します。 |
範囲: | 0001~9999 |
ただし、バイト数は、ヘキサ形式のデータに変換する前のバイナリ形式のデータで計算します(ヘキサ形式のデータはこの値の2倍になります)。 |
![]() |
ヘキサ形式データの中に、正しい数値にならない値がある場合、その1バイトは無視されます。 また、本制御命令の制御コードの間に、ほかの制御命令と認識できるコードがあっても、本制御命令の記述内容が正しければ、その制御命令を無視してヘキサ形式モードが設定されます。ただし、本制御命令の記述が間違っている場合は、その制御命令が有効になり、制御命令以外のコードは印字データとして扱われます。 「@」コードを受信した後、512バイト受信しても制御命令が確定されない場合は、次の1バイト(513バイト目)を受信した時点で、1バイト目が確定したものとして処理します。 |
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ヘキサ形式でデータを送る場合は、メニューのその他グループの「HEX/LIPS機能」で[有効]を設定してください。[無効]の場合はヘキサ形式として扱われません。 |
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「ヘキサ形式モードを設定する」 |
I5577モードの注意と制限 |
I5577エミュレーションモードでは、エミュレートするIBM5577と違いがあります。ご使用にあたり、それぞれの注意と制限事項をよくお読みください。 |
解像度の違いについて |
イメージデータの印字は、本製品とIBM5577との解像度の違いによって、データを拡大して印字します。これによって、IBM5577の1ドット(I75モード:180dpi、プロモード:360dpi)が本製品の解像度600dpiの複数のドットに拡大されるため、印字結果が若干異なることがあります。
IBM5577では、イメージの展開の縦方向の解像度が180dpi(1インチあたり180ドット)であるのに対して、改行ピッチは1/120インチ単位になります。このため、ページフォーマットによっては拡大率の関係から1ドット幅のずれが生じることがあります。
文字はフォントデザインの違いにより、印字結果がIBM5577とは異なります。
IBM5577の日本語モードでは、ページフォーマットFmode 3の水平・垂直方向およびFmode 6の垂直方向が半端な拡大率であるため、場所によって間隔が1ドットずれることがあります。また、英語モードでは、Proprinter XL24Eの水平方向の解像度が360dpi、垂直方向が216dpiまたは180dpiであり、半端な拡大/縮小率になるため、場所によって間隔が1ドットずれることがあります。
ページフォーマットFmode 4とFmode 6では、水平方向と垂直方向の縮小率が異なります。このため、イメージデータで描いた円などは横長になります。
本エミュレーションモードでは、印字データが1ドット未満でも右マージン位置を越えた場合、次の行に印字します。 |
文字セット・フォントパターンについて |
2バイトコード(漢字コード)の中で、IBM5577では未定義の領域に本製品専用の文字パターンが割り当てられている部分があります。このため、この部分のコードを印字させると、IBM5577ではスペースになりますが、本エミュレーションモードでは特定の文字パターンが印字されます。
IBM5577では、1バイトコード文字(ANK文字)のフォントと文字ピッチはそれぞれ独立して設定されます。本エミュレーションモードでは、明朝体10cpiフォントおよび12cpiフォントを選択しているときに文字ピッチが12cpiより狭く設定されると、自動的に明朝体15cpiフォントが選択されます。
日本語モードのエミュレーションでは、エリート、DPゴシック、クーリエではカタカナフォントを持っていないため、エリートのカタカナは明朝12cpi、DPゴシック、クーリエのカタカナは明朝10cpiを使用しています。
有効印字領域の右端付近に右マージンが設定されているとき、文字フォントの幅より文字ピッチが小さい場合に印字領域付近の文字が1文字印字されない場合があります。
IBM5577の日本語モードでは、エリート、DPゴシック、クーリエを文字フォントの幅より小さい文字ピッチで印字するとフォントの端が欠けますが、本エミュレーションモードでは文字が重なって印字されます。
1ページ中で使用できる文字フォントの数は、最大128種類です。このフォントの数には、文字修飾のデータも含まれます。また、スケーラブルフォントの場合は、文字サイズが異なると別フォントとして数えられます。 |
そのほかの制限 |
領域モードが無効なページフォーマット(Fmode 1, 2)のときでも領域モードの設定を変更できます。この場合、ページフォーマットがFmode 3, 4, 6, 7, 8に切り替わったときに設定が有効になります。ただし、どのページフォーマットのときでも、領域モードの設定を変更した時点で印字パラメータのリセット処理が行われます。
共通メニューで設定したX/Y補正は、印刷時に微調整が行われるため、ユーザページの登録時には補正が行われません。したがって、ユーザページのX/Y補正を行う場合は、ユーザページを使ってオーバレイ印刷を行う際に補正を行う必要があります。
用紙の送り方向は、本製品が最適と判断した用紙の向きによって決まりますが、2ページ印刷およびページ登録中は次のようになります。
文字の登録、マクロの登録、オーバレイ印字のユーザページ、システムページ、複写用紙機能の共通ページ/複写ページの登録を行っているときにメモリが不足すると、『23 ダウンロードフル』と表示されます。
IBM5577の英語モードでは、用紙より長いページ長を設定したり、用紙上端で用紙を越える逆改行などが行えますが、本エミュレーションモードでは用紙の有効印字領域いっぱいまでを移動範囲とします。
本エミュレーションモードでは、ページ内に次の印字データがないと排紙を行いません。
ただし、次の場合は白紙を排紙します。
|
初期状態 |
I5577エミュレーションモードには、本製品では6種類のリセット処理があります。
本製品の電源をオンにしたときに行われるリセット処理です。
タッチパネルのキー操作でハードリセット処理(プリンタ初期化)を行います。
タッチパネルのキー操作でソフトリセット処理(プリント中止)を行います。すべての印字パラメータが初期化されます。
一連の印刷処理(ジョブ)が終了した時点でリセット処理が行われます。
現在作成中のページを排紙し、一部の印字パラメータが初期化されます。登録データ(登録文字、ユーザページのフォーム、マクロなどのデータ)は、メニューの「登録レベル」が[一時]に設定されている場合のみ初期化されます。 |
* | 「タイムアウト」の設定で自動ジョブ終了時間を設定している場合、ジョブ終了命令を受信しなくても一定時間が過ぎるとジョブが終了します。 |
IBM5577の制御命令「プリンタのリセット処理 1Bh 7Eh 01h 00h 00h」を受信し、リセット処理が行われます。
専用命令を実行すると、リセット処理が行われます。
|
設定項目 | 電源オン プリンタ初期化 |
ジョブ終了 プリント中止 |
I5577 制御命令 |
専用命令 | |
ページ レイアウト |
ページフォーマット | メニューの設定値*1 | 保持 | 保持 | |
上余白 | メニューの設定値*1 | ||||
用紙位置微調整 | 保持 | ||||
領域 | |||||
右マージン既定値 | |||||
印刷幅 | |||||
用紙サイズ | |||||
2ページ印刷設定 | |||||
横方向の拡大縮小 | |||||
縦方向の拡大縮小 | |||||
行桁 | 行固定機能 | ||||
桁固定機能 | |||||
行数 | |||||
桁数 | |||||
漢字ピッチ | |||||
フォント | 漢字書体 | メニューの設定値*1 | |||
フォントID | |||||
漢字グラフィックセット | |||||
漢字サイズ | 保持 | ||||
OCRフォント | メニューの設定値*1 | ||||
印字機能 | イメージの補正 | ||||
システムオーバレイ | |||||
スタートアップマクロ | 保持 | ||||
ユーザオーバレイ1 | |||||
ユーザオーバレイ2 | |||||
印字動作 | 自動排紙 | メニューの設定値*1 | |||
HEXモード後の LF | |||||
イメージラップ | |||||
行送りモード | |||||
VFC | 改行幅 | ||||
用紙長機能 | |||||
用紙長設定 | |||||
ミシン目スキップ | |||||
改ページ動作 | |||||
プロプリンタ | CR 機能 | ProprinterXL24Eの制御命令のリセット指定に依存*2 | 保持*3 | ||
自動復帰機能 | |||||
ゼロ書体 | |||||
文字セット | |||||
コードページ | |||||
グラフィックモード | 保持 | ||||
その他 | 登録レベル | 保持 | |||
HEX/LIPS機能 | |||||
LIPSフォーム | |||||
コマンドモード |
*1 | アプリケーションソフトウェアなどで変更されている設定項目がすべてメニューの改定値に戻ることを示します。 |
*2 | Proモードのときにアプリケーションソフトウェアなどからリセット命令を受信した場合は、制御命令のパラメータで指定された内容のリセットが行われます。 |
*3 | アプリケーションソフトウェアなどでProモードからI75モードに切り替えられた場合は、メニューの設定値に戻ります。 |
|
設定項目 | 電源オン プリンタ初期化 |
ジョブ終了 プリント中止 |
I5577 制御命令 |
専用命令 | |
I75モード | ページ長 | 設定・用紙などに依存* | |||
水平タブ位置 | ANK l0cpiで8桁ごとにセット | ||||
垂直タブ位置 | 解除 | ||||
左マージン位置 | 1桁目 | ||||
右マージン位置 | ページフォーマット,印字領域モード,用紙サイズに依存 | ||||
上マージン位置 | 解除 | ||||
改行ピッチ | メニューの設定値 | ||||
ミシン目スキップ | メニューの設定値 | ||||
縦書き/横書きモード | 横書き | ||||
文字フォント | 明朝体 12cpi | ||||
文字ピッチ | 10cpi | ||||
強調文字モード | 解除 | ||||
アンダーラインモード | 解除 | ||||
文字の拡大指定 | 解除(縦1倍×横1倍) | ||||
上付き/下付き指定 | 解除 | ||||
重ね印字モード | 解除 | ||||
イメージの転送モード | 3バイト | 保持 | |||
固定長イメージ | 解除 | 保持 | |||
現在の印字位置 | 最左端位置 |
* | 詳細は「ページ長の初期状態」を参照。 |
|
設定項目 | 電源オン プリンタ初期化 |
ジョブ終了 プリント中止 |
I5577 制御命令 |
専用命令 | |
Proモード | ページ長 | 設定・用紙などに依存* | 設定・用紙などに依存* | ||
水平タブ位置 | ANK l0cpiで8桁ごとにセット | ||||
垂直タブ位置 | 解除 | ||||
左マージン位置 | 1桁目 | ||||
右マージン位置 | ページフォーマット,印字領域モード,用紙サイズに依存 | ||||
改行ピッチ | メニューの設定値 | ||||
ミシン目スキップ | メニューの設定値 | ||||
フォントスタイル | LtrQ l0cpiクーリエ | ||||
文字ピッチ | 10cpi | ||||
強調文字モード | 解除 | ||||
アンダーラインモード | 解除 | ||||
オーバーラインモード | 解除 | ||||
文字の拡大モード | 解除 | ||||
スクリプト文字モード | 解除 | ||||
二重印字モード | 解除 | ||||
基本改行ピッチ単位 | メニューの設定値 | ||||
CR コードの機能 | メニューの設定値 | ||||
現在の印字位置 | 最左端位置 | ||||
文字セット | メニューの設定値 | ||||
コードページ | メニューの設定値 |
* | 詳細は「ページ長の初期状態」を参照。 |
|
設定項目 | 電源オン プリンタ初期化 |
ジョブ終了 プリント中止 |
I5577 制御命令 |
専用命令 | |
専用命令 | 強調印字モード | 解除 | |||
縦縮小文字の 上付き下付き指定 |
上付き | ||||
文字の拡大縮小指定 | 縦1倍×横1倍 | ||||
右マージン位置 | ページフォーマット、印字領域モード、用紙サイズに依存* | ||||
ヘキサ形式モード | 解除 | 保持 | 解除 |
* | 詳細は「右マージンの初期状態」を参照。 |
|
設定項目 | 電源オン | プリンタ初期化 | プリント中止 | ジョブ終了 | I5577制御命令専用命令 | |
受信・登録 データ |
文字の登録 (2バイトコード) |
クリア | クリア/保持*1 | 保持*2 | ||
文字の登録 (1バイトコード) |
クリア | クリア/保持*1 | 保持*2 | |||
ユーザページの登録 | クリア | クリア/保持*1 | 保持 | |||
複写ページの登録 | クリア | クリア/保持*1 | 保持 | |||
マクロ登録 | クリア | クリア/保持*1 | 保持 | |||
ページバッファ | クリア | 印字*3 | 印字*4 | |||
行メモリ内の 未印字データ |
クリア | クリア*5 | ||||
現在の印字位置 | 最左端相当位置 | ![]() |
*1 | メニューの「登録レベル」が[永久]なら保持し、[一時]ならクリアされます。(→「登録データの削除方法を設定する(登録レベル)」) |
*2 | 制御命令によってI75モード/Proモードが切り替えられたときは、メニューの「登録レベル」が[永久]なら保持し、[一時]ならクリアされます。(→「登録データの削除方法を設定する(登録レベル)」) |
*3 | ジョブ終了までのデータを実行し、ページバッファを印字して排紙します。 |
*4 | I5577モードおよび本製品専用の制御命令によるリセットを受信した時点で、それまでに受信したデータを印字し、排紙します。受信バッファ内の残りのデータはリセット後に実行されます。 |
*5 | 専用命令のときだけ、印字されます。 |
|
グループ | 設定項目 | 工場出荷時の設定状態 |
ページ レイアウト |
ページフォーマット | 15インチ→A4横 |
上余白 | 0 | |
用紙位置微調整 | 0 | |
領域 | 標準 | |
右マージン既定値 | 印刷幅 | |
印刷幅 | 13.2インチ | |
用紙サイズ | A4 | |
2ページ印刷設定 | しない | |
横方向の拡大縮小 | 拡大/縮小:しない | |
拡大/縮小率:100% | ||
縦方向の拡大縮小 | 拡大/縮小:しない | |
拡大/縮小率:100% | ||
行桁 | 行固定機能 | 無効 |
桁固定機能 | 無効 | |
行数 | 66行 | |
桁数 | 132桁 | |
漢字ピッチ | 2/1 | |
フォント | 漢字書体 | 明朝 |
フォントID | 2 | |
漢字グラフィックセット | JISIBM | |
漢字サイズ | システム | |
OCRフォント | 使用せず | |
印字機能 | イメージの補正 | しない |
システムオーバレイ | システムオーバレイ設定:しない | |
オーバレイ番号:1 | ||
スタートアップマクロ | 0 | |
ユーザオーバレイ1 | しない | |
ユーザオーバレイ2 | しない | |
印字動作 | 自動排紙 | 自動排紙:しない |
排紙時間:30秒 | ||
HEXモード後の LF | 無視する | |
イメージラップ | する | |
行送りモード | 標準 | |
VFC | 改行幅 | 6lpi |
用紙長機能 | 無効 | |
用紙長設定 | 66行 | |
ミシン目スキップ | 0行 | |
改ページ動作 | 標準 | |
プロプリンタ | CR 機能 | 復帰のみ |
自動復帰機能 | 復帰しない | |
ゼロ書体 | 斜線無しゼロ | |
文字セット | 1 | |
コードページ | 437 | |
グラフィックモード | 無効 | |
その他 | コマンドモード | 75 |
登録レベル | 一時 | |
HEX/LIPS機能 | 無効 | |
LIPSフォーム | LIPS2 |
リセット処理が行われたときのページ長の初期値は、ページフォーマット、領域モード、初期状態で有効になるページ長の設定(用紙長機能)によって次のようになります。 |
ページフォーマット | 領域 | 用紙長機能 | ページ長 | |||||
A3 | B4 | A4 | B5 | A5 | はがき | |||
Fmode 1 Fmode 2 |
― | ― | 用紙サイズに依存 | |||||
Fmode 3 Fmode 4 |
標準 | 無効 | 66行(6lpi) | 用紙サイズに依存 | ||||
有効 | 「用紙長設定」の設定値 | |||||||
ワイド | ― | 用紙サイズに依存 | ||||||
Fmode 6 | 標準 | 無効 | 66行(6lpi) | 用紙サイズに依存 | ||||
有効 | 「用紙長設定」の 設定値 |
|||||||
ワイド | ― | 用紙サイズに依存 | ||||||
Fmode 7 Fmode 8 |
標準 | ― | 用紙サイズに依存 | |||||
ワイド |
リセット処理が行われたときの右マージン位置の初期値は、ページフォーマット、領域モード、および右マージン位置の設定(右マージン規定値)によって次のようになります。 |
ページフォーマット | 領域 | 右マージン 規定値 |
右マージン位置 | |||||
A3 | B4 | A4 | B5 | A5 | はがき | |||
Fmode 1 Fmode 2 |
― | 印刷幅 | 「印刷幅」の設定値 | |||||
用紙右端 | 用紙サイズに依存 | |||||||
Fmode 3 Fmode 4 |
標準 | ― | 「印刷幅」の設定値 | 用紙サイズに依存 | ||||
ワイド | ― | 用紙サイズに依存 | ||||||
Fmode 6 | 標準 | ― | 「印刷幅」の設定値 | 用紙サイズに依存 | ||||
ワイド | ― | 用紙サイズに依存 | ||||||
Fmode 7 Fmode 8 |
― | ― | 「印刷幅」の設定値 | 用紙サイズに依存 | ||||
― | ― | 用紙サイズに依存 |
プロモード(英語モード)の1バイトコード表 |
文字セット 文字セット2 オールキャラクタチャート
文字セット 文字セット2 オールキャラクタチャート |
2バイトコード表 |
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