オプション機器について

本製品に装着して使用することができるオプション機器について説明しています。



システムの構成

ここでは、本製品に装着できるオプション機器とオプションを装着した例を記載しています。



オプション機器






1 カードリーダ-C1
カードリーダ-C1を装着すると、コントロールカードを使用して部門別ID管理を行うことができます。
2 コピートレイ・J1
フィニッシャー・S1やインナー2ウェイトレイ・D1と組み合わせることで排紙先のトレイを1つ増やすことができます。
3 サイドペーパーデッキ・Q1
サイドペーパーデッキ・Q1を装着すると、給紙箇所を1つ追加することができます。
サイドペーパーデッキ・Q1には、3000枚(64 g/m2)または2700枚(80 g/m2)の用紙がセットできます。
4 2段カセットペディスタル・Y3
2段カセットペディスタル・Y3を装着すると、給紙箇所を2つ追加することができます。
各カセットに650枚(64 g/m2)または550枚(80 g/m2)の用紙をセットできます。
5 インナー2ウェイトレイ・D1
インナー2ウェイトレイ・D1は次の機能を備えています:ソート、グループ、回転
6 インナーパンチャーキット・Q1
フィニッシャー・S1にインナーパンチャーキット・Q1を装着すると、パンチ穴をあけることができます。
7 フィニッシャー・S1
フィニッシャー・S1は次の機能を備えています:ソート、グループ、ステイプルソート(コーナー)
8 フィニッシャー用追加トレイ・B1
フィニッシャー・S1にフィニッシャー用追加トレイ・B1を装着することで排紙先のトレイを1つ増やすことができます。
9 バッファパスユニット・E2
フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2を装着する場合は、バッファパスユニット・E2も装着する必要があります。
10 パンチャーユニット・L1
フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2にパンチャーユニット・L1を装着すると、パンチ穴をあけることができます。
11 ステイプル・D3
オプションのサドルフィニッシャー・AE2に装着する中とじ用の針カートリッジです。
12 ステイプル・J1
オプションのフィニッシャに装着するコーナーステイプル、ダブルステイプル用の針カートリッジです。
13 サドルフィニッシャー・AE2
サドルフィニッシャー・AE2は次の機能を備えています:ソート、グループ、ステイプルソート(コーナー/ダブル/中とじ)
14 フィニッシャー・AE1
フィニッシャー・AE1は次の機能を備えています:ソート、グループ、ステイプルソート(コーナー/ダブル)


オプション装着例

本製品には以下のようなオプション機器を装着することができます。ここで記載しているのは一部の例です。組み合わせ可能なオプション機器については、お求めになった販売店にお問い合わせください。

2段カセットペディスタル・Y3装着時


インナー2ウェイトレイ・D1+コピートレイ・J1+2段カセットペディスタル・Y3+サイドペーパーデッキ・Q1+カードリーダ- C1装着時


フィニッシャー・S1+ フィニッシャー用追加トレイ・B1+2段カセットペディスタル・Y3装着時


サドルフィニッシャー・AE2+パンチャーユニット・L1+バッファパスユニット・E2+2段カセットペディスタル・Y3装着時



フィニッシャーの活用例

本製品にオプションのフィニッシャーを装着すると、排紙トレイを自動的に切り替えたり、自動でステイプルを行うなどさまざまなプリントニーズに対応できます。フィニッシャーの機能を使うときは、プリンタドライバからすべての設定を行います。ここでは、代表的な例とWindows版プリンタドライバでの設定方法を紹介します。Macintosh版プリンタドライバの操作については、プリンタドライバのヘルプを参照してください。プリンタドライバが使用できないOSからプリントする場合は、タッチパネルディスプレイから設定してください。
ここでは、フィニッシャーの機能を生かした代表的な活用例をご紹介します。これらの例を参考に、フィニッシャーの性能をフルにご活用ください。


  • ジョブごとに区分けて排紙する(シフト機能)

シフト機能は、各プリントジョブをシフトして排紙することにより、排紙された用紙をグループ分けする機能です。
以下の設定が必要となります。

プリンタドライバの設定
[デバイスの設定]ページ
  [排紙オプション]=フィニッシャー・S1、フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2
[仕上げ]ページ
  [排紙方法]=ソート、グループ
           [シフト]にチェックマーク
  [シフト単位]=シフトする部数を設定
  [排紙先]=自動またはトレイA、トレイB


  • 通常の排紙トレイとして使う

紙排紙先を自動排紙に設定すると、排紙トレイにプリントがジョブ順で積み重なり、排紙トレイが満載になると、自動的に次のトレイへ切り替わります。またシフト機能と併用すると、ジョブの区切りがすぐにわかり、自分のプリントがすぐに見つかります。
以下の設定が必要となります。

プリンタドライバの設定
[デバイスの設定]ページ
  [排紙オプション]=フィニッシャー・S1、フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2、インナー2ウェイトレイ・D1*
[仕上げ]ページ
  [排紙方法]=指定しない、ソート、グループ
  [排紙先]=自動
* インナー2ウェイトレイ・D1は、シフト機能に対応していません。


  • グループごとに排紙先を使い分ける

グループや部署、個人ごとにオプションの排紙トレイとプリンタの排紙トレイを割り当てることにより、メールボックスのようにプリントを自動的に仕分けて排紙することができます。排紙トレイを決めておけば、自分のプリントが素早く見つけられ、とても便利です。またシフト機能と併用すると、さらに同じグループのプリントをジョブごとに区切って排紙することも可能です。グループごとに自動仕分け排紙をするときは、あらかじめグループごとに排紙先を決めて、各パソコンのプリンタドライバに排紙先を設定しておきます。あとは普通にプリントするだけで、プリントされた用紙が各排紙先へ仕分けられて排紙されます。
以下の設定が必要となります。

プリンタドライバの設定
[デバイスの設定]ページ
  [排紙オプション]=フィニッシャー・S1、フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2、インナー2 ウェイトレイ・D1
[仕上げ]ページ
  [排紙方法]=指定しない、ソート、グループ、ステイプルソート、ステイプルグループ
  [排紙先]=自動またはトレイA、トレイB、トレイC


  • 各部ごとにステイプルしながらプリントする

ステイプル機能は、プリント時に定形サイズの用紙を自動的にステイプルする機能です。
以下の設定が必要となります。

プリンタドライバの設定
[デバイスの設定]ページ
  [排紙オプション]=フィニッシャー・S1、フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2
[仕上げ]ページ
  [排紙方法]=ステイプルソート、ステイプルグループ
  [排紙先]=自動またはトレイA、トレイB
  [ステイプル位置指定]=ステイプルする位置を選択


  • 連続で大量にプリントする

何百ページにもわたる書類のプリントや多部数のプリントなど、大量にプリントする場合でも、排紙トレイを自動的に切り替えることで、連続排紙が可能です。自動排紙に設定しておけば、排紙トレイが満載になると、自動的に次のトレイへ切り替わります。最大約2000枚(各ビン:約1000枚)、ステイプルする場合は最大60部(各ビン:30部)まで連続くして排紙することができます。
以下の設定が必要となります。

プリンタドライバの設定
[デバイスの設定]ページ
  [排紙オプション]=フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2
[仕上げ]ページ
  [排紙方法]=指定しない
  [排紙先]=自動


  • 中とじでステイプルしてプリントする

1枚の用紙の両面に2ページずつ印刷して、用紙の中央でステイプルしてまとめて2つ折りにすることで、小冊子を作成する機能です。
以下の設定が必要となります。

プリンタドライバの設定
[デバイスの設定]ページ
  [排紙オプション]=サドルフィニッシャー・AE2
[仕上げ]ページ
  [印刷方法]=製本印刷
  [中とじ]=チェック入れる


  • 各部ごとにパンチ穴を開けてプリントする

プリント時に各部ごとに自動的にパンチ穴を開ける機能です。
以下の設定が必要となります。

プリンタドライバの設定
[デバイスの設定]ページ
  [排紙オプション]=フィニッシャー・S1、フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2
[仕上げ]ページ
  [排紙方法]=指定しない、ソート、グループ、ステイプルソート、ステイプルグループ
  [パンチャーユニット]=あり
  [排紙先]=自動またはトレイA、トレイB



システムオプション

システム関連のオプション製品を装着することで、本製品の性能を高めることができます。ここでは、本製品に装着できるシステム関連のオプション製品とその機能について説明します。

  • エミュレーション拡張キット

以下のエミュレーションを使用するための拡張オプションです。

  • N201
  • I5577
  • HP-GL
  • HP-GL2

  • ダイレクトプリント拡張キット

リモートUIからPDFやTIFF/JPEG画像のダイレクトプリントを行うための拡張オプションです。


  • PCIバス拡張キット

IPSecセキュリティボードを装着するときに必要となる拡張オプションです。


  • 増設メモリ(512MB)

本製品に標準で搭載されているメモリを増やすための拡張オプションです。いくつかのオプションを使用する際には、増設メモリ(512MB)を搭載し、本製品のメモリを増設する必要があります。


  • IPSecセキュリティボード

IPSec通信を使用するためのオプションです。IPSecは、セキュリティポリシーを作成してIPネットワーク上で送受信されるデータを盗聴、改ざん、なりすましなどの脅威から保護してセキュリティを確保するためのプロトコルです。


おことわり
  • IPSec通信を使用するには、PCIバス拡張キットを装着した状態で、IPSecセキュリティーボードを装着する必要があります。

  • 地紋拡張キット

コピーすると浮き出す文字列を隠し文字列として、出力紙の背景に埋め込んでプリントするためのオプションです。「コピー禁止」などの文言や、日時、部署などを隠し文字列として埋め込むことで、出力紙がコピーされたときにこれらの文字列が浮かび上がることになります。

  • HDDデータ暗号化キット

本製品のハードディスク内に保存されるすべてのデータを暗号化することによって、大切なデータの漏洩を防ぐための拡張オプションです。暗号化することで本製品から抜き出されたハードディスク内のデータを不正に読み取られることを防ぎます。

  • HDDデータ上書消去キット

本製品のハードディスク内に保存されたデータを完全消去することができるセキュリティオプションです。


  • 暗号化セキュアプリントキット

セキュアプリントするデータをパソコンで暗号化し、本製品で復号することによって、セキュリティを強化するための拡張オプションです。暗号化セキュアプリントキットを使用すると、プリント内容を他のユーザに見られることを防ぎ、大切なデータの漏洩を防ぐことができます。


  • ACCESS MANAGEMENT SYSTEM拡張キット

プリント、ボックスなど各機能の使用を、ユーザごとに制限するための拡張オプションです。情報漏洩のリスクを軽減したり、複数ページ文書の片面印刷を制限することによってコスト削減を実現したりすることができます。



組み合わせ可能なオプション

各機能に必要なオプション製品と、同時装着に必要なオプションおよび制限を以下に示します。

機能 必要なオプション 同時装着に必要なオプションおよび制限
必要なオプション 制限
追加排紙トレイ 本体右側面排紙 コピートレイ・J1 フィニッシャー・AE1またはサドルフィニッシャー・AE2を同時に装着することはできません。
胴内排紙 インナー2ウェイトレイ・D1 フィニッシャー・S1、フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2を同時に装着することはできません。
フィニッシャー用追加トレイ・B1 フィニッシャー・S1 インナー2ウェイトレイ・D1、フィニッシャー・AE1、サドルフィニッシャー・AE2を同時に装着することはできません。
地紋印字 地紋拡張キット 地紋印字を使用するには、地紋拡張キットを有効にする必要があります。
エミュレーション エミュレーション拡張キット
PDF/TIFF/JPEGダイレクトプリント機能 ダイレクトプリント拡張キット
ソート
グループ
シフト
ステイプル
フィニッシャー・S1、フィニッシャー・AE1または、サドルフィニッシャー・AE2 バッファパスユニット・E2*1 コピートレイ・J1とフィニッシャー・AE1またはサドルフィニッシャー・AE2を同時に装着することはできません。
パンチ パンチャーユニット・L1 フィニッシャー・AE1または、サドルフィニッシャー・AE2、バッファパスユニット・E2 フィニッシャー・S1と同時に装着することはできません。
インナーパンチャーキット・Q1 フィニッシャー・S1 フィニッシャー・AE1またはサドルフィニッシャー・AE2と同時に装着することはできません。
部門別ID管理*2 カードリーダ-C1
追加給紙カセット 2段カセットぺディスタル・Y3
大型給紙カセット サイドペーパーデッキ・Q1 2段カセットぺディスタル・Y3
セキュリティ管理(データの暗号化) HDDデータ暗号化キット
セキュリティ管理(データの完全消去) HDDデータ上書消去キット
セキュリティ強化(IPSec) IPSecセキュリティボード PCIバス拡張キット IPSec通信を使用するには、PCIバス拡張キットを装着した状態で、IPSecセキュリティーボードを装着する必要があります。
セキュア文書のセキュリティ強化(暗号化) 暗号化セキュアプリントキット

*1 フィニッシャー・S1を装着する場合は、バッファパスユニット・E2は必要ありません。
*2 部門別ID管理機能は本製品に標準で搭載されています。オプションのカードリーダ-C1が装着されていると、部門別ID管理機能が自動で作動し、部門IDとパスワードを手動で入力する必要がありません。カードリーダ-C1があるとタッチパネルディスプレイ上で、プリントトータルとトータル残数が表示されます。


ユーティリティソフトウェア

ユーティリティソフトウェアについては、「NetSpot Suite」または「imageWAREシリーズ」を参照してください。



2段カセットペディスタル・Y3

2段カセットペディスタル・Y3を装着すると、本製品に装備されているカセットの用紙サイズに加え、2種類の用紙サイズが追加できます。

カセットの各段には、650枚(64 g/m2)または550枚(80 g/m2)まで用紙がセットできます。



各部の名称とはたらき


1 カセット
各段に650枚(64 g/m2)または550枚(80 g/m2)の用紙をセットできます。
2 右下カバー
紙づまりを処理するとき、このカバーを開けます。


別売付属品

  • FLカセット・Y1

セットする用紙にあわせて、サイズ切り替えができます。(→「用紙の補給」)

  • セットできる位置:
カセット2、3、4
  • セットできる用紙サイズ:
A3、B4、A4、A4R、B5、B5R、A5R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターR、エグゼクティブ、ステートメントR

  • FL カセット・Z1

セットする用紙にあわせて、サイズ切り替えができます。(→「用紙の補給」)

  • セットできる位置:
カセット1
  • セットできる用紙サイズ:
B4、A4、A4R、B5、B5R、A5R、リーガル、レター、レターR、エグゼクティブ、ステートメントR



サイドペーパーデッキ・Q1

サイドペーパーデッキ・Q1を装着すると、本体に標準装備されているカセットの用紙サイズに加え、1種類の用紙サイズが追加できます。

サイドペーパーデッキ・Q1には、3000枚(64 g/m2)または2700枚(80 g/m2)まで用紙がセットできます。


おことわり
  • 本製品がスリープモードに移行しているとき(タッチパネルディスプレイの表示が消灯し、主電源ランプが点灯しているとき)はサイドペーパーデッキを開くことができない場合があります。この場合は、操作部電源スイッチを押して、スリープモードを解除してからオープンボタンを押してください。
  • サイドペーパーデッキの用紙サイズは、A4に固定されています。
    レターサイズの用紙をご使用になりたい場合は、担当サービスにご連絡ください。


各部の名称とはたらき


1 リリースレバー
本体からサイドペーパーデッキを引き離すときに押します。
2 オープンボタン
用紙を補給するとき、紙づまりが起きたときに押します。
3 用紙残量表示
用紙の残量を確認できます。


封筒カセット・C2

カセット1にオプションの封筒カセット・C2を装着することにより、カセット1から封筒を給紙することができます。

セットできる用紙は以下の6種類です:

  • 洋形4号(105×235 mm)
  • COM10 No.10(104.7×241.3 mm)
  • Monarch: Catalog Glove No.8(98.4×190.5 mm)
  • DL(110×220 mm)
  • ISO-B5(176×250 mm)
  • ISO-C5(162×229 mm)

おことわり
  • ISO-B5、ISO-C5 の封筒をご使用になりたい場合は、担当サービスにご連絡ください。


各部の名称とはたらき


1 左側ガイド
セットする封筒の長さにあわせます。
2 封筒受け台
封筒受け台が封筒を上に押し上げることで、セットされている封筒が少なくなった場合でも正しく給紙されます。
3 後側ガイド
封筒の幅にあわせて、ネジでこのガイドを固定します。
4 前側ガイド
封筒の幅にあわせて、ネジでこのガイドを固定します。
5 用紙サイズ登録ダイヤル
使用する用紙に合わせて用紙サイズ登録ダイヤルをセットします。
6 用紙サイズ系列スイッチ
封筒をセットした場合は、「ENV.1」または「ENV.2」にあわせます。
7 オープンボタン
カセットを引き出すときに押します。


フィニッシャー・S1/インナーパンチャーキット・Q1

フィニッシャー・S1は、ソート機能、グループ機能、シフト機能、ステイプルソート機能を備えています。(→フィニッシャの機能

インナーパンチャーキット・Q1を装着すると、パンチ穴をあけることができます。

フィニッシャー・S1を装着している場合は、オプションのフィニッシャー用追加トレイ・B1と本体右側にオプションのコピートレイ・J1を装着して、排紙トレイを3箇所に増やすことができます。


おことわり
  • フィニッシャー・S1を装着している場合は、オプションのインナー2ウェイトレイ・D1 を装着することはできません。


各部の名称とはたらき


1 補助トレイ
大きいサイズの用紙(A3、B4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レターR)にプリントするときに引き出します。
2 フィニッシャー用追加トレイ・B1
フィニッシャー・S1にフィニッシャー用追加トレイ・B1を装着することで排紙先のトレイを1つ増やすことができます。
3 排紙トレイ
プリント用紙がここに排紙されます。
4 前カバー
ステイプルユニットの針カートリッジを交換するときや、針づまりが起きたときに開きます。(→「メンテナンス」、「トラブルシューティング」)
5 本体右カバー
紙づまりを処理するときに、このカバーを開けます。(→「トラブルシューティング」)
6 排紙ユニット
紙づまりを処理するとき、このユニットを引き出します。(→「トラブルシューティング」)
7 引きハンドル
フィニッシャー・S1を引き出すときや元の位置に戻すときに、このハンドルを持ちます。


フィニッシャの機能

フィニッシャー・S1は以下の機能を備えています。


おことわり
  • 手差しトレイからプリントする場合、用紙サイズを[フリーサイズ]に設定していると、フィニッシャの機能は使用できません。定形サイズを選択してください。(→「手差しトレイの用紙にプリントする」)
  • ソート、グループを設定している場合、トレイはプリント用紙束排出ごとに下降していき、下限位置に達したとき、給紙した用紙を排出したあとに、プリント動作は一時停止します。トレイにあるすべての用紙を取り除くと、残りのプリントが再開されます。

  • ソート機能

プリント用紙を自動的にページぞろえして排紙する機能です。

  • グループ機能

原稿の各ページのプリント用紙を、ページごとに仕分けて排紙する機能です。

  • シフト機能

プリント用紙を手前にずらして排紙する機能です。プリント用紙は、排紙トレイの前後に交互にずらして排紙されます。


おことわり
  • ソート機能、グループ機能選択時に[シフト]を押してプリントした場合、出力された用紙束をずらして排紙します。

  • ステイプルソート機能

1部プリント後、自動的にステイプラで綴じて排紙する動作を連続して行う機能です。ステイプルされる箇所は次のようになります。


おことわり
  • フィニッシャを装着しているときは、トレイ内のステイプルされる場所やローラ部に手を入れないでください。けがの原因になることがあります。

  • フィニッシャを引き出しているときは、上に物を置いたり、体重をかけたりしないでください。本製品が故障したり、倒れてけがの原因になることがあります。

  • フィニッシャの動作中は、動作部に手や指を触れないでください。けがやフィニッシャの故障の原因になることがあります。

  • フィニッシャのトレイはプリント中に位置が移動するため、トレイの下には物を置かないでください。トレイの故障や破損の原因になります。

  • ステイプルソートを設定している場合、トレイはプリント用紙束排出ごとに下降していき、下限位置に達したとき、または30部プリントして、給紙した用紙を排出したあとに、プリント動作は一時停止します。トレイにあるすべての用紙を取り除くと、残りのプリントが再開され、ステイプル動作を続行します。
  • ステイプルできる用紙サイズは、A3、B4、A4、A4R、B5、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターRです。
  • 郵便はがき、封筒、OHPフィルム、第2原図、ラベル用紙にはステイプルできません。
  • ステイプルできる用紙の枚数は、A3、B4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レターRの場合は30枚、A4、B5、レターの場合は50枚までです(表紙含む)。
  • ステイプルの途中でフィニッシャが停止し、「ステイプラの針を補給してください。」と表示された場合は、針が残り少なくなり針ケースの交換が必要となっています。針ケースを交換してください。(→「針ケースの交換」)

  • パンチ機能

プリントされた用紙にパンチ穴をあける機能です。

  • パンチ穴をあけられる箇所は、用紙の後端になります。
  • パンチ穴の間隔は次のようになります。


おことわり
  • A5R、エグゼクティブ、ステートメントRの用紙はパンチ穴をあけることはできません。
  • 郵便はがき、封筒、パンチ済み紙、OHPフィルム、第2原図、ラベル用紙にはパンチ穴をあけることはできません。

  • 排紙できる用紙サイズ

本製品の排紙トレイに排紙できる用紙サイズは次のようになります。


:使用可能 ×:使用不可

用紙サイズ 排紙トレイ
A3
B4
A4
A4R
B5
B5R
A5R
レジャー(11 × 17)
リーガル
レター
レターR
エグゼクティブ ×
ステートメントR
はがき
往復はがき
4面はがき
封筒 洋形4号
COM10 No.10
Monarch: Catalog Glove No.8
DL
ISO-B5
ISO-C5
フリーサイズ 99×148 mm ~ 297×431.8 mm ×

※設定した機能によっては排紙できない場合があります。



フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2/パンチャーユニット・L1

フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2は、ソート機能、グループ機能、シフト機能、ステイプルソート機能を備えています。

また、サドルフィニッシャー・AE2は中とじステイプル機能も備えています。

パンチャーユニット・L1を装着すると、パンチ穴をあけることができます。


おことわり
  • フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2を装着する場合は、バッファパスユニット・E2も装着する必要があります。


各部の名称とはたらき


1 上カバー
紙づまりが起きたときに開きます。(→「トラブルシューティング」)
2 上カバー(パンチャーユニット・L1)
紙づまりが起きたときに開きます。(→「トラブルシューティング」)
3 前カバー(パンチャーユニット・L1)
パンチ屑の処理をするときや、パンチャーユニットで紙づまりが起きたときに開きます。(→「メンテナンス」、「トラブルシューティング」)
4 バッファパスユニット・E2
紙づまりが起きたときに開きます。(→「トラブルシューティング」)
5 前カバー(フィニッシャー・AE1)
ステイプルユニットの針カートリッジを交換するときや、針づまりが起きたときに開きます。(→「メンテナンス」、「トラブルシューティング」)
6 前カバー(サドルフィニッシャー・AE2)
ステイプルユニットの針カートリッジの交換や、紙づまりが起きたとき、ステイプルユニットや中とじユニットで針づまりが起きたときに開きます。(→「メンテナンス」、「トラブルシューティング」)
7 製本トレイ(サドルフィニッシャー・AE2)
ここに中とじ紙折製本された出力紙が排紙されます。
8 製本トレイガイド(サドルフィニッシャー・AE2)
製本トレイに出力する用紙サイズにあわせてセットします。(→フィニッシャの機能
9 下部トレイ
ここに出力紙が排紙されます。排紙トレイの設定により出力種類の設定を行うことができます。(→「初期設定/登録」)
10 上部トレイ
ここに出力紙が排紙されます。排紙トレイの設定により出力種類の設定を行うことができます。(→「初期設定/登録」)


フィニッシャの機能

フィニッシャー・AE1/サドルフィニッシャー・AE2は以下の機能を備えています。


おことわり
  • フィニッシャのトレイの上には排紙された用紙以外は載せないでください。トレイが破損する恐れがあります。
  • フィニッシャの下に物を置かないでください。トレイが破損する恐れがあります。

  • 手差しトレイからプリントする場合、用紙サイズを[フリーサイズ]に設定していると、フィニッシャの機能は使用できません。定形サイズを選択してください。(→「手差しトレイの用紙にプリントする」)
  • ソート、グループを設定している場合、トレイはプリント用紙排出ごとに下降していき、積載制限に達すると自動的に排紙可能なトレイに排紙先が移ります。排紙可能なトレイがすべて積載制限に達すると、プリント動作は一時停止します。この状態でプリント用紙を取り除くと、トレイが上昇し、残りのプリントが再開されます。

  • ソート機能

プリント用紙を自動的にページぞろえして排紙する機能です。

  • グループ機能

原稿の各ページのプリント用紙を、ページごとに仕分けて排紙する機能です。

  • シフト機能

プリント用紙を手前にずらして排紙する機能です。プリント用紙は、排紙トレイの前後に交互にずらして排紙されます。


おことわり
  • ソート機能、グループ機能選択時に[シフト]を押してプリントした場合、出力された用紙束を約30 mmずらして排紙します。

  • ステイプルソート機能

1部プリント後、自動的にステイプラで綴じて排紙する動作を連続して行う機能です。ステイプルされる箇所は次のようになります。


おことわり
  • フィニッシャを装着しているときは、トレイ内のステイプルされる場所やローラ部に手を 入れないでください。けがの原因になることがあります。

  • トレイはプリント用紙束排出ごとに下降していき、ある位置に達したときにプリント動作とステイプル動作は一時停止します。トレイにあるすべての用紙を取り除くと残りのプリントが再開され、ステイプル動作を続行します。
  • ステイプルできる用紙サイズは、A3、B4、A4、A4R、B5、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターRです。
  • 郵便はがき、封筒、OHPフィルム、第2原図、ラベル用紙にはステイプルできません。
  • ステイプル処理中の用紙束は途中で取り除かずに完全にトレイに排紙されてから取り除 いてください。
  • ステイプルできる用紙の枚数は、A3、B4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レターRの場合は30枚、A4、B5、レターの場合は50枚までです(表紙含む)。
  • ステイプルの途中でフィニッシャが停止して、「ステイプラの針を補給してください。」と表示された場合は、針が残り少なくなり針カートリッジの交換が必要となっています。針カートリッジを交換してください。(→「ステイプルユニット針ケースの交換」)

  • 中とじステイプル機能

プリントされた用紙を、中とじステイプルする機能です。


おことわり
  • 中とじステイプルは、サドルフィニッシャー・AE2のみの機能です。
  • 中とじステイプルできる用紙の枚数は15枚(60ページ、80 g/m2)までです(表紙含む)。ステイプルできる用紙枚数を変更したい場合は、担当サービスにご連絡ください。
  • 中とじステイプルできる用紙サイズは、A3、B4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レターRです。
  • 中とじステイプルを設定した場合、紙の種類や枚数によって折り具合が変わることがあります。
  • 出力する前に、出力する用紙サイズにあわせて製本トレイガイドを以下の位置にセットしてください。

  • 製本トレイガイドが用紙サイズにあわせて正しくセットされていないと、紙づまりの原因になることがあります。

  • パンチ機能

プリントされた用紙にパンチ穴をあける機能です。

  • パンチ穴をあけられる箇所は、用紙の後端になります。
  • パンチ穴の間隔は次のようになります。


おことわり
  • A5R、エグゼクティブ、ステートメントRの用紙はパンチ穴をあけることはできません。
  • 郵便はがき、封筒、パンチ済み紙、OHPフィルム、第2原図、ラベル用紙にはパンチ穴をあけることはできません。
  • 製本トレイは、サドルフィニッシャー・AE2装着時のみ使用できます。

  • 排紙できる用紙サイズ

本製品の排紙トレイに排紙できる用紙サイズは次のようになります。


:使用可能 ×:使用不可

用紙サイズ 排紙トレイ
トレイA トレイB トレイC 製本トレイ
A3
B4
A4 ×
A4R
B5 ×
B5R ×
A5R ×
レジャー(11 × 17)
リーガル
レター ×
レターR
エグゼクティブ × × ×
ステートメントR ×
はがき ×
往復はがき ×
4面はがき ×
封筒 洋形4号 ×
COM10 No.10 ×
Monarch: Catalog Glove No.8 ×
DL ×
ISO-B5 ×
ISO-C5 ×
フリーサイズ 99×148 mm ~ 297×431.8 mm ×

設定した機能によっては排紙できない場合があります。


インナー2 ウェイトレイ・D1

インナー2ウェイトレイ・D1を装着した場合は、本体トレイとインナートレイの2箇所に排紙することができます。さらに、本体右側にオプションのコピートレイ・J1を装着した場合は、3箇所に排紙することができます。

インナー2ウェイトレイ・D1を装着しているときには、以下の機能を使用することができます。


おことわり
  • インナー2ウェイトレイ・D1を装着している場合は、オプションのフィニッシャを装着することはできません。

  • ソート機能

プリント用紙を自動的にページぞろえして排紙する機能です。

  • グループ機能

原稿の各ページのプリント用紙を、ページごとに仕分けて排紙する機能です。

  • 回転機能

同じサイズの用紙をセットした場合、ページぞろえを行い、一部ずつ交互に方向を変えて排紙する機能です。



各部の名称とはたらき


1 インナートレイ
ここに出力紙が排紙されます。
2 排紙トレイガイド
プリントされた用紙が落ちないように排紙トレイガイドを起こします。
3 排紙ユニット
紙づまりを処理するとき、このユニットを引き出します。(→「トラブルシューティング」)
4 本体右カバー
紙づまりを処理するときに、このカバーを開けます。(→「トラブルシューティング」)

  • 排紙できる用紙サイズ

本製品の排紙トレイに排紙できる用紙サイズは次のようになります。


:使用可能 ×:使用不可

用紙サイズ 排紙トレイ
トレイA トレイB
A3
B4
A4
A4R
B5
B5R
A5R
レジャー(11 × 17)
リーガル
レター
レターR
エグゼクティブ
ステートメントR
はがき
往復はがき
4面はがき
封筒 洋形4号
COM10 No.10
Monarch: Catalog Glove No.8
DL
ISO-B5
ISO-C5
フリーサイズ 99×148 mm ~ 297×431.8 mm

設定した機能によっては排紙できない場合があります。


コピートレイ・J1

コピートレイ・J1を装着しているときには、以下の機能を使用することができます。


  • ソート機能

プリント用紙を自動的にページぞろえして排紙する機能です。

  • グループ機能

原稿の各ページのプリント用紙を、ページごとに仕分けて排紙する機能です。

  • 回転機能

同じサイズの用紙をセットした場合、ページぞろえを行い、一部ずつ交互に方向を変えて排紙する機能です。


おことわり
  • 回転機能は、オプションのインナー2ウェイトレイ・D1とあわせて装着している場合のみ使用することができます。


各部の名称とはたらき


1 排紙トレイ
ここに出力紙が排紙されます。
2 補助トレイ
大きいサイズの用紙(A3、B4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レターR)にプリントするときに引き出します。

  • 排紙できる用紙サイズ

本製品の排紙トレイに排紙できる用紙サイズは次のようになります。


:使用可能 ×:使用不可

用紙サイズ 排紙トレイ
A3
B4
A4
A4R
B5
B5R
A5R
レジャー(11 × 17)
リーガル
レター
レターR
エグゼクティブ
ステートメントR
はがき ×
往復はがき ×
4面はがき ×
封筒 洋形4号 ×
COM10 No.10 ×
Monarch: Catalog Glove No.8 ×
DL ×
ISO-B5 ×
ISO-C5 ×
フリーサイズ 99×148 mm ~ 297×431.8 mm ×

設定した機能によっては排紙できない場合があります。


カードリーダ-C1

オプションのカードリーダ-C1が装着されている場合は、本体を使用する前にコントロールカードをセットしてください。コントロールカードを使用して部門別ID管理を行います。


おことわり
  • 部門管理ID以外のログインサービスを使っている場合は、ファンクション制限の設定はご使用になれません。
  • ログインサービスに、SSO-Hのドメイン認証またはドメイン認証+ローカルデバイス認証を設定している場合は、カードリーダ-C1をご使用になれません。
  • コントロールカードを差し込んでもタッチパネルディスプレイに基本画面が表示されな いときは、次のような点をチェックしてください。
  • 差し込む向きは正しいですか
  • 十分に奥まで差し込まれていますか
  • 使用不可能なコントロールカードが挿入されていませんか
    (破損したコントロールカード、使用禁止のコントロールカード)
  • 使用可能なコントロールカードを正しく挿入してください。
  • カードリーダ-C1装着時は、右のカードを使用することができます。磁気式カードは1000部門まで管理できます。



本体を使用する前の操作

  1. コントロールカードを差し込み口に、正しい向きで差し込みます。

タッチパネルディスプレイに基本画面が表示されます。



本体の使用終了後の操作

  1. 本体の使用終了後、コントロールカードを抜き取ります。

コントロールカードをセットする画面に戻ります。

  • コントロールカードを抜き取ると、再度差し込むまで本体を使用することはできません。


カードリーダ- C1使用時の部門別ID管理について

カードリーダ-C1使用時の暗証番号、制限面数の変更、およびカウント情報の確認について説明します。


おことわり
  • 暗証番号は7桁まで登録できます。7桁に満たない場合は以下のようになります。
    例:「321」と入力→「0000321」と設定されます。


初期設定/登録の操作の流れ

カードリーダ-C1使用時の初期設定/登録画面の操作の流れについて説明します。


おことわり
  • 初期設定/登録で設定した内容は、(リセット)を押しても変更されません。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]を押します。

システム管理部門IDとシステム管理暗証番号が設定されている場合は、[システム管理設定]を押したあとにシステム管理部門IDと暗証番号を(テンキー)で入力して(暗証)を押します。

システム管理設定画面が表示されます。

  1. [部門別ID管理]を押します。

  • 目的の画面が表示されていない場合は、[][]を押して画面を表示させます。
  1. 設定するモードを選択します。

  1. 項目を設定したあと、[OK]を押します。

  1. 基本画面に戻るまで[閉じる]を押していきます。


暗証番号と制限面数を変更する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [暗証番号の登録]を押します。

  1. ][]を押して、暗証番号を変更する部門を表示させて選択したあと、[編集]を押します。

  • ][]を長押しすると、ページ番号が増減し、キーを離した時点のページが表示されます。部門IDが大量に登録されている場合に、すばやく目的の部門IDを表示させることができます。
  1. (テンキー)で暗証番号を入力します。

  • [暗証番号]を押します。
  • [暗証番号]を押したあと、暗証番号を入力します。
  • [確認入力]を押して、同じ暗証番号を入力したあと、[OK]を押します。

「0」、「00」のような「0」だけの連数字を暗証番号として登録することはできません。また、「02」、「002」のように「0」から始まる番号を入力した場合は、「0」の入力は認識されず「2」と入力した時と同じ「0000002」として設定されます。

  • (クリア)を押すと、入力した数字を取り消すことができます。
  • 部門IDの変更はできません。
  1. [制限のON/OFFと制限面数の設定]を押します。
  1. 制限面数を設定します。
  • 面数を制限する項目の[ON]を押します。

制限を解除する場合は、[OFF]を押します。

  • 面数を制限する項目の[]を押して、(テンキー)で制限面数を入力します。
  • (クリア)を押すと、入力した数字を取り消すことができます。
  • 制限面数の入力範囲は0~999999です。設定した数値を超えるプリントはできません。
  • 制限面数とは、プリント面に対しての数です。1枚の用紙に両面プリントした場合は面数は2になります。
  • [OK]→[OK]を押します。

  1. ボックス機能を制限する場合は、[ファンクション制限]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

選択する項目

[ON]: すべての機能が部門別ID管理の対象になります。
[OFF]: プリント機能のみ部門別ID管理の対象になります。
  1. [閉じる]→[OK]を押します。

制限面数の設定をONにすると、以下の画面にカウント残数(制限面数-カウント面数)が表示されます。


プリント設定画面

表示される項目

トータルプリント残数
プリント残数


現在使用しているコントロールカードのカウント情報を確認する

現在使用しているコントロールカード(部門ID)のカウント面数と制限面数を確認することができます。


  1. システム状況画面が表示されていない場合、[システム状況/中止]を押します。
  1. [カウント確認]を押します。

  1. カウントを確認したあと、[閉じる]→[閉じる]を押します。


カウント情報の確認とプリントをする

部門ごとに使用したプリント面数のカウントを表示したり、リストをプリントすることができます。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [カウント管理]を押します。

  1. カウントの確認、またはプリントをします。

部門IDが空欄(表示なし)のプリント面数は部門IDに対応していないプリンタドライバなどからのプリント(ID不定ジョブ)です。


  • ][]を押して任意の部門を表示させたあと、内容を確認します。
  • ][]を長押しすると、ページ番号が増減し、キーを離した時点のページが表示されます。部門IDが大量に登録されている場合に、すばやく目的の部門IDを表示させることができます。

  • [カウントプリント]を押します。
  • [はい]を押します。
  • プリントを中止する場合は、[中止]を押します。
  • プリント中の画面を閉じる場合は、[閉じる]を押します。
  • 共通仕様設定(初期設定/登録)のカセットオート選択のON/OFFの[その他]でONに設定されている給紙箇所に、A3、B4、A4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターRの普通紙、再生紙または色紙がセットされているときにリストをプリントできます。(→「カセットオート選択のON/OFFを設定する」)

  1. [閉じる]→[OK]を押します。


カウント情報を消去する

登録されている部門のカウント数を消去します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [カウント管理]を押します。

  1. [オールクリア]を押します。

部門ごとに消去したい場合は、[][]を押して、消去したい部門を表示させて選択したあと、[クリア]を押します。

  1. [はい]を押します。
  1. [閉じる]→[OK]を押します。


ID不定のプリントジョブを受け付けるかどうか設定する

部門IDに対応していないプリンタドライバなどからのプリントをさせるか、させないかの設定をします。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [ID不定プリンタジョブの許可]の[ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

選択する項目

[ON]: 部門IDに対応していないプリンタドライバなどからのプリントを行います。
[OFF]: 部門IDに対応していないプリンタドライバなどからのプリントを行いません。