リモートUI

リモートUIの使いかたについて説明しています。



リモートUIを使用する

リモートUIの概要と起動するまでの説明をしています。



こんなことができます

リモートUI(User Interface)は、お手持ちのWebブラウザからネットワークを経由して本製品にアクセスし、本製品の状況の確認やジョブの操作、各種設定などができるソフトウェアです。リモートUIを使用するためのソフトウェア(Webサーバ)は本製品に内蔵されているので、Webブラウザ以外のソフトウェアを用意する必要はありません。ネットワーク上の本製品がパソコンとつながっていれば、リモートUIを使うことができます。
本製品のコントロールパネルを使用して、本製品用のIP(Internet Protocol)アドレスを指定し、必要なネットワーク接続を行います。Webブラウザを起動して本製品のIPアドレスを指定すると、リモートUIの画面が表示され、リモートUIを使えるようになります。

  • ネットワーク上のパソコンから本製品の状況を確認できます

リモートUIでは、ネットワーク経由で本製品にアクセスして、現在の状況や各種情報、ジョブの処理状況などを表示することができます。本製品の前に行かなくても、離れた場所からパソコンで本製品を管理できます。Webブラウザで本製品のIPアドレスを指定すると、次のようなリモートUIのトップページが表示されます。

リモートUIのトップページにある左側に並ぶボタンは、リモートUIの各機能をお使いになるときにクリックします。

リモートUIのトップページに戻すときにクリックします。
トップページには、プリンタの状況、製品名などが表示されます。
本製品の状況や各種情報、オプションの装備情報、設定情報などを表示するときにクリックします。
本製品で処理しているジョブの状況の確認、変更などをするときにクリックします。
本製品のボックスに保存されている文書のプリント、複製などをするときにクリックします。
お使いのパソコンやネットワーク上に保存されているPDFファイルや画像ファイルを開かずに、そのまま本機でプリントしたいときにクリックします。この機能は、ダイレクトプリント拡張キットを有効にしたときのみご利用になれます。
本製品の各種設定を設定/変更するときにクリックします。
表示中の画面を最新の情報に更新するときにクリックします。
リモートUIでは、表示中のページは自動的に更新されません。このボタンをクリックして、デバイスに関する最新の情報を取得します。

おことわり
  • トップページの表示言語で言語を選択したあと[言語切替]をクリックすると、本製品の操作パネルで使用している言語に関係なく、画面に表示される言語を切り替えることができます。
  • リモートUIの表示言語と、本製品の操作パネルの表示言語が異なる場合、リモートUI上の文字が正しく表示されないことがあります。
  • 共通仕様設定(初期設定/登録)の「表示言語の切替」を「ON」にすると、入力できる文字を制限されることがあります。

  • 本製品のさまざまな設定や操作をパソコンから行うことができます

リモートUIでは、ジョブの中断や再開、ボックス内のジョブの操作、各種設定などができます。本製品の操作パネルを使用しなくても、パソコンから本製品の設定をしたり操作したりすることができます。

  • ボックスに保存されている文書をパソコンの画面で確認することができます

[ボックス]から、本製品のボックスに保存されている文書をTIFFまたはJPEG形式の画像ファイルとして表示することができます。


おことわり
  • TIFF形式の画像ファイルを表示するには、TIFFに対応しているアプリケーション(Windowsの場合はイメージングなど)が必要です。
  • JPEG形式の画像ファイルを表示するには、JPEGに対応しているアプリケーション(Windowsの場合はMicrosoft Internet Explorerなど)が必要です。
  • Macintoshで画像ファイルを表示する場合は、TIFF、JPEG形式に対応しているアプリケーションが必要です。QuickTimeを使用してTIFF形式の画像ファイルを表示する場合は6.0.1以降が必要です。

  • MEAP Portalへのリンク

MEAP Portalへのリンクに表示されている、http://<本製品のIPアドレス:8000>/をクリックすることにより、リモートUIのトップページからMEAPのアプリケーション一覧を表示することができます。


おことわり
  • ログインサービスによる認証を、管理者ユーザ以外で行った場合、管理者用アプリケーションの設定はすることはできません。(→MEAP認証システム設定
  • 設定しているログインサービスによっては、部門別ID管理を「OFF」にして、システム管理者を設定していないときには認証が行われず、すべてのユーザが管理者ユーザになる場合があります。(→部門別ID管理を設定する(部門別ID 管理)
  • [MEAP Portalへのリンク]は、「PortalService」というMEAPアプリケーションがインストールされているときに表示されます。「PortalService」はMEAP Administration Software CD-ROMに入っているファイルを使用して、インストールすることができます。


必要なシステム環境

リモートUIは、以下のシステム環境での動作を保証しています。

  • Windows
  • 対応Webブラウザ
    Internet Explorer 6 以降
  • OS(Operating System)
    上記のWebブラウザが動作するOS
  • Macintosh
  • 対応Webブラウザ
    Safari 1.3.2 以降
  • OS(Operating System)
    Mac OS 10.3 以降

おことわり
  • MEAPのログインサービスによっては、使用できるブラウザが制限される場合があります。ログインサービスの詳細は、「MEAP認証システム設定」を参照してください。
  • お使いのWebブラウザの種類やバージョンによっては、リモートUIの画面表示が異なる場合があります。
  • 本製品は、IPv6アドレスにも対応しています。IPv6アドレスにアクセスするには、お使いの環境がIPv6に対応している必要があります。
  • Webサーバなど、上記以外のソフトウェアは必要ありません。(Webサーバは本製品に内蔵されています。)


リモートUIを起動する前に(準備)

リモートUIを起動する前に、以下の設定を行ってください。

  • ネットワーク設定

システム管理設定(初期設定/登録)の「ネットワーク設定」の項目を設定します。また本製品のIPアドレスを確認してください。IPアドレスがわからないときは、管理者に相談してください。(→ネットワーク

  • MEAP設定

システム管理設定(初期設定/登録)の「MEAP設定」の「HTTPを使用」を「ON」に設定します。(→HTTPサーバを使用するか設定する(HTTPを使用))Default Authenticationを使用する場合は、「MEAP設定」の「HTTPを使用」を「ON」に設定する必要はありません。

  • リモートUIを「ON」に設定する

システム管理設定(初期設定/登録)の「リモートUIのON/OFF」を「ON」に設定します。また、システム管理設定(初期設定/登録)の「デバイス情報の設定」も行っておくことをおすすめします。


おことわり
  • プロキシサーバ経由で接続することはできません。プロキシサーバをお使いの環境では、以下のような設定を行ってください。(設定はネットワーク環境によって異なりますので、ネットワーク管理者に相談してください。)
  • Webブラウザのプロキシサーバの設定で、[例外](プロキシを使用しないアドレス)に本製品のIPアドレスを追加します。
  • Webブラウザで、クッキー(Cookie)、JavaScriptが利用できるように設定していない場合は、本製品の設定を変更することはできません。
  • 本製品の操作パネルを使用しているときは、リモートUIで同じ操作をすることはできません。
  • 同時に複数のリモートUIを起動しているときは、最後に行った設定が有効になります。リモートUIは1つだけ起動することをおすすめします。
  • Webブラウザから文字を入力するときは、本製品のタッチパネルディスプレイから入力できる文字を使用してください。それ以外の文字を使用すると、本製品で正常に表示/認識されないことがあります。
  • MEAPログインサービスを使用している場合、IPアドレス範囲設定において、Webブラウザを起動するPCのIPアドレスの他に「127.0.0.1」が許可されているようにしてください。
    IPv6アドレスへアクセスする場合も、上記アドレスを有効にする必要があります。


リモートUIを有効にする

リモートUIを有効にするかどうかの設定は、本製品の操作パネルから行います。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[リモートUIのON/OFF]を押します。

  • システム管理部門IDとシステム管理暗証番号が設定されている場合は、[システム管理設定]を押したあとにシステム管理部門IDと暗証番号を(テンキー)で入力して(認証)を押します。
  • 目的の画面が表示されていない場合は、[][]を押して画面を表示させます。
  1. [ON]を押してSSLを使用するかどうか選択します。

<SSLを使用>:

[ON]: SSLのセキュア通信を使用します。
[OFF]: SSLのセキュア通信を使用しません。
  • 「SSLを使用」の設定変更は、MEAP設定(システム管理設定)の「HTTPを使用」にある「SSLを使用」にも適用されます。
  1. 基本画面に戻るまで[閉じる]を押していきます。
  1. 本製品の主電源を切り、10秒後に主電源を入れなおします。
  • リモートUIのON/OFFの設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあとに有効になります。


リモートUIを起動する

次の操作に従い、リモートUIを起動します。


おことわり

  1. Webブラウザを起動します。
  1. [アドレス]または[場所]に以下のURLを入力します。

http://<本製品のIPアドレス>/

  • ログインサービスを設定していない場合、手順3以降の操作は必要ありません。本製品のシステム管理設定(初期設定/登録)でシステム管理者情報を設定しているとき、管理者ユーザの場合は設定された内容(パスワードなど)を入力してログインしてください。一般ユーザの場合はログインせずに[キャンセル]をクリックしてください。
  • リモートUIのURLについては、システム管理者にお問い合わせください。
  • 「エラーがおきました」というメッセージが表示されるなど、リモートUIが正常に起動しない場合は、Webブラウザのキャッシュクリアを実行してください。
  1. 表示された項目を入力したあと、[ログイン]をクリックします。


ログインサービスにSSO-Hを設定している場合

リモートUIの画面が表示されます。

  • Active Directoryが搭載されているパソコンとログインするパソコンの時刻の設定が30分以上ずれていると、SSO-Hでのログイン時にエラーが発生します。SSO-Hでログインする場合は、時刻を合わせてください。
  • Default Authenticationに設定している場合で、本製品のシステム管理設定(初期設定/登録)にシステム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理部門ID、パスワードにシステム管理暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。
  • SSO-Hで認証するときのユーザ名は、Active Directoryに登録した「ユーザーログオン名(Windows 2000以前)」の内容を使用します。
  • SSO-Hの認証に使用するユーザ名は、半角英数字および.(ピリオド)、-(ハイフン)、_(アンダーバー)のみで設定してください。使用できない文字を設定すると、ログインできません。
  • SSO-HのDNSドメイン名は本製品の所属しているドメイン名に加え、最大4つの信頼関係のあるドメイン名を選択することができます。
  • Default Authentication、SSO-Hは複数インストールしていても、同時に使用することはできません。SSO-Hのログイン画面は、設定されているログインサービスの画面のみ表示されます。


いろいろな機能の確認/管理

リモートUIの各機能の確認や管理のしかたについて説明しています。



デバイスの状態や情報を表示する

リモートUI(User Interface)では、用紙残量やエラー状況などデバイスの現在の状態を調べることができます。また、デバイスの管理者や設置場所、プロトコルの設定値なども調べることができます。


  1. [デバイス]をクリックしたあと、表示されるメニューから表示する項目を選択します。

表示される項目

[デバイス状態]: 用紙残量、エラー状況、消耗品などデバイスの現在の状態が表示されます。[エラー情報]をクリックすると、エラーの詳細が表示されます。
[デバイス情報]: デバイスの管理者や設置場所などデバイスに関する情報が表示されます。
[デバイス装備]: フィニッシャなどデバイスの装備情報と、現在の装備状態で利用可能な機能が表示されます。
[ネットワーク環境]: デバイスのプロトコル設定の設定値が表示されます。
[カウンタ確認]: デバイスでプリントしたページ数が表示されます。


ジョブの管理をする

リモートUIでは、ジョブの状況確認やジョブの中止/再開などの管理ができます。


おことわり
  • [ジョブ履歴の表示]を[OFF]に設定している場合は、[ジョブ履歴]は表示されません。
  • 暗号化セキュアプリントジョブの状況確認やジョブの中止/再開をリモートUIから行うことはできません。
  • リモートUIから行うことができるジョブの管理は、本体操作パネルの[システム状況/中止]からも行うことができます。操作パネルから行う方法については、「基本的な使い方」を参照してください。


プリントジョブの管理をする

  1. [ジョブ]をクリックします。

部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。


  • [状況]をクリックします。
  • 操作したいジョブに対応する以下のボタンを選択します。

選択する項目

選択されているジョブが削除(処理が中止)されます。削除されたジョブを元に戻すことはできません。
現在出力中のジョブの次に出力されます。
パソコン(プリンタドライバ)からのプリントジョブの出力が中断されます。(ボックスプリントのジョブなどにはこのボタンは使用できません。)
停止中のパソコン(プリンタドライバ)からのプリントジョブの出力が再開されます。(ボックスプリントのジョブなどにはこのボタンは使用できません。)

  • [状況]をクリックします。
  • 詳細を表示するジョブの受付番号をクリックします。

  • [履歴]をクリックします。
  • [プリントジョブ履歴]ドロップダウンリストから表示させる項目を選択したあと、[表示切替]をクリックします。

表示される項目

[プリンタ]: プリントジョブ履歴を表示します。
[ローカルプリント]: ボックスからのプリントジョブを含むローカルプリントジョブ履歴を表示します。
[レポートプリント]: レポートプリントジョブ履歴を表示します。
[ネットワーク]: ネットワークジョブ履歴を表示します。
  • [プリントジョブ履歴]ドロップダウンリストに表示される項目は、装着しているオプションによって異なります。

  • [履歴]をクリックします。
  • [CSV形式で保存]をクリックします。
  • [保存]をクリックします。
  • 保存する場所を指定して、ファイル名を入力したあと、[保存]をクリックします。

ファイル名を入力しない場合は、以下のファイル名で保存されます。

  • プリンタ:
pprint.csv
  • ローカルプリント:
plocal.csv
  • レポートプリント:
preport.csv
  • ネットワーク:
network.csv

ファイルに保存される項目の種類、順番は、各ジョブ履歴のリストに表示されている項目の種類、順番と同じです。

  • ジョブ履歴には直前の100件分のジョブが表示されます。(直前の101件目以前のジョブは履歴として残りません。)
  • ジョブ履歴をCSV形式で保存するときに表示されるウィンドウは、ブラウザのメーカーやバージョンによって異なります


ボックスの管理をする

リモートUIでは、ボックスに保存されている文書の操作とボックスの設定ができます。

保存された文書が一時的に保存される場所(ボックス)です。最大100個のユーザボックスに文書を保存できます。保存されている文書のプリント、ボックス間の複製、消去ができます。また、ボックスに名前を付けたり、暗証番号を設定することもできます。


おことわり
  • リモートUIから行うことができるボックスの管理は、本製品の操作パネルからも行うことができます。操作パネルから行う方法については、「ボックス」を参照してください。


ユーザボックス

  1. [ボックス]をクリックして、操作するボックス番号をクリックします。

部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。

ボックスに暗証番号が設定されているときは、暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。

ボックス番号を入力して、[開く]をクリックしてもボックスを指定することができます。

  1. 操作する文書の先頭にチェックマークを付けたあと、以下のボタンを選択します。

選択する項目

文書を本製品からプリントできます。
ボックスに保存されている文書を他のボックスに複製できます。
ボックスの文書を消去できます。消去した文書を元に戻すことはできません。
ボックスに保存されている複数の文書を1つにまとめて保存することができます。
ボックスに保存されている他の文書の任意のページに挿入して、新規文書を生成することができます。
ボックス内に保存されている文書の内容をプリントすることができます。

[文書名][日付/時刻]をクリックして、文書一覧を並べ替えることができます。


  • [プリント]をクリックします。
  • 必要に応じてプリント設定を変更したあと、[プリント開始]をクリックします。

ボックスの文書をプリントする場合は、文書を選択してから以下のボタンをクリックすると、プリントする順番を変更できます。

  • 1番上に移動
  • 1つ上に移動
  • 1つ下に移動
  • 1番下に移動

[プリント後文書消去する]にチェックマークを付けると、プリント後にボックスから文書を消去できます。


  • [プリント設定変更]をクリックします。
  • 必要に応じてプリント設定を変更します。

[元の設定に戻す]をクリックすると、前の画面に戻り、元のプリント設定でプリントできます。

  • 必要な設定を行ったあと、[プリント開始]をクリックします。

組み合わせることができない設定を行うと、エラーのダイアログボックスが表示され、プリントできません。その場合は、操作をやりなおしてください。

  • [プリント設定登録]は、1文書選択時に[プリント設定変更]から変更した設定内容を登録するときにクリックします。
  • それぞれの機能については、「ボックス」を参照してください。
  • プリント設定に表示される項目は、装着しているオプションによって異なります。

  • [複製]をクリックします。
  • [名称]ドロップダウンリストから複製先のボックスを選択したあと、[開始]をクリックします。

  • [消去]をクリックします。

  • [結合保存]をクリックします。
  • 必要な設定を行い、[開始]をクリックします。

文書を選択してから以下のボタンをクリックすると、結合する順番を変更できます。

  • 1番上に移動
  • 1つ上に移動
  • 1つ下に移動
  • 1番下に移動

  • [文書挿入]をクリックします。
  • 挿入する文書を指定して、[次へ]をクリックします。
  • 必要な設定を行い、[挿入開始]をクリックします。

文書挿入の前画面に戻るには、[戻る]をクリックします。


  • [リストプリント]をクリックします。
  • [OK]をクリックします。
  1. 文書の詳細情報を表示する場合は、文書名をクリックします。

](種類)をクリックしても、文書に関する詳細な情報を表示することができます。

  1. 文書のイメージ画像を表示する場合は、[](サイズ)をクリックします。

アイコンについての詳細は、「ボックス」を参照してください。

このボタンをクリックすると、文書名を変更することができます。
消去するページの先頭にチェックマークを付けて、[ページ消去]ボタンをクリックすると、文書の任意のページを消去することができます。
このボタンをクリックして、消去するページを指定すると、連続した複数のページを一度に消去することができます。
文書のページ数が100ページを超える場合、ドロップダウンリストから表示させるページの範囲を選択することができます。
  • イメージ画像を表示できるのは、ボックスに保存した文書です。
  • イメージ画像を表示できない文書の場合は、[](サイズ)が表示されません。
  • 表示するイメージ画像のサイズが1MBを超えている場合は、「選択された画像は、データサイズが1MB以上です。モニタに表示するのに時間がかかる場合がありますが、表示しますか?」というメッセージが表示されます。画像を表示する場合は、[OK]をクリックします。[キャンセル]を押すと画像は表示されません。
  1. ボックス名、暗証番号の設定や登録をする場合は、[設定]をクリックします。
  1. 各項目を設定したあと、[OK]をクリックします。
  • ボックスの詳しい説明は、「ボックス」を参照してください。


PDFファイルや画像ファイルをダイレクトプリントする(ダイレクトプリント)

リモートUIから、PDFファイルや画像ファイルを指定してダイレクトプリントすることができます。


おことわり
  • PDFファイル、画像ファイルをダイレクトプリントする場合は、オプションのダイレクトプリント拡張キットを有効にします。
  • ダイレクトプリントできる画像ファイルは、TIFFファイルとJPEGファイルです。
  • ダイレクトプリントには時間がかかる場合があります。[プリント開始]を連続してクリックしないでください。
  • ダイレクトプリントを使用してプリントできない場合や印字位置がずれる場合でも、ファイルをアプリケーションから開いてプリンタドライバを使用すれば正しくプリントできる場合があります。


PDFファイルを開かずに直接プリントする

  1. [ダイレクトプリント]をクリックしたあと、表示されるメニューから[PDFファイル]を選択します。

部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。

  1. プリントするPDFファイルの場所を、ファイルへのパスまたはURLで指定します。

PDFファイルの場所を指定する場合は、入力する項目のラジオボタンも選択してください。ラジオボタンで選択した項目の設定のみ有効となります。

PDFファイルの場所をURLで指定する際、ユーザ名とパスワードが設定されている場合は、ユーザ名とパスワードを入力してください。

複数のPDFファイルを同時に指定することはできません。

指定するPDFファイルにパスワードが設定されている場合は、パスワードを入力してください。

  • URLを指定してプリントする場合は、PDFファイルのダウンロードが終了するか、Webサーバとの接続が切断されるまで次のプリントジョブを行うことはできません。
  • URLを指定してプリントする場合のプロトコルは、HTTPにのみ対応しています。
  1. 印刷範囲を指定します。

プリント範囲をページ番号で指定する場合は、[ページ指定]のラジオボタンを選択してから数字を入力してください。ラジオボタンで選択した項目の設定のみ有効となります。

  1. プリントの設定をします。

設定項目が表示されていない場合は、スクロールさせてください。

[標準に戻す]を押すと、設定する前の状態に戻すことができます。

  1. [プリント開始]をクリックします。

送信したプリントジョブを確認するときは、[プリント開始]をクリックしたあとに表示されるメッセージ画面で[ジョブ一覧]をクリックします。



画像ファイルを開かずに直接プリントする

  1. [ダイレクトプリント]をクリックしたあと、表示されるメニューから[画像ファイル]を選択します。

部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。

  1. プリントする画像ファイルの場所を指定します。

複数の画像ファイルを同時に指定することはできません。

  1. プリント範囲の指定やプリント設定をしたあと、[プリント開始]をクリックします。

プリント範囲をページ番号で指定する場合は、[ページ指定]のラジオボタンを選択してから数字を入力してください。ラジオボタンで選択した項目の設定のみ有効となります。

[標準に戻す]を押すと、設定する前の状態に戻すことができます。

送信したプリントジョブを確認するときは、[プリント開始]をクリックしたあとに表示されるメッセージ画面で[ジョブ一覧]をクリックします。



使いかたにあわせた設定

リモートUIの各機能の設定のしかたについて説明しています。システム管理者のIDと暗証番号が設定されている場合、これらの設定を変更できるのはシステム管理者のみです。



システム管理の設定をする


システム管理情報の設定をする

リモートUIでは、本製品のシステムを管理する情報の設定ができます。


おことわり
  • SSO-Hのログインサービスによる認証を設定しているとき、ユーザタイプが一般ユーザの場合は初期設定/登録を操作することができません。
  • SSO-Hのログインサービスによる認証を設定しているとき、ユーザタイプが管理者の場合は初期設定/登録を操作することができます(システム管理部門IDとシステム管理暗証番号を入力するダイアログボックスが表示されたときは、該当項目を入力してください)。
  • リモートUIから行うことができるシステム管理設定の一部は、本体操作パネルの(初期設定/登録)→[システム管理設定]→[システム管理者情報の設定]からも行うことができます。操作パネルから行う方法については、「システム管理者情報を設定する(セキュリティ)」を参照してください。
  • システム管理部門IDやシステム管理暗証番号は7桁まで登録できます。7桁に満たない場合は以下のようになります。例:「321」と入力→「0000321」と設定されます。

  1. [初期設定/登録]をクリックしたあと、表示されるメニューから[システム管理]を選択します。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. [編集]をクリックします。
  1. 必要な項目を設定したあと、[OK]をクリックします。

1. 掲示板の設定をします。

ステータス表示部: タッチパネルディスプレイの最下段にメッセージを表示します。
表示するメッセージを23文字(全角の場合は11文字)以内で入力してください。
ポップアップウインドウ: タッチパネルディスプレイにメッセージを表示します。
表示するメッセージを各行23文字(全角の場合は11文字)以内で入力してください。(4行まで入力できます。)
表示方法: [ポップアップウインドウ]の表示方法を設定します。
  • [常に表示]の場合は、タッチパネルディスプレイに表示されるメッセージを消すことはできません。(メッセージを消すときは、本体操作パネルの(初期設定/登録)から[掲示板の消去]を選択するか、リモートUIで設定しなおします。)
  • [オートクリア時に表示]の場合は、[閉じる]を押すと、タッチパネルディスプレイに表示されているメッセージを消すことができます。タッチパネルディスプレイのオートクリアが動作したあとに再表示されます。
リモートUI: リモートUIのトップページにも[ポップアップウインドウ]の内容を表示します。

2. ジョブ履歴を表示するかしないかの設定をします。

ジョブ履歴表示のON/OFF: ジョブ履歴を表示させる場合に選択します。
管理ソフトからのジョブ履歴取得: 管理ソフトからジョブ履歴を取得する場合に選択します。ジョブ履歴表示のON/OFFがONの場合は、ここでの設定は常にONになります。

3. ページ記述言語選択(プラグ&プレイ)の設定をします。

ページ記述言語選択(プラグ&プレイ)を設定する機能を選択します。パソコン側では、指定された機能に対応するドライバを検出してインストールを行います。
ここでの設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあと有効になります。

4. デバイス情報の設定をします。

デバイス名: デバイスの名前を入力します。32文字(全角の場合は16文字)以内で入力してください。
設置場所: デバイスの設置場所を入力します。32文字(全角の場合は16文字)以内で入力してください。

5. システム管理者情報の設定をします。

システム管理者名: システム管理者の名前を入力します。32文字(全角の場合は16文字)以内で入力してください。
連絡先: システム管理者の連絡先を入力します。32文字(全角の場合は16文字)以内で入力してください。
メールアドレス: システム管理者の電子メールアドレスを入力します。64文字以内で入力してください。
システム管理者コメント: システム管理者に関するコメントを入力します。32文字(全角の場合は16文字)以内で入力してください。

6. サービス担当者情報の設定をします。

サービス担当者名: サービス担当者の名前を入力します。32文字(全角の場合は16文字)以内で入力してください。
サービス担当者連絡先: サービス担当者の連絡先を入力します。32文字(全角の場合は16文字)以内で入力してください。
サービス担当者コメント: サービス担当者に関するコメントを入力します。64文字(全角の場合は32文字)以内で入力してください。

7. サポートリンクの設定をします。

URL: リモートUIのトップページに表示される[サポートリンク]のリンク先URLを指定します。

8. MEAPの設定をします。

HTTPを使用する: Webブラウザから本製品にアクセスしてMEAP機能を使用する場合に設定します。設定を変更後、本体を再起動すると変更した設定を有効にすることができます。

9. リモートUIの設定をします。

SSLを使用する: SSL暗号化通信機能を使用する場合に設定します。MEAPのSSL設定も変更されます。設定を変更後、本体を再起動すると変更した設定を有効にすることができます。
  • [システム管理設定の編集]ページの設定項目は、お使いのオプションによって、表示される項目が異なる場合があります。

  • [IDと暗証番号の登録]をクリックします。
  • 必要な項目を設定したあと、[OK]をクリックします。

表示される項目

IDと暗証番号を設定する: システム管理者のIDと暗証番号を設定します。チェックマークを付けると、初期設定/登録の設定をするときにIDと暗証番号を入力するダイアログボックスが表示されるようになります。
システム管理者ID: システム管理者のIDを設定します。7桁までの半角数字を入力してください。
システム管理暗証番号: システム管理者の暗証番号を設定します。7桁までの半角数字を入力してください。
確認入力: 暗証番号と同じ番号を入力します。暗証番号と異なる番号を入力した場合は、エラーのダイアログボックスが表示されます。


本体の再起動をする

システム管理者の設定をしている場合は、リモートUIから本製品の再起動ができます。


おことわり
  • 本体を再起動すると、現在実行されているジョブがすべて中止になります。すべてのジョブが終了したのを確認してから再起動してください。
  • システム管理者情報の設定をしていない場合は、リモートUIから本製品を再起動することはできません。
  • ネットワーク設定を変更後、本体を再起動すると、変更した設定を有効にすることができます。
  • 再起動後、オプション機器が認識されない場合は、オプション機器側の電源をいったん切って入れなおしてください。電源スイッチについての詳しい説明は、「お使いになる前に」を参照してください。

  1. [初期設定/登録]をクリックしたあと、ユーザ名、パスワードを入力します。
  1. 表示されるメニューから[システム管理]を選択します。

  1. [本体の再起動]をクリックします。
  1. [再起動実行]をクリックします。
  1. [OK]をクリックします。
  • 本体を再起動すると、現在実行されているジョブがすべて中止になります。すべてのジョブが終了したのを確認してから再起動してください。
  • 本体の再起動には約30秒かかります。


部門別ID管理をする

リモートUIでは、部門別にID管理ができます。

リモートUIから部門別ID管理を設定する方法については、以下の手順に従ってください。


おことわり
  • オプションのカードリーダ-C1装着時は、部門別ID管理を行います。
  • リモートUIから行うことができる部門別ID管理は、本体操作パネルの(初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]からも行うことができます。部門別ID管理の詳しい説明は、「部門別ID 管理を設定する(部門別ID管理)」を参照してください。
  • オプションのカードリーダ-C1装着時は、以下の手順の画面とは表示が異なります。

  1. [初期設定/登録]をクリックしたあと、表示されるメニューから[部門別ID管理]を選択します。

本製品に登録されている部門IDの一覧が100件ずつ表示されます。別の100件を表示するには、[1~100]のドロップダウンリストから選択します。

  • オプションのカードリーダ-C1装着時は、[](新規部門の登録)、[](部門の削除)は表示されません。
  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. 部門IDの管理方法を設定する場合は、[設定]をクリックして表示される[部門別ID管理の設定]ページで各項目を設定したあと、[OK]をクリックします。

表示される項目

部門別ID管理をする: 部門別ID管理ができます。チェックマークを付けると、本製品を使用する前に部門IDの入力が必要になり、部門ごとのカウンタ管理やプリント面数の制限などができるようになります。また、ジョブやボックスの操作をするときにも、部門IDと暗証番号の入力が必要になります。
オプションのカードリーダ-C1装着時は、この項目は表示されません。
ファンクション制限する: 部門別ID管理の対象にするかしないかを、ファンクションごとに設定することができます。チェックマークを付けると、すべての機能が部門別ID管理の対象になります。チェックマークをはずすと、プリント機能のみ部門別ID管理の対象となります。
ID不定プリントジョブを許可する: チェックマークを付けると、部門別ID管理に対応していないプリンタドライバからのプリントも可能になります。チェックマークをはずすと、部門別ID管理に対応しているプリンタドライバからのみプリントが可能になります。
[カウントオールクリア]: 全部門のカウンタの値を0に戻すことができます。
  1. 部門を登録する場合は、[](新規部門の登録)をクリックして表示される[新規部門の登録]ページで必要な項目を設定したあと、[OK]をクリックします。

表示される項目

部門ID: 部門IDを7桁までの半角数字で入力します。
暗証番号: 暗証番号を7桁までの半角数字で入力します。
確認入力: 暗証番号と同じ番号を入力します。暗証番号と異なる番号を入力した場合は、エラーのダイアログボックスが表示されます。
制限面数: 設定する項目にチェックマークを付け、その部門のプリントに許可する最大面数を半角数字で入力します。
  • オプションのカードリーダ-C1装着時は、新規部門の登録はできません。
  1. 部門を削除する場合は、削除する部門IDのラジオボタン→[](部門の削除)を順にクリックします。
  • オプションのカードリーダ-C1装着時は、部門の削除はできません。
  1. 確認のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
  1. 暗証番号と制限面数を変更する場合は、部門IDをクリックして表示される[部門の編集]ページで必要な項目を変更したあと、[OK]をクリックします。

[部門ID]の左側にある[]をクリックして表示することもできます。

  • 部門のカウントを消去する場合は、[カウントクリア]をクリックします。確認のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。


デバイスの設定情報をファイルに保存する/ファイルから読み込む

リモートUIでは、プリンタの設定などをパソコンのファイルに保存したり、ファイルから読み込んで本製品に登録することができます。本製品に登録されている設定情報を別のデバイスで使用するときや、バックアップするときなどに利用します(大切なデータは、定期的にバックアップを行ってください)。インポート/エクスポートはデータの交換を目的としたもので、リモートUIのみの機能です。


おことわり
  • インポート/エクスポートは動作が完了するまでに6分以上かかることがあります。動作が完了するまで、本製品の主電源を切らないでください。本製品が故障する恐れがあります。
  • エクスポート中は、動作が完了するまで画面の表示が変わりません。砂時計など、ポインタが処理中の表示の間は、[エクスポート開始]を押さないでください。
  • ファイルのインポート/エクスポート中は、本製品の操作パネルは使用できません。
  • [インポート/エクスポート]で[初期設定/登録]を選択したときは、本体操作パネルの以下の項目をバックアップ/リストアすることができます。
  • 共通仕様設定
  • タイマー設定(時刻微調整はインポート/エクスポートできません。)
  • 調整/クリーニング
  • レポート出力
  • システム管理設定(日付/時刻、部門別ID管理のプリント面数、転送設定、システムボックス設定、ネットワーク設定のSNMP設定のSNMPv3のユーザ設定、コンテキスト設定は、インポート/エクスポートできません。)


初期設定/登録の設定をファイルに保存する(エクスポート)

初期設定/登録の設定内容をファイルとしてパソコンに保存できます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[インポート/エクスポート]を選択したあと、[初期設定/登録]→[エクスポート]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. [エクスポート開始]をクリックします。
  1. 画面の指示に従って、ファイルの保存場所を指定します。


初期設定/登録の設定をファイルから読み込む(インポート)

パソコンに保存したファイルから、初期設定/登録の設定内容を本製品に読み込むことができます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[インポート/エクスポート]を選択したあと、[初期設定/登録]→[インポート]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. [参照]をクリックしてインポートするファイルを選択したあと、[インポート開始]をクリックします。
  • インポートするときは、同一機種からエクスポートしたデータをご使用ください。
  • システム管理者ID、部門ID、ネットワーク情報なども上書きされます。
  • インポートした初期設定/登録の設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあとに有効になります。インポートを実行したあと、一度本製品の主電源を切り、10秒後に主電源を入れなおしてください。
  • 初期設定/登録のインポート後は、本製品の主電源スイッチを入れなおすまでリモートUIからの操作を行うことができません。一度本製品の主電源を切り、10秒後に主電源を入れなおしたあと、リモートUIを再起動してください。
  • ネットワーク設定のSNMPv3設定のユーザ設定、コンテキスト設定はインポート/エクスポートされません。
  • インポートの操作は、他のジョブが実行されていない状態で行ってください。


プリンタ仕様設定をファイルに保存する(エクスポート)

プリンタ仕様設定の情報をファイルとしてパソコンに保存できます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[インポート/エクスポート]を選択したあと、[プリンタ仕様設定]→[エクスポート]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. [エクスポート開始]をクリックします。
  1. 画面の指示に従って、ファイルの保存場所を指定します。


プリンタ仕様設定をファイルから読み込む(インポート)

パソコンに保存したファイルから、プリンタ仕様設定の情報を本製品に読み込むことができます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[インポート/エクスポート]を選択したあと、[プリンタ仕様設定]→[インポート]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. [参照]をクリックしてインポートするファイルを選択したあと、[インポート開始]をクリックします。
  • インポートするときは、同一機種からエクスポートしたデータをご使用ください。


用紙情報の設定をファイルに保存する(エクスポート)

用紙情報の設定内容をファイルとしてパソコンに保存できます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[インポート/エクスポート]を選択したあと、[用紙情報]→[エクスポート]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. 用紙情報の種別を選択したあと、[エクスポート開始]をクリックします。

表示される項目

種別: ドロップダウンリストから、ファイルに保存する用紙情報の種別を選択します。
  1. [保存]をクリックしたあと、画面の指示に従って、ファイルの保存場所を指定します。


用紙情報の設定をファイルから読み込む(インポート)

パソコンに保存したファイルから用紙情報の設定内容を本製品に読み込むことができます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[インポート/エクスポート]を選択したあと、[用紙情報]→[インポート]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. 用紙情報の種別を選択して、[参照]をクリックしてインポートするファイルを選択したあと、[インポート開始]をクリックします。

表示される項目

種別: ドロップダウンリストから、更新する用紙情報の種別を選択します。
ファイルのパス: 読み込むファイルの場所を指定します。
  1. 画面の指示に従って、ファイルの保存場所を指定します。


デバイスの仕様設定をする

リモートUIでは、デバイスの仕様設定を行うことができます。

リモートUIからデバイスの仕様を設定する方法については、以下の手順に従ってください。


おことわり
  • リモートUIから行うことができるデバイスの仕様設定は、本体操作パネルの(初期設定/登録)から行うことができる操作の一部です。操作パネルから行う方法については、「セキュリティ」を参照してください。
  • デバイスの仕様設定の詳しい説明は、設定する機能に合わせて他のカテゴリおよび取扱説明書を参照してください。
  • 本体操作パネルの(初期設定/登録)から行うことができる操作のうち、以下のものは他のメニューから行います。
  • システム管理設定:
システム管理情報の設定: [初期設定/登録]の[システム管理]から設定できます。(→システム管理の設定をする
部門別ID管理: [初期設定/登録]の[部門別ID管理]から設定できます。(→部門別ID管理をする

  1. [初期設定/登録]をクリックしたあと、表示されるメニューから[仕様設定]を選択します。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. 設定する項目をクリックします。
  1. 各項目を設定したあと、[OK]をクリックします。
  • ネットワーク設定の変更は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあとに有効になります。設定を変更したあと、一度本製品の主電源を切り、10秒後に主電源を入れなおしてください。リモートUIから本製品を再起動することもできます。(→本体の再起動をする
  • 各項目の説明は、設定する機能に合わせて他のカテゴリおよび取扱説明書を参照してください。


ボックスデータをバックアップ/リストアする

本製品に格納されたボックスデータを、ネットワーク上に接続されたファイルサーバ上にバックアップすることができます。バックアップされたボックスデータは、ファイルサーバ上から復旧(リストア)することができます。

バックアップ/リストアされるデータは以下のとおりです。

  • ボックスの設定(ボックス名称、暗証番号、文書の自動消去までの時間)
  • ボックス文書
  • イメージ合成の登録フォーム

おことわり
  • ボックスデータのバックアップ/リストアは動作が完了するまで最大で7時間以上かかることがあります。動作が完了するまで、本製品の主電源を切らないでください。本製品が故障する恐れがあります。
  • ボックス文書のバックアップ/リストアは、ネットワーク上にSMBサーバが接続されている場合のみ利用できます。
  • 本体操作パネルで(初期設定/登録)→[共通仕様設定]を押して表示言語を切り替えたあと、本体の主電源を入れなおさないままボックス文書のバックアップ/リストアを実行した場合、正常にバックアップ/リストアされないことがあります。
  • バックアップされたデータは本製品またはバージョンアップ製品でリストアすることができます。
  • ボックスの基本的なことについては、「ボックス」を参照してください。
  • 大切なデータは、定期的にバックアップを行うことをおすすめします。


ボックスデータのバックアップ先を設定する

ボックスデータをバックアップするSMBサーバのアドレス、ユーザ名、パスワード、フォルダへのパスを指定します。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[バックアップ先の設定]をクリックします。

  1. 必要な項目を設定したあと、[OK]をクリックします。

表示される項目

ホストIPアドレス: サービスを提供しているホストコンピュータをネットワーク上で識別するためにつけられた固有の名前です。ここでは、ボックスデータをバックアップするSMBサーバのIPアドレスを以下のように入力します。
\\サーバ名\共有フォルダ名
ユーザ名: ボックスデータをバックアップするSMBサーバのユーザ名を入力します。
パスワード: パスワードを入力します。
フォルダへのパス: フォルダの所在を示す文字列です。ここでは、バックアップデータをSMBサーバ上のどこに格納するかを指定します。
バックアップデータを暗号化する: バックアップデータの暗号化を行う場合は、ラジオボタンを選択してパスワードを設定します。
  • ホストIPアドレス、ユーザ名、パスワード、フォルダへのパスが正しく入力されないと、バックアップが行われません。
  • ホストIPアドレスは、「かな漢」「カタカナ」「英字」「記号」「コード入力」モードで、半角128文字、全角64文字まで登録できます。
  • ユーザ名は、「かな漢」「カタカナ」「英字」「記号」「コード入力」モードで、半角128文字、全角64文字まで入力できます。
  • パスワードは、「英字」「記号(半角)」モードで、7文字以上48文字まで登録できます。
  • フォルダへのパスは、半角255文字(全角127文字)まで登録できます。
  • 「カタカナ(半角)」で入力した濁点(゛)、半濁点(゜)は半角1文字分に数えます。
  • フォルダのユーザ制限は「2」以上または「無制限」に設定してください。最大ユーザ数を「1」に設定した場合、正しくリストアが実行されません。
  • バックアップデータの暗号化を行う場合は、暗号化を行わない場合と比べて完了に時間がかかります。


ボックスデータのバックアップを実行する

ファームウェアのバージョンアップなどの前に、「ボックスデータのバックアップ先を設定する」で設定されたバックアップ先にボックスデータをバックアップします。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[バックアップ]→[実行]をクリックします。

バックアップ実行のステータスについては、[バックアップ状況]を確認してください。

バックアップの方法を指定する場合は、バックアップ方法のラジオボタンを選択してください。全体バックアップは対象データのすべてをバックアップ、差分バックアップは対象のうち、前回のバックアップ後の更新されたデータだけをバックアップします。ラジオボタンで選択した項目の設定のみ有効となります。

  • 自動バックアップを設定するには、リモートUI上の[初期設定/登録]→[仕様設定]→[自動バックアップ設定]をクリックして全体バックアップまたは差分バックアップの[毎日指定]または[曜日指定]を選択したあと、自動バックアップを行う時間を入力します。


バックアップデータのリストアを実行する

サーバにバックアップしたボックスデータを、本製品に読み込むことができます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[リストア]→[バックアップデータ表示]をクリックします。

  1. 表示されるバックアップデータの中から、リストアするものを選択したあと[実行]をクリックします。

リストアは次回起動時に行われます。

  • バックアップ/リストアの履歴を表示するには、リモートUI上の[初期設定/登録]→[仕様設定]→[バックアップ/リストア履歴]をクリックします。
  • パスワードありで暗号化されたバックアップデータをリストアする場合は、同じパスワードを指定のうえ、リストアする必要があります。
  • 本体の設定により、データが完全に復元されない場合や、文書が自動的にプリントされる場合があります。
  • リストアは本製品に保存されているボックスデータや保存中の文書をすべて削除したあとで実行されます。


ユーザ定義の用紙種類を登録/編集する

登録されている用紙種類以外の用紙を200個まで名称をつけて登録/編集することができます。



ユーザ定義の用紙種類を登録する(複製)

すでに登録されている用紙種類からもっとも近い特性を持つ用紙種類を複製し、名称を変更することで簡単に登録が行えます。


  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[用紙種類の管理設定]をクリックします。

  1. 登録する用紙種類と最も近い特性を持つ用紙種類を選択したあと、[複製]をクリックします。
  • [表示する種別]:ドロップダウンリストで、表示する用紙種類を選択できます。
    [すべて]: 基本用紙とユーザ設定用紙のすべての用紙種類を表示する
    [基本用紙]: 基本用紙のみを表示する
    [ユーザ設定用紙]: ユーザ設定用紙のみを表示する
  • [リストのソート]:ドロップダウンリストで、登録順、坪量順にリストの並べ替えができます。
  • 用紙種類の名称をクリックすると、用紙の詳細情報が表示されます。
  1. 任意の名称を入力したあと、[OK]をクリックします。
  • 以下の場合は、名称を登録できません。
  • 複製元と同じ名称の場合
  • 名称なし(空欄)の場合
  1. リストから、登録した用紙種類の名称をクリックします。
  1. [編集]をクリックします。
  1. 必要な項目を設定したあと、[OK]をクリックします。


ユーザ定義の用紙種類を編集する

おことわり
  • 編集できるのは、ユーザが設定したユーザ定義用紙のみです。

  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[用紙種類の管理設定]をクリックします。
  1. リストから、登録した用紙種類の名称をクリックします。
  1. [編集]をクリックします。
  1. 必要な項目を設定したあと、[OK]をクリックします。


ユーザ定義の用紙種類を消去する

  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[用紙種類の管理設定]をクリックします。
  1. 消去する用紙種類を選択したあと、[消去]をクリックします。
  1. [OK]をクリックします。
  • 消去できるのは、ユーザが設定したユーザ定義用紙のみです。


証明書ファイルのインストールをする

IPP印刷、リモートUI、および機器情報配信にSSL暗号化通信機能を使用したい場合は、鍵ペアをコンピュータからインストールして利用できます。

また、本製品にプリインストールされているX.509(DER)フォーマットのCA証明書以外に、CA証明書ファイルをコンピュータからインストールして利用できます。

PC上で作成した鍵ペアとサーバ証明書ファイル、CA証明書、タイムスタンプ用ライセンスファイル、またはユーザ証明書は、リモートUIを使用してインストールすることができます。

インストールした鍵ペア、CA証明書はIPSecまたはIEEE802.1X認証の設定にも使用できます。IPSec、IEEE802.1X認証の詳細については、「ネットワーク」を参照してください。



鍵ペアとサーバ証明書のインストール

おことわり

  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[鍵と証明書設定]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. [鍵と証明書登録]をクリックします。
  1. [インストール]をクリックします。
  1. インストールする鍵ペアと証明書ファイルのパスを入力したあと、[インストール開始]をクリックします。

[ファイルのパス]に入力できるファイル名は、拡張子「.p12」を含まず半角8文字以内です。8文字以内になるようにインストールするファイル名を設定してください。

  • Windows Vistaをお使いの場合にIPPS印刷を使用するときには、[共通名]に本製品のIPアドレスを設定する必要があります。


CA証明書のインストール

おことわり

  1. [初期設定/登録]をクリックして、表示されるメニューから[仕様設定]を選択したあと、[CA証明書]をクリックします。

  • システム管理者のIDと暗証番号を設定しているときは、ユーザ名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザ名にシステム管理者のIDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックしてください。
  1. [CA証明書登録]をクリックします。
  1. [インストール]をクリックします。
  1. インストールする鍵ペアとCA証明書ファイルのパスを入力したあと、[インストール開始]をクリックします。

[ファイルのパス]に入力できるファイル名は、拡張子「.cer」を含まず半角8文字以内です。8文字以内になるようにインストールするファイル名を設定してください。