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そのほかの制限

  • 領域モード

領域モードが無効なページフォーマット(Fmode 1, 2)のときでも領域モードの設定を変更できます。この場合、ページフォーマットがFmode 3, 4, 6, 7, 8に切り替わったときに設定が有効になります。ただし、どのページフォーマットのときでも、領域モードの設定を変更した時点で印字パラメータのリセット処理が行われます。

  • ユーザページの登録時のX/Y補正

共通メニューで設定したX/Y補正は、印刷時に微調整が行われるため、ユーザページの登録時には補正が行われません。したがって、ユーザページのX/Y補正を行う場合は、ユーザページを使ってオーバレイ印刷を行う際に補正を行う必要があります。

  • 用紙の向き

用紙の送り方向は、本製品が最適と判断した用紙の向きによって決まりますが、2ページ印刷およびページ登録中は次のようになります。

  • 2ページ印刷ではA4、B5サイズのデータがA3、B4サイズに印刷されるため、つねに横方向送りでページが作成されます。
  • ページ登録中は、2ページ印刷にかかわらず本製品により選択された用紙の向きの設定にしたがって登録ページを作成します。ただし、LIPSの制御命令によるページ登録時は、2ページ印刷が指定されていると用紙の向きの設定にかかわらず横方向送りで登録ページが作成されるため、縦方向送りで登録する場合はLIPS側で2ページ印刷の設定を解除する必要があります。
  • メモリオーバー

文字の登録、マクロの登録、オーバレイ印字のユーザページ、システムページ、複写用紙機能の共通ページ/複写ページの登録を行っているときにメモリが不足すると、『23 ダウンロードフル』と表示されます。
この場合、エラースキップの操作を行うと、次のような動作を行います。

  • ユーザページ・共通ページ・複写ページ登録時
    メモリフルになるまでのデータは破棄され、以降の登録終了までのデータを読み飛ばします。
  • システムページのページ番号指定時
    システムページを展開するメモリが不足です。この場合、メモリフルになるまでのデータは破棄され、以降のデータを読み飛ばします。
  • 文字の登録・マクロ登録時
    登録を終了し、以降の登録終了までのデータを読み飛ばします。
    登録中の文字データまたはマクロデータは削除されます。
  • ページ長

IBM5577の英語モードでは、用紙より長いページ長を設定したり、用紙上端で用紙を越える逆改行などが行えますが、本エミュレーションモードでは用紙の有効印字領域いっぱいまでを移動範囲とします。

  • 白紙ページの排紙

本エミュレーションモードでは、ページ内に次の印字データがないと排紙を行いません。

  • スペース以外の文字および登録文字
  • イメージ
  • アンダーライン

ただし、次の場合は白紙を排紙します。

  • 「用紙位置微調整」、「上余白」の設定によって、上記を含む印字データが印字範囲を越えた場合。
  • 共通プリント環境の「縦補正」・「横補正」の設定によって、上記を含む印字データが印字範囲を越えた場合。

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