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HP-GL命令

  • エミュレーション対象のHP-GL命令

本エミュレーションモードは、基本的にHP7550Bプロッタで使用できるHP-GL命令に対応します。ただし、一部の命令は機構上無視している場合があります。詳しくは、「制御命令」をご覧ください。

また、HP7550Bプロッタには、シリアルインタフェースがあり、 ESC @やOAなどのHP-GL命令をサポートしていますが、本エミュレーションモードでは、本製品にシリアルインタフェースが無いため、以下の命令をサポートしていません。

  • サポートしていない命令
ESC @ IM
ESC A OA
ESC B OC
ESC E OD
ESC H OE
ESC I OF
ESC J OG
ESC K OH
ESC L OI
ESC M OL
ESC N OO
ESC O OP
ESC P OS
ESC R OT
ESC S OW
ESC T
ESC U
ESC Y
ESC Z

  • HP-GL/2命令

本エミュレーションモードは、HP-GL/2命令はサポートしていません。HP-GL/2命令を受け取った場合は、エラーになります。

  • 解像度

本製品の解像度に比べ、グラフィック・プロッタの解像度の方が高いため(HP7550Bでは1024dpi)、作図結果が多少粗く見えることがあります。

  • 分割印刷モード

用紙サイズによって分割領域が異なるため、用紙端で印刷できない領域ができる場合があります。また、分割印刷モードを使用する際に、分割印刷用のバッファの容量をオーバーするようなデータが送られると、正常な印刷ができない場合があります。

  • リプロット

本エミュレーションモードのメニューのレイアウトグループの「分割印刷」を[する]に設定した場合は、リプロット命令は無視されてリプロットを行いません。命令が送られた場合は、「印刷開始命令PG/AH」などと同じに排紙動作を行います。

  • 塗りつぶし方法

HP-GL命令による塗りつぶし処理は、HP7550Bと描画方法が異なるため、次の項目の印刷結果が同一になりません。

  • 塗りつぶしパターンの平行線の描画基準の座標
  • 双方向塗りつぶしのシェーディングパターンの縦線の順序
  • クリッピング

本製品の構造により、用紙の各端から5mm内側が有効印字領域となります。このため「プリンタクリップモードまたは用紙クリップモードのときに用紙の各端から5mmより外側にある作図データは印字されません。


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