文字セット選択モード指定命令(CM)

文字プロット時に使用する文字セットの指定と選択を4種類の文字セット選択モードから選びます。


JIS CM《スイッチモード(i)《,フォールトバックモード(i)》》;

16進数 43h 4Dh《スイッチモード(i)《2Ch フォールトバックモード(i)》》3Bh

《スイッチモード(i)》
文字セットモードを指定します。

設定内容
0
HP7ビットモード
1
HP8ビットモード
2
ISO7ビットモード
3
ISO8ビットモード

省略値: 0

《フォールトバックモード(i)》
印刷時の未定義文字の処理を指定します。

設定内容
0
未定義文字を無視します
1
未定義文字の代わりにを印刷します

省略値: 0

HP7ビットモードはコードテーブルの左半分(GL)に文字スロットG0、G1を呼び出して使用できます。HP8ビットモードは、2種類の文字セットをコードテーブル(GL,GR)に対応させることができます。スロットはG0、G1のみ使用できます。
ISO7ビットモードは、コードテーブルの左半分(GL)に「文字スロット指定命令DS」や「文字スロット呼び出し命令IV」によって文字スロットG0、G1、G2、G3を呼び出して使用できます。ISO8ビットモードは、文字セットの呼び出しを行わなくても同時に2種類の文字セットを使用できます。コードテーブル(GL,GR)にDS命令やIV命令によって文字スロットG0、G1、G2、G3を呼び出して使用できます。
GLに文字セット0、10、20(ANSI ASCII)を指定した場合はGRに文字セット7、17、27(拡張ROMAN 8)がセット(リンク)され、GLに文字セット6、16、26(JIS ASCII)を指定した場合はGRに文字セット8、18、28(カタカナ)がセット(リンク)されます。
GLに文字セットを指定した場合は、GRに以下のように文字セットがセット(リンク)されます。

GLの文字セット GRにセットされる文字セット
0(ANSI ASCII)
7(拡張ROMAN 8)
10(ANSI ASCII)
17(拡張ROMAN 8)
20(ANSI ASCII) 27(拡張ROMAN 8)
6(JIS ASCII)
8(カタカナ)
16(JIS ASCII)
18(カタカナ)
26(JIS ASCII)
28(カタカナ)

GLにその他の文字セットを指定した場合は、GRの文字セットには何もセットされません。

補助文字セットを選択 SO
補助文字セット選択命令 SA
補助文字セット指定命令 CA
標準文字セット選択命令 SS
標準文字セット指定命令 CS
文字スロット呼び出し命令 IV
文字スロット指定命令 DS