エラーメッセージの原因および処置方法

表示されるエラーメッセージについて、想定されるトラブルの原因および処置方法を説明します。


認証サーバが見つかりません。システム管理者に問い合わせてください。

認証サーバが動作していません。システム管理者に問い合わせてください。

ログインできません。本機と認証サーバの日付/ 時刻設定がずれている可能性があるためシステム管理者に問い合わせるかユーザ名/ パスワードを確認してください。

認証サーバ側でパスワードが設定されていません。システム管理者に問い合わせてください。

アカウントの有効期限が切れています。システム管理者に問い合わせてください。

パスワードの有効期限が切れています。パスワードを変更してください。

部門別ID 管理の認証エラーのためログインできません。システム管理者に問い合わせてください。

部門別管理がON になっているため、正常に動作しません。システム管理者に問い合わせてください。

ログイン情報を取得できませんでした。システム管理者に問い合わせてください。

認証サーバが見つかりません。システム管理者に問い合わせてください。

原因1

LAN ケーブルが外れています。

処置1

LAN ケーブルを接続してください。

原因2

本体のプライマリ/セカンダリのDNS サーバの設定が間違っているか、設定されていません。

処置2

本体のDNS サーバの設定を確認し、正しい値を設定してください。

原因3

本体で指定したDNS サーバが起動していないか、サービスが停止しています。

処置3

次の手順で設定を確認してください。

  • 本体で指定したDNS サーバを確認し、起動していなければ起動します。
  • DNS サーバの管理ツール「サービス」を起動します。
  • 「DNS Server」の[状態]を確認し、「開始」となっていない場合は右クリックし[開始]を選択してください。
原因4

DNS サーバにホストレコードが存在するか確認してください。

処置4
  • DNS サーバにホストレコードが存在するか確認してください。
  • フォワーダの設定が正常に行われているか確認してください。

認証サーバが動作していません。システム管理者に問い合わせてください。

原因1

LAN ケーブルが外れています。

処置1

LAN ケーブルを接続してください。

原因2

Active Directory のサーバが起動していません。

処置2

Active Directory のサーバを起動してください。

原因3

Active Directory のKDC サービスが停止しています。

処置3

次の手順で設定を確認してください。

  • Active Directory の管理ツール「サービス」を起動します。
  • ActiveDirectoryのサーバが正常に動作しているか確認してください。

ログインできません。本機と認証サーバの日付/ 時刻設定がずれている可能性があるためシステム管理者に問い合わせるかユーザ名/ パスワードを確認してください。

原因

本体とActive Directory サーバの時刻が許容範囲以上にずれています。

処置

本体とActive Directory サーバの時刻を許容範囲内に調整します。

認証サーバ側でパスワードが設定されていません。システム管理者に問い合わせてください。

原因

Active Directory でドメイン認証のためのDES 鍵が生成されていません。

処置

次の手順で設定を変更してください。

  • Active Directoryの管理ツール「Active Directoryユーザーとコンピュータ」を起動します。
  • 認証に失敗したユーザを選択し、右クリックします。
  • ポップアップメニューから[パスワードのリセット]を選択します。
  • [パスワードのリセット]ダイアログで新しいパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

アカウントの有効期限が切れています。システム管理者に問い合わせてください。

原因1

アカウントの有効期限が切れています。システム管理者に問い合わせてください。

処置1

次の手順で設定を確認してください。

  • Active Directory の管理ツール「Active Directory ユーザーとコンピュータ」を起動します。
  • 認証に失敗したユーザを選択し、右クリックします。
  • ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。
  • [アカウント]タブを選択し、[アカウントの期限]の[有効期限]を確認します。
  • 有効期限が切れている場合は延長するか、「なし」に設定します。
原因2

認証したユーザのアカウントが無効に設定されています。

処置2

次の手順で設定を確認してください。

  • Active Directory の管理ツール「Active Directory ユーザーとコンピュータ」を起動します。
  • 認証に失敗したユーザを選択し、右クリックします。
  • ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。
  • [アカウントタブ]タブを選択し、[アカウントオプション]の[アカウントは無効]を確認します。
  • [アカウントは無効]にチェックが入っている場合は、チェックを外して[OK]をクリックします。

パスワードの有効期限が切れています。パスワードを変更してください。

原因1

認証したユーザのパスワードの有効期限が切れています。

処置1

次の手順で設定を変更してください。

  • Active Directory の管理ツール「Active Directory ユーザーとコンピュータ」を起動します。
  • 認証に失敗したユーザを選択し、右クリックします。
  • ポップアップメニューから[パスワードのリセット]を選択します。
  • [パスワードのリセット]ダイアログで新しいパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
原因2

認証したユーザのアカウントが[次回ログオン時にパスワード変更が必要]と設定されています。

処置2

次の手順で設定を確認してください。

  • Active Directory の管理ツール「Active Directory ユーザーとコンピュータ」を起動します。
  • 認証に失敗したユーザを選択し、右クリックします。
  • ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。
  • [アカウント]タブを選択し、[アカウントオプション]の[次回ログオン時にパスワード変更が必要]を確認します。
  • [次回ログオン時にパスワード変更が必要]にチェックが入っている場合は、チェックを外して[OK]をクリックします。

部門別ID 管理の認証エラーのためログインできません。システム管理者に問い合わせてください。

部門別管理がON になっているため、正常に動作しません。システム管理者に問い合わせてください。

原因

本体の部門管理がON になっています。

処置

次の手順で設定を変更してください。

  • ログインサービスをSSO-H 以外のログインアプリケーションに変更します。
  • 部門別ID管理をOFFに設定します。部門別ID管理をOFFにする方法については、「部門別ID管理を設定する(部門別ID 管理)」を参照してください。
  • 本体の主電源を切り、10 秒後に電源を入れなおします。電源の入れかた/切りかたは、「お使いになる前に」を参照してください。

ログイン情報を取得できませんでした。システム管理者に問い合わせてください。

原因

認証先に指定したドメインのDNS 情報の一部である「_ldap」SRV レコードに記述されているポート番号と、実際のポート番号が異なっています。

処置

次の手順で設定を確認してください。

  • DNS サーバの管理ツール「DNS」を起動します。
  • 「前方参照ゾーン」→「認証先に指定したドメイン」→「_tcp 」の順にダブルクリックして、[名前]が「_ldap 」のSRV レコードを右クリックします。
  • ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。
  • [サービスロケーション(SRV)]タグを選択し、[ポート番号]を確認します。
  • LDAP サービスのポート番号として運用しているポート番号と違う場合は、実際に運用しているポート番号を入力して[OK]をクリックします。