印刷を行うコンピュータの設定

本製品のプロトコル設定が完了したら、各コンピュータの設定を行います。

  • TCP/IPネットワークに接続する

印刷を行う全コンピュータにTCP/IPクライアントソフトウェアをインストールして、TCP/IPネットワークが使用できるようにします。詳しくは、OSの説明書を参照してください。

  • ドライバのインストールとポートの設定

印刷を行うには、本製品に対応したドライバを各コンピュータにインストールして、ポートを設定する必要があります。ポートの設定方法は、印刷に使用するプリントアプリケーションによって異なります。以下を参考にして使用するプリントアプリケーションを決めて、必要な作業を行ってください。

  • IPP/IPPS
    TCP/IPネットワークで利用できるプリントアプリケーションです。
    IPPを使用すると、HTTPプロトコルを使用してインターネット/イントラネット上の本製品にデータを送信できます。IPPSは、IPPを使用するときにSSLによる暗号化通信を行うプリントアプリケーションです。(→ プリンタの接続方法(IPP/IPPS)
  • FTP
    FTPクライアントソフトウェアを使用して、プリンタにファイルをコピーすることで印刷するプリントアプリケーションです。(→ プリンタの接続方法(FTP)
  • BMLinkSプリントサービス
    Windows 2000/XPで利用できるプリントサービスです。詳細は、別紙の「BMLinkSをお使いになる前にお読みください」を参照してください。

おことわり
  • ドライバをインストールするコンピュータのIPアドレスが本製品のIPv4設定画面およびIPv6設定画面の[IPアドレス範囲設定]の<受信/印刷範囲設定>で許可されていないときには、そのコンピュータから印刷は行えません。( → 「IPv4の設定」の手順9、および「IPv6の設定」の手順6)
  • IPPを使用して本製品に印刷を行う場合、Windowsの印刷キューで、[プリンタ]メニューの[一時停止]と[すべてのドキュメントの取り消し]は行うことができません(印刷キューは、[スタート]メニューの[設定]-[プリンタ]を選択して、本製品のアイコンをダブルクリックすると表示されます)。
  • Canon LPR2は、キヤノンホームページ(http://canon.jp/)からダウンロードしてください。
  • ネットワーク上にWindows 2000/XP/Server 2003/Vistaがあるときは、これらをプリントサーバに設定することによって、ネットワークプリンタを効率よく管理できるようになります。プリントサーバを設定すると、プリントジョブはプリントサーバによって管理されます。