セキュリティ

システム管理者を対象とする設定について説明しています。



システム管理者情報を設定する(システム管理者情報の設定)

本製品のシステム管理者情報を設定します。

システム管理部門ID を設定すると、システム管理設定モードに対して、制限をかけることができます。


おことわり
  • カードリーダ-C1を装着すると、すでに登録済のシステム管理部門ID とシステム管理暗証番号は消去されます。
  • 設定しているログインサービスによっては、部門別ID管理を「OFF」にし、システム管理者を設定していないときは、すべてのユーザが管理者ユーザになる場合があります。
  • ログインサービスとしてSSO-Hを設定している場合、システム管理設定モードは、ユーザタイプによって以下のように制限されます。
  • 「一般ユーザ」として登録されたユーザは、システム管理部門IDの設定に関わらず、システム管理設定を変更することができません。
  • 「管理者」として登録されたユーザは、正しいシステム管理部門IDとシステム管理暗証番号を入力するか、あらかじめユーザ情報として登録しておくことでシステム管理設定を変更することができます。
  • カードリーダ-C1装着時は、それぞれのカードに割りあてられている数字(工場出荷時は1~1000)をシステム管理部門IDとして登録することができません。
  • システム管理部門ID やシステム管理暗証番号は7 桁まで登録できます。7 桁に満たない場合は以下のようになります。
    例:「321」と入力→「0000321」と設定されます。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[システム管理者情報の設定]を押します。
  1. 各項目を設定したあと、[OK]を押します。

[システム管理部門ID]: [システム管理部門ID]を押して、システム管理部門IDとして設定または変更する7桁以内の数字を(テンキー)で入力します。本製品の操作を管理するために、システム管理部門ID は必ず設定してください。
[システム管理暗証番号]: [システム管理暗証番号]を押したあと、システム管理暗証番号として設定または変更する7桁以内の数字を、[暗証番号]を押して(テンキー)で入力します。確認のため、[確認入力]を押して、同じ暗証番号を入力したあと、[OK]を押します。
「0」、「00」のような「0」だけの連数字をシステム管理部門IDまたは暗証番号として登録することはできません。また、「02」、「002」のように「0」から始まる番号を入力した場合は、「0」の入力は認識されず「2」と入力した時と同じ「0000002」として設定されます。
[システム管理者名]: [システム管理者名]を押して、システム管理者の名称を入力したあと、[OK]を押します。
[メールアドレス]: [メールアドレス]を押して、システム管理者のメールアドレスを入力したあと、[OK]を押します。
[連絡先]: [連絡先]を押して、システム管理者の連絡先を入力したあと、[OK]を押します。
[コメント]: [コメント]を押して、システム管理者の連絡先を入力したあと、[OK]を押します。
  • (クリア)を押すと、入力した文字(数字)を取り消すことができます。


部門別ID管理を設定する(部門別ID 管理)

1つの部門に対して7桁の部門IDと部門IDごとの暗証番号を登録することにより、番号を入力した場合のみ本製品が使えるように設定することができます。この機能を部門別ID管理と呼びます。部門IDと暗証番号は1000部門まで登録でき、部門ごとのプリントのカウントを確認できます。

ここでは、以下の設定/登録、およびカウント情報の確認を行います。

  • 部門別ID管理をするかしないかの設定
  • 部門IDと暗証番号の登録
  • プリントの制限面数の設定
  • ボックス機能を部門別ID管理の対象とするかしないかの設定
  • プリントの制限の設定

おことわり
  • SSO-Hのドメイン認証(「ドメイン認証+ローカルデバイス認証」でドメイン認証を使用している場合も含む)と部門別ID 管理を同時に使うためには、オプションのimageWARE Accounting Managerが必要です。imageWARE Accounting Managerと連携していない状態でログインサービスにSSO-Hのドメイン認証を設定している場合は、部門別ID管理を「ON」にしないでください。ログインできなくなります。
  • SSO-Hのドメイン認証を使用しているときに部門別ID管理を「ON」にしてログインできなくなった場合は、一度ログインサービスをDefault Authenticationに変更して部門別ID管理を「OFF」にしてください。ログインサービスを設定する方法は、「MEAPアプリケーション管理機能」を参照してください。
  • オプションのカードリーダ-C1を装着し、ログインサービスにDefault Authenticationを設定している場合は、コントロールカードで部門別ID管理を行います。(→オプション機器について
  • ログインサービスにSSO-Hを設定している場合は、登録されているユーザ名に対応した部門IDに対して、部門別ID管理を行います。
  • SSO-Hのローカルデバイス認証に登録している情報と部門別ID管理のユーザ情報とパスワードを一致させる必要があります。機器情報配信などによって、登録されている部門ID/暗証番号が変わった場合は、SSO-Hのローカルデバイス認証のユーザ情報もあわせて変更してください。SSO-Hのローカルデバイス認証のユーザ情報の設定については、「MEAP認証システム設定」を参照してください。
  • ログインサービスにSSO-Hを設定している場合は、ファンクション制限の設定はご使用になれません。
  • 部門IDや暗証番号は7桁まで登録できます。7桁に満たない場合は以下のようになります。 例:「321」と入力→「0000321」と設定されます。
  • 本製品では、部門別ID管理以外にもSSO-H(Single Sign-On H)を使ってユーザの情報を管理することができます。


部門ID/暗証番号/制限面数の登録

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [ON]→[暗証番号の登録]を押します。

暗証番号を登録しない場合は、手順10へ進みます。

  1. [登録]を押します。

  1. 部門IDと暗証番号を(テンキー)で入力します。

  • [部門ID]を押したあと、部門IDを入力します。
  • [暗証番号]を押します。
  • [暗証番号]を押したあと、暗証番号を入力します。
  • [確認入力]を押して、同じ暗証番号を入力したあと、[OK]を押します。

「0」、「00」のような「0」だけの連数字を登録することはできません。また、「02」、「002」のように「0」から始まる番号を入力した場合は、「0」の入力は認識されず「2」と入力した時と同じ「0000002」として設定されます。

  • (クリア)を押すと、入力した数字を取り消すことができます。
  • 暗証番号を登録しない場合は、部門IDを入力しただけで、本製品が使えるようになります。
  1. [制限のON/OFFと制限面数の設定]を押します。
  1. 制限面数を設定します。
  • 面数を制限する項目の[ON]を押します。

制限を解除する場合は、[OFF]を押します。

  • 面数を制限する項目の[]を押したあと、(テンキー)で制限面数を入力します。
  • (クリア)を押すと、入力した数字を取り消すことができます。
  • 制限面数の入力範囲は0~999999です。設定した数値を超えるプリントはできません。
  • 制限面数とは、プリント面に対しての数です。1枚の用紙に両面プリントした場合は面数は2になります。
  • [OK]→[OK]を押します。

  1. ボックス機能を制限する場合は、[ファンクション制限]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

選択する項目

[ON]: すべての機能が部門別ID管理の対象になります。
[OFF]: プリント機能のみ部門別ID管理の対象になります。
  1. [閉じる]を押します。
  1. [OK]を押します。
  • 手順2の「ON」が設定されている場合は、部門別ID管理されます。


暗証番号と制限面数を変更する

登録されている暗証番号と制限面数を変更します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [ON]→[暗証番号の登録]を押します。
  1. ][]を押して、暗証番号を変更する部門を表示させて選択したあと、[編集]を押します。

  • ][]を長押しすると、ページ番号が増減し、キーを離した時点のページが表示されます。部門IDが大量に登録されている場合に、すばやく目的の部門IDを表示させることができます。
  1. (テンキー)で暗証番号を入力します。
  • [暗証番号]を押します。
  • [暗証番号]を押したあと、暗証番号を入力します。
  • [確認入力]を押して、同じ暗証番号を入力したあと、[OK]を押します。

「0」、「00」のような「0」だけの連数字を登録することはできません。また、「02」、「002」のように「0」から始まる番号を入力した場合は、「0」の入力は認識されず「2」と入力した時と同じ「0000002」として設定されます。

  • (クリア)を押すと、入力した数字を取り消すことができます。
  • 部門IDの変更はできません。
  1. [制限のON/OFFと制限面数の設定]を押します。
  1. 必要に応じて制限面数を変更します。
  • 対象とする項目の[ON]を押します。
  • 対象とする項目の[]を押したあと、(テンキー)で制限面数を入力します。
  • [OK]→[OK]を押します。

項目ごとに制限のON/OFFを切り替えることもできます。

  • (クリア)を押すと、入力した数字を取り消すことができます。
  • 制限面数の入力範囲は0~999999です。設定した数値を超えるプリントはできません。
  • 制限面数とは、プリント面に対しての数です。1枚の用紙に両面プリントした場合は面数は2になります。
  1. [閉じる]→[OK]を押します。
  • 手順2の「ON」が設定されている場合は、部門別ID管理されます。


部門を消去する

登録されている部門を消去します。


おことわり
  • カードリーダ-C1で部門別ID管理をしている場合は、部門IDの消去はできません。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [ON]→[暗証番号の登録]を押します。
  1. ][]を押して、消去する部門を表示させて選択したあと、[消去]を押します。

  • ][]を長押しすると、ページ番号が増減し、キーを離した時点のページが表示されます。部門IDが大量に登録されている場合に、すばやく目的の部門IDを表示させることができます。
  1. [はい]を押します。
  1. [閉じる]→[OK]を押します。
  • 手順2の「ON」が設定されている場合は、部門別ID管理されます。


カウント情報の確認とプリントをする

部門ごとに使用したプリント面数のカウントを表示したり、リストをプリントすることができます。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [ON]→[カウント管理]を押します。

  1. カウントの確認、またはプリントをします。

部門IDが空欄(表示なし)のプリント面数は部門IDに対応していないプリンタドライバなどからのプリント(ID不定ジョブ)です。


  • ][]を押して任意の部門を表示させたあと、内容を確認します。
  • ][]を長押しすると、ページ番号が増減し、キーを離した時点のページが表示されます。部門IDが大量に登録されている場合に、すばやく目的の部門IDを表示させることができます。

  • [カウントプリント]を押します。
  • カウント管理レポートの種類を選択したあと、[プリント開始]を押します。
  • プリントを中止する場合は、[中止]を押します。
  • プリント中の画面を閉じる場合は、[閉じる]を押します。
  • 共通仕様設定(初期設定/登録)のカセットオート選択のON/OFFの[その他]で「ON」に設定されている給紙箇所に、A3、B4、A4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターRの普通紙、再生紙または色紙がセットされているときにリストをプリントできます。(→カセットオート選択のON/OFFを設定する

  1. [閉じる]→[OK]を押します。
  • 手順2の「ON」が設定されている場合は、部門別ID管理されます。


カウント情報を消去する

登録されている部門のカウント数を消去します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [ON]→[カウント管理]を押します。

この手順の画面を確認する場合は、「カウント情報の確認とプリントをする」の手順2を参照してください。

  1. [オールクリア]を押します。

部門ごとに消去したい場合は、[][]を押して、消去したい部門を表示させて選択したあと、[クリア]を押します。

  1. [はい]を押します。
  1. [閉じる]→[OK]を押します。
  • 手順2の「ON」が設定されている場合は、部門別ID管理されます。


ID不定のプリントジョブを受け付けるかどうか設定する

部門IDに対応していないプリンタドライバからのプリントなどをさせるか、させないかの設定をします。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部門別ID管理]を押します。
  1. [ON]を押します。
  1. [ID不定プリンタジョブの許可]の[ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

選択する項目

[ON]: 部門IDに対応していないプリンタドライバなどからのプリントを行います。
[OFF]: 部門IDに対応していないプリンタドライバなどからのプリントは行いません。
  • 手順2の「ON」が設定されている場合は、部門別ID管理されます。


リモートUIでSSLを使用する

リモートUIの通信を暗号化することによって、セキュリティを高めることができます。


おことわり
  • リモートUIの詳しい内容については、「リモートUI」を参照してください。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[リモートUIのON/OFF]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択します。

選択する項目

[ON]: リモートUIからの設定を有効にします。
[OFF]: リモートUIからの設定を無効にします。

  • [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

<SSLを使用>:

[ON]: SSLのセキュア通信を使用します。
[OFF]: SSLのセキュア通信を使用しません。

  • [OK]を押します。
  • 「ON」に設定するには、ネットワーク設定(初期設定/登録)で、あらかじめ使用鍵設定を行う必要があります。(→ネットワーク
  • 設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあと有効になります。主電源スイッチを入れなおす方法は、「お使いになる前に」を参照してください。
  • 「SSLを使用」の設定変更は、MEAP設定(システム管理設定)の「HTTPを使用」にある「SSLを使用」にも適用されます。


デバイス情報を設定する(デバイス情報の設定)

本製品の名称と設置されている場所を設定します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[デバイス情報の設定]を押します。
  1. 本製品の名称と設置場所を登録します。
  • [デバイス名]を押して、本製品の名称を入力したあと[OK]を押します。
  • [設置場所]を押して、本製品の設置場所を入力したあと、[OK]を押します。
  • [OK]を押します。



掲示板を消去する(掲示板の消去)

「掲示板」とは、ネットワーク管理者が、リモートUIから本製品の使用者に知らせておきたい内容などをメッセージにして、タッチパネルディスプレイに表示する機能です。掲示板の設定はリモートUIから行いますが、メッセージの消去は本製品からも行うことができます。


おことわり
  • メッセージを作成する方法については、「リモートUI」を参照してください。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[掲示板の消去]を押します。
  1. [はい]を押します。


日付/時刻を設定する(日付/時刻設定)

現在の日付と時刻を設定します。設定した時刻と日付は、時刻指定機能の基準時刻になります。

  • GMT:
グリニッジ標準時をGMT(Greenwich Mean Time)と呼びます。
  • タイムゾーン:
世界の地域別標準時間帯は、GMT±0時)からの時差(±12時間以内)を使用して各国の標準時間帯としています。この時差を使用している地域をタイムゾーンといいます。日本の標準時はこれより9時間先行しているため、[GMT+09:00]を設定します。
  • サマータイム:
国によっては、夏季に時間を進める夏時間を採用しています。この夏時間をサマータイムと呼びます。

おことわり
  • 初期設定/登録の設定によって、ネットワーク上のサーバとの日付/時刻あわせを自動的に行うこともできます。(→ネットワーク

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[日付/時刻設定]を押します。
  1. (テンキー)で、現在の日付(西暦、月、日)と時刻を入力します。

年は西暦の4桁を入力します。

月日、時刻は0を含む数字4桁を入力します。時刻の表示形式は24時間制です。

例:

5月6日 →0506
7時5分 →0705
23時18分 →2318
  • 入力を間違えたときは、(クリア)を押して、西暦から入力しなおしてください。

  • タイムゾーンドロップダウンリストを押したあと、タイムゾーンを選択します。

  • [ON]→[開始日]を押します。
  • 月、日のドロップダウンリストを押したあと、設定する項目を選択します。
  • [-][+]を押して時刻を設定したあと、[OK]を押します。
  • [終了日]を押して、開始日と同じように終了日の設定をしたあと、[OK]を押します。
  • サマータイムを設定すると、開始日から終了日までの一定期間、本製品の基準時刻を自動的に1時間進めることができます。

  1. [OK]を押します。


部数印字拡張を設定する(部数印字拡張の設定)

部数印字拡張から、ボックスモードの「部数印字」機能の詳細を設定することができます。「部数印字」機能については、「部数印字」を参照してください。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[部数印字拡張の設定]を押します。
  1. 部数拡張印字の[ON]または[OFF]を選択します。

選択する項目

[ON]: [全面に印字]、[5箇所に印字]がグレーアウトして、選択することができません。
印字サイズは次のようになります。
[小]:10.5ポイント[中]:12ポイント[大]:14ポイント
[OFF]: [全面に印字]、[5箇所に印字]を選択することができます。
印字サイズは次のようになります。
[小]:12ポイント[中]:24ポイント[大]:36ポイント

  • 各項目の[ON]または[OFF]を選択したあと、[次へ]を押します。

<ID/ユーザ名>:

[ON]: 部門管理IDを印字します。部門ID管理以外のログインサービスを使用している場合はユーザ名を印字します。
[OFF]: ユーザ名を印字します。

<日付>:

[ON]: 日付を印字します。
[OFF]: 日付を印字しません。

<文字>:

[ON]: 任意の文字列を印字します。
[OFF]: 文字列を印字しません。
  • 日付を[ON]に設定している場合は、日付(年月日の表示形式)の設定を選択したあと、[次へ]を押します。

[OFF]に設定している場合は、次の手順に進みます。

  • 文字を[ON]に設定している場合は、[入力]を押して印字する文字列を入力したあと、[OK]→[次へ]を押します。

[OFF]に設定している場合は、次の手順に進みます。

共通仕様設定(初期設定/登録)のページ印字/スタンプの文字列登録で登録した文字列から選択することもできます。

  • 文字列のそろえかたを選択したあと、[OK]を押します。

  • [OK]を押します。


システム状況画面の制限を設定する(システム状況画面の制限)

システム状況画面での操作を制限するかどうかの設定をします。



システム状況/中止の使用制限を設定する(認証前のジョブ状況の表示)

ログインサービスを利用している場合に、システム状況画面の使用を制限することができます。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[システム状況画面の制限]→[認証前のジョブ状況の表示]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

「認証前のジョブ状況の表示」を[OFF]に設定した場合

○:表示 ×:非表示

部門別ID管理やSSO-Hなどのログインサービス
プリント画面 デバイス状況画面
ログイン前 ×
ログイン後
  • ログインサービスを利用していない場合は、「OFF」に設定してもシステム状況画面の使用は制限されません。


プリント状況画面からのセキュアプリントの設定をする(プリント状況からセキュアプリントを許可)

プリントのジョブ状況画面からのセキュアプリントをするかどうかを設定します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[システム状況画面の制限]→[プリント状況からセキュアプリントを許可]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。


システム状況画面のジョブ履歴の表示を設定をする(ジョブ履歴の表示)

システム状況画面のジョブ履歴を表示するかどうかを設定します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[システム状況画面の制限]→[ジョブ履歴の表示]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択します。

選択する項目

[ON]: ジョブ履歴を表示します。
[OFF]: ジョブ履歴を表示しません。

  • [OK]を押します。

  • (管理ソフトからのジョブ履歴取得)[許可する]または[許可しない]を選択したあと、[OK]を押します。

<管理ソフトからのジョブ履歴取得>:

[許可する]: 管理ソフトが行うジョブ履歴の集計を許可する
[許可しない]: 管理ソフトが行うジョブ履歴の集計を許可しない


MEAPの設定をする(MEAP設定)

MEAPに関する設定を行います。



HTTPサーバを使用するか設定する(HTTPを使用)

Webブラウザから本製品にアクセスしてMEAP機能を使用する場合に設定します。


おことわり
  • SSO-Hのローカルデバイス認証のユーザ管理を行う場合は「ON」に設定してください。
  • SSO-Hのユーザ認証方式(ドメイン認証、ドメイン認証+ローカルデバイス認証、ローカルデバイス認証)を変更する場合には「ON」に設定してください。
  • リモートUIを使用する場合は、「ON」に設定してください。
  • MEAP機能やMEAPアプリケーションがHTTPを使用する場合に設定します。MEAP 機能以外でHTTPを使用する場合は、ネットワーク設定の「HTTPを使用」を「ON」に設定してください。(→ネットワーク
  • ネットワーク設定の「HTTPを使用」を「ON」に設定している場合、MEAP機能やMEAPアプリケーションが使用するHTTPのポート番号は「8000」になります。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[MEAP設定]→[HTTPを使用]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択します。

選択する項目

[ON]: HTTPを使用します。
[OFF]: HTTPを使用しません。

  • [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

<SSLを使用>:

[ON]: SSLのセキュア通信を使用します。
[OFF]: SSLのセキュア通信を使用しません。

  • [OK]を押します。
  • 「ON」に設定するには、ネットワーク設定(初期設定/登録)で、あらかじめ使用鍵設定を行う必要があります。(→ネットワーク
  • 設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあと有効になります。主電源スイッチを入れなおす方法は、「お使いになる前に」を参照してください。
  • 「SSLを使用」の設定変更は、リモートUIのON/OFF(システム管理設定)にある「SSLを使用」にも適用されます。


インストールされているアプリケーションの情報を印刷する(システム情報のプリント)

MEAP上にインストールされているアプリケーション、および一部のシステムアプリケーションの情報を印刷することができます。


おことわり
  • この情報はレポートプリントとして印刷されます。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[MEAP設定]→[システム情報のプリント]を押します。
  1. [はい]を押します。

アプリケーションごとにプリントされる項目は以下のとおりです。

MEAP Specifications: MEAPの機能を示す情報が印刷されます。
MEAP Contents: MEAPのバージョンが印刷されます。
Application Name: アプリケーションの名称が印刷されます。
Application ID/System Application Name: システムアプリケーションの場合はファ
イル名、一般のアプリケーションの場合は
アプリケーションID が印刷されます。
Application Version: アプリケーションのバージョン名が印刷されます。
Status: アプリケーションの状態が印刷されます。
 ・Installed: インストール済み
 ・Active: 起動中
 ・Stopped: 停止中
Installed on: アプリケーションをインストールした日時が印刷されます。
Vendor: アプリケーションの開発メーカ名が印刷されます。
License Status: ライセンスの状態が印刷されます。
 ・Installed: インストール済み
 ・Invalid: 失効
 ・Overlimit: 超過
License Expires After: ライセンス期限が印刷されます。ライセンスの状態がUnnecessaryのときは印刷されません。
License Upper Limit: カウンタごとの上限枚数が印刷されます。ライセンスの状態がUnnecessaryのときは印刷されません。
Counter Value: カウンタごとの現在値が印刷されます。ライセンスの状態がUnnecessaryのときは印刷されません。
Maximum Memory Usage: アプリケーションの最大メモリ使用量が印刷されます。印刷された数値の単位はKバイトです。
Registered Service: アプリケーションからMEAPのシステムに登録しているサービスが印刷されます。該当するデータがない場合は印刷されません。
  • プリントされる項目は製品が改良され変更になったり、今後発売される製品によって内容が変更になることがありますので、ご了承ください。
  • プリントサンプルは、「PortalService」というアプリケーションがインストールされている状態のものです。「PortalService」はMEAP Administration Software CD-ROM に入っているファイルを使用して、インストールすることができます。


機器情報配信の設定をする(機器情報配信の設定)

ネットワーク上に接続されている複数のLBP4500やimageRUNNERシリーズ間では、1台の親機に機器情報(管理データ)を登録するだけで子機に同じ情報を配信することができます。機器情報を配信された子機は、情報を受信して、更新します。機器情報を登録する手間や時間を省くことができ、複数のLBP4500やimageRUNNERシリーズを同時に管理、運用することができます。

本製品は、機器情報を配信または受信することができます。

配信できる機器情報は以下のとおりです。


配信項目 配信内容 備考
部門ID システム管理者設定、部門別ID管理
  • 子機にだけ存在する部門IDは消去されます。
  • 子機に同じ部門IDがある場合は、パスワード、カウンタ上限値の上書きを行います。カウンタ値の上書きは行いません。
  • 親機にあって、子機にない部門IDの場合は、部門ID、パスワード、カウンタ上限値の追加を行います。カウンタ値は初期化して登録されます。
  • 親機と子機で、カードリーダ-C1の装着状態が異なる場合は、システム管理者情報の設定のみ配信が行われます。
プリンタ仕様設定 プリンタ仕様設定
初期設定/登録の設定値 上記以外の初期設定/登録
  • 配信されない項目もあります。詳しくは、「初期設定/登録一覧表」を参照してください。
  • パスワード付きボックスの情報は配信されません。また、子機側のパスワード付きボックスの情報も上書きされません。
用紙情報 用紙種類の管理設定のインポート、エクスポート
  • 既に登録されているユーザ定義用紙が配信されます。エクスポートの際は、ユーザ定義された用紙情報を複製して配信されます。インポートの際には、既に登録されているユーザ定義用紙に用紙情報が上書きされます。

おことわり
  • 配信の準備および受信後の更新に数分かかることがあります。これらの動作が完了するまで、本製品の主電源は切らないでください。本製品が故障する恐れがあります。
  • この機能はLBP4500およびimageRUNNERシリーズ(iR3245/iR3245F、iR3235/iR3235F、iR3225/iR3225F)間で有効です。ただし、オプションの装着状態によっては、一部の情報は正常に配信されない場合があります。
  • 子機側で親機とは異なるシステム管理部門IDとシステム管理暗証番号を登録している場合、子機に機器情報は配信されません。
  • IP アドレスなどの固有の情報は配信されません。
  • 本製品は、IPv4を使用している機器とIPv6を使用している機器に機器情報を配信することができます。


機器情報の配信先を登録/消去する

機器情報の配信先を登録/消去します。


おことわり
  • 配信先は、100 件まで登録することができます。


機器情報の配信先を登録する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(配信側設定)[配信先の登録]を押します。
  1. 配信先を登録します。

  • [登録]を押します。

  • IPアドレスまたはFQDN(starfish.organization.company.comのような形式)を入力したあと、[OK]を押します。
  • 登録する配信先が以下の場合、「登録するデバイスの詳細情報が取得できませんでした。配信先として登録しますか?」というメッセージが表示されます。[はい]を押すと、詳細情報の「配信が可能なもの」が空欄で登録されます。
  • 電源がOFFになっている
  • ネットワークに接続されていない
  • 機能毎受信制限がすべて「ON」に設定されている

  • [自動検索/ 登録]を押します。
  • [自動検索開始]を押します。

検索結果をホスト名で表示する場合は、[ホスト名表示]を押します。

検索の深さ(ルータ)を設定する場合は、[-][+]を押します。

  • 検索時にはSLPプロトコルを使用しているため、ルータの設定がSLPプロトコルの通過を禁止している場合は、検索の深さを増やしても検索範囲は広がりません。
  • 検索する配信先が以下の場合は、検索できません。
  • 電源がOFFになっている
  • ネットワークに接続されていない
  • 使用鍵設定をしていない
  • 機能毎受信制限がすべて「ON」に設定されている
  • 登録する配信先を選択したあと、[OK]を押します。

配信先をすべて選択するには、[全選択]を押します。(配信先を選択しているときは、[選択解除]に変わります。)

  • 選択した配信先を解除する場合は、もう一度配信先を選択してチェックマークを解除します。
  • 配信先の選択をすべて解除するには、[選択解除]を押します。(このとき[選択解除]は、[全選択]に変わります。

  1. [閉じる]を押します。


機器情報の配信先の設定状況を確認する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(配信側設定)[配信先の登録]を押します。
  1. 確認する配信先を選択したあと、[詳細情報]を押します。

  1. 詳細情報を確認したあと、[OK]を押します。

配信先の機能毎受信制限の設定を変更した場合などは、[情報の取得]を押して、情報を更新します。

  • 確認する配信先が以下の場合、詳細情報の「配信可能なもの」が空欄で表示されます。
  • 電源がOFFになっている
  • ネットワークに接続されていない
  • 機能毎受信制限がすべて「ON」に設定されている


機器情報の配信先を消去する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(配信側設定)[配信先の登録]を押します。
  1. 消去する配信先を選択したあと、[消去]を押します。

配信先をすべて選択するには、[全選択]を押します。(配信先を選択しているときは、[選択解除]に変わります。)

  • 選択した配信先を解除する場合は、もう一度配信先を選択してチェックマークを解除します。
  • 配信先の選択をすべて解除するには、[選択解除]を押します。(このとき[選択解除]は、[全選択]に変わります。
  1. [はい]を押します。


機器情報の配信先をプリントする

おことわり

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(配信側設定)[配信先の登録]を押します。
  1. [リストプリント]を押します。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)のカセットオート選択のON/OFFの[その他]で「ON」に設定されている給紙箇所に、A3、B4、A4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターRの普通紙、再生紙または色紙がセットされているときにリストをプリントできます。(→カセットオート選択のON/OFFを設定する
  1. [はい]を押します。


機器情報配信先リスト

機器情報配信の配信先の情報をプリントします。

機器情報配信先リストは、必要に応じて手動でプリントします。


  • 配信先

登録してある配信先のIP アドレスがプリントされます。


  • 配信先受信可能データ

登録してある配信先で受信可能な項目をプリントします。


  • 自動配信

登録してある配信先に対して、自動配信が設定されているときは"ON"、設定されていないときは"OFF" とプリントされます。


  • 自動配信データ

自動配信が設定されている場合に、配信する機器情報をプリントします。



自動配信の設定をする

指定した時刻になると、自動的に機器情報を配信するように設定できます。また、配信する情報を指定することができます。


おことわり
  • 機器情報の配信時、次のような状態にある子機は機器情報の更新を行いません。
  • リモートUIからのインポート/エクスポート中
  • 初期設定/登録の操作中
  • 上記に加え、プリントジョブ動作中の子機はプリンタ仕様設定の更新を行いません。
  • 電源断やネットワーク障害のため機器情報を受信できなかった子機は、復旧後の最初の自動配信まで機器情報は更新されません。
  • 自動配信の指定時刻になっても、本製品がシャットダウンモードのシャットダウン実行中の場合、配信は行いません。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(配信側設定)[自動配信設定]を押します。
  1. [毎日指定]、[曜日指定]または[指定しない]を選択します。

  • 番号([1]~[5])を押して、開始時刻を(テンキー)で入力したあと、[次へ]を押します。

自動配信の開始時刻を、5時刻まで設定できます。

時刻の表示形式は24時間制です。時刻は0を含む4桁の数字を入力します。

例:

7時5分 →0705
23時18分 →2318

入力を間違えたときは、再度4桁の数字を入力します。


  • 曜日([日]~[土])を選択して、番号([1]~[5])を押します。
  • 開始時刻を(テンキー)で入力したあと、[次へ]を押します。

曜日ごとに自動配信の開始時刻を、5時刻まで設定できます。

時刻の表示形式は24時間制です。時刻は0を含む4桁の数字を入力します。

例:

7時5分 →0705
23時18分 →2318

入力を間違えたときは、再度4桁の数字を入力します。


  • [OK]を押します。

  1. 配信する機器情報の[ON]または[OFF]を選択したあと、[次へ]を押します。

選択する項目

[ON]: データを配信します。
[OFF]: データを配信しません。

<ネットワーク設定>:

初期設定/登録の設定値を「ON」にした場合に選択します。ネットワーク設定を配信する場合は[含む]、配信しない場合は[含まない]を選択したあと、[閉じる]を押します。

  1. 配信先を選択したあと、[OK]を押します。


手動配信の設定をする

機器情報を手動で配信します。


おことわり
  • 機器情報の配信時、次のような状態にある子機は機器情報の更新を行いません。
  • リモートUIからのインポート/エクスポート中
  • 初期設定/登録の操作中
  • 上記に加え、プリントジョブ動作中の子機はプリンタ仕様設定の更新を行いません。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(配信側設定)[手動配信]を押します。
  1. 配信する機器情報の[ON]または[OFF]を選択したあと、[次へ]を押します。

選択する項目

[ON]: データを配信します。
[OFF]: データを配信しません。

<ネットワーク設定>:

初期設定/登録の設定値を「ON」にした場合に選択します。ネットワーク設定を配信する場合は[含む]、配信しない場合は[含まない]を選択したあと、[閉じる]を押します。

  1. 配信先を選択したあと、[手動配信スタート]を押します。

配信を中止する場合は、[中止]を押します。

  • [中止]を押しても、配信中の子機への配信は中止されません。次の子機以降の配信が中止されます。
  1. 配信が終了したら、画面の「状況」欄で配信結果を確認します。


配信元による受信制限を設定する

LBP4500、iR3245/iR3245F、iR3235/iR3235F、iR3225/iR3225F以外で、機器情報配信機能を持つ機種からの機器情報の配信を受けつけるかどうかの設定をします。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(受信側設定)[配信元による受信制限]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

選択する項目

[ON]: LBP4500、iR3245/iR3245F、iR3235/iR3235F、iR3225/iR3225F以外からの機器情報の配信を受け付けません。
[OFF]: LBP4500、iR3245/iR3245F、iR3235/iR3235F、iR3225/iR3225F以外からの機器情報の配信を受け付けます。


機器情報のデータを更新前に戻す

機器情報を誤って更新してしまった場合などに、更新前のデータに戻すことができます。


おことわり
  • 戻すことができるのは、更新されたデータの1つ前のみです。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(受信側設定)[データの復帰]を押します。
  1. 復帰させる項目を選択したあと、[実行]を押します。

  1. [はい]を押します。


配信されたデータの受信を制限する

配信された機器情報を受信して、更新するかどうかを設定することができます。


おことわり
  • 配信データを受信して更新を開始すると、更新が終了するまで設定更新画面が表示され、本製品の操作を一切行うことができません。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→(受信側設定)[機能毎受信制限]を押します。
  1. 受信制限するデータの[ON]または[OFF]を選択したあと、[閉じる]を押します。

表示する項目

[ON]: 機器情報を受信して更新することができません。
[OFF]: 機器情報を受信して更新することができます。
  • 各項目を「OFF」に設定するには、ネットワーク設定(初期設定/登録)で、あらかじめ使用鍵設定を行う必要があります。(→ネットワーク
  • 設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあとに有効になります。主電源スイッチを入れなおす方法は、「お使いになる前に」を参照してください。


通信履歴を確認プリントする

通信された機器情報の履歴を確認プリントすることができます。



通信履歴を確認する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→[通信履歴]を押します。
  1. 通信された機器情報の履歴を確認したあと、[閉じる]を押します。
  • 履歴の詳細を確認するには、詳細を確認する履歴を選択したあと、[詳細情報]を押します。


通信履歴をプリントする

おことわり

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機器情報配信の設定]→[通信履歴]を押します。
  1. [リストプリント]を押します。

プリントの詳細な設定をするには、[レポート設定]を押します。


  • 各項目を設定したあと、[OK] を押します。

<100通信で自動プリント>:

[ON]: 100件の通信を終えた時点でレポートをプリントします。
[OFF]: 100件の通信で自動プリントは設定されません。

<指定時刻プリント>:

[ON]を選択した場合は、時刻を(テンキー)で入力します。

時刻の表示形式は24時間制です。時刻は0を含む4桁の数字を入力します。

例:

7時5分 →0705
23時18分 →2318

入力を間違えたときは、再度4桁の数字を入力します。

指定時刻までに100通信以上が行われたときは、新しいものから100通信分のレポートをプリントします。

[種別で分離]

配信と受信に分けてプリントする場合は[種別で分離]を押して、設定をONにします。

配信と受信に分けないでプリントする場合は[種別で分離]を押さずに、設定をOFFにします。

  • 共通仕様設定(初期設定/登録)のカセットオート選択のON/OFFの[その他]で「ON」に設定されている給紙箇所に、A3、B4、A4、A4R、レジャー(11 × 17)、リーガル、レター、レターRの普通紙、再生紙または色紙がセットされているときにリストをプリントできます。(→カセットオート選択のON/OFFを設定する

  1. [はい]を押します。


機器情報通信履歴レポート

機器情報配信の通信の履歴をレポートとしてプリントします。

機器情報通信履歴レポートは、自動でも手動でもプリントすることができます。

レポートは、100 件の文書の配信/受信が終了した時点でプリントするか、指定した時刻にプリントするかを選択することができます。

また、配信/受信別にプリントすることもできます。


  • 開始時刻

機器情報の配信/受信が開始された日付と時刻が24 時間制でプリントされます。(* マークはすでに機器情報配信/受信レポートをプリントしたことのある履歴です。)


  • 終了時刻

機器情報の配信/受信が終了した日付と時刻が24 時間制でプリントされます。


  • 種別

機器情報を配信したか受信したかプリントされます。


  • 通信先

配信の場合は、配信先をプリントします。

受信の場合は、配信元をプリントします。


  • データ内容

機器情報を配信/受信したデータ内容をプリントします。


  • 通信結果

正常に配信/受信が終了したときは"OK"、配信/受信エラーのときは"NG" とプリントされます。

配信/受信エラーのときは、終了コードの番号もプリントされます。



データを完全に消去する(全データ/設定の初期化)

この機能を実行すると本機に格納されている以下のデータが完全に消去されます。通常、この操作は必要ありませんが、本製品を返却したり廃棄するときなど必要に応じて行ってください。

  • ボックスに保存されたデータ
  • ボックス機能で登録されたモードメモリ
  • MEAPアプリケーションおよびライセンスファイル
  • MEAPアプリケーションを使って保存されたデータ
  • MEAPのSMS(Service Management Service)のパスワード
    (パスワードを変更していた場合は、工場出荷時のパスワードに戻ります)
  • SSO-H(Single Sign-On H)のローカルデバイス認証で登録されたユーザの認証情報
  • ジョブの履歴情報
  • 初期設定/登録で設定された内容
  • イメージ合成の登録フォーム
  • システム管理設定(初期設定/登録)→[ネットワーク設定]→[TCP/IP設定]→[証明書設定]で登録されている鍵ペアとサーバ証明書

おことわり
  • 全データ/設定の初期化を実行する際は、十分注意して行ってください。お客さまのデータの消失による損害につきましては、弊社は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
  • カードリーダ-C1を装着している場合に全データ/設定の初期化を行うと、カードリーダ-C1を再設置する必要がありますので、担当サービスにご連絡ください。
  • 他のユーザが、データを誤って消去してしまうことを防ぐため、システム管理者情報を設定することをおすすめします。
  • 全データ/設定の初期化を行う前に、実行中のジョブがないかを確認してください。
  • データを消去する前に、必要なデータのバックアップを行ってください。バックアップできるデータは以下のとおりです。
  • 初期設定/登録の設定内容、ボックスの文書データ
    (データのエクスポートについては、「リモートUI」を参照してください)
  • MEAPアプリケーションのライセンスファイル
    (ライセンスファイルのダウンロードについては、「MEAPアプリケーション管理機能」を参照してください)
  • SSO-H(Single Sign-On H)のローカルデバイス認証で登録されたユーザの認証情報
    (認証情報のエクスポートについては、「MEAP認証システム設定」を参照してください)
  • 機器情報配信機能によって送信できる登録内容
    (他のLBP4500がある場合のみ、バックアップすることができます。そのLBP4500に既に登録されているデータを利用する場合は、バックアップする必要はありません。機器情報配信機能については、「機器情報配信の設定をする(機器情報配信の設定)」を参照してください)
  • MEAPアプリケーションが保存しているデータ
    (MEAPアプリケーションによっては、保存しているデータをバックアップできる場合があります。「MEAPアプリケーション管理機能」を参照してください)
  • 初期化中は、本製品にアクセスすることができません。
  • 本機からサーバやパソコンに画像などのデータが転送されて保存されている場合、これらのデータは全データ/設定の初期化を行っても消去されません。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[全データ/設定の初期化]を押します。
  1. [はい]を押します。

データの消去には30分以上かかる場合があります。

  • 実行中のジョブがある場合は、すべてのジョブが中止され消去されます。
  1. 初期化が終了したあとに、主電源スイッチを切ります。


ログインしている部門ID/ユーザ名を表示する(ID/ユーザ名表示のON/OFF)

ログインサービスを利用している場合に、ジョブ/プリント状況表示部に現在ログインしている部門ID/ユーザ名を表示することができます。

表示できるログインサービスと表示される項目は以下のとおりです。


使用しているログインサービス 表示項目
Default Authentication 部門ID
SSO-H(Single Sign-On H) 本製品が所属するドメインでログインした場合 ユーザ名
本製品が所属しないドメインでログインした場合 ユーザ名
ローカルデバイス認証でログインした場合 ユーザ名

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[ID/ユーザ名表示のON/OFF]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。
  • ログインサービスを利用していない場合は、「ON」に設定しても部門ID/ユーザ名は表示されません。


USBの設定をする(USB設定)

USBに関する設定を行います。


おことわり
  • 設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあと有効になります。主電源スイッチを入れなおす方法は、「お使いになる前に」を参照してください。


USBデバイスを使用するかどうか設定する(USBデバイスを使用)

本製品とコンピュータをUSBで接続する場合は、「ON」に設定します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[USB設定]→[USBデバイスを使用]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。


USBホストを使用するかどうか設定する(USBホストを使用)

本製品にUSB 機器を接続して使用する場合は、「ON」に設定します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[USB設定]→[USBホストを使用]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。


暗号化セキュアプリントの設定をする(暗号化セキュアプリント設定)

暗号化セキュアプリントに関する設定を行います。


おことわり
  • 暗号化セキュアプリント設定は、オプションの暗号化セキュアプリントキットを装着している場合のみ表示されます。


暗号化セキュアプリントジョブのみを受け付けるかどうか設定する(暗号化セキュアプリントジョブのみを受付)

パソコンからのプリントジョブは、暗号化セキュアプリントのみ受け付けるように設定することができます。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[暗号化セキュアプリント設定]→[暗号化セキュアプリントジョブのみを受付]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。


機密情報の入力時に伏せ字で表示する(機密情報入力時の伏せ字表示のON/OFF)

パスワードや暗証番号などの機密情報を登録するとき、入力した文字を伏せて「*******」のように表示することができます。


おことわり
  • 機密情報入力時の伏せ字表示のON/OFF が「ON」に設定されている場合、間違った文字の登録を防ぐため、確認入力を行う画面が表示されます。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[機密情報入力時の伏せ字表示のON/OFF]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択します。

選択する項目

[ON]: 機密情報を登録するとき、「*******」のように伏せ字で表示します。
[OFF]: 機密情報を登録するとき、入力した文字をそのまま表示します。


地紋印字モードを設定する(地紋印字モード)

常に地紋印字機能を設定してプリントすることや、プリンタドライバからプリントする場合にジョブごとに地紋印字機能を設定するかどうかを選択することができます。「地紋印字」機能については、「背景に隠れた文字列をつけてプリントする(地紋印字)」を参照してください。


おことわり
  • 強制地紋印字モードは、オプションの地紋拡張キットを有効にしている場合のみ表示されます。


強制地紋印字モードを設定する(強制地紋印字)

強制地紋印字モードを設定すると、常に「地紋印字」機能を設定してプリントすることができます。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[地紋印字モード]→[強制地紋印字]を押します。
  1. 強制地紋印字モードを設定する機能の[設定する]を押します。
  1. 印字の種類(スタンプ、日付、部数、シリアル番号、ID/ユーザ名)を選択します。

  • スタンプの種類を設定したあと、[次へ]を押します。


  • [入力]を押して文字列を入力したあと、[OK]→[OK]→[次へ]を押します。

共通仕様設定(初期設定/登録)のページ印字/スタンプの文字列登録で登録した文字列から選択することもできます。


  • 日付形式を選択したあと、[次へ]を押します。


  • 印字開始数字を設定したあと、[次へ]を押します。


  • [次へ]を押します。

  • 本製品のカウンタ確認キーを押したときに画面左下に表示される「シリアルNO」が印字されます。

  • [次へ]を押します。
  • ログインサービスを利用している場合に、ログインしている部門ID/ユーザ名が印字されます。
  • ログインサービスを利用していない場合は、スタンプの[コピー禁止]が印字されます。

  1. 背景模様、印字サイズを設定したあと、[OK]を押します。

  • 出力紙の背景に模様を埋め込む場合は、背景模様をドロップダウンリストから選択します。
  • 印字サイズは[小][中][大](36ポイント、54ポイント、72ポイント)から選択します。
  • 文字列を横向きに印字する場合は、[横向きに印字する]を押します。
  • 文字列を白抜きにする場合は、[文字を白抜きにする]を押します。


プリンタドライバ地紋印字モードを設定する(プリンタドライバ地紋印字)

プリンタドライバ地紋印字モードを設定すると、プリンタドライバからプリントする場合、ジョブごとに地紋印字機能を設定するかどうかを選択することができます。


おことわり
  • 強制地紋印字とプリンタドライバ地紋印字が同時に設定されている場合は、強制地紋印字モードが優先されます。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[地紋印字モード]→[プリンタドライバ地紋印字]を押します。
  1. [設定する]を押します。
  1. 印字の種類(スタンプ、日付、部数、シリアル番号、ID/ユーザ名)を選択します。

  • スタンプの種類を設定したあと、[次へ]を押します。


  • [入力]を押して文字列を入力したあと、[OK]→[OK]→[次へ]を押します。

共通仕様設定(初期設定/登録)のページ印字/スタンプの文字列登録で登録した文字列から選択することもできます。


  • 日付形式を選択したあと、[次へ]を押します。


  • 印字開始数字を設定したあと、[次へ]を押します。


  • [次へ]を押します。

  • 本製品のカウンタ確認キーを押したときに画面左下に表示される「シリアルNO」が印字されます。

  • [次へ]を押します。
  • ログインサービスを利用している場合に、ログインしている部門ID/ユーザ名が印字されます。
  • ログインサービスを利用していない場合は、スタンプの[コピー禁止]が印字されます。

  1. 背景模様、印字サイズを設定したあと、[OK]を押します。

  • 出力紙の背景に模様を埋め込む場合は、背景模様をドロップダウンリストから選択します。
  • 印字サイズは[小][中][大](36ポイント、54ポイント、72ポイント)から選択します。
  • 文字列を横向きに印字する場合は、[横向きに印字する]を押します。
  • 文字列を白抜きにする場合は、[文字を白抜きにする]を押します。


本体側で指定した機能に対応するドライバをパソコン側で検出、インストールする(ページ記述言語選択(プラグ&プレイ))

プリント時に使用するプリンタドライバ(LIPS VまたはLIPS IV)を本体側で指定します。パソコン側では、ここで指定したプリンタドライバを検出してインストールを行います。


おことわり
  • 対応するドライバがパソコン内にない場合は、検出およびインストールは行われません。

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[ページ記述言語選択(プラグ&プレイ)]を押します。
  1. プラグ&プレイの対象となる機能のボタンを選択したあと、[OK]を押します。

設定は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあと有効になります。主電源スイッチを入れなおす方法は、「お使いになる前に」を参照してください。



ボックスの設定をする(ユーザボックス一括設定)

ボックスの文書の自動消去までの時間、プリンタドライバから保存時のプリントのON/OFFの設定を一括で行います。


おことわり
  • すでに各ボックスで、文書の自動消去までの時間やプリンタドライバから保存時のプリントが設定されている場合、各ボックスの暗証番号設定にかかわらず、ユーザボックス一括設定で設定された内容が優先されます。
  • ユーザボックス一括設定後に各ボックスで設定を更新した場合は、ユーザボックス一括設定の設定内容よりも優先されます。


文書の自動消去までの時間を設定する(文書の自動消去までの時間)

ボックスの文書が自動的に消去されるまでの時間を一括設定します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[ユーザボックス一括設定]→[文書の自動消去までの時間]を押します。
  1. ][]を押して自動消去するまでの時間を設定したあと、[OK]を押します。


プリンタドライバからの保存結果をプリントする(プリンタドライバから保存時のプリント)

ユーザ定義のパソコンから記録させた文書をボックスに保存する時に、保存した結果を1部プリントするかどうかを一括設定します。プリントする場合は「ON」に設定します。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[ユーザボックス一括設定]→[プリンタドライバから保存時のプリント]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。


プリンタドライバからのジョブを制限する(プリンタジョブの制限)

プリンタドライバからのジョブをボックス保存のみ受け付けるかどうかの設定をします。


  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[プリンタジョブの制限]を押します。
  1. [ON]または[OFF]を選択したあと、[OK]を押します。

選択する項目

[ON]: プリンタドライバからのジョブを制限します。
ボックス保存のみ受け付けます。
[OFF]: プリンタドライバからのジョブを制限しません。
ボックス保存、プリントを受け付けます。


ユーザ定義の用紙種類を登録/編集する(用紙種類の管理設定)

登録されている用紙種類以外の用紙を200個まで名称をつけて登録/編集することができます。すでに登録されている用紙種類からもっとも近い特性を持つ用紙種類を複製し、名称を変更することで登録が行えます。


おことわり
  • 受信した文書をプリントする際には、ユーザが定義した用紙種類を使用することはできません。


ユーザ定義の用紙種類を登録する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[用紙種類の管理設定]を押します。
  1. 登録する用紙種類と最も近い特性を持つ用紙種類をリストから選択したあと、[複製]を押します。

  1. 任意の名称を入力したあと、[OK]を押します。

  • 以下の場合は、名称を登録できません。
  • 複製元と同じ名称の場合
  • 名称なし(空欄)の場合


ユーザ定義の用紙種類を編集する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[用紙種類の管理設定]を押します。
  1. リストから任意で登録した用紙種類を選択したあと、[詳細/編集]を押します。

  1. [変更]を押します。

  • 現在給紙箇所にセットされているユーザ定義用紙の名称を変更した場合は、カセットや手差しトレイ、サイドペーパーデッキへの用紙種類の再登録が必要です。給紙箇所への用紙種類の登録については「給紙箇所の用紙種類を登録する」を参照してください。
  • デフォルトで登録されている用紙種類の名称を変更することはできません。
  • 工場出荷時に登録されている用紙種類の名称を変更することはできません。
  1. 名称を入力したあと、[OK]を押します。



ユーザ定義の用紙種類を消去する

  1. (初期設定/登録)→[システム管理設定]→[用紙種類の管理設定]を押します。
  1. リストから任意で登録した用紙種類を選択したあと、[消去]を押します。

  • 消去する内容を確認してください。
  1. [はい]を押します。