プリント
> 本体の設定 (バーコードプリント)
> 3.バーコードの印刷方法
> JAN、EAN、UPCの印刷方法
> 1 文字セットの切り換えによる印刷方法
> 1-2 各エミュレーションモードでの印刷
1-2 各エミュレーションモードでの印刷 |
次の手順で、本製品にコマンドを送ることによって印刷できます。 |
補足: | 2のコマンド体系にて、LIPSの命令を本製品に送ります。 LIPSの命令は、1-1 LIPSモードでの印刷方法をご参照ください。 |
1 | LIPSモードのユーザーページ登録開始命令 | |
2 | イメージデータ転送命令+LIPS命令 | |
3 | LIPSモードのユーザーページ登録終了命令 | |
4 | ユーザーページ、オーバーレイ印字開始命令 |
4のコマンドの後、印字データを本製品に送ることによってバーコードが印刷されます。 |
注意: | エミュレーションモードで印刷する場合には必ずバーコードのフォント、OCR-Bフォントを印刷するページの先頭で行ってください。(ページの途中で印刷することはできません。)また、1ページに複数個のバーコードを印刷する場合には②のイメージデータ転送命令+LIPS命令で印刷する位置にCAPを移動してバーコードの印刷を行ってください。
イメージデータの転送命令のパラメータのバイト数は必ずLIPS命令のコマンドのバイト数を指定してください。 バイト数の指定が誤っている場合には、正常にバーコードが印刷できなくなります。 エミュレーションモードのコマンド(LIPSモードのユーザーページ登録開始、終了命令、イメージデータの転送命令、ユーザーページオーバーレイ印字開始等)の詳細は各エミュレーションモードのカテゴリをご参照ください。 LIPSの詳細は、以下の2種類のプログラマーズマニュアルをご参照ください。
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※ | LIPS IVのプログラマーズマニュアルは、キヤノンホームページからダウンロードすることができます。 |
JAN、EAN、UPC印刷の文字セットの切り換えは、以下の組み合わせになります。 |
JAN、EAN、UPC標準バージョン(13桁)の場合 |
先頭1桁 | 文字セットの切り換えパターン | |
0 | DAAAAAADCCCCCCD | |
1 | DAABABBDCCCCCCD | UPCコード |
2 | DAABBABDCCCCCCD | |
3 | DAABBBADCCCCCCD | |
4 | DABAABBDCCCCCCD | JANコード |
5 | DABBAABDCCCCCCD | |
6 | DABBBAADCCCCCCD | |
7 | DABABABDCCCCCCD | |
8 | DABABBADCCCCCCD | |
9 | DABBABADCCCCCCD |
JJAN、EAN短縮バージョン(8桁)の場合 |
文字セットの切り換えパターン | DAAAADCCCCD |
UPC短縮バージョンの場合 |
文字セットの切り換えパターン | 末尾1桁(チェックデジット) | |
DBBBAAAD | 0 | |
DBBABAAD | 1 | |
DBBAABAD | 2 | |
DBBAAABD | 3 | |
DBABBAAD | 4 | |
DBAABBAD | 5 | |
DBAAABBD | 6 | |
DBABABAD | 7 | |
DBABAABD | 8 | |
DBAABABD | 9 |
補足: | A=J_ _ _ _A.BAR または B=J_ _ _ _B.BAR または C=J_ _ _ _C.BAR または D=J_ _ _ _D.BAR または |
BARjan-A.BAR BARjan-B.BAR BARjan-C.BAR BARjan-D.BAR の文字セットの略称です。 |
JAN、EAN、UPCの末尾がチェックデジットになっておりますが、チェックデジットが正しくないデータの場合、バーコードが読み取れないことがあります。 正当なデータにするためにチェックデジットを付加する時は、ユーザーアプリケーションで行ってください。 チェックデジットの算出方法は、付録のJANコードチェックデジット計算方法をご参照ください。 |