LIPSダンプリスト

共通メニューの「プリンタ動作モード」で[LIPSダンプ](→プリンタ動作モード)を選択すると、パソコンから送信されたデータを図形や文字に変換せずに、LIPSのコントロールコマンドの形式でプリントされます。
デフォルト用紙サイズ」で指定した用紙にA4サイズでプリントされます。

  • 枠囲みパターンについて

  • コマンドとして解釈できるものは、コマンド単位で枠で囲み印字されます。テキストモードからベクタモードへ、またはベクタモードからテキストモードへ移行した場合は、改行によって区別します。
  • 改行・改ページを示す記号

  • If(改行)、vt(垂直タブ)、nI(復帰改行)による改行を伴うコマンド、またはff(改ページ)による改ページを伴うコマンドがあった場合に印字されます。
    (例:IfI)
  • 異常終了を知らせる記号

  • 命令終了コードが送られる前に、命令開始コードが送られた場合、または、16進コードのダウンロードで16 進コード以外の文字が送られた場合に印字されます。


おことわり
  • LIPSダンプリストは、LIPS LXには対応していません。
 

  • LIPSダンプリストの文字・記号の表記

制御データは次に示す省略記号を使って印字します。


  0 1 7 8 9 F
0 nu(NUL) dl(DLE)   80 dc(DCS)  
1 sh(SHO) d1(DC1)   81 91  
2 sx(STX) d2(DC2)   82 92  
3 ex(ETX) d3(DC3)   83 93  
4 et(EOT) d4(DC4)   ix(IDX) 94  
5 eq(ENQ) nk(NAK)   nl(NEL) 95  
6 ak(ACK) sy(SYN)   86 96  
7 bl(BEL) eb(ETB)   87 97  
8 bs(BS) cn(CAN)   hs(HTS) 98  
9 ht(HT) em(EM)   89 99  
A lf(LF) sb(SUB)   vs(VTS) 9A  
B vt(VT) ec(ESC)   pd(PLD) cs(CSI)  
C ff(FF) fs(FS)   pu(PLU) st(ST)  
D cr(CR) gs(GS)   ri(RI) 9D  
E so(SO) rs(RS)   s2(SS2) 9E  
F si(SI) us(US) de(DEL) s3(SS3) 9F FF(DEL)

  • ベクタモードのLIPSダンプリスト
  • 命令は全角文字で印字されます。
  • パラメータは10進コードで、文字パターンは16進コードでそれぞれ印字されます。
  • パラメータが2つ以上連続するときは、パラメータの間にスペースが入ります。

おことわり
  • 通常の文字で印字されるデータはそのまま印字されます。
  • ダウンロードするデータが多い場合は、先頭から20バイトと最後から20バイトのみを印字し、その間のデータを印字しません。
  • 文字コード20h(16進コード)は「」、文字コードA0h(16進コード)は「A0」で印字されます。
  • 制御コードは大文字で、省略記号は小文字で印字されます。
    【例】FFh(16進コード)→ FF改ページ→ ff