HP-GL/2モードの特長

  • 16種類のペンの指定が可能

ペン0~15に異なる太さ、濃さ(グレータイプ)、色(カラー)を設定することができます。 また、本製品では異なるペン0~15に色を指定することができます。 色(カラー)の設定は、HP-GL/2サンプルプリントに表示される色のパレット(0~255)から選択します。(→「カラー印刷時のペン色を色番号で設定する(カラー番号)」)

  • いろいろな用紙サイズを想定した作図

作図データは、A0、A1、A2、A3、A4、B0、B1、B2、B3、B4、B5、はがき、レター、レジャー、ユーザ定義用紙の15種類のサイズの用紙に印刷することを想定して作成することができます。 作図データのサイズは、本製品で印刷できる用紙サイズに制限されずに、データを作る上での仮想的な用紙として設定できます。 (→「用紙サイズと作図範囲」)

  • 作図データを2モードで拡大/縮小

作成した作図データを任意の用紙サイズに合わせて拡大または縮小(自動モード)することや、1%単位で倍率を指定して拡大または縮小(手動モード)することができます。
特に、自動モードでは作図時の用紙がどのようなサイズであっても、出力用紙サイズを決めるだけであらかじめ設定されている拡大/縮小率によってきちんとその用紙に作図データを収めることができます。 つまり、A0サイズなどの大きな用紙を想定したデータを、B4サイズなどの任意の大きさの用紙に簡単に印刷することができるわけです。
なお、本エミュレーションモードで拡大/縮小を行った場合は、アプリケーションソフトウェアの機能で拡大/縮小を行った場合と印字結果が若干異なります。 (→「作図データの拡大/縮小」)

  • 印刷時の座標回転やミラー反転が可能

作成した作図データの座標系を90°単位で回転して印刷することができます。 また、作図データをミラー反転することもできるので、ひとつの作図データを利用して、左右反転、上下反転など目的に沿った印刷が可能です。(→「座標系の回転を設定する(座標回転)」,「ミラー反転を設定する(ミラー反転)」)

  • 設定しやすいメニュー構造

このエミュレーションモードでは、タッチパネルを使って印刷に必要ないろいろな設定を行うことができます。印刷設定の項目はメニュー形式で並んでおり、ディスプレイに表示されるメニューにしたがって簡単に探すことができます。 設定はタッチパネルのHP-GL/2設定で行うことができます。(→「HP-GL/2モードの設定」)